20 / 38
18 仲間その2
しおりを挟む
''今は昔、竹取の翁という者ありけり…''
中学の頃の国語の教師の声で再生される『竹取物語』をBGMに、竹の中の女の子をマジマジと観察する。
首元で綺麗に切りそろえられた烏の濡れ羽色の髪は艶々と輝き、閉ざされた瞼を縁取るまつ毛は長く、量も多い。着ている着物のような服も黒で、座っているため正確には見えないが、ところどころ紅色の花が見える。対照的に、肌は日焼けを知らないかのごとく白く、桜色の唇はぷくりと潤っている。前髪は真ん中でわかれ、顕になった額には金色の宝石が埋まっている。
長々と特徴を述べたものの、一言で言えば、
めっさ可愛い美少女が私の目の前にいらっしゃるっ…!
寝顔でこんなに可愛いのだ。目を開けた姿も見てみたい。
食い入るようにその子を見ていると、ゴンちゃんが私の肩に乗って同じように彼女をのぞきこんだ。
『!!
宝霊…生き残りがいたのか』
「ゴンちゃん、この子と知り合いなの?」
驚きで思いの外大きな声が出てしまったらしい。女の子の肩がビクリ、とゆれた。
瞼がゆっくりと持ち上がる。
私は固唾を呑んでそれを見ていた。
バチ、と彼女と目が合う。
予想通り長いまつげで縁取られたくりくりした目は大きく、今にもこぼれ落ちそうだった。
ただ、その瞳に光はなく、朧気に私を見上げていた。
「.......見つかってしもうたか。
もう抵抗はせぬから、好きにするがよい。
だがな、もう涙は枯れて何をしても出ぬぞ」
鈴が鳴るような可憐な声だった。
彼女はすべてを諦めたように瞼を伏せる。
私は彼女が発した言葉の意味がわからず首をかしげた。
『宝霊は、精霊の王族にごく稀に生まれる個体で、生まれた時から額に宝石が埋まっているそうだ』
ゴンちゃんが薙刀を咥えて運んで来てくれた。
うそ、顎の力強すぎません!?
歯折れてない、大丈夫?
『宝霊は字のごとく宝石を生み出すことが出来る』
私の心配を他所にゴンちゃんは隣に座って話を続ける。
宝霊ちゃんは感情のない目でゴンちゃんを見ていた。
『数百年程前、高価な宝石に目が眩んだ人間共は宝霊狩りを始めた。
宝石の正体は宝霊の涙だ。それを知った人間はあの手この手を使って彼の者達に涙を流させようとしたが、宝霊はどんなに酷い拷問を受けようと泣くことは無かった。
しかし、そんな宝霊を泣かせる方法がひとつある。同族を彼らの目の前で傷つけることだ。
精霊族は仲間を非常に大切にする習性がある。とりわけ、王族は民の幸せを一番に考える。そこに目をつけたある人間は、宝霊の前で精霊の羽を引っこ抜いた。すると、今まで何の反応を示さなかった宝霊が、やめてくれ、と声を上げて泣き出した。その話は瞬く間に広がり、宝霊狩りと同時進行で精霊狩りも行われるようになった。
そして、自分がいなくなれば誰も傷つかないと考えた宝霊は次々と自ら命を絶ち、この世界から消えたとい言われている。
こいつは、他の精霊が必死にこの場に隠したため生き残ったのだろう』
「ひどい.......」
私利私欲のためだけにそんなことをするだなんて。
『人間の欲は底なし沼よりタチが悪いからな』
ゴンちゃんは苦虫を噛み潰したよう顔をしていた。
私は正座して、真っ直ぐ彼女の目を見つめた。そして地面に手をつき、深く頭を下げた。
「…ごめんなさい。
人間があなた達にしたことは決して許されることではないけれど、一人の人間として謝らせてください」
彼女は先程涙は枯れたと言っていた。つまり、彼女も目の前で大切な仲間が傷つけられたということだ。
人間に換算してみれば、小学生ぐらいだろう。まだこんなに小さいのに、感情が抜け落ちてしまうほどの辛い経験をさせたことが私には許せなかった。
過去の人間達への怒りで、無意識のうちに地面についた拳を握りしめていた。
「そなたは関係ないのであろう?
なぜ謝るのじゃ?」
彼女の声が冷たく心に刺さる。
そう、私は当事者じゃない。私に謝られても困るだけだ。
でも.......
「ただの自己満足の偽善行為と言われたら反論はできない。
それでも、祖先が傷つけた相手が目の前にいるならば、子孫である今の人間には謝る責任がある。死人は謝ることはできないのだから、誰かがそれを代弁しないといけない。
本当に申し訳ありませんでした」
それが、例え違う世界のことで、私に実際関係がなくても。
「……」
彼女は感情のない目で私を見下ろしていた。
「.......人間なんて見たくもないよね。
ごめん、すぐに立ち去るよ。
しばらくここに人が寄り付かないよう離れたところで見張っておくから、安全なところへ逃げてね。
こんなこと願う資格はないけれど、これからのあなたの人生に幸がありますように。
行こう、ゴンちゃん」
私は立ち上がって、急ぎ足でその場をあとにした。
「ま、待つのじゃ!
ひゃうっ!」
竹藪から出ようとしたその時、後方から呼び止める声と叫び声が聞こえた。振り向くと、宝霊ちゃんが顔から地面に落っこちていた。
彼女に近づき、怪我がないか確かめようと手を伸ばしたが、慌ててその手を引っ込める。
きっと人間に触られることも嫌だろうと思ったからだ。
「うっ.......」
「大丈夫?」
「別にこんなの痛くもないのじゃ!
それよりも、そ、そなたが責任を取りたいというなら、妾がそなたの旅について行ってやっても良いのじゃぞ!」
ん?今なんと?
がばっ、と上半身を起こし、頬に砂をつけたまま叫んだ宝霊ちゃんの言葉の本意が掴めず、私はしばし固まった。
「……もう嫌なのじゃ。守られてばかりの自分が。力不足で大切な民1人守れない自分が。友を失っても涙をながすことすらできない自分が。
だから強くなりたい。もう妾の前で仲間が傷つかなくてもいいように。みんなみんな守れるように」
彼女は着物をきつく握りしめ、震える声でそう言った。
彼女の気持ちが痛いほどに伝わってくる。
昔の人間はどれだけ彼女に重い荷を担がせたら気が済むのだろう。
他人のために強くなりたいという彼女に私が言えることは一つだけだった。
「…そうだね、言い出したのは私だもん。責任取らなきゃいけないね。
私の旅についてきてくれますか?」
彼女と目線を合わせ、手を差し出す。
彼女は私の顔と手を交互に見た後、そっと私の手に彼女のそれを重ねた。
とても小さな手。この手に抱えた大きく、重い彼女の負担を少しでも肩代わりできればいいな。そう願いながら彼女の手を優しく握りしめた。
「私はソラ。
この子は私と旅をしているチベットスナギツネのゴンちゃん」
『おい』
「チベッ…?此奴は白狐ではないのか?」
『主が変なこと言うから戸惑っているだろう。私の言葉はこれに聞こえない。主がちゃんと弁明しろよ』
べし、べし、と地面に尻尾を打ち付けるゴンちゃん。ははは…。弁明しないとそのフサフサな鞭の餌食になると言うことですね、わかります。
「ごめん。さっきのは忘れてね。
それで、あなたの名前は?」
「ない」
「え?」
「名前なんぞつけるのは人間ぐらいじゃ。
なんならそなたが妾につけてくれても良いのだぞ」
少しだけワクワクした様子で私を見上げる宝霊ちゃん。くっ、可愛い。
『主…』
「大丈夫!
考えるまでもなくこの子にぴったの名前を知っているから!
あなたの名前は''かぐや''。
どうかな?」
「かぐや?」
「そう。
私の世界で有名な物語のお姫様の名前なの。
竹から出てきたところも、綺麗な黒髪で見目も麗しいところも、皆に愛されているところもあなたと同じだな、って」
「ふむ。かぐやか。かぐや、かぐや.......
うむ、妾は今日からかぐやなのじゃ!」
まだ無表情ではあるものの、頬が薄く桜色に染まったかぐやを見てこっちが笑顔になる。
ー【テイム】に成功しましたー
無機質なアナウンスが頭に響く。
「だが、そなたは一つだけ勘違いしておるぞ」
「え?」
「妾は…
姫じゃなくて皇子なのじゃ!」
「はい?
かぐやが男の子……嘘でしょぉぉおおおおお!!」
『だから言おうとしたのに…。』
「oh……。」
私は衝撃的事実に膝から崩れ落ちた。
中学の頃の国語の教師の声で再生される『竹取物語』をBGMに、竹の中の女の子をマジマジと観察する。
首元で綺麗に切りそろえられた烏の濡れ羽色の髪は艶々と輝き、閉ざされた瞼を縁取るまつ毛は長く、量も多い。着ている着物のような服も黒で、座っているため正確には見えないが、ところどころ紅色の花が見える。対照的に、肌は日焼けを知らないかのごとく白く、桜色の唇はぷくりと潤っている。前髪は真ん中でわかれ、顕になった額には金色の宝石が埋まっている。
長々と特徴を述べたものの、一言で言えば、
めっさ可愛い美少女が私の目の前にいらっしゃるっ…!
寝顔でこんなに可愛いのだ。目を開けた姿も見てみたい。
食い入るようにその子を見ていると、ゴンちゃんが私の肩に乗って同じように彼女をのぞきこんだ。
『!!
宝霊…生き残りがいたのか』
「ゴンちゃん、この子と知り合いなの?」
驚きで思いの外大きな声が出てしまったらしい。女の子の肩がビクリ、とゆれた。
瞼がゆっくりと持ち上がる。
私は固唾を呑んでそれを見ていた。
バチ、と彼女と目が合う。
予想通り長いまつげで縁取られたくりくりした目は大きく、今にもこぼれ落ちそうだった。
ただ、その瞳に光はなく、朧気に私を見上げていた。
「.......見つかってしもうたか。
もう抵抗はせぬから、好きにするがよい。
だがな、もう涙は枯れて何をしても出ぬぞ」
鈴が鳴るような可憐な声だった。
彼女はすべてを諦めたように瞼を伏せる。
私は彼女が発した言葉の意味がわからず首をかしげた。
『宝霊は、精霊の王族にごく稀に生まれる個体で、生まれた時から額に宝石が埋まっているそうだ』
ゴンちゃんが薙刀を咥えて運んで来てくれた。
うそ、顎の力強すぎません!?
歯折れてない、大丈夫?
