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03 サキュバスの城で(②③)

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勢いよく発射される俺のザーメン。
その黄ばみがかった白濁は、目の前にいるサキュバスの身体に次々とかかっていった。
腕、胸、腹、股、足・・・首から下は俺のザーメンが全て付着している。
自分でも信じられないような量だった。
濃さもすごい。サキュバスの身体にかかったザーメンは粘着ゼリーのようにへばり付き、物凄い臭いを発していた。

「はぁはぁはぁはぁはぁ・・・」

肩で荒い息をする俺。俺のペニスはまだドクドクとザーメンを床に垂れ流していた。
そんな俺に、主となったサキュバスが言葉を投げかけてきた。

「うふふふ。確かに服従の証、受け取ったよ。私の体中に勇者くんの変態マゾザーメンがこびりついちゃった。・・・じゃあ私の奴隷になった勇者くんに初めての命令を出すね?私の身体に付いた臭くて汚い君の汚物を、全部舐めとって♪」

「・・・そ、そんな!痛っ!」

サキュバスのとんでもない言葉に嫌悪を露わにした俺は、胸に突然痛みを感じた。
思わず胸を見ると、そこにはいつの間にか黒い紋様が浮かび上がっていた。

「君はもう私の奴隷なんだよ?命令を拒否すると胸の奴隷紋が君に罰を与えるからね。それと、今度から私の事は『マリー様』って呼ぶように!」

サキュバス・・・マリー様からそう言われた。

「は、はい・・・マリー様」

「よろしい♡じゃあ早速舐めとってね♪」

観念した俺は、おそるおそるマリー様の足先に付着した俺のザーメンに顔を近づける・・・。
うっ!すごい臭いだ!こんなものを舐めないといけないなんて・・・・。
覚悟した俺は、目をつぶってマリー様の足を舐めた。

「う、ううう・・・」

舐めとった俺のザーメンはとんでもない味だった。牛乳のようなまろやかさと、強い苦み、それに不快な舌触り、青臭い臭い・・・あまりの不快感に思わず吐きそうになる。

「吐いたら奴隷紋の罰があるからね。舐めとった精液は舌を出して私に見せること。そして、見せた後にはしっかり飲み込むのよ♡」

釘を刺すようにマリー様から言われた俺は、指示された通りにマリー様へ舌で舐めとったザーメンを見せる。

「ふふふふふ。君の舌、いっぱい精液を舐めとったんだね♡自分の精液を舐めるのってどんな感じなの?・・・あ、しっかり飲み込んだね♡おいしい?」

「お、おいしいです・・・」

俺がザーメンを飲み込む様子を見て、満足そうに笑みを浮かべるマリー様。
もちろん美味しい訳ないのだが、そう口にしないと奴隷紋の罰を受けそうな気がした。

嫌悪の塊であるザーメンはものすごく飲みにくかった。
吐きそうになるのを必死に抑えて、俺はなんとかそれを胃に落とした。
あまりの生理的不快感に涙が出そうだ。

「うんうん、それなら良かった♡じゃあ残りの君の変態マゾザーメン、しっかり舐めとって味わってね♡」

俺はマリー様に言われるまま、自分のザーメンをどんどん舐めとっていった。
足、股、腹、胸・・・
マリー様の肌も一緒に舐めているせいだろうか、だんだんザーメンを舐めとることの嫌悪感も無くなっていくような気がする。
それどころか、なんだか自分のザーメンを舐めて飲み込む姿をマリー様に見てもらう度に、どんどんまた性欲が復活していった。
マリー様の腕に付着した最後のザーメンを舐めとった時には、なんだかちょっと寂しい気分になってしまったほどだ。
まるで、ザーメンをもっと舐めたいと思っているような・・・

