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11 亡国の英雄(①②)

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~あらすじ~

小国・ラディスは、アマゾネス達率いる大国・アルマに攻め滅ぼされた。
ラディスの騎士隊の若き隊長だったランディは、アマゾネス達の慰み者として拷問を受けるのだった。











「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・」

ランディはアマゾネス達の鞭打ちにより、荒い息をしていた。
彼は両手を鎖で繋がれて上から吊るされるように立たされていた。股間の下着一枚の恰好でだ。
剣を幾万回と振って鍛え上げられた肉体には無数の赤い筋ができている。痛々しい姿だった。
ランディの周りには鞭を手に持った数人のアマゾネス達が下卑た笑みを浮かべている。
アマゾネス達は皆、胸と腰を布で隠しただけの露出度の高い恰好だ。

「鞭の味はどうだい?亡国の英雄サマ?」
「あんたには部下を大勢斬られたんだ。これくらいはしないとな!」
「その整った顔と股間には鞭を打たないでやるよ。優しいだろ?」

口々にそんなことを言うアマゾネス達に向かって、ランディは鋭い目で睨みつける。

「どんなに痛めつけられても俺は屈しないぞ!祖国を滅ぼした侵略者どもが!」

今までどんな屈強な戦士でも音をあげた鞭打ちを食らっても、まだそんな口を吐くランディ。

「あれだけ痛めつけたっていうのに随分元気なようだね。さすがは英雄サマだ」
「痛みに慣れてるんだろ。鞭打つ前から身体には随分古傷があったからな」
「それじゃあ拷問の手段を変えてみようか」

アマゾネス達はお互いの顔を見合わせ、にやりとした笑みを浮かべると、一様にランディの身体に顔を近づける。

「いったい何をするつもりだ?・・・あぁ!」

警戒していたランディだったが、不意に声をあげてしまう。
アマゾネス達が、ランディの身体に付けた生傷を舐め始めたからだ。

「あ、ああああ!や、やめ・・ろ・・・」

「おやおや?鞭を打たれた時より苦しそうな声だね?どうしたんだい英雄サマ?」
「オレらはあんたに付けた鞭の傷を舐めてるだけだぜ。どうしてそんな声を出すんだ?」
「もしかして、傷を舐められて感じちゃったのかしら?」

「ぐ・・・馬鹿をいうな!気色悪いからやめろと言ったんだ!」

声を荒げたランディには余裕がない様子だった。

「あらあら。その割にはさっきより息が荒らそうよ?」
「なんだか身体も熱くなってるね。優しいあたしらが舐めて冷やしてやるわ♡」

鞭打ちよりも効果的だと判断したアマゾネス達は徹底的にランディの身体の傷を舐めていく。

レロレロレロレロ・・・
チロチロチロチロ・・・
ペロペロペロペロ・・・

「うぅぅ・・」

傷口を執拗に舐められるランディは、痛みとくすぐったさを同時に味わされる。
今までに感じた事のない刺激に戸惑ってしまう。

「うふふ、裸の男の身体を舐めるってのもなかなかいいね」
「悶えてるのを見るとアソコが濡れてきちゃうぜ♡」
「血も美味しくてあたしは舐めるの好きだよ♪」

そう言って、アマゾネス達の舌の動きは更にエスカレートしていくのだった。

「うぁぁ!」

胸に出来た傷を舐めていたアマゾネスの舌が乳首に当たり、思わず声をあげてしまうランディ。

「あら、乳首を舐められて女みたいな声を上げちゃったわね。気持ち良かった?」
「『うぁぁ!』だなんて随分かわいい声じゃねぇか♡もっと聞かせろよ♡」
「あたしらの舌でもっと気持ちよくさせてやるよ♡」

そしてアマゾネスの舌は、ランディの傷口以外にも這いまわっていくのだった。

「あうぅ!も、もうやめぇ・・・あぁ!」

首、脇の下、へそ、内もも、膝の裏など、敏感なところを容赦なく舐める舌にランディは喘いでしまう。

「うふふふ。随分エッチな声を出すのね」
「オレらを誘ってんじゃねぇのか?・・・股間がすごいことになってるぜ♡」
「本当ね。苦しそうだから剥ぎ取ってしまいましょう♡」
「あああ!やめろぉ!」

股間の下着が膨らんでいるのを発見したアマゾネス達。
下着に手をかけられたことに気づいたランディが声をあげるも、無残にも下着はずり下げられた。

ビィン!

そこには反り返るように勃起したランディのペニスがあった。

「あははは!拷問中にチンポこんなに勃起させるなんて、亡国の英雄サマは変態じゃないの!」
「しかもマゾだよ!傷口なんか舐められて勃起させる奴見た事ないぜ!」
「まったくどうしようもない騎士様だねぇ・・・」
「ぐ・・・!」

屈辱に強く目を瞑って耐えるランディだったが、ビクビクと震えるペニスの先からは透明な汁がぷくりと顔を出す。

「あ!チンポから我慢汁出たわよ!」
「きっとオレらの言葉責めで感じちゃったんだ。紛れもない変態のマゾだぜ♡」
「もっと舐めてあげましょう♡」
「ぐ、うううう・・・!」

ランディの身体には更に多くのアマゾネス達が群がった。
下着に隠されていた尻や睾丸にまで舌が這っていく。だが、ペニスにだけは舌が伸びてこない。
ランディは生殺しの状態で必死に快感に耐えるしかなかった。

「あ、ああああ!も、もう・・・」
「あら♡チンポの先からでた我慢汁が、金玉にまで垂れてきたわよ♡」
「チンポが射精したくて号泣してるんだよ♡」
「もう限界かしら?騎士様、射精したいかしら?」

快感で頭がおかしくなりそうなランディは、その女神のような問いかけに頷いてしまう。
あまりの屈辱で、その目からは涙がこぼれていた。

「うふふふ。ついに堕ちたわ!亡国の英雄が私達に屈服したのよ!」
「へへへへ♡身体中舐められて降参しちまうとは、情けねぇ野郎だぜ♡」
「じゃあ騎士様もザーメン出したいって泣いてることだし、誰がイカせてあげましょうか?」

アマゾネス達のリーダー格の提案に、まっさきに立候補したアマゾネスがいた。

「オレにやらせてくれよ!こいつの身体ずっと舐めてて、オレの股間もやばいことになっちまったんだよ♡」

そう口にしたアマゾネスは、先程からランディに言葉責めをしていた一人だった。
ランディよりも大柄の、筋肉質なアマゾネスだ。
そして、その股間には女性にあるまじき怒張したペニスが腰布からはみ出していた。
ふたなりだったのだ。

「じゃああなたに任せるわ。その自慢のペニスで騎士様を気持ちよくしてあげなさい」
「おう♪」

そしてふたなりのアマゾネスは、ランディの前に立つと怒張したふたなりペニスをランディのペニスにズリズリと押しあてるのだった。

「へへへ♡お前のチンポ、オレのチンポでイカせてやるぜ♪」
「あああぁ!そ、そんなぁ!」

ズリズリ・・・ごりごり・・・

アマゾネスのペニスはランディのペニスよりも一回りも大きかった。その大きなペニスが、小さなペニスをイジメていく。
ランディの下腹とふたなりペニスの間に挟まれたペニスは、その鈴口からトロトロと我慢汁を流していく。
アマゾネスのペニスによって、どんどん快感を高められていたのだ。

「あ、あああ、もう・・・ダメだ・・・」
「お?自分よりもでかいチンポ擦り付けられてイクのか?お前、もしかしてホモなんじゃね?♡」
「そ、そんなことは・・・あああ!」

口ではそういうものの、ランディのペニスがアマゾネスのペニスに押し当てられて射精しそうになっているのは事実であった。
ふたなりのペニスにイカされるのは嫌だ、と必死に耐えていたランディだったが・・・。
ついに限界を迎えてしまったのだった。

「へへへ♡もう限界だな♡・・・オレのふたなりでかチンポで、変態ホモマゾチンポ射精しやがれぇ!」
「ああああああ!」

どぴゅううううううううう!

ランディのペニスから勢いよく精液が飛び出した。
アマゾネスのペニスによって、下腹に押し当てられていたため、精液はランディの身体にぶちまけられた。
胸や腹はもちろんだが、その精液は更に上の顔にまで飛んでくる。
濃い白濁がびゅるびゅると顔を汚していくのを、ランディは快感と共に受け入れるしかなかった。
ドロドロに汚れたその顔は、快楽で呆けていた。

「あらあら、自分よりも大きなペニスを押し当てられてイクなんて、亡国の英雄サマは本当にホモマゾだったのね」
「しかも自分の身体にザーメンぶっかけるなんてね。顔までドロドロにしてるのに、随分気持ちよさそうな顔をしてるわね♡」
「あ、あああ・・・あ♡」

周りのアマゾネスからも嘲笑されているにも関わらず、ランディは顔を緩ませたままだった。
あまりの快感に放心しているようだ。
射精したペニスは力を失い、下を向いてびゅくびゅくと残りの精液を吐き出している。
そして、そのドロドロの精液を潤滑油にした正面のアマゾネスは、自らも射精するために腰を大きく振っていた。怒張したペニスを、ランディの下腹に押し付けながら。

「おおおお!オレもイクぜぇ!♡変態ホモマゾ野郎の身体に、ザーメンぶっかけてやるぅ!♡」

ぶびゅううううううううううううう!!!

アマゾネスのペニスからも、大量の精液が勢いよく発射された。
その精液はランディのそれよりも大量で、目の前のランディの身体を白く塗りつぶしていく。

「ああああ♡」

射精が終わる頃には、白濁まみれにされて恍惚の表情を浮かべるランディの姿ができていた。
その顔には自らの精液とアマゾネスの精液にまみれており、髪にまで精液が絡みついている。
身体についた大量の精液は、鞭の生傷に入り込み、血と白濁でピンク色になっていた。

「とんでもない姿になっちゃったわね」
「ちょっとやりすぎたかもしれねぇ・・・」
「心が壊れちゃったかしら?」

ランディのあまりの様子に、アマゾネス達も引いていた。

「今日はこのくらいにしましょう」

ドサッ

アマゾネス達がランディの手首の腕輪を外すと、ランディは力なく身体を地面に倒れてしまう。
そして、精液まみれで横たわるランディをそのままに、アマゾネス達は拷問部屋から去っていくのだった。
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