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茉理への想い
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俺はなにを根拠に茉理がいつまでも待っているなどと勘違いしていたのか?
よく考えれば気の変わりやすい高校生なのだ。構ってもくれない中年男をいつまでも想い続けていられるわけがない。
茉理に対しては、厄介な危険人物といったネガティブな感情が残っていた。そんな思いもあったから、ぞんざいな扱いになっていたのだろう。
だけどこんな風に突然去られると、逃した魚の大きさを感じずにはいられない。中年男を好きになってくれる美人のJKなど、二度と現れない。
三十三にもなると、二十代前半の女からは恋愛の対象にされてないことをヒシヒシと感じる。四十も過ぎたら寄って来る若い女は金目当てだけだろう。
俺はとんでもない間違いをしでかしていたに違いない。とにかく忙しすぎた。女好きの俺がそんなことに関わり合っていられないほど忙しかったのだ。
病院経営の失敗は絶対に許されない。
だけど、必要以上に保守的になり過ぎていたような気もする。結婚などしてみなければ誰にもわからないじゃないか。
茉理と俺は上手くやっていけるかも知れない。
そんな風に思うと、居ても立っても居られない気になり、熱々のグラタンもどうでもよくなって茉理に電話した。
風呂にでも入っているのか、茉理は出なかった。
時間をおいて何度電話しても繋がらない。時計をみると11時を過ぎていた。高校生の分際で、こんな遅くまで一体どこをほっつき歩いているんだよ!!
仕方なくメッセージを残しておいた。
“ 突然辞めるのはルール違反だろ。忙しさにかまけてないがしろにしていたことは反省している。とにかく話がしたい。電話をくれ ”
結局その日は茉理から何の連絡もなく、よく眠れないままに朝を迎えた。
寝不足には慣れてはいるが、なんとも気の晴れない憂鬱な朝だった。
もしかすると、もうスイスへ行ってしまったのかも知れない。電話がつながらないのは、飛行機に乗っているせいだろう。
茉理の奴め!!
未成年の茉理と結婚するとなると、あの母親の承諾が必要になる。
母親は認めてくれるだろうか?
娘を食い物にするような母親だからな。莫大な結納金でも納めないかぎり許さないとか言いそうだ。今はまだクラブで働けても、歳をとったらお払い箱の世界だろう。あの母親の面倒もみないといけなくなるかも知れない。
母親の面倒くらいみてやっても構わないが、法外な生活費を要求されるのはごめんだ。
あの容貌だから、そのうち金持ちのパトロンでも見つけるかも知れない。そうなってくれることを祈る。
茉理は式を挙げたいと言うだろうか?
ウエディングドレスを着て結婚式を挙げるというのは、やはり女にとって憧れのイベントだろう。
俺は花蓮にも彩矢にも、そんな晴れがましい喜びを与えてあげられなかった。
だけど、そんなことは今はとても無理だ。
式場の予約や招待客、諸々のことを考えると、開業の準備どころではなくなる。
やはり、今すぐに結婚というのは無理かもな。
それよりもあいつはもう、俺を諦めたのだろうか? もしかしたらすっかり冷めてしまったのかもしれない。
一旦冷めてしまった女の気持ちを取り戻すというのは容易でない。今ならまだ間に合うと思うけれど、スイスに行ってしまったとしたらかなりヤバい。
旧友に会いに行くと行っていた。話の合う、年の近い男といる方が楽しいに決まっている。茉理の気持ちが変わるのは時間の問題だろう。そんな風に思うと今すぐにでもスイスまで追いかけて行きたくなる。
今夜から晩飯は用意されてないので、仕事帰りにコンビニに寄った。
あまり身体に良くないものは避けようと、いつもなら気にもしない弁当に張り付けられているラベルを見た。
添加物の多さに辟易するが、他に身体によさげな食べ物など見つけられそうもなく、仕方なくレトルトカレーとご飯を買った。
やっぱり、家事代行サービスは必要だな。
茉理に辞められたのは痛恨だ。料理の腕も随分と上がっていたのにな。
他に珍味やサラダなどを買い込み、マンションへ帰ると、なんと茉理がいた。
「な、なんだ、、いたのか。スイスへ行ったんじゃなかったのか?」
もうスイスへ行ってしまったのだとばかり思っていたから、少し拍子抜けした。
「なにそれ? 早くスイスに行って欲しかったみたいな言い方」
恨みがましい目をして茉理は俺をにらんだ。
「何度も電話したんだぞ! なんの連絡もないし、もう飛行機に乗ってるんだと思うだろ。一体なにしてたんだよ?」
「昨日は浩輝くんとサイゼで遅くまでおしゃべりしてたんだ。浩輝くん、共通テストがうまく行ったみたいでご機嫌だった」
なんだって!!
