怪談短歌

牧田紗矢乃

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042、妹が……

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 妹が 初めて紅を 引いた
 絶えた命を 物語る赤



 イメージは死に化粧です。
 生気のなくなった青白い肌と、対照的に毒々しさまで感じられるほど赤い口紅。
 誰に斬られたのか、着物は血の色に染まって……。
 妹の弔いを終えた少年は復讐のために旅に出るのでしょう。

 なんだか、THE・ダークファンタジーって感じですね。
 きっと復讐を果たしたとして誰も幸せにはならないんだろうなあとか、妄想が膨らみますね。

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