『宝霊は字のごとく宝石を生み出すことが出来る』
私の心配を他所にゴンちゃんは隣に座って話を続ける。
宝霊ちゃんは感情のない目でゴンちゃんを見ていた。
『数百年程前、高価な宝石に目が眩んだ人間共は宝霊狩りを始めた。
宝石の正体は宝霊の涙だ。それを知った人間はあの手この手を使って彼の者達に涙を流させようとしたが、宝霊はどんなに酷い拷問を受けようと泣くことは無かった。
しかし、そんな宝霊を泣かせる方法がひとつある。同族を彼らの目の前で傷つけることだ。
精霊族は仲間を非常に大切にする習性がある。とりわけ、王族は民の幸せを一番に考える。そこに目をつけたある人間は、宝霊の前で精霊の羽を引っこ抜いた。すると、今まで何の反応を示さなかった宝霊が、やめてくれ、と声を上げて泣き出した。その話は瞬く間に広がり、宝霊狩りと同時進行で精霊狩りも行われるようになった。
そして、自分がいなくなれば誰も傷つかないと考えた宝霊は次々と自ら命を絶ち、この世界から消えたとい言われている。
こいつは、他の精霊が必死にこの場に隠したため生き残ったのだろう』
「ひどい.......」
私利私欲のためだけにそんなことをするだなんて。
『人間の欲は底なし沼よりタチが悪いからな』
ゴンちゃんは苦虫を噛み潰したよう顔をしていた。
私は正座して、真っ直ぐ彼女の目を見つめた。そして地面に手をつき、深く頭を下げた。
「…ごめんなさい。
人間があなた達にしたことは決して許されることではないけれど、一人の人間として謝らせてください」
彼女は先程涙は枯れたと言っていた。つまり、彼女も目の前で大切な仲間が傷つけられたということだ。
人間に換算してみれば、小学生ぐらいだろう。まだこんなに小さいのに、感情が抜け落ちてしまうほどの辛い経験をさせたことが私には許せなかった。
過去の人間達への怒りで、無意識のうちに地面についた拳を握りしめていた。
「そなたは関係ないのであろう?
なぜ謝るのじゃ?」
彼女の声が冷たく心に刺さる。
そう、私は当事者じゃない。私に謝られても困るだけだ。
でも.......
「ただの自己満足の偽善行為と言われたら反論はできない。
それでも、祖先が傷つけた相手が目の前にいるならば、子孫である今の人間には謝る責任がある。死人は謝ることはできないのだから、誰かがそれを代弁しないといけない。
本当に申し訳ありませんでした」
それが、例え違う世界のことで、私に実際関係がなくても。
「……」
彼女は感情のない目で私を見下ろしていた。
「.......人間なんて見たくもないよね。
ごめん、すぐに立ち去るよ。
しばらくここに人が寄り付かないよう離れたところで見張っておくから、安全なところへ逃げてね。
こんなこと願う資格はないけれど、これからのあなたの人生に幸がありますように。
行こう、ゴンちゃん」
私は立ち上がって、急ぎ足でその場をあとにした。
「ま、待つのじゃ!
ひゃうっ!」
竹藪から出ようとしたその時、後方から呼び止める声と叫び声が聞こえた。振り向くと、宝霊ちゃんが顔から地面に落っこちていた。
彼女に近づき、怪我がないか確かめようと手を伸ばしたが、慌ててその手を引っ込める。
きっと人間に触られることも嫌だろうと思ったからだ。
「うっ.......」
「大丈夫?」
「別にこんなの痛くもないのじゃ!
それよりも、そ、そなたが責任を取りたいというなら、妾がそなたの旅について行ってやっても良いのじゃぞ!」
ん?今なんと?
がばっ、と上半身を起こし、頬に砂をつけたまま叫んだ宝霊ちゃんの言葉の本意が掴めず、私はしばし固まった。
「……もう嫌なのじゃ。守られてばかりの自分が。力不足で大切な民1人守れない自分が。友を失っても涙をながすことすらできない自分が。
だから強くなりたい。もう妾の前で仲間が傷つかなくてもいいように。みんなみんな守れるように」
彼女は着物をきつく握りしめ、震える声でそう言った。
彼女の気持ちが痛いほどに伝わってくる。
昔の人間はどれだけ彼女に重い荷を担がせたら気が済むのだろう。
他人のために強くなりたいという彼女に私が言えることは一つだけだった。
「…そうだね、言い出したのは私だもん。責任取らなきゃいけないね。
私の旅についてきてくれますか?」
彼女と目線を合わせ、手を差し出す。
彼女は私の顔と手を交互に見た後、そっと私の手に彼女のそれを重ねた。
とても小さな手。この手に抱えた大きく、重い彼女の負担を少しでも肩代わりできればいいな。そう願いながら彼女の手を優しく握りしめた。
「私はソラ。
この子は私と旅をしているチベットスナギツネのゴンちゃん」
『おい』
「チベッ…?此奴は白狐ではないのか?」
『主が変なこと言うから戸惑っているだろう。私の言葉はこれに聞こえない。主がちゃんと弁明しろよ』
べし、べし、と地面に尻尾を打ち付けるゴンちゃん。ははは…。弁明しないとそのフサフサな鞭の餌食になると言うことですね、わかります。
「ごめん。さっきのは忘れてね。
それで、あなたの名前は?」
「ない」
「え?」
「名前なんぞつけるのは人間ぐらいじゃ。
なんならそなたが妾につけてくれても良いのだぞ」
少しだけワクワクした様子で私を見上げる宝霊ちゃん。くっ、可愛い。
『主…』
「大丈夫!
考えるまでもなくこの子にぴったの名前を知っているから!
あなたの名前は''かぐや''。
どうかな?」
「かぐや?」
「そう。
私の世界で有名な物語のお姫様の名前なの。
竹から出てきたところも、綺麗な黒髪で見目も麗しいところも、皆に愛されているところもあなたと同じだな、って」
「ふむ。かぐやか。かぐや、かぐや.......
うむ、妾は今日からかぐやなのじゃ!」
まだ無表情ではあるものの、頬が薄く桜色に染まったかぐやを見てこっちが笑顔になる。
ー【テイム】に成功しましたー
無機質なアナウンスが頭に響く。
「だが、そなたは一つだけ勘違いしておるぞ」
「え?」
「妾は…
姫じゃなくて皇子なのじゃ!」
「はい?
かぐやが男の子……嘘でしょぉぉおおおおお!!」
『だから言おうとしたのに…。』
「oh……。」
私は衝撃的事実に膝から崩れ落ちた。
21
お気に入りに追加
3,899
あなたにおすすめの小説

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。

貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)

私、平凡ですので……。~求婚してきた将軍さまは、バツ3のイケメンでした~
玉響なつめ
ファンタジー
転生したけど、平凡なセリナ。
平凡に生まれて平凡に生きて、このまま平凡にいくんだろうと思ったある日唐突に求婚された。
それが噂のバツ3将軍。
しかも前の奥さんたちは行方不明ときたもんだ。
求婚されたセリナの困惑とは裏腹に、トントン拍子に話は進む。
果たして彼女は幸せな結婚生活を送れるのか?
※小説家になろう。でも公開しています

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……

ぬいぐるみばかり作っていたら実家を追い出された件〜だけど作ったぬいぐるみが意志を持ったので何も不自由してません〜
望月かれん
ファンタジー
中流貴族シーラ・カロンは、ある日勘当された。理由はぬいぐるみ作りしかしないから。
戸惑いながらも少量の荷物と作りかけのぬいぐるみ1つを持って家を出たシーラは1番近い町を目指すが、その日のうちに辿り着けず野宿をすることに。
暇だったので、ぬいぐるみを完成させようと意気込み、ついに夜更けに完成させる。
疲れから眠りこけていると聞き慣れない低い声。
なんと、ぬいぐるみが喋っていた。
しかもぬいぐるみには帰りたい場所があるようで……。
天真爛漫娘✕ワケアリぬいぐるみのドタバタ冒険ファンタジー。
※この作品は小説家になろう・ノベルアップ+にも掲載しています。

動物大好きな子が動物と遊んでいたらいつの間にか最強に!!!!
常光 なる
ファンタジー
これは生き物大好きの一ノ瀬夜月(いちのせ ないと)が有名なVRMMOゲーム
Shine stay Onlineというゲームで
色々な生き物と触れて和気あいあいとする
ほのぼの系ストーリー
のはずが夜月はいつの間にか有名なプレーヤーになっていく…………
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる