青春を謳歌出来ない鬼の巣に飲み込まれて神が邪と化す時鬼は生きる為に戦う・・邪の神に選ばれた仔たちは何を知るのか？¿

一巻鬼

静かで誰にも知られてない広い都市学園の中心部に咲く建物にも負けない大きな桜の下で青年は本を読もうとして木のブランコのような長椅子に腰をかけて本を開こうとしていた。

その時、突然大量の花びらが降って来て少女がスローモンのように木の上から落ちて来たので。
青年は本を放り投げて少女を受け止て助けた。

助けた少女は今だにスヤスヤと寝ていて青年はその少女顔を眺めながら地面の草の上にポイっと少女を捨てた。

青年はブランコの長椅子の下に放り投げた本を拾って腰をかけ本を読み始めた。

青年はパラパラとページをめっくりながら突然本をパタリと締めてため息混じりに「お前、よく寝てられるな」と答えて本を長椅子に放り投げるように置いて今だに草の上に寝ている少女の顔を覗き込みながら頬を突いていたら手を払うわけでもなく青年の指を掴んで微笑んだ。

掴んだ少女が小動物に見えて来て首根っこ掴んで長椅子の上に寝かせた。

青年は少女の隣に腰をかけながらふっとカバンをあさって弁当を取り出してた。

少女は弁当をの匂いで起きてお腹の音を響かせた。

青年は吹き出しながら笑って卵焼きを箸で掴んで少女の口に放り込んでみた。

少女は小動物にのように頬を膨らませながらもぐもぐと食べていた。

青年は自分も食べようとしておかずをつかんだら少女は雛のように大きなお口を開けて待っていた。

　次々と口の中に放り込んでいって姿を見つめながら昔飼っていた赤い大きなつぶらな瞳とサラッとふんわりした黒い髪の毛の子うさぎにのミユに見えて来て青年はキラキラお花を散らばせて無我夢中で弁当のおかずを与え続けた。

だけど少女はまだ食べ足りないみたいで、今だに大きなお口を開けていた。

青年はポケットの中から飴玉を取り出して袋を破って少女の口に放り込んだ。

少女は甘いのが好きみたいで顔がほころんで可愛らしいお花を飛ばしながら両手で頬を包んだ。

その顔を青年は眺めながらふっと突然、青年が少女の口付けをして口の中の飴を舌で奪い取った。

少女はリンゴのように怒って青年に奪われた飴を取り返すために少女は青年の口に舌を入れて奪い返した。

青年は呆然となりながら少女を眺めて吹き出して大笑いをした。

少女は首を傾げてながら青年を見つめた。

青年は見つめられた少女に「俺は東條レオ高２の特別クラスお前の名前とクラス教えて　
くれないか？」
少女は「私？・・私は高1の特別クラスの四葉ローズ・で・す？」と不思議な顔をしながら答えた。