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国内編
第4話 課題
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さて困った。
どのぐらい困っているかというと人生で一番困っている。
3歳になった時にもらった自分の部屋の机にちょこんと座る。普段こんな所に座っていたら怒られるが、今は許して欲しい。
父親に出された『領民のためになる事を何でもいいから一つせよ。』というミッション、はっきり言ってわけがわからない。
具体例や予算なども提示されていなければ、期間も半年と長い。
この世界の貴族の教育はこれほどまでに進んでいるのだろうか。考えても仕方ない、今できる事を考えよう。
現状俺にできる事は、魔力を使って身体強化する事と、『アイ』を使って計算をする事ぐらいだ。
ちなみに魔法はまだ使えない。魔法を使うために必要な魔法式というものがあるらしいが、今のところそれがどのようなものなのかはわかっていない。普通、8歳ぐらいになると自覚するらしいから、気長に待つ事にしている。
というかそもそも、俺は今まで街に行った事がない。だいたい広すぎる自宅で生活をしていて、たまに父親と狩りに行く程度である。
【ならまずは、現地調査をする事を推奨します。】
「俺もそう思う。まずは何ができそうかを考えなきゃだからな。」
【とはいえ、ある程度予想が立てられる場所もあります。今後の生活を考慮して、まずは教会に行く事を推奨します。】
「教会か・・・・・・」
元日本人であった俺はまだ、この世界の教会がどのようなものかをしっかりと認識していない。評判の良い噂と悪い噂を同時に聞くのでよくわからないというのが本音だ。
しかし、前世同様、絶大な権力を持っている事はほぼ確定といっていい。
俺は、アイの提案に従い、教会に行く事にした。
✳︎
次の日、早速街に出たは、観察をしながら歩き回った。
注目するのは、店に並べられた商品の質や値段、それを買う人の顔ぶれだ。
初めて見た街の景色は、想像よりもずっと大きく、整備されていた。
電柱や信号機などはもちろんないが、馬車が通りやすいでこぼこが少ない道や洪水対策の溝などがしっかりと掘られている。
近くに大きな川や海があるので、街には用水路なども敷かれており、活気に溢れていた。
「レオルド様、どこに行かれるのでしょうか。」
「とりあえず街の様子を見た後、教会に行くつもりだよ。」
俺の後ろを歩くのは、先日俺の専属執事に任命されたリヒトさんだ。彼は、60歳を超える初老のお爺さんだが、40年以上この家に仕えてくれている人で、お父様からの信頼も厚い。
彼は、去年から俺の教育係兼専属執事としてよく一緒に行動している。今回も、出された課題を唯一相談できる相手でもあった。
「教会ですか・・・・・・」
「うん。この街にある2つの教会に、鍵があると思うんだ。」
「ですがレオルド様、あそこはあまり良い話は聞かないですよ?」
「だから干渉するんだよ。」
「・・・・・・わかりました、お供します。」
しばらく歩くと、先程まで話していた教会が、見えてきた。
この街の中で一際立派な建物で、多くの信者がそこに通っていた。
流石に領主である俺の家よりは劣っているが、その辺の家よりもずっと豪華だ。
「ようこそいらっしゃいました、本日はどのようなご用件で。」
俺が中に入ると、神父と思われる初老のお爺さんが出迎えた。今日ここに来る事は伝えていないが、リヒトさんの顔を見て何となく察したのだろう。
「お父様がね~神父さんはとても優しい人だよって言っていたの~」
ここで、俺は秘儀『五歳児の対応』を発動した。いつもの俺の振る舞いを知っているリヒトさんは、少し驚いた様子で俺をみた。
だが、一度この技を使ったら引っ込める事はできない。
「だから僕に何か手伝える事はないかな~って!」
あくまで子供の目線で来たというアピールをしつつ、警戒心を解く。
聞けば、お母様とこの教会は少し前にバチバチにやり合った事があるらしい。
この神父が、領主+領民全員にトリアス教を信仰しろと言ったそうだ。政治に宗教が介入する事を恐れたお母様はもちろん断り、それ以来少し仲が悪いらしい。さらに、彼らは納税していない。
今でも着々と勢力を拡大しており、内乱やテロの可能性もあるそうだ。
その最大の理由は、サーマルディア王国の近くに宗教国家であるトリアス教国があるからだ。海を持たない彼らは、海を持つ国々を虎視眈々と狙っているらしい。
ちなみにこれは、お母様の呟きや本の内容から判断した『アイ』の推測だ。そしてこれは、結構な確率で当たっていると思う。
この教会の手口も、もう調べてある。
「そうですか、そうですか、ではどこにご案内すれば良いでしょうか。」
少し上機嫌な顔をしながら、尋ねてくる。
敬語を使いながら見下しているという印象だ。
「ん~とね~じゃあ僕と同じぐらいの子がいるところ~」
「孤児院ですか、わかりました、ご案内します。」
「うんー!」
ここの教会には裏に孤児院があり、毎年100名ほど、子供たちの保護をしている。この教会のおかげで身寄りの無い子供や仕事が無い人々が信者になる事によって路頭に迷う事が無くなっている事は事実である。
だが、このシステムこそがこの教会が力を増す原因である。
トリアス教はおよそ300年前頃に宗教国家であるトリアス教国から広まり、そしてこの大陸における3大宗教の1つとされている。
唯一神であるトリアスを崇めるこの宗教は、大陸内におよそ300万人の信者がいるとされており、これはサーマルディア王国の人口と同じぐらいだ。
ちなみに、我らハーンブルク家の領民はおよそ30万人ほどだ。
そして、トリアス教の厄介なところはたまに反乱を起こしたりするところだ。
実際、その反乱によって先ほど言ったトリアス教国が誕生したという実例もある。
ハーンブルク家のためにも、気をつけなければならない。
________________________________________
どうでもいい話
毎日投稿とかいいながら、更新時刻はコロコロ変わるかもしれないです。
どのぐらい困っているかというと人生で一番困っている。
3歳になった時にもらった自分の部屋の机にちょこんと座る。普段こんな所に座っていたら怒られるが、今は許して欲しい。
父親に出された『領民のためになる事を何でもいいから一つせよ。』というミッション、はっきり言ってわけがわからない。
具体例や予算なども提示されていなければ、期間も半年と長い。
この世界の貴族の教育はこれほどまでに進んでいるのだろうか。考えても仕方ない、今できる事を考えよう。
現状俺にできる事は、魔力を使って身体強化する事と、『アイ』を使って計算をする事ぐらいだ。
ちなみに魔法はまだ使えない。魔法を使うために必要な魔法式というものがあるらしいが、今のところそれがどのようなものなのかはわかっていない。普通、8歳ぐらいになると自覚するらしいから、気長に待つ事にしている。
というかそもそも、俺は今まで街に行った事がない。だいたい広すぎる自宅で生活をしていて、たまに父親と狩りに行く程度である。
【ならまずは、現地調査をする事を推奨します。】
「俺もそう思う。まずは何ができそうかを考えなきゃだからな。」
【とはいえ、ある程度予想が立てられる場所もあります。今後の生活を考慮して、まずは教会に行く事を推奨します。】
「教会か・・・・・・」
元日本人であった俺はまだ、この世界の教会がどのようなものかをしっかりと認識していない。評判の良い噂と悪い噂を同時に聞くのでよくわからないというのが本音だ。
しかし、前世同様、絶大な権力を持っている事はほぼ確定といっていい。
俺は、アイの提案に従い、教会に行く事にした。
✳︎
次の日、早速街に出たは、観察をしながら歩き回った。
注目するのは、店に並べられた商品の質や値段、それを買う人の顔ぶれだ。
