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山賊の頭の最期
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山賊達が寝静まった深夜。
勇者は自分の腕に付けられた呪いのアイテム・・・魔封じの腕輪を見ていた。
「呪いのアイテムかぁ・・・えい!」
バキ!
硬そうな金属のそれを、勇者は軽い手刀で破壊した。
通常は武器を使っても破壊できるような物ではないのだが、規格外の身体能力を持つ彼にとっては容易いことだった。
そして、無事魔法が使用できるようになった勇者は、見張りを眠らせて牢獄から脱出した。
ちなみに、ポールは牢獄の中で眠ったままだ。
どの道、山賊のアジトを出発するのは明日の朝の予定なので、彼にはこのまま眠っていてもらうつもりだった。
「さて、じゃあ悪の親玉には厳しい罰を与えないとね」
そして勇者は、洞窟の奥・・・山賊の頭のいる部屋へと向かった。
・・・ちなみに全裸である。
・・・
ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!
「・・・ん?」
山賊の頭は、股間に生じる快感で意識を取り戻した。
夜に自分専用の性奴隷と行為をして滾る性欲を発散させた彼だったