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32 眠り続ける勇者と世話係のシスター(①②)

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~あらすじ~

3年前、世界を震撼させた魔王がいた。
魔王は圧倒的な力を誇り、魔物達を率いて次々に人間の国を滅ぼしていった。
魔王の侵略に対して、人間達は剣聖や聖騎士といった英雄達を魔王討伐に送ったが、いずれも討伐に失敗して散っていった。
そして、世界最強の国土と軍事力を誇る帝国が滅んだ時、人々は絶望のどん底に叩き落とされた。
誰もが人間の滅亡を予感した、そんな時である。

一人の青年が神の祝福を受けた。
1000年に一度現れるという、勇者の誕生だった。
その勇者・ブリックは神の祝福によって強大な力を得ていた。
一振りで百の敵を屠る勇者の剣技。
一発で万の敵を消滅させる殲滅魔法。
それらを駆使して魔王軍をたった一人で殲滅していったのである。
そして、ついに魔王軍を全滅させ、総大将である魔王も打ち滅ぼした。
しかし、人の身で強大な力を使い続けた代償として、ブリックは長い眠りについてしまった。

それから3年後の現在。
ブリックは、世界を救った英雄として国の王都にある大聖堂の一室に眠り続けていた。
そんな彼を付きっ切りで世話するシスター・マリナ。
ブリックの幼馴染である彼女は、一途に彼を思い続けて世話を続けた結果・・・神の祝福を受けたのだった。











早朝、私は誰よりも早く目を覚ました。
今日もブリックの世話をしないと。
私は身支度を整えて彼の眠る部屋へと向かった。

その部屋は巨大な大聖堂の中でも最奥。
特に頑丈な作りで守られた場所にある。
世話係である私以外、滅多に人が立ち入ることのない場所だ。

中に入ると、大きなベッドにはいつも通りブリックが眠っている。

・・・痩せ細っていたけど、少しずつ肉がついてきている。
顔色もよくなっているみたいだ。

彼の様子を確認した私は、彼のパジャマのズボンとパンツを降ろした。

毎朝の排泄の世話だ。
最初は恥ずかしさがあったが、3年も経った今ではもうすっかり慣れた。
彼の男性器・・・おちんちんの先を尿瓶にセットし、下腹を押しておしっこを出させる。
さらに、おまるを置いて、下腹を強く押して・・・大きいものも出させる。
そして、肛門を紙で拭いて汚物を処理した。


その後は・・・いつものアレだ。
股間の疼きを感じながら、私は準備にとりかかった。


・・・


ギシギシ・・・

「あん!あん!んん・・・!」

部屋の中で響くのは、ベッドが軋む音と私の声だけ。
その声は、官能的な色を含んでいた。

目の前で眠り続けるブリックの両膝を掴んだ私は、腰を前後に激しく動かしていた。
私の視界には、あられもない姿で横たわっている彼がいる。
彼は全裸だ。ちなみに、私も全裸である。
そして、目線を下げると、彼のおちんちんが小さいままぷるぷると震えている。

更にその下、玉袋の更に下には・・・結合部がある。
彼のお尻の穴と・・・私の股間に生えたペニスとの結合部だ。

私は・・・ブリックのお尻の穴に、ひと月前に股間に生えたペニスを抽挿していたのだ。





ひと月前、私は神から天啓と祝福を受けた。
私は涙を流して喜んだ。
天啓によると、ブリックを目覚めさせるための力を私に授けてくれたのだという。
ブリックを助けてくださいと、毎日祈りを捧げ続けたのを、神が聞き届けてくれたのだ。

しかし、同時に私の股間には見慣れないモノが生えていた。

そう、おちんちんだ。

私の股間には、なぜかおちんちんが生えていた。
なぜかはわからないが、生えていたのだ。

そして、私の身体は、おちんちんが生えたこと以外はなんの変化もなかった。





「あぅぅ!で、でちゃうぅ!」


びゅるびゅびゅびゅびゅううううううううううううううううううううう!!!!!


「あっ!あっ!あぁっ!」

私はブリックのお尻の穴に深々とペニスを突き刺し、彼の体内に精液を注ぎ込んだ。
相変わらず、意識が飛びそうなくらいの強烈な快感だ。
男の人は、射精する時に毎回こんな快感を得ているのだろうか?


びゅううううううううううううううううううう!!!


