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イルミネーションを見ながら
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有紀
12月4日
谷さんは以前と全く変わりなく話しかけてくれる。
でも本当にただのお友達に戻ってしまったことは紛れもない事実で、私への未練など少しもなさそうに見える明るい谷さんに寂しさを感じる。
執着するということが元々希薄なのかも知れない。それとも未練がましいことは谷さんの美学に反することなのかな。
私はどうしてこんなに未練がましいのだろう。谷さんに未練を持ちながら、同時に佐野さんにもこんなに執着している。
この間はあんなふうに別れてしまったけれど。
『有紀、好きだ』
確かにそう言って私を抱きしめてくれた。
初めて佐野さんにひとりの女性として扱われ、胸が熱くなる。
谷さんとはお友達に戻り、佐野さんとはお友達でなくなった。
だけど、彩矢の子が佐野さんの子ではないということがはっきりしない限り、佐野さんには怖くて近づくことができない。
佐野さんの彩矢への異常ともいえる執着を、これまでずっと見せつけられてきたのだから。
『彩矢にどうしても聞きたいことがあります。
有紀には関係ないって言われそうだけれど、聞かないことにはどうしても決められないのです。
赤ちゃんは佐野さんの子じゃないんでしょうか?
佐野さんは彩矢に「一年待って欲しい」と言われたからと、ずっと待っているんです。
でも最近は離婚しないんだから、やっぱり松田先生の子だったんだろうと言っています。
本当にそうなのかな?
彩矢、私、
佐野さんのこと好きになってもいいですか?
もし佐野さんの子だと言うのなら諦めます。
彩矢がそのうち佐野さんのところへ戻って来るつもりがあるのなら、遠慮しないで戻ってくればいいと思います。
佐野さんは今も待っているから。
でも、もし松田先生の子ならハッキリ教えて欲しいのです。
返事待ってます』
返信してくれるだろうか?
彩矢に良心があるなら、これ以上佐野さんを待たせることは出来ないはずだ。
昼休みが終わる頃、返事が届いた。
今まで悩んで待ち続けていたのは何だったの? と言いたくなるような、あっけらかんとした彩矢らしからぬ返事だった。
『そうだったんだ。有紀と佐野さんならお似合いのカップルだと思ってたよ。早く知らせなくてごめんね。先生の子でした。まさか佐野さんが待ってたなんて思いもしなかったから、本当にごめんなさい』
本当だろうか? という疑問と、やっぱり松田先生の子だったという、安堵した気持ちが交錯する。
だけど、これまで一日千秋の思いで待ち続けていた佐野さんに、なんの配慮も感じられない、こんな文面を見せなければならないなんて。
私にとっては朗報だったけれど、佐野さんはショックだろうな。
がっかりした佐野さんを想像して胸が痛くなる。
でも知らせないわけにはいかないし。こういう素っ気ない返事の方がいつまでも尾を引かなくていいような気もする。
彩矢もそんな気持ちを込めて返信したのかも知れない。
『今日、彩矢からLINEの返信がありました。仕事が終わってから会えませんか?』
明日は夜勤だから、やっぱり今日のうちに伝えた方がいいと思い、佐野さんにLINEした。
『わかった。6時には病院へ迎えに行けると思う』
彩矢からの返事をそのまま転送することも出来るけれど・・・会いたい気持ちが半分と、こんな哀しい返事をひとりきりで読ませたくない。
それとも、こんな返事だからこそ、ひとりで読んで哀しみに浸りたいだろうか。
仕事が終わりに近づくにつれ、どんどん気が重くなって来る。ひどく落ち込む佐野さんの姿を見たくない。
6時を少し過ぎて、『病院の前に今着いた』とLINEが入った。
神妙な気分で助手席に乗り込む。
「なんか食べたいものあるか?」