「勇者くんえらい!奴隷としての初仕事を見事に終えたね!さすが、私が見込んだ変態マゾだけあるよ♡」

マリー様に褒められて、俺はなんだか嬉しい気持ちになってしまった。
最初は屈辱的だと思っていた”変態マゾ”と呼ばれるのも、今ではゾクゾクしてしまう。
俺はもしかしたら、本当に変態のマゾなのかもしれない・・・。
その証拠に、俺のペニスは完全に勃起してしまっていた。

「自分のザーメン舐め終えておちんちん勃起させてるとこ悪いんだけど、次の仕事ね?”キス”して♡」

そうマリー様は口にした。

キス、といえば普通は唇にするものだ。
勿論俺も知っている。
だがこの時、マリー様の口にする”キス”が唇にするそれではないことに俺は気づいていた。
・・・俺の目の前に、マリー様の股間からいつの間にか生えた肉棒があったからだ。
ドクドクと脈動するそれは、俺のそれよりも長く太い。

「はい、マリー様」

俺はなんの躊躇もなく、そのマリー様の巨大なペニスの先端にキスをした。

「うふふふふ。ちゃんとキスの意味がわかってお利口さんだね。じゃあしっかり私のふたなりペニスを気持ちよくしてね♡ちゃんとできたら、君にご褒美をあげるよ♡」

「はい、ありがとうございます。マリー様」


そう言って、俺の頭に両手を置くマリー様。
俺は夢中になって、マリー様の肉棒にご奉仕する。
以前に娼館で女にフェラチオをされた時のことを思い出し、俺はペニスの先を舌でチロチロ舐めたり、竿の部分を強く吸ったり、手で思い切り扱いた。
そして、その大きな亀頭を口にくわえ込み、口をすぼめてそれを強く吸いながら、喉にぶつかるくらい深く、俺は頭をピストンした。
ディープスロートってやつだ。

じゅっぽじゅっぽじゅっぽ・・・

卑猥な音が玉座の間に響き渡る・・・。

俺は今、ふたなりのペニスをしゃぶってご奉仕している・・・・。
男であり、勇者でもある俺がだ・・・。
自分の口から出る卑猥な音を聞くと、そんなあまりにも倒錯的な事実を改めて認識してしまう。
ほんの少し前だったら、そんなことは嫌悪の対象であり、絶対にありえないことだったんだが・・・。
今の俺は、それを快感であると認識してしまっていた。

そんなことを考えていたら、俺の頭を掴むマリー様の手に力がこもった。
先程からちょくちょくマリー様の小さな喘ぎ声が聞こえていたんだが、ついに限界を迎えそうなのか、一際大きな声が聞こえた。

「ああん♡勇者くんすごい!もうイク!出る!私、勇者くんの口にご褒美出しちゃう~~~!」


ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ!ビュルルルルルルルルルルル!


声が聞こえた直後、俺の口内にマリー様の”ご褒美”が発射された。
熱くて濃いそれをすぐに飲み込もうとするが、あまりの勢いに俺は鼻からそれを噴きだし、さらにマリー様のペニスから口を離してしまった。


ビュルビュルビュルビュル!ビュルンビュルンビュルン・・・・


口から離したマリー様のペニスからは、いまだに大量のザーメンが飛び出してくる。
もちろん、それらは全て目の前にある俺の顔へ次々とかかっていく。

「あははは、勇者くんの顔、私のザーメンでドロドロだぁ♡嬉しいよね?精液大好きな変態マゾだもんね♡」
「はいいいぃ、マリー様のザーメンいっぱい浴びれて最高ですぅ」

俺はザーメンまみれになった顔に恍惚な表情を浮かべてそう口にしていた。
本当に、最高だった。
熱くて濃くてくっさいマリー様のザーメンがこんなにも俺の顔や全身にぶっかかっているのだ。
俺は体中についたゼリーのようなザーメンを手ですくい、次々と舐めていった。
あまりの興奮のせいか、触れてもいないのに俺のペニスからもザーメンがドクドクと出ていた。
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