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ステルスメイト
第二話 先生が来た
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「ここ?まぁ別に教室なんてどこでもいいけど」
肩にとまっている、白鴉___レイブン___にきいた。
『教室は何処でも良くないよ!ほら、そこのスズランの絵が書いてある教室だよ』
「ふーん」
そう、呟きながら薔薇の絵が書いてある教室に入った。
『いや、だから スズランの部屋だって」
レイブンを無視して、扉をピシャッと閉めた。
「私が先生だ。名前は・・・」
生徒達の困惑した視線を無視して、黒板に蛍光性のチョークでアラン・クロウとデカデカとした字で書いた。
『ちょ、え?何がしたいの?』
レイブンの声が聞こえるが、もちろん無視、相手をするのはめんどくさい。
「アラン・クロウだ。クロウ先生と呼びたまえ
『何か、めっちゃ先生っぽい!』
生徒達はクロウの堂々とした態度から、先生だったのか、という呟きを誰かが言った。
『違うよ!』
こんなことをしたのには理由がある。
こほんと軽く咳払いをすると、教壇の周りをウロウロしながらこう言った。
「まず、君たちがこのラミセールの試験を突破したからと言って君たちが優秀とは言い切れない。」
一番後ろの金髪くんが手を上げた。
「では、どの様にすれば優秀と言えるのですか?」
よしよし、馬鹿どもめ
「君たちが今までに、作ってきた魔法陣《スクロール》を全てよこ…渡しなさい。それで判断しよう」
『ん………?あ!クズ!!』
レイブンが、耳に嘴《くちばし》を突っ込んできたので、肩から追い払った。
「どうして、全てなのですか?」
一番前の紫色の髪をした女生徒が手を挙げて質問した。
「君達はまだ未熟者だから、魔法陣《スクロール》にムラがあるだろう?」
「成程、わかりました。では何処へ集めればいいのですか?」
「では、ここへ」
パーカーのポケットから、星の刺繍がある次元収納袋を取り出した。
次々と生徒どもが次元収納袋にキラキラとした丸い魔法陣《スクロール》を入れていく。
いやー、ちょろいちょろい
ガァーとレイブンが非難してくるが無視だ。
「じゃ、また後で」
そう、生徒どもに言うと薔薇組を出た。
「いやー。ちょろいちょろい」
『盗みはいけないよ』
レイブンが肩に止まりながら言ってきた。
「盗みじゃないよ、一度預かっただけさ、だよ」
『いよ、それはそれで詐欺じゃん』
大体、騙される奴が悪い。
そう開き直りながら、スズラン組に入った。
__________
肩にとまっている、白鴉___レイブン___にきいた。
『教室は何処でも良くないよ!ほら、そこのスズランの絵が書いてある教室だよ』
「ふーん」
そう、呟きながら薔薇の絵が書いてある教室に入った。
『いや、だから スズランの部屋だって」
レイブンを無視して、扉をピシャッと閉めた。
「私が先生だ。名前は・・・」
生徒達の困惑した視線を無視して、黒板に蛍光性のチョークでアラン・クロウとデカデカとした字で書いた。
『ちょ、え?何がしたいの?』
レイブンの声が聞こえるが、もちろん無視、相手をするのはめんどくさい。
「アラン・クロウだ。クロウ先生と呼びたまえ
『何か、めっちゃ先生っぽい!』
生徒達はクロウの堂々とした態度から、先生だったのか、という呟きを誰かが言った。
『違うよ!』
こんなことをしたのには理由がある。
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一番後ろの金髪くんが手を上げた。
「では、どの様にすれば優秀と言えるのですか?」
よしよし、馬鹿どもめ
「君たちが今までに、作ってきた魔法陣《スクロール》を全てよこ…渡しなさい。それで判断しよう」
『ん………?あ!クズ!!』
レイブンが、耳に嘴《くちばし》を突っ込んできたので、肩から追い払った。
「どうして、全てなのですか?」
一番前の紫色の髪をした女生徒が手を挙げて質問した。
「君達はまだ未熟者だから、魔法陣《スクロール》にムラがあるだろう?」
「成程、わかりました。では何処へ集めればいいのですか?」
「では、ここへ」
パーカーのポケットから、星の刺繍がある次元収納袋を取り出した。
次々と生徒どもが次元収納袋にキラキラとした丸い魔法陣《スクロール》を入れていく。
いやー、ちょろいちょろい
ガァーとレイブンが非難してくるが無視だ。
「じゃ、また後で」
そう、生徒どもに言うと薔薇組を出た。
「いやー。ちょろいちょろい」
『盗みはいけないよ』
レイブンが肩に止まりながら言ってきた。
「盗みじゃないよ、一度預かっただけさ、だよ」
『いよ、それはそれで詐欺じゃん』
大体、騙される奴が悪い。
そう開き直りながら、スズラン組に入った。
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