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36 洞窟のインキュバス(①③)

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~あらすじ~

強力な魔物達が生息する魔物の森。
その奥深くに、魔物達の主が住み着く洞窟があった。
そんな場所へ、若い勇者が戦士と武闘家を引き連れて討伐にやってきた。
ここまで魔物達を順調に倒してきた彼らだったが・・・。











目の前にいる灰色の肌を晒す若いイケメン。
その半裸の男の正体は、人型の魔物であるインキュバスだ。
今まで森で遭遇した魔物よりも明らかに格上・・・こいつが森の主か!

「チャーム」

そいつが俺に向かって魅了魔法を放ってきた。
だが、俺には状態異常は効かない。
首につけた耐魔のネックレスが防いでくれるからだ。

「そんな魔法は効かない!食らえぇ!」

そして、俺は無防備なインキュバスへ渾身の一撃を打ち込もうと踏み込んだ。

だが・・・。


ガシッ!


「なっ!?」

剣を振りかぶろうとしたその時、俺は後ろから羽交い絞めにされてしまったんだ。
強力な力で押さえつけられているせいで、俺は全く身動きがとれず、剣も落としてしまった。

「ひっひっひ。お前には効かなかったようだが、他の2人にはバッチリ効いてるみたいだな♪」

首を後ろに向けると、そこには戦士・フランツと武闘家・ゴウが、俺の身体を抑え込んでいた。
フランツは俺の手首を捻じり、ゴウは俺の身体を羽交い絞めにしていたんだ。
俺よりも頭一つ以上背が高く、逞しい肉体を持つ彼らに、成すすべがなかった。

「う・・・」

彼らの目は、ピンク色に光っている。
それはチャームにかかっている証拠。
魔法耐性を上げる装備を身に着けていなかった彼らは、魅了魔法に抗うことができなかった。

「そのネックレスが俺の魔法を無効化してるな?・・・おい、それを首からとってやれ」

インキュバスの言葉に、フランツが俺の前に回り込んできた。

「フランツ!やめるんだ!目を覚ましてくれ!」

必死に声をかけるが、彼のチャームは解けず・・・。
首につけていたネックレスは外されてしまった。

(まずい!このままじゃ・・・)

だが、既に遅かった。

俺の目の前にいるインキュバスは、余裕の笑みを浮かべて、こう口にした。

「チャーム」



・・・



「う・・・」

ここは・・・?
確か俺は・・・インキュバスと戦っていて・・・チャームをかけられて・・・。

ぼんやりとした意識の中、俺は股間の違和感に気づいた。

シュッシュッシュッシュ・・・・

「うっ!・・・な、何をしてるんだ!?やめろぉぉ!!!」

なんと、フランツが・・・俺のペニスを掴んで扱いていたんだ。
しかも、俺は一糸纏わぬ全裸の状態。
魅了魔法で操られている間に、とんでもないことになっていた。

やめさせるために腕を伸ばそうとするが、身体は相変わらずゴウによって羽交い絞めにされたままだった。
抵抗できない俺は、ただただペニスへの刺激に耐えるしかなかった。

「ヒヒヒヒ♡いい眺めだな♡」

そんな俺の様子を、下卑た笑みで眺めるインキュバス。
ぐ・・・こいつのせいで・・・!

「この変態野郎!早くやめさせろ!」
「俺は淫魔だぜ?やめるわけないだろ♡お前、なかなか俺好みだから、このままイカせてやるよ♡」

楽しそうなインキュバスの声に、俺は顔を引き攣らせてしまう。

「そんな・・・うっ!」

シュッシュッシュッシュッシュ・・・

フランツの手が、俺のペニスを規則正しいリズムで扱く。
大剣を振り続けてきた彼の剣ダコだらけのゴツゴツとした手。
勃起したペニスをそんな手で握られながら上下に動かされると、ゾクゾクとした快感が背筋を走ってしまう。

「どうだ?自分以外の手でチンポをシコシコされるのは?♡新鮮で気持ちいいだろ?♡」
「そんな訳・・・ああっ!」

シュシュシュシュシュシュ・・・

扱くスピードが速くなった。
ペニスの刺激の変化で、更に快感を感じさせられてしまう。

ちゅくちゅく・・・

先走りが滲んだのか、扱く音と一緒に水気を含んだ音まで響いてきた・・・。
ぐ・・・!
なんで俺は、仲間とはいえ、男にペニスを扱かれて・・・気持ち良くなってしまうんだ!?

「我慢汁まで出しておいて強がるなよ♡気持ちいいのはお前の反応で丸わかりなんだからな♡・・・それにしても、お前の金玉、パンパンじゃねぇか♡ちゃんと毎日オナニーして抜いてるのか?♡」
「ぐ・・・ふざけるな!」

下卑た笑みを浮かべて下衆なことを聞いてくるインキュバスに、怒りのあまり声を張り上げる。
・・・こんな屈辱は初めてだ。

「お前くらいの年だと、毎日射精するのが普通だろ?特に・・・魔物と命がけで戦うような奴はな」
「ぐ・・・」

確かに、俺は毎日オナニーしていた。
しかも、1度扱き始めたら何度も射精してしまう。
そうしないと勃起が収まらないからだ。
毎日魔物と戦って命の危険を感じているせいか、とにかくペニスは十分な量の子種を出さないと満足しないみたいだ。

だが、それは俺が一人で旅をしていた時の話だ。
この魔物の森を攻略するにあたって、俺は最寄りの街のギルドで仲間を募った。
そこでフランツとゴウとパーティーを組んだんだ。
それから4日間、俺は全くオナニーをしていなかった。

シュシュシュシュシュシュシュシュ!