何度も何度もペニスに押し寄せる射精の快感。
一度絶頂に達すると、必ず5回は精液を吐き出す。

ずるり

私は全ての精液を出し切って、彼のお尻の穴からペニスを引き抜いた。
ペニスを咥え込んでいた彼のお尻の穴は、少しだけ開いた状態でヒクヒクと痙攣していた。
そして、彼の中に大量に出した精液の一部がジワジワと漏れ出てきた。

それを、べろべろと舌で舐めとるのだ。
彼のお尻の穴も一緒に舐めて綺麗にする。

これだけ大量に中に出すと、どうしても少しは漏れてしまうが、大半は彼の身体に吸収されたようだ。
彼の身体を見ると、うっすらと汗をかいている。

私は裸のまま、彼の身体を舌で隅々まで舐めまわしていった。





神の祝福を受けてからしばらくは、股間におちんちんが生えた意味がわからなかった。

だが、ブリックの近くにいると、なぜかおちんちんが大きくなってしまう。
彼から離れると途端に小さくなるので、彼と私の股間のおちんちんがなんらかの関係があるのは明白だった。
おそらく、彼を目覚めさせるための力、というのがおちんちんに宿っているのだと思うのだが、具体的にどうすればよいのかわからなかった。

それがある時に解決した。

それは、私が彼の身体をタオルで拭いている時である。
突然、彼のおちんちんが勃起したのだ。

今までにも何度か勃起するのを見た事はあるが、そのどれもがおちんちんを拭き終えたタイミングだった。
そのため、その後に足を拭いていると、いつの間にか勃起が収まっていたのだ。

だが、その時は違った。

お腹を拭き終えて、これからおちんちんを拭く、というタイミングで勃起したのだ。

彼のおちんちんは少し弧を描くように反り返り、ビクビクと震えていた。
私は、勃起した彼のモノをおそるおそる拭いた。
いつもよりも太さも長さも違うソレは、熱くて硬かった。

彼の裸を見慣れていた私だったが、さすがに彼の勃起したおちんちんを拭くのには赤面した。
そして、普段は皮で隠れている、おちんちんの先の膨らんだ部分とくびれの部分を拭いていた時にソレは起きたのだ。


ぶびゅるびゅびゅうううううううううううううううううううううううう!!!


「きゃあっ!?」

突然、彼のおちんちんから、白い液体が大量に噴出したのだ。
それは何度も何度も勢いよく放出された。

そしてそれは・・・彼自身の身体の上にべちゃべちゃと降りかかっていった。

さっき拭いたお腹も胸も・・・顔や髪の毛にさえも、それはべっとりと付いて、どろりと糸を引いて垂れていた。

初めはおしっこが出たのかと思ったが、色も感触も臭いも、何もかもが違う。
特に臭いはすごかった。
少し黄色が混じったそれは、イカのような臭いを発していた。


そして、私はそれが精液なのだと思い至った。


それが分かった途端・・・私はとても興奮してしまったのである。
彼は・・・ブリックは、自分自身の身体に精液をかけてしまったのだ。
子孫を残すための・・・女性の膣内に出すべき、子種を。

勿論、意識がない彼が意図してやったことではない。
だが、事実として、彼は自分の顔や胸やお腹に、大量の精液を放ってしまったのだ。

勇者であり、世界を救った英雄であり、私がずっと想いを寄せる・・・彼が。

彼のその倒錯的で淫靡な姿を見た途端、私の・・・勃起したおちんちんは、ビクビクと震えだした。

「え!?なに!?」

異変に気付いた私は、直感的に修道服のローブの裾をめくって、ソレを露出させた。
ソレは、禍々しいほどに巨大に反り返っていた。
ブリックのソレよりも・・・大きかった。

おちんちんの変化に驚いた私だが、その直後に更に驚くことになるのだった。

「・・・あ!あああああ!!!」


どびゅるびゅびゅびゅううううううううううううううううう!!!びゅびゅびゅびゅびゅ!!!


突如として、私のおちんちんは射精したのである。
それと同時に、今までに味わったことがないほどの強烈な快感が襲ってきた。

そして、発射された精液は・・・愛しのブリックの身体へと降りかかっていった。

べちょおぉぉぉ・・・

先ほど彼が放出した精液ごと、彼の身体に上塗りされていく精液。
彼の身体はみるみる内に白濁に染まっていった。

私が・・・ブリックを・・・白く汚してしまった。

「あああ・・・私・・・ブリックの身体・・・汚しちゃった・・・・あ、ああああ!」

その時の私はひどく興奮していた。
初めての経験に未知の快感、そして、ブリックの身体に精液まみれにさせてしまった背徳感。

そういった様々なものが重なった結果・・・。

ぶしゃああああ!

私の女の部分もまた絶頂したのだ。

そして、度重なる快感に耐えかねたのか、私は意識を失ってしまったのである。
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