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ステルスメイト
第十一話 あ さ の じ か ん
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「なんで、わたしの席に葬式の話かざられているんだよ!?」
そう、半ば叫ぶように疑問を口にすると前の黒髪で黒縁メガネの地味男子がメガネをクイッと上げながら、こっちに振り返って喋りかけてきた。
「アリタス山を転送したから死んだと思って」
「いやいや、魔力切れても、死なないわ!!」
何回も魔力切れしてるけど、三時間ぐらい気絶するだけだ。
『あ、それ、多分アランだけだよ、普通は死ぬ」
「初耳!!」
「ねぇ、このお花綺麗でしょ、私毎日水かえてたんだ」
また、エリベルは会話においていかれている。
「そうじゃない、そこじゃない!」
黒髪黒縁男子のツッコミがエリベルに放たれた。
しかし、効果はいまひとつのようだ。
「あ、知ってる?紫陽花ってお葬式の花なんだよ~」
黒髪黒縁のツッコミは事態の悪化を招いた。
「その話題、随分前に終わってる!!」
「今の話題は、アラン君が特殊個体だけと言う事だよ!!」
アランと黒縁地味メガネのツッコミをものともせず、エリベルは花を愛でている。
『もういいんじゃない、アイネちゃんはほっといて』
余りにも話の道筋がそれて、最早《もはや》逆行している会話にレイブンが終止符を打った。
「ゲホゲホ、そうだねそのカラスの言う通りだ、まず自己紹介からしよう、僕はエドガー・バリアス、気楽にエドと呼んでくれ」
そのカラスのいう通り・・?
『僕の声聞こえるの!?」
「うん、聞こえるよ」
前前回、レイブンの声はアランにしか聞こえないって言ったのに・・・カスタムブレイカーめ。
「黒縁クソメガネ、私とキャラ被るから髪の毛染めてこい、そしたら自己紹介してやる」
そういうと黒縁クソメガネは黒縁メガネを外して、縁なしメガネをかけた。すると髪が葡萄色になった。
「いや、髪の毛の色、暗っ!」
「言うと思ったよ、それより自己紹介してくれ、」
「仕方ないな、私の名前はアラン・クロウ、好物はチョコミント、以上」
「ふんふん、珍しい家名だね、どこの領主さん?」
「聞くな、しばくぞ」
そう言いながら、バリアスの頭に拳を振り下ろして葬式用の花が飾られている席に座った。
「レイブン、家からチョコレート取ってきてくれない?お腹減った」
『それ、言うと思ったから時限収納袋に入れといたよ、じゃあ僕はアランが転送した山、、、アリタス山に行ってくるよ』
そう、言ってレイブンが窓から飛び立った。
それと同時に、ガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンと一限目のチャイムが鳴った。
「緊急避難のアラームか!!」
いくらなんでも、鳴らし過ぎだろ!!
すると、いつのまにか押し花を作り始めているエリベルが話しかけてきた。
「校長先生いわく、生徒たちの気合を入れるためらしいよ、優しい校長先生だよね」
「おかしいよ、この学園・・・」
真面目に学園生活をするつもりはないが、もはやこれは乗り切る事すら難しいかもしれない。
アランが珍しく本気で悩んでるにも関わらず、一限目の先生が入ってきた。
「ほら、一限目魔術基礎始めるぞ」
そう言いながら、灰色髪の小太り教師がスズランのクラスに入ってきた先生を見てアランは厄介事の匂いを嗅ぎつけた。
「朝から、重いって」
そう、その先生はアランが箒の上から散々煽ったあの三人の教師の1人だったからだ。
_______________________________________________
水無月「、、、学校あるある始まる前に一つ報告します、赤点のの五日間を過ごしたので胞子がえらいことになっていますが、今日から毎日放送します!!」
No.5 あれ 朝、開けたカイロは、、、
朝、開けたカイロが昼近くになって、冷たくなってみつかる。
生徒「カイロ、、、テメェ!」
カイロ「フッフッフ、もう人類に利用されるのはもうやめだ!!」
