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ステルスメイト
第七話 クログロパラダイス 上
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半透明のアランは肩にレイブンを止まらせ、学校の裏からそーっと敷地内に入った。
ビーッ ビーッ ビーッ
「げっ…やばっ」
『言ったよね、ステルス使っても学校の警報装置にはバレバレだって、言ったよね」
警報装置がなり、校門から先生達が現れた。
「あっ、あいつがクロウだ!!」
「逃がすなっ!追えっ!」
なぜか、所々黒い所がある先生が本気でこっちに走って来ている。
「あーっはっは、はっはっは」
『何、笑ってんの!?』
その無様《ぶざま》な姿を見てアランは爆笑していまった。
そう、先生達はクログロ虫にたかられてしまっていた。
_____________________________________________________時は遡り、2時間前________________________
______________________________________________
「足が痛くて、学校に行けない♪」
アランは炬燵に引きこもって、他の人ならもう仕事に出ているか、学校で授業を受けている時間に自分は炬燵でゴロゴロという優越感を味わっていた。
安定のクズさ加減である。
『……言っている事と、テンションが合ってない』
レイブンは、炬燵の上の木の器に入ったドングリを食べながら、そう言った。
30分経った…
「暇だー、そして足が痛ーい」
俊敏の反動の筋肉痛で惰眠を貪る事を出来ずにいた
『僕が、魔法の授業をしようか?』
「は?焼きガラスにしてやろうか?」
善意を殺意で返され、戸惑ったレイブンの口からドングリが転がって、アランの前に落ちた。
アランはそれをまじまじと見つめると、手に取って手の上でコロコロしてみた。
「そういや、いつもこれ美味しそうに食べてるけど美味しいの?」
『アランがチョコ以外の食べ物に興味を持つなんて、、、』
驚きでまた、レイブンがドングリを炬燵の上から落とした。
「で、おいし、、、」
そして、それがレイブンに喋りかけようとしたアランの口に入った。
「もぐもぐ」
躊躇なくアランはドングリを噛み砕いた。
「まずっ、まずぅぅぅ!」
二段階で不味い!
渋くて、青臭い!しかもアクが強い!
まずい。まずいとしか言えない。
無理矢理、飲み込むと舌に嫌な苦味が残った。
「うぇぇぇえ」
すぐに玄関の水瓶《みずがめ》に走っていって、柄杓で水をすくい、口をすすいだ。
「ゲホッゲホゲホ」
『大丈夫?』
心配で飛んできたレイブンに柄杓で水をすくってかけた。
『冷たっ!何をっ!?』
「レイブンにドングリ美味しいのか、聞いたのに答えなかった!」
今、私は激おこぷんぷん丸だ!不味いものを食べさせられることは死を意味する!!
「私今から鶏の卵買ってくるけど文句ないよな?(圧)」
『し、暫しお待ちを!!それだけはそれだけは!』
「うるさい!今日の晩御飯は熱々チョコレートがけの烏版親子丼だ!」
『何だ!そのまずそうな料理!ってそうじゃなくて、あ、あなたの大好きな他人の不幸を昨日撮りましたそれで手を打ってもらえませんでしょうか!?」
「何?それを先に言えっ!」
誰の不幸でもいいが、他人の不幸は何回見ても笑える。
特に知り合いの不幸は!
30分後
「あーっはっはっは」
『クズだ、クズすぎる!』
そこには、爆笑すらアランとアランをゴミでも見るように見るレイブンがいた。
次話へつづく
_____________________________________________
レイブン『はいサクサク行くよー』
アラン「学校あるあるー!!」
No.2 居眠り最高!
生徒「Zーz-- z--Z--」
あー、居眠り最高!
ピュンピュンピュン!
生徒「いっったー」
じんじんする頭に手をやると、白い粉がついた。
生徒「?」
ピュン!
やけに殺意の高いチョークが飛んできた!?