「そ、そいつとは別れたんじゃなかったのか?」
冷静さを装い、感情を押し殺して聞いた。
「ケンカ別れしてただけだよ。浩輝くんはやっぱりいい友達だもん。この間も茉理が困ってたとき、相談に乗って助けてくれたしね」
「そうか、家事代行を辞めるのもそいつと付き合うためか」
元彼と寄りを戻したから俺のことはお払い箱ってわけだな。ついこの間、俺と結婚したいなどと言ったのは単なる気まぐれか?
疫病神と思っていた茉理だったけれど、思ってもみないライバルの出現に動揺する。
「違うよ。だから前にも言ったでしょ。浩輝くんは茉理のことそんな風に見てないから。本当にただの友達だよ」
「なんでそんなことがわかるんだよ。人の気持ちなんてすぐにコロコロ変わるだろ」
そうだ。俺だって昨日と今日とでは180℃も変わったのだ。
出会った頃はまだ青さと硬さを感じた茉理も、今は丸みを帯びた女らしい身体つきになっているじゃないか。浩輝って奴もそう感じているに違いないんだ。
「そんなんじゃないよ。浩輝くんね、受験が終わったら一緒にバンド組まないかって。やっぱり茉理にボーカルしてもらいたいんだって。歌なんて上手じゃないんだけどな。ねぇ、茉理にできると思う?」
「おまえにボーカルなんて向いてないよ! そんなことをしている暇があったら、ちゃんと高校へ通え」
なにがボーカルだ。
不純な動機があってそんな話を持ちかけたに違いないんだ。
「茉理、日本の学校は向いてないんだよね。あんなつまんない授業聞いてられないよ~ 自主学習の方がマシだし」
「高校は勉強以外にも学ぶことがあるだろう。とにかくバンド仲間とフラフラなんかしていたらロクな事にならない。今はちゃんと勉強しろ!」
「うわぁ~ 保護者みたい。意外と普通のことしか言わないんだね。がっかり~~」
茉理は失望感をあらわにしたような目で俺を見つめた。
確かにこんな年頃の人間にとって、一番つまらないアドバイスだったような気もする。浩輝との付き合いをやめさせたくて、思わず説教じみたことを言ってしまった。
「それでスイスにはいつ行くんだよ?」
とっさに話題を変えて誤魔化した。
「う~ん、レオンがね、高校へ行かないならワイン工場を一緒に建て直さないかって言ってくれてるの。茉理には行動力があるから経営に向いてるかも知れないんだって。それもちょっと面白そうだなと思って、どうしようか迷ってるんだけど……」
ーーレオンが。
茉理とレオンは本当の兄弟じゃないとわかってはいたが、今まで二人の関係を疑ったことはなかった。
レオンと茉理は歳も離れているから恋愛関係にはなってないと勝手に思い込んでいた。
だけど茉理は、レオンより年上の俺と結婚したいなどと言ったのだ。俺よりも若いレオンに恋心を抱く可能性は十分にある。
むしろイケメンで、何事もそつなくこなすレオンに惹かれないほうが不思議なくらいだ。
こいつをスイスには絶対に行かせてはならない。
「家事代行はおまえがやらせてくれって頼んだんだぞ。突然辞めるなんて無責任だろ。辞めるなら次の代行サービスが決まってからにしてくれ」
「代行サービスなんて電話一本ですぐに見つかるじゃない。先生だって茉理じゃないほうが安心なんでしょう?」
茉理の言い分に負けそうになりながらも、なんとか理由をこじつけた。
「どんな人間が来るかわからないだろ。俺のいないところで仕事してもらうんだからな。ある程度信頼できる人間じゃないと、家に入れたくないんだよ」
「じゃあ、また美穂さんにでもお願いしてみたら? 」
もう、どうでもいいみたいに茉理は適当なことを言った。
「なんで美穂なんだよ! おまえは俺をバカにしてるのか? 俺と結婚したいと言ったのは嘘だったのかっ!!」
頭に血が上り、茉理の両手を強く掴んでいた。
「い、、痛いよ。そんなに怒んないでよ。私の言ったことなんて無視してたくせに」
恨みがましい目で茉理は俺を見つめた。
「無視したわけじゃないよ。未成年のおまえの誘惑に乗るわけにはいかないんだよ。身の破滅になるんだからな」
こんな高校生を前にして、俺はガラにもなく照れていた。そんな気持ちがバレないようにつっけんどんな言い方をした。
「…別に誘惑なんてしてないよ」
うつむきながら、少し怯えたように言う茉理が可愛くて、思わず抱きしめた。
「茉理、結婚してくれないか。スイスになんて行くなよ」
緊張しているのか茉理は、声を出さずに首だけでコクリと頷いた。
生意気だけど、やっぱり茉理はまだ純情な少女だった。硬くなって震えている茉理の頰を持ちあげ、優しくキスをした。
「愛してるよ。茉理、おまえと今すぐ結婚したい」
よく考えれば気の変わりやすい高校生なのだ。構ってもくれない中年男をいつまでも想い続けていられるわけがない。
茉理に対しては、厄介な危険人物といったネガティブな感情が残っていた。そんな思いもあったから、ぞんざいな扱いになっていたのだろう。
だけどこんな風に突然去られると、逃した魚の大きさを感じずにはいられない。中年男を好きになってくれる美人のJKなど、二度と現れない。
三十三にもなると、二十代前半の女からは恋愛の対象にされてないことをヒシヒシと感じる。四十も過ぎたら寄って来る若い女は金目当てだけだろう。
俺はとんでもない間違いをしでかしていたに違いない。とにかく忙しすぎた。女好きの俺がそんなことに関わり合っていられないほど忙しかったのだ。
病院経営の失敗は絶対に許されない。
だけど、必要以上に保守的になり過ぎていたような気もする。結婚などしてみなければ誰にもわからないじゃないか。
茉理と俺は上手くやっていけるかも知れない。
そんな風に思うと、居ても立っても居られない気になり、熱々のグラタンもどうでもよくなって茉理に電話した。
風呂にでも入っているのか、茉理は出なかった。
時間をおいて何度電話しても繋がらない。時計をみると11時を過ぎていた。高校生の分際で、こんな遅くまで一体どこをほっつき歩いているんだよ!!
仕方なくメッセージを残しておいた。
“ 突然辞めるのはルール違反だろ。忙しさにかまけてないがしろにしていたことは反省している。とにかく話がしたい。電話をくれ ”
結局その日は茉理から何の連絡もなく、よく眠れないままに朝を迎えた。
寝不足には慣れてはいるが、なんとも気の晴れない憂鬱な朝だった。
もしかすると、もうスイスへ行ってしまったのかも知れない。電話がつながらないのは、飛行機に乗っているせいだろう。
茉理の奴め!!
未成年の茉理と結婚するとなると、あの母親の承諾が必要になる。
母親は認めてくれるだろうか?
娘を食い物にするような母親だからな。莫大な結納金でも納めないかぎり許さないとか言いそうだ。今はまだクラブで働けても、歳をとったらお払い箱の世界だろう。あの母親の面倒もみないといけなくなるかも知れない。
母親の面倒くらいみてやっても構わないが、法外な生活費を要求されるのはごめんだ。
あの容貌だから、そのうち金持ちのパトロンでも見つけるかも知れない。そうなってくれることを祈る。
茉理は式を挙げたいと言うだろうか?
ウエディングドレスを着て結婚式を挙げるというのは、やはり女にとって憧れのイベントだろう。
俺は花蓮にも彩矢にも、そんな晴れがましい喜びを与えてあげられなかった。
だけど、そんなことは今はとても無理だ。
式場の予約や招待客、諸々のことを考えると、開業の準備どころではなくなる。
やはり、今すぐに結婚というのは無理かもな。
それよりもあいつはもう、俺を諦めたのだろうか? もしかしたらすっかり冷めてしまったのかもしれない。
一旦冷めてしまった女の気持ちを取り戻すというのは容易でない。今ならまだ間に合うと思うけれど、スイスに行ってしまったとしたらかなりヤバい。
旧友に会いに行くと行っていた。話の合う、年の近い男といる方が楽しいに決まっている。茉理の気持ちが変わるのは時間の問題だろう。そんな風に思うと今すぐにでもスイスまで追いかけて行きたくなる。
今夜から晩飯は用意されてないので、仕事帰りにコンビニに寄った。
あまり身体に良くないものは避けようと、いつもなら気にもしない弁当に張り付けられているラベルを見た。
添加物の多さに辟易するが、他に身体によさげな食べ物など見つけられそうもなく、仕方なくレトルトカレーとご飯を買った。
やっぱり、家事代行サービスは必要だな。
茉理に辞められたのは痛恨だ。料理の腕も随分と上がっていたのにな。
他に珍味やサラダなどを買い込み、マンションへ帰ると、なんと茉理がいた。
「な、なんだ、、いたのか。スイスへ行ったんじゃなかったのか?」
もうスイスへ行ってしまったのだとばかり思っていたから、少し拍子抜けした。
「なにそれ? 早くスイスに行って欲しかったみたいな言い方」
恨みがましい目をして茉理は俺をにらんだ。
「何度も電話したんだぞ! なんの連絡もないし、もう飛行機に乗ってるんだと思うだろ。一体なにしてたんだよ?」
「昨日は浩輝くんとサイゼで遅くまでおしゃべりしてたんだ。浩輝くん、共通テストがうまく行ったみたいでご機嫌だった」
なんだって!!
「そ、そいつとは別れたんじゃなかったのか?」
冷静さを装い、感情を押し殺して聞いた。
「ケンカ別れしてただけだよ。浩輝くんはやっぱりいい友達だもん。この間も茉理が困ってたとき、相談に乗って助けてくれたしね」
「そうか、家事代行を辞めるのもそいつと付き合うためか」
元彼と寄りを戻したから俺のことはお払い箱ってわけだな。ついこの間、俺と結婚したいなどと言ったのは単なる気まぐれか?
疫病神と思っていた茉理だったけれど、思ってもみないライバルの出現に動揺する。
「違うよ。だから前にも言ったでしょ。浩輝くんは茉理のことそんな風に見てないから。本当にただの友達だよ」
「なんでそんなことがわかるんだよ。人の気持ちなんてすぐにコロコロ変わるだろ」
そうだ。俺だって昨日と今日とでは180℃も変わったのだ。
出会った頃はまだ青さと硬さを感じた茉理も、今は丸みを帯びた女らしい身体つきになっているじゃないか。浩輝って奴もそう感じているに違いないんだ。
「そんなんじゃないよ。浩輝くんね、受験が終わったら一緒にバンド組まないかって。やっぱり茉理にボーカルしてもらいたいんだって。歌なんて上手じゃないんだけどな。ねぇ、茉理にできると思う?」
「おまえにボーカルなんて向いてないよ! そんなことをしている暇があったら、ちゃんと高校へ通え」
なにがボーカルだ。
不純な動機があってそんな話を持ちかけたに違いないんだ。
「茉理、日本の学校は向いてないんだよね。あんなつまんない授業聞いてられないよ~ 自主学習の方がマシだし」
「高校は勉強以外にも学ぶことがあるだろう。とにかくバンド仲間とフラフラなんかしていたらロクな事にならない。今はちゃんと勉強しろ!」
「うわぁ~ 保護者みたい。意外と普通のことしか言わないんだね。がっかり~~」
茉理は失望感をあらわにしたような目で俺を見つめた。
確かにこんな年頃の人間にとって、一番つまらないアドバイスだったような気もする。浩輝との付き合いをやめさせたくて、思わず説教じみたことを言ってしまった。
「それでスイスにはいつ行くんだよ?」
とっさに話題を変えて誤魔化した。
「う~ん、レオンがね、高校へ行かないならワイン工場を一緒に建て直さないかって言ってくれてるの。茉理には行動力があるから経営に向いてるかも知れないんだって。それもちょっと面白そうだなと思って、どうしようか迷ってるんだけど……」
ーーレオンが。
茉理とレオンは本当の兄弟じゃないとわかってはいたが、今まで二人の関係を疑ったことはなかった。
レオンと茉理は歳も離れているから恋愛関係にはなってないと勝手に思い込んでいた。
だけど茉理は、レオンより年上の俺と結婚したいなどと言ったのだ。俺よりも若いレオンに恋心を抱く可能性は十分にある。
むしろイケメンで、何事もそつなくこなすレオンに惹かれないほうが不思議なくらいだ。
こいつをスイスには絶対に行かせてはならない。
「家事代行はおまえがやらせてくれって頼んだんだぞ。突然辞めるなんて無責任だろ。辞めるなら次の代行サービスが決まってからにしてくれ」
「代行サービスなんて電話一本ですぐに見つかるじゃない。先生だって茉理じゃないほうが安心なんでしょう?」
茉理の言い分に負けそうになりながらも、なんとか理由をこじつけた。
「どんな人間が来るかわからないだろ。俺のいないところで仕事してもらうんだからな。ある程度信頼できる人間じゃないと、家に入れたくないんだよ」
「じゃあ、また美穂さんにでもお願いしてみたら? 」
もう、どうでもいいみたいに茉理は適当なことを言った。
「なんで美穂なんだよ! おまえは俺をバカにしてるのか? 俺と結婚したいと言ったのは嘘だったのかっ!!」
頭に血が上り、茉理の両手を強く掴んでいた。
「い、、痛いよ。そんなに怒んないでよ。私の言ったことなんて無視してたくせに」
恨みがましい目で茉理は俺を見つめた。
「無視したわけじゃないよ。未成年のおまえの誘惑に乗るわけにはいかないんだよ。身の破滅になるんだからな」
こんな高校生を前にして、俺はガラにもなく照れていた。そんな気持ちがバレないようにつっけんどんな言い方をした。
「…別に誘惑なんてしてないよ」
うつむきながら、少し怯えたように言う茉理が可愛くて、思わず抱きしめた。
「茉理、結婚してくれないか。スイスになんて行くなよ」
緊張しているのか茉理は、声を出さずに首だけでコクリと頷いた。
生意気だけど、やっぱり茉理はまだ純情な少女だった。硬くなって震えている茉理の頰を持ちあげ、優しくキスをした。
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