生徒「何っ!?」
カイロ「これより、人類に対してクレデターをする!!」
………………カオス………………………
そう、半ば叫ぶように疑問を口にすると前の黒髪で黒縁メガネの地味男子がメガネをクイッと上げながら、こっちに振り返って喋りかけてきた。
「アリタス山を転送したから死んだと思って」
「いやいや、魔力切れても、死なないわ!!」
何回も魔力切れしてるけど、三時間ぐらい気絶するだけだ。
『あ、それ、多分アランだけだよ、普通は死ぬ」
「初耳!!」
「ねぇ、このお花綺麗でしょ、私毎日水かえてたんだ」
また、エリベルは会話においていかれている。
「そうじゃない、そこじゃない!」
黒髪黒縁男子のツッコミがエリベルに放たれた。
しかし、効果はいまひとつのようだ。
「あ、知ってる?紫陽花ってお葬式の花なんだよ~」
黒髪黒縁のツッコミは事態の悪化を招いた。
「その話題、随分前に終わってる!!」
「今の話題は、アラン君が特殊個体だけと言う事だよ!!」
アランと黒縁地味メガネのツッコミをものともせず、エリベルは花を愛でている。
『もういいんじゃない、アイネちゃんはほっといて』
余りにも話の道筋がそれて、最早《もはや》逆行している会話にレイブンが終止符を打った。
「ゲホゲホ、そうだねそのカラスの言う通りだ、まず自己紹介からしよう、僕はエドガー・バリアス、気楽にエドと呼んでくれ」
そのカラスのいう通り・・?
『僕の声聞こえるの!?」
「うん、聞こえるよ」
前前回、レイブンの声はアランにしか聞こえないって言ったのに・・・カスタムブレイカーめ。
「黒縁クソメガネ、私とキャラ被るから髪の毛染めてこい、そしたら自己紹介してやる」
そういうと黒縁クソメガネは黒縁メガネを外して、縁なしメガネをかけた。すると髪が葡萄色になった。
「いや、髪の毛の色、暗っ!」
「言うと思ったよ、それより自己紹介してくれ、」
「仕方ないな、私の名前はアラン・クロウ、好物はチョコミント、以上」
「ふんふん、珍しい家名だね、どこの領主さん?」
「聞くな、しばくぞ」
そう言いながら、バリアスの頭に拳を振り下ろして葬式用の花が飾られている席に座った。
「レイブン、家からチョコレート取ってきてくれない?お腹減った」
『それ、言うと思ったから時限収納袋に入れといたよ、じゃあ僕はアランが転送した山、、、アリタス山に行ってくるよ』
そう、言ってレイブンが窓から飛び立った。
それと同時に、ガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンガラーンと一限目のチャイムが鳴った。
「緊急避難のアラームか!!」
いくらなんでも、鳴らし過ぎだろ!!
すると、いつのまにか押し花を作り始めているエリベルが話しかけてきた。
「校長先生いわく、生徒たちの気合を入れるためらしいよ、優しい校長先生だよね」
「おかしいよ、この学園・・・」
真面目に学園生活をするつもりはないが、もはやこれは乗り切る事すら難しいかもしれない。
アランが珍しく本気で悩んでるにも関わらず、一限目の先生が入ってきた。
「ほら、一限目魔術基礎始めるぞ」
そう言いながら、灰色髪の小太り教師がスズランのクラスに入ってきた先生を見てアランは厄介事の匂いを嗅ぎつけた。
「朝から、重いって」
そう、その先生はアランが箒の上から散々煽ったあの三人の教師の1人だったからだ。
_______________________________________________
水無月「、、、学校あるある始まる前に一つ報告します、赤点のの五日間を過ごしたので胞子がえらいことになっていますが、今日から毎日放送します!!」
No.5 あれ 朝、開けたカイロは、、、
朝、開けたカイロが昼近くになって、冷たくなってみつかる。
生徒「カイロ、、、テメェ!」
カイロ「フッフッフ、もう人類に利用されるのはもうやめだ!!」
生徒「何っ!?」
カイロ「これより、人類に対してクレデターをする!!」
………………カオス………………………
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