壁に当たるとチョークが粉々に砕け、窓ガラスに当たると窓が割れる。
先生「先生の呼吸、壱の型.神速チョーク投げ!」
生徒達「「「色々やばい!!」」」
水無月 流石に自分の学校では起こりませんでした(苦笑)
ビーッ ビーッ ビーッ
「げっ…やばっ」
『言ったよね、ステルス使っても学校の警報装置にはバレバレだって、言ったよね」
警報装置がなり、校門から先生達が現れた。
「あっ、あいつがクロウだ!!」
「逃がすなっ!追えっ!」
なぜか、所々黒い所がある先生が本気でこっちに走って来ている。
「あーっはっは、はっはっは」
『何、笑ってんの!?』
その無様《ぶざま》な姿を見てアランは爆笑していまった。
そう、先生達はクログロ虫にたかられてしまっていた。
_____________________________________________________時は遡り、2時間前________________________
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「足が痛くて、学校に行けない♪」
アランは炬燵に引きこもって、他の人ならもう仕事に出ているか、学校で授業を受けている時間に自分は炬燵でゴロゴロという優越感を味わっていた。
安定のクズさ加減である。
『……言っている事と、テンションが合ってない』
レイブンは、炬燵の上の木の器に入ったドングリを食べながら、そう言った。
30分経った…
「暇だー、そして足が痛ーい」
俊敏の反動の筋肉痛で惰眠を貪る事を出来ずにいた
『僕が、魔法の授業をしようか?』
「は?焼きガラスにしてやろうか?」
善意を殺意で返され、戸惑ったレイブンの口からドングリが転がって、アランの前に落ちた。
アランはそれをまじまじと見つめると、手に取って手の上でコロコロしてみた。
「そういや、いつもこれ美味しそうに食べてるけど美味しいの?」
『アランがチョコ以外の食べ物に興味を持つなんて、、、』
驚きでまた、レイブンがドングリを炬燵の上から落とした。
「で、おいし、、、」
そして、それがレイブンに喋りかけようとしたアランの口に入った。
「もぐもぐ」
躊躇なくアランはドングリを噛み砕いた。
「まずっ、まずぅぅぅ!」
二段階で不味い!
渋くて、青臭い!しかもアクが強い!
まずい。まずいとしか言えない。
無理矢理、飲み込むと舌に嫌な苦味が残った。
「うぇぇぇえ」
すぐに玄関の水瓶《みずがめ》に走っていって、柄杓で水をすくい、口をすすいだ。
「ゲホッゲホゲホ」
『大丈夫?』
心配で飛んできたレイブンに柄杓で水をすくってかけた。
『冷たっ!何をっ!?』
「レイブンにドングリ美味しいのか、聞いたのに答えなかった!」
今、私は激おこぷんぷん丸だ!不味いものを食べさせられることは死を意味する!!
「私今から鶏の卵買ってくるけど文句ないよな?(圧)」
『し、暫しお待ちを!!それだけはそれだけは!』
「うるさい!今日の晩御飯は熱々チョコレートがけの烏版親子丼だ!」
『何だ!そのまずそうな料理!ってそうじゃなくて、あ、あなたの大好きな他人の不幸を昨日撮りましたそれで手を打ってもらえませんでしょうか!?」
「何?それを先に言えっ!」
誰の不幸でもいいが、他人の不幸は何回見ても笑える。
特に知り合いの不幸は!
30分後
「あーっはっはっは」
『クズだ、クズすぎる!』
そこには、爆笑すらアランとアランをゴミでも見るように見るレイブンがいた。
次話へつづく
_____________________________________________
レイブン『はいサクサク行くよー』
アラン「学校あるあるー!!」
No.2 居眠り最高!
生徒「Zーz-- z--Z--」
あー、居眠り最高!
ピュンピュンピュン!
生徒「いっったー」
じんじんする頭に手をやると、白い粉がついた。
生徒「?」
ピュン!
やけに殺意の高いチョークが飛んできた!?
壁に当たるとチョークが粉々に砕け、窓ガラスに当たると窓が割れる。
先生「先生の呼吸、壱の型.神速チョーク投げ!」
生徒達「「「色々やばい!!」」」
水無月 流石に自分の学校では起こりませんでした(苦笑)
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