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27 戦いの後は(後編)
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「冒険者達が大量のイカを手に入れたということで……勝利を祝してイカ祭りじゃー!!」
「「「「「「うおおおおおおっ!」」」」」」
ガロンさんの掛け声に雄叫びをあげる人達。
どういうことだ、とコランさんを見上げるが首を振られてしまった。
「この宴の主役はお前だ。
さ、行ってこい!」
「うわっ!」
コランさんに背中を押され、1歩前に踏み出たのを契機にわらわらと人が押しかけてきた。
「どさくさに紛れてソラに触れた奴ら、求婚した奴ら、全員まとめて殺す」
「あれ、カイ?」
もみくちゃにされてあぷあぷしていると、カイの声が聞こえてそのまま頭上を飛び越えていってしまった。
……何人か絞めてた姿なんて見てない。
うちの可愛い弟はそんなことしないもんね、うん。
「天使ちゃ……ぎゃーっ!!」
「ゴンちゃん!!」
キスミーさんの姿を視界にとらえた瞬間、えも言われぬ速さでゴンちゃんがその肩に噛みついた。
「痛い痛い痛ぃぃぃぃっ」
「ダメだよ、ゴンちゃん!
離して!!」
『くたばれ!』
ダメだ、聞こえてない!
「あらあらまあまあ、キスミーじゃない~」
「げ、ララ……」
「誰の許可を得てソラちゃんに近づいているのかしらぁ~?」
「ひ、来ないで!!」
「うふふ、あっちでお話しましょ~ね?」
「いやぁぁああああ」
ララ姉がキスミーさんの腕を取って行ってしまった。2人は知り合いなのかな?
あれ、さっきまでキスミーさんの肩に噛みついていたゴンちゃんがいない。
「ほら、コイツあんたのだろ」
「あ、ありがとうございます!」
2人の後を目で追っていると、アオイさんがゴンちゃんの首根っこを掴んで私の前にプラーンとぶら下げた。
ゴンちゃんは私と目を合わせようとしない。
「すみません、アオイさん。
ゴンちゃんには後でキツく言っておきますので」
「気にしなくていい。アイツも慣れている」
アオイさんからゴンちゃんを受け取り、逃げないように胸にしっかり抱く。
「大活躍だったな」
「他のプレーヤー達が街を守ってくれて、カイ達が来てくれたから勝てたんです。
私一人じゃあ到底無理でした」
「それでもよく1人で持ちこたえたよ。
頑張ったな」
アオイさんはじゃあな、と言って、くしゃくしゃと私の頭を撫でて行ってしまった。
ゴンちゃんが逃げ出そうともぞもぞ動いているので、さらに腕に力を込める。
「ゴンちゃん、なにか言うことは?」
『…すまなかった』
「私じゃなくて今度キスミーさんに会ったらちゃんと謝ってね」
『もし次会うことがあればな』
「そう言えばかぐやは?」
当たりを見渡すと、ルゥちゃんと何やらにぎやかに話しているかぐやを見つけた。
あれ、もしかして喧嘩してる?
2人の仲裁に行こうとした時、後ろからソラ、と名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り向くと、手招きしているレイちゃんがいた。
ん?隣にいる赤髪の人って…
「さっきわざと無視しただろ」
「キノセイジャナイデスカネ?」
「お前が海に消えたと知って、飛び込もうとするカイを止めるの大変だったんだぞ。
何してたんだよ」
「竜宮城に行ってた」
「は?」
「あのお二人さん、そろそろ俺のことも気にかけてもらってもいいっすかね?」
ぽんぽんとリズミカルに続く会話に赤髪の人が少し気まずそうに手を挙げた。
「あー、ソラ。
こいつはうちのパーティのリックだ」
「どーも、リックでーす!
いやあ、まさか君が噂のソラちゃんだったとは」
「お久しぶりです。
この前はお世話になりました」
「お前ら顔見知りだったのか」
レイちゃんが少し驚いたように目を見開いた。
そう、彼の隣にいたのは以前おばあちゃんのクエストで助けてくれた赤髪の青年だった。
事の経緯をレイちゃんに説明する。
「リックさんがいなかったらゴンちゃんに会うことも出来ませんでした、本当にありがとうございました」
「いいよいいよ、そんなに畏まらなくて。
俺ら同い年だし気軽にリックって呼んで!
敬語もなしで!」
「ありがとう、リック君」
「どういたしまして!
それじゃあ、挨拶もできたし邪魔者は退散しまース。
またね、ソラちゃん!」
リック君は手を振って走っていってしまった。何故か青い顔をしていたのが少し気になった。
「それで、な」
「ソラー!」
レイちゃんの声を遮るほど大きなかぐやの声。同時に首への衝撃を覚悟する。
だんだん突撃されるのにも慣れてきたもんだ。
「あーもう!
せっかくカイ兄に妨害されることなく二人っきりの環境を作ったのに!
邪魔しないでよ!!」
「うるさいのじゃ!」
どうやら、かぐやとルゥちゃんの相性は悪いらしい。私を挟んで睨みあわないで。
可愛い顔が台無しだよ、2人とも。
「ルゥ、余計なことをするな」
「余計なことじゃないもん!
ねえ、お姉様。
お兄ちゃんってば、助けを求められたのがカイ兄だけだったから拗ねてたんですよ!」
「おい!勝手なこと言うな!」
…カイだけ?
ピンチに陥ったあの時、無意識のうちにカイの名前を口にしたのは覚えている。
でも、あの時確かにレイちゃんの名前も共に呼んだはずだ。
だって、いつでも助けてくれるのは二人揃ってだから。
「もしかして、ゼロじゃなくてレイちゃんって呼んだから正常にSOSが飛ばなかったのかな」
「っ!
ということは、お姉様はお兄ちゃんの名前も呼んでいたということですのね!?」
「え、うん。
カイとレイちゃんはいつだって助けてくれるから、つい甘えちゃうんだ」
うん、自分で言っておきながら私2人に甘えすぎだね。
その時、足元にふわふわしたものが触れた。
『これからは私たちが主を守る。
もう悲しませたりしない』
「ゴンの言う通りぞ。
妾はもっと強くなる。
あんな小童共を頼らなくても良いぐらい強くなるのじゃ」
ああ、本当に逞しい仲魔達だ。
頼りになる人達に囲まれて私は幸せ者だなあ。
「ありがとう。
私も強くならなきゃね」
「感動的な会話をしているところ悪いが、そろそろそいつらを紹介してくれ」
レイちゃんが呼んだことでカイとララ姉も合流し、2人と出会った経緯を説明する。
話し終える頃には、皆一様に頭を抱えていた。
みんな私と彼らの出会いまでのストーリーに感動したんだね。
異論なんて認めない。
呆れられてなんかいないんだから!
「「「「「「うおおおおおおっ!」」」」」」
ガロンさんの掛け声に雄叫びをあげる人達。
どういうことだ、とコランさんを見上げるが首を振られてしまった。
「この宴の主役はお前だ。
さ、行ってこい!」
「うわっ!」
コランさんに背中を押され、1歩前に踏み出たのを契機にわらわらと人が押しかけてきた。
「どさくさに紛れてソラに触れた奴ら、求婚した奴ら、全員まとめて殺す」
「あれ、カイ?」
もみくちゃにされてあぷあぷしていると、カイの声が聞こえてそのまま頭上を飛び越えていってしまった。
……何人か絞めてた姿なんて見てない。
うちの可愛い弟はそんなことしないもんね、うん。
「天使ちゃ……ぎゃーっ!!」
「ゴンちゃん!!」
キスミーさんの姿を視界にとらえた瞬間、えも言われぬ速さでゴンちゃんがその肩に噛みついた。
「痛い痛い痛ぃぃぃぃっ」
「ダメだよ、ゴンちゃん!
離して!!」
『くたばれ!』
ダメだ、聞こえてない!
「あらあらまあまあ、キスミーじゃない~」
「げ、ララ……」
「誰の許可を得てソラちゃんに近づいているのかしらぁ~?」
「ひ、来ないで!!」
「うふふ、あっちでお話しましょ~ね?」
「いやぁぁああああ」
ララ姉がキスミーさんの腕を取って行ってしまった。2人は知り合いなのかな?
あれ、さっきまでキスミーさんの肩に噛みついていたゴンちゃんがいない。
「ほら、コイツあんたのだろ」
「あ、ありがとうございます!」
2人の後を目で追っていると、アオイさんがゴンちゃんの首根っこを掴んで私の前にプラーンとぶら下げた。
ゴンちゃんは私と目を合わせようとしない。
「すみません、アオイさん。
ゴンちゃんには後でキツく言っておきますので」
「気にしなくていい。アイツも慣れている」
アオイさんからゴンちゃんを受け取り、逃げないように胸にしっかり抱く。
「大活躍だったな」
「他のプレーヤー達が街を守ってくれて、カイ達が来てくれたから勝てたんです。
私一人じゃあ到底無理でした」
「それでもよく1人で持ちこたえたよ。
頑張ったな」
アオイさんはじゃあな、と言って、くしゃくしゃと私の頭を撫でて行ってしまった。
ゴンちゃんが逃げ出そうともぞもぞ動いているので、さらに腕に力を込める。
「ゴンちゃん、なにか言うことは?」
『…すまなかった』
「私じゃなくて今度キスミーさんに会ったらちゃんと謝ってね」
『もし次会うことがあればな』
「そう言えばかぐやは?」
当たりを見渡すと、ルゥちゃんと何やらにぎやかに話しているかぐやを見つけた。
あれ、もしかして喧嘩してる?
2人の仲裁に行こうとした時、後ろからソラ、と名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り向くと、手招きしているレイちゃんがいた。
ん?隣にいる赤髪の人って…
「さっきわざと無視しただろ」
「キノセイジャナイデスカネ?」
「お前が海に消えたと知って、飛び込もうとするカイを止めるの大変だったんだぞ。
何してたんだよ」
「竜宮城に行ってた」
「は?」
「あのお二人さん、そろそろ俺のことも気にかけてもらってもいいっすかね?」
ぽんぽんとリズミカルに続く会話に赤髪の人が少し気まずそうに手を挙げた。
「あー、ソラ。
こいつはうちのパーティのリックだ」
「どーも、リックでーす!
いやあ、まさか君が噂のソラちゃんだったとは」
「お久しぶりです。
この前はお世話になりました」
「お前ら顔見知りだったのか」
レイちゃんが少し驚いたように目を見開いた。
そう、彼の隣にいたのは以前おばあちゃんのクエストで助けてくれた赤髪の青年だった。
事の経緯をレイちゃんに説明する。
「リックさんがいなかったらゴンちゃんに会うことも出来ませんでした、本当にありがとうございました」
「いいよいいよ、そんなに畏まらなくて。
俺ら同い年だし気軽にリックって呼んで!
敬語もなしで!」
「ありがとう、リック君」
「どういたしまして!
それじゃあ、挨拶もできたし邪魔者は退散しまース。
またね、ソラちゃん!」
リック君は手を振って走っていってしまった。何故か青い顔をしていたのが少し気になった。
「それで、な」
「ソラー!」
レイちゃんの声を遮るほど大きなかぐやの声。同時に首への衝撃を覚悟する。
だんだん突撃されるのにも慣れてきたもんだ。
「あーもう!
せっかくカイ兄に妨害されることなく二人っきりの環境を作ったのに!
邪魔しないでよ!!」
「うるさいのじゃ!」
どうやら、かぐやとルゥちゃんの相性は悪いらしい。私を挟んで睨みあわないで。
可愛い顔が台無しだよ、2人とも。
「ルゥ、余計なことをするな」
「余計なことじゃないもん!
ねえ、お姉様。
お兄ちゃんってば、助けを求められたのがカイ兄だけだったから拗ねてたんですよ!」
「おい!勝手なこと言うな!」
…カイだけ?
ピンチに陥ったあの時、無意識のうちにカイの名前を口にしたのは覚えている。
でも、あの時確かにレイちゃんの名前も共に呼んだはずだ。
だって、いつでも助けてくれるのは二人揃ってだから。
「もしかして、ゼロじゃなくてレイちゃんって呼んだから正常にSOSが飛ばなかったのかな」
「っ!
ということは、お姉様はお兄ちゃんの名前も呼んでいたということですのね!?」
「え、うん。
カイとレイちゃんはいつだって助けてくれるから、つい甘えちゃうんだ」
うん、自分で言っておきながら私2人に甘えすぎだね。
その時、足元にふわふわしたものが触れた。
『これからは私たちが主を守る。
もう悲しませたりしない』
「ゴンの言う通りぞ。
妾はもっと強くなる。
あんな小童共を頼らなくても良いぐらい強くなるのじゃ」
ああ、本当に逞しい仲魔達だ。
頼りになる人達に囲まれて私は幸せ者だなあ。
「ありがとう。
私も強くならなきゃね」
「感動的な会話をしているところ悪いが、そろそろそいつらを紹介してくれ」
レイちゃんが呼んだことでカイとララ姉も合流し、2人と出会った経緯を説明する。
話し終える頃には、皆一様に頭を抱えていた。
みんな私と彼らの出会いまでのストーリーに感動したんだね。
異論なんて認めない。
呆れられてなんかいないんだから!
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