待ちに待った返事を聞くというのに、佐野さんは意外と冷静に見えた。
「いいよ、食事なんて・・・」
「マジか? おまえ、ホント変わったな。じゃあ、テレビ塔に登ってみないか? 貰った券があるんだけど」
「うん、じゃあ、行く、」
すぐにどっちの子だったのかを訊くのかと思ってたけど。・・・怖いのかな。
札幌駅の駐車場に停め、テレビ塔まで大通り公園を歩いた。
先月末より、ホワイトイルミネーションも始まっていた。
「わ~、きれい。ずっと札幌に住んでるのに、ゆっくり見たのって初めてかも」
佐野さんに話しかけたら、よく聞こえていなかったのか、ぼんやりと何か考え込んでいるように見えた。佐野さんはイルミネーションなんか見て、浮かれるような気分ではないよね。
大股で歩く佐野さんの後ろを急ぎ足でついて行く。
短めの黒のダウンにジーンズの誰でもしているような普通の着こなし。
なのに両手をポケットに入れて歩いているだけで、ファッション雑誌から抜け出たようにステキに見える。
「あれから、もう一年たったんだな」
イルミネーションを見つめながら佐野さんが、懐かしむように微笑んだ。
「えっ?」
「あ、いや、寒くないか?」
「うん、大丈夫」
きっと、彩矢のことを考えていたんだな。
テレビ塔の窓口で入場券を出し、エレベーターに乗った。テレビ塔には小学生の時に家族で登った覚えがあったけれど。
3階からさらにエレベーターで約60秒、地上90.38mの展望台に到着した。
大通公園や遠くの日本海、雄大な石狩平野など札幌市全域が一望できる。
ここから眺めるホワイトイルミネーションもとても綺麗だった。
「ふ~ん、すごく久しぶりに登った。夜のテレビ塔ってステキだね」
「え? あぁ、そうか。俺は初めてだから」
「そう、彩矢とは来なかったんだ」
「・・・」
「彩矢のこと聞かないんだね」
切り出しにくいのかと思い、言ってみた。
「えっ、あぁ・・・松田先生の子だったんだろ?」
遠くの札幌オリンピック会場だった方角を見つめながら、佐野さんはつぶやいた。
「・・・」
「彩矢ちゃんからの返信見せてくれないかな?」
「あ、・・・うん」
彩矢とのやり取りを見せた。
これ以上、落ち込むところを見たくなくて、佐野さんから離れた。
大通公園のあたりを見下ろしていたら、雪がチラチラと降って来た。
しばらくして佐野さんが隣にやってきた。
「あ、サンキュー、これ」
そう言ってスマホを返した。
こんなとき、なんて言ってあげたらいいのだろう。
慰めの言葉なんてみつけられない。
「彩矢ちゃん、元気そうで良かったよ」
気になどしていないかのように、明るく振る舞う佐野さんに深く同情する。
この間は酔って暴れていたというのに。
無理に元気を装う方がずっと悲しく見える。
やっぱり、こんな日はお酒でも飲んで少し発散した方がいいように思えた。
「佐野さん、どこか飲みに行こうか?」
遠くを見ている佐野さんの目を横目で少し覗き込んだ。
「いや、いいよ、車だし。あとで取りに来るの面倒だからな。この間は飲みすぎて、迷惑もかけたし」
「私、明日は夜勤だから夜遅くまでだって付き合えるよ。アパートの近くでもいいから飲みに行こうよ」
「酒はやめとくよ、体調悪くするからな。だいぶ吹っ切れたんだ。俺、もう大丈夫だから、ホントにもう大丈夫だよ。有紀・・・おまえがいてくれるから」
「佐野さん・・・」
「いてくれるだろう?」
静かに見つめられて戸惑う。
「・・・」
無言でうなずいた。
嬉しいけれど、とっても嬉しいけれど、
でも彩矢の代わりになんてなれない気がして、佐野さんを今以上元気にしてあげる自信なんか全然なくて、手近なところで妥協しているように見える佐野さんが、とても気の毒に思えて涙が出てきた。
「俺、腹がすいた。なんか食べに行かないか? おまえ一体どこまで痩せるつもりだよ。焼肉がいいな、有紀、焼肉食べに行くぞ!」
「・・・うん、食べる!」
手で涙を拭いて佐野さんの後をついて行った。
テレビ塔を出ると本格的な雪になっていた。
イルミネーションを見ながら佐野さんと歩いた今日という日を、たぶん一生忘れない。
12月4日
谷さんは以前と全く変わりなく話しかけてくれる。
でも本当にただのお友達に戻ってしまったことは紛れもない事実で、私への未練など少しもなさそうに見える明るい谷さんに寂しさを感じる。
執着するということが元々希薄なのかも知れない。それとも未練がましいことは谷さんの美学に反することなのかな。
私はどうしてこんなに未練がましいのだろう。谷さんに未練を持ちながら、同時に佐野さんにもこんなに執着している。
この間はあんなふうに別れてしまったけれど。
『有紀、好きだ』
確かにそう言って私を抱きしめてくれた。
初めて佐野さんにひとりの女性として扱われ、胸が熱くなる。
谷さんとはお友達に戻り、佐野さんとはお友達でなくなった。
だけど、彩矢の子が佐野さんの子ではないということがはっきりしない限り、佐野さんには怖くて近づくことができない。
佐野さんの彩矢への異常ともいえる執着を、これまでずっと見せつけられてきたのだから。
『彩矢にどうしても聞きたいことがあります。
有紀には関係ないって言われそうだけれど、聞かないことにはどうしても決められないのです。
赤ちゃんは佐野さんの子じゃないんでしょうか?
佐野さんは彩矢に「一年待って欲しい」と言われたからと、ずっと待っているんです。
でも最近は離婚しないんだから、やっぱり松田先生の子だったんだろうと言っています。
本当にそうなのかな?
彩矢、私、
佐野さんのこと好きになってもいいですか?
もし佐野さんの子だと言うのなら諦めます。
彩矢がそのうち佐野さんのところへ戻って来るつもりがあるのなら、遠慮しないで戻ってくればいいと思います。
佐野さんは今も待っているから。
でも、もし松田先生の子ならハッキリ教えて欲しいのです。
返事待ってます』
返信してくれるだろうか?
彩矢に良心があるなら、これ以上佐野さんを待たせることは出来ないはずだ。
昼休みが終わる頃、返事が届いた。
今まで悩んで待ち続けていたのは何だったの? と言いたくなるような、あっけらかんとした彩矢らしからぬ返事だった。
『そうだったんだ。有紀と佐野さんならお似合いのカップルだと思ってたよ。早く知らせなくてごめんね。先生の子でした。まさか佐野さんが待ってたなんて思いもしなかったから、本当にごめんなさい』
本当だろうか? という疑問と、やっぱり松田先生の子だったという、安堵した気持ちが交錯する。
だけど、これまで一日千秋の思いで待ち続けていた佐野さんに、なんの配慮も感じられない、こんな文面を見せなければならないなんて。
私にとっては朗報だったけれど、佐野さんはショックだろうな。
がっかりした佐野さんを想像して胸が痛くなる。
でも知らせないわけにはいかないし。こういう素っ気ない返事の方がいつまでも尾を引かなくていいような気もする。
彩矢もそんな気持ちを込めて返信したのかも知れない。
『今日、彩矢からLINEの返信がありました。仕事が終わってから会えませんか?』
明日は夜勤だから、やっぱり今日のうちに伝えた方がいいと思い、佐野さんにLINEした。
『わかった。6時には病院へ迎えに行けると思う』
彩矢からの返事をそのまま転送することも出来るけれど・・・会いたい気持ちが半分と、こんな哀しい返事をひとりきりで読ませたくない。
それとも、こんな返事だからこそ、ひとりで読んで哀しみに浸りたいだろうか。
仕事が終わりに近づくにつれ、どんどん気が重くなって来る。ひどく落ち込む佐野さんの姿を見たくない。
6時を少し過ぎて、『病院の前に今着いた』とLINEが入った。
神妙な気分で助手席に乗り込む。
「なんか食べたいものあるか?」
待ちに待った返事を聞くというのに、佐野さんは意外と冷静に見えた。
「いいよ、食事なんて・・・」
