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第1章 真なる友情

剣の力

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「剣を召喚するって書いてあったけどその剣ってお前らに貸してやること出来るかな?」

「もしかしたら出来るかもね」

剣を貸せれたら皆の強化にもなるし武器は元々そんなにないからそうだといいな

「呈岸神殿の入口に着いたよ」

「これが入口」

それは誰が見ても入口と分かる大きさでもので例えるとすると門だ。

「確かに入口感がでてる」

「何だよ入口感ってw」

「だってTHE入口って感じがするだろう」

「言われて見ればそんなことも無いけど」

「俺達はパソコンでしかRPG系はやったこと無いしさ」

そう俺は仮想世界初めてなのだ。

「でも勿体ないよな台助は」

「えっ何が」

「いやお前格闘ゲームや運動なら敵なしだったじゃん」

「嫌気が差したんだよ顔も知らない人たちからの声援が」

「確かにお前回りの声援が受けるタイプじゃないもんな」

「そう言うこと言ってんじゃねーだよ」

話しているうちに

「モンスターでたよ」

「ありゃフウガゴブリンだな」

「台助、剣、剣」

慌てて剣を出す 

「あぁあぁ忘れてた」

「能力使って見ろよ」

百の剣Hundred sword百剣一の大太刀」

俺らの回りに無数の剣が現れて浮遊している。

「これ装備出来るかな」

「取ってみようぜ」

綺羅と京介が剣を手に取る 

「これ持てるぞ」

「本当だしかも持ちやすい」

「借りて良いか?」

「いいよ親友なんだし」

「でもこっちの方が良いかもね」

「なにその剣」

俺が手にしていたのはこのシークレットクラスと同様かなり確率が低いゴットクラスの剣だった。

「ゴットクラスだって」

「召喚する剣すらマジでチートかよ」

「ちょっとこの剣の威力試したいから二人は下がってて」

「OK」

「おうよ」

ゴブリンの群れは13匹ほど

百剣二の大太刀 剣雪崩Sword avalanche

2本の剣を覗いて全ての剣がゴブリンの群れに向かっていく。

(ぐぅぇぇぇ)

ゴブリン達の悲痛な叫びが聞こえる。

「台助すごいなお前百本近くの剣を同時に操るなんて」

「そんなにすごくないよ標準を合わせれば簡単に当たるよ」

「台助それはむりだよ」

「えっ何で」

「操作系の武器は脳に負担が大きい許容範囲内だったら平気だけど基本一人一本が限度操作系の人はそれ以上操れないって聞いた。」

そんなことあるの普通の人が一本が限界でも俺は百本の剣を同時に操れるなんて

「やっぱしゲームに好かれてるからじゃないだと思うぜ」

「ゲームに好かれている?」

「だってそうだろ大体のゲームは最速でクリアするし」

「いやいや普通だって」

「「普通のわけあるかぁぁぁ」」

「そんなに言わなくてもいいだろ」

確かに回りのゲームクリアはいつも遅いと思ったけど誤差の範囲と思っていた。
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