「おぉ♡金玉がキュッと動いたぞ♡もうすぐイキそうなんだろ?♡思いっきり出せよ♡」
「ああああ!嫌だ!やめろぉ!やめてくれぇぇ!」

ペニスを扱く勢いが更に速くなり、快感が一層強くなる。
敵に操られた仲間にペニスを扱かれて・・・このままじゃ、無様に射精してしまう。
あまりにも屈辱的な仕打ち。
こんなに惨めなのに・・・身体は快感に抗うことはできなかった。

身体全体がビクビクと震え、背筋がゾクゾクと寒くなり、尻穴はキュっと窄まる・・・。

ああ・・・俺・・・もう・・・!

「もう出そうだな♡美味しく食べてやるから、俺の身体にたっぷりぶちまけろよ♡」

俺の目の前にいるインキュバスが、しゃがんで大きく口を開けていた。
舌を突き出して、その顔は期待に満ちている。

そんなインキュバスの顔を見ながら、俺はついに果ててしまった。

「あああああああああああああ!」


ぶりゅびゅびゅうううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!


ペニスから物凄い勢いで飛び出すザーメン。
4日間も溜め続けたためか、射精の快感は凄まじかった。
頭は真っ白になり、開放感に包まれる。

さらに、射精中もフランツの手は止まることがなく、俺のペニスを扱き続けた結果・・・。


びゅるうううううううううう!どびゅううううううううう!ぶびゅうううううううううう!


「あっ!・・・あっ!・・・あっ!・・・」

射精の波が何度も訪れ、その度にペニスからは大量の白濁が放出されていく。
そして、その度に身体を震わせながら嬌声を漏らしてしまった。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

ようやく射精が終わり、ペニスを扱く手も止まった。
心臓がドクドクと動き、肩で息をしながら、俺は射精した先を見下ろした。

そこには・・・

「ああああ♡なんて美味いザーメンだぁ♡熱くて濃くて、臭いも最高だぁ♡」

身体中を大量の白濁で包まれたインキュバスの姿があった。

このザーメン・・・全部俺が出したのか!?

自分でも驚くほどの量のソレを・・・インキュバスは恍惚な顔で舐めていた。

淫魔が人間の精を糧にする魔物であることは知っているが・・・
こうして目の前で、自分が放出した子種を餌にされているのを見ると、なんともいえない屈辱を感じてしまう。

だが、屈辱を感じているというのに、俺のペニスは硬いままだった。
それを目ざとく見つけたインキュバスがいやらしい顔で俺を見てくる。

「随分たっぷりと出したなぁ?♡ザーメンを舐めてわかったけど、お前勇者だったんだな♡チンポも金玉も大きいままだし、まだまだ搾り取れそうだ♡仲間のごつい手でどんどん射精してくれよ♡」

「あ・・・ああああっ!?」

シュシュシュシュシュシュシュシュシュ!

射精後の敏感なペニスが再び扱かれる。
しかも、最初から扱くスピードが速い。

「あっ!やめっ!あっ!あっ!ああっ!!!」

あまりの刺激の強さに、俺は涙を流してしまっていた。

そして、そんな極限状態で、俺は容赦なく射精させられた。


ぶびゅううううううううううううううううううううううううう!!!


「お♡おかわりがきた♪この調子で金玉が空っぽになるまで扱きだしてくれよ♡」

シュシュシュシュシュシュシュシュシュ!

インキュバスの言葉に従って、フランツは手を緩めずにペニスを扱き続けた。

「あっ・・・あっ・・・あっ・・・・」


どびゅうううううううううううううううううううううううううう!!!


どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅううううううううううううううううう!!!


ぶぴゅぴゅぴゅぴゅうううううううううううううううううううう!!!



・・・



「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・」

何回射精させらたのかわからない。
すっかりザーメンを出し尽くして、ペニスも縮こまっていた。

射精地獄を味わされて、ザーメンと共に体力もごっそりと奪われてしまっている。
顔は涙と鼻水と涎でぐしゃぐしゃになり、ぼんやりと目をインキュバスに向けていた。

「あああ♡最高だ♡最高のザーメンだなぁ♡」

そのインキュバスは、俺の吐き出したザーメンに囲まれてうっとりと白濁を舐め続けていた。
そして、俺が見ていることに気づいたインキュバスは・・・。

「お前のザーメン、すごく美味いぞ♡舐めてみろよ♡」

そして、俺の顔にゴツゴツとした手が近づいてきた。
それは、さっきまでペニスを扱いていた、フランツの手。
その手には、大量の白濁が・・・。

べちょ・・・

俺の顔に、新たな液体が追加された。
それは臭いも感触も他とは比べ物にならないほど不快なもの。

口の中にまで白濁まみれの指が侵入して、舌にそれを擦り付けられる。
俺は・・・自分のザーメンの味を知ってしまったのだった。

「・・・・・あ・・・」

ジョロロロロロロロロ・・・・・

ザーメンの味を知ってしまったショックなのか。
それとも、刺激を受け続けて壊れてしまったのか。

俺のペニスは、金色の液体をジョロジョロと放出してしまっていた。
真下に落ちて、足に生暖かい飛沫がかかるのを感じる。
ザーメンとは異なる不快な臭いが広がっていく。

「あーあ♡ザーメン舐めておしっこ漏らしちまうとはな♡これは躾が必要だなぁ?♡」

尿を漏らす俺の姿を見て、インキュバスはニヤリと笑った。
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