初めて見た街の景色は、想像よりもずっと大きく、整備されていた。
電柱や信号機などはもちろんないが、馬車が通りやすいでこぼこが少ない道や洪水対策の溝などがしっかりと掘られている。
近くに大きな川や海があるので、街には用水路なども敷かれており、活気に溢れていた。
「レオルド様、どこに行かれるのでしょうか。」
「とりあえず街の様子を見た後、教会に行くつもりだよ。」
俺の後ろを歩くのは、先日俺の専属執事に任命されたリヒトさんだ。彼は、60歳を超える初老のお爺さんだが、40年以上この家に仕えてくれている人で、お父様からの信頼も厚い。
彼は、去年から俺の教育係兼専属執事としてよく一緒に行動している。今回も、出された課題を唯一相談できる相手でもあった。
「教会ですか・・・・・・」
「うん。この街にある2つの教会に、鍵があると思うんだ。」
「ですがレオルド様、あそこはあまり良い話は聞かないですよ?」
「だから干渉するんだよ。」
「・・・・・・わかりました、お供します。」
しばらく歩くと、先程まで話していた教会が、見えてきた。
この街の中で一際立派な建物で、多くの信者がそこに通っていた。
流石に領主である俺の家よりは劣っているが、その辺の家よりもずっと豪華だ。
「ようこそいらっしゃいました、本日はどのようなご用件で。」
俺が中に入ると、神父と思われる初老のお爺さんが出迎えた。今日ここに来る事は伝えていないが、リヒトさんの顔を見て何となく察したのだろう。
「お父様がね~神父さんはとても優しい人だよって言っていたの~」
ここで、俺は秘儀『五歳児の対応』を発動した。いつもの俺の振る舞いを知っているリヒトさんは、少し驚いた様子で俺をみた。
だが、一度この技を使ったら引っ込める事はできない。
「だから僕に何か手伝える事はないかな~って!」
あくまで子供の目線で来たというアピールをしつつ、警戒心を解く。
聞けば、お母様とこの教会は少し前にバチバチにやり合った事があるらしい。
この神父が、領主+領民全員にトリアス教を信仰しろと言ったそうだ。政治に宗教が介入する事を恐れたお母様はもちろん断り、それ以来少し仲が悪いらしい。さらに、彼らは納税していない。
今でも着々と勢力を拡大しており、内乱やテロの可能性もあるそうだ。
その最大の理由は、サーマルディア王国の近くに宗教国家であるトリアス教国があるからだ。海を持たない彼らは、海を持つ国々を虎視眈々と狙っているらしい。
ちなみにこれは、お母様の呟きや本の内容から判断した『アイ』の推測だ。そしてこれは、結構な確率で当たっていると思う。
この教会の手口も、もう調べてある。
「そうですか、そうですか、ではどこにご案内すれば良いでしょうか。」
少し上機嫌な顔をしながら、尋ねてくる。
敬語を使いながら見下しているという印象だ。
「ん~とね~じゃあ僕と同じぐらいの子がいるところ~」
「孤児院ですか、わかりました、ご案内します。」
「うんー!」
ここの教会には裏に孤児院があり、毎年100名ほど、子供たちの保護をしている。この教会のおかげで身寄りの無い子供や仕事が無い人々が信者になる事によって路頭に迷う事が無くなっている事は事実である。
だが、このシステムこそがこの教会が力を増す原因である。
トリアス教はおよそ300年前頃に宗教国家であるトリアス教国から広まり、そしてこの大陸における3大宗教の1つとされている。
唯一神であるトリアスを崇めるこの宗教は、大陸内におよそ300万人の信者がいるとされており、これはサーマルディア王国の人口と同じぐらいだ。
ちなみに、我らハーンブルク家の領民はおよそ30万人ほどだ。
そして、トリアス教の厄介なところはたまに反乱を起こしたりするところだ。
実際、その反乱によって先ほど言ったトリアス教国が誕生したという実例もある。
ハーンブルク家のためにも、気をつけなければならない。
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