「マジか? おまえ、ホント変わったな。じゃあ、テレビ塔に登ってみないか? 貰った券があるんだけど」
「うん、じゃあ、行く、」
すぐにどっちの子だったのかを訊くのかと思ってたけど。・・・怖いのかな。
札幌駅の駐車場に停め、テレビ塔まで大通り公園を歩いた。
先月末より、ホワイトイルミネーションも始まっていた。
「わ~、きれい。ずっと札幌に住んでるのに、ゆっくり見たのって初めてかも」
佐野さんに話しかけたら、よく聞こえていなかったのか、ぼんやりと何か考え込んでいるように見えた。佐野さんはイルミネーションなんか見て、浮かれるような気分ではないよね。
大股で歩く佐野さんの後ろを急ぎ足でついて行く。
短めの黒のダウンにジーンズの誰でもしているような普通の着こなし。
なのに両手をポケットに入れて歩いているだけで、ファッション雑誌から抜け出たようにステキに見える。
「あれから、もう一年たったんだな」
イルミネーションを見つめながら佐野さんが、懐かしむように微笑んだ。
「えっ?」
「あ、いや、寒くないか?」
「うん、大丈夫」
きっと、彩矢のことを考えていたんだな。
テレビ塔の窓口で入場券を出し、エレベーターに乗った。テレビ塔には小学生の時に家族で登った覚えがあったけれど。
3階からさらにエレベーターで約60秒、地上90.38mの展望台に到着した。
大通公園や遠くの日本海、雄大な石狩平野など札幌市全域が一望できる。
ここから眺めるホワイトイルミネーションもとても綺麗だった。
「ふ~ん、すごく久しぶりに登った。夜のテレビ塔ってステキだね」
「え? あぁ、そうか。俺は初めてだから」
「そう、彩矢とは来なかったんだ」
「・・・」
「彩矢のこと聞かないんだね」
切り出しにくいのかと思い、言ってみた。
「えっ、あぁ・・・松田先生の子だったんだろ?」
遠くの札幌オリンピック会場だった方角を見つめながら、佐野さんはつぶやいた。
「・・・」
「彩矢ちゃんからの返信見せてくれないかな?」
「あ、・・・うん」
彩矢とのやり取りを見せた。
これ以上、落ち込むところを見たくなくて、佐野さんから離れた。
大通公園のあたりを見下ろしていたら、雪がチラチラと降って来た。
しばらくして佐野さんが隣にやってきた。
「あ、サンキュー、これ」
そう言ってスマホを返した。
こんなとき、なんて言ってあげたらいいのだろう。
慰めの言葉なんてみつけられない。
「彩矢ちゃん、元気そうで良かったよ」
気になどしていないかのように、明るく振る舞う佐野さんに深く同情する。
この間は酔って暴れていたというのに。
無理に元気を装う方がずっと悲しく見える。
やっぱり、こんな日はお酒でも飲んで少し発散した方がいいように思えた。
「佐野さん、どこか飲みに行こうか?」
遠くを見ている佐野さんの目を横目で少し覗き込んだ。
「いや、いいよ、車だし。あとで取りに来るの面倒だからな。この間は飲みすぎて、迷惑もかけたし」
「私、明日は夜勤だから夜遅くまでだって付き合えるよ。アパートの近くでもいいから飲みに行こうよ」
「酒はやめとくよ、体調悪くするからな。だいぶ吹っ切れたんだ。俺、もう大丈夫だから、ホントにもう大丈夫だよ。有紀・・・おまえがいてくれるから」
「佐野さん・・・」
「いてくれるだろう?」
静かに見つめられて戸惑う。
「・・・」
無言でうなずいた。
嬉しいけれど、とっても嬉しいけれど、
でも彩矢の代わりになんてなれない気がして、佐野さんを今以上元気にしてあげる自信なんか全然なくて、手近なところで妥協しているように見える佐野さんが、とても気の毒に思えて涙が出てきた。
「俺、腹がすいた。なんか食べに行かないか? おまえ一体どこまで痩せるつもりだよ。焼肉がいいな、有紀、焼肉食べに行くぞ!」
「・・・うん、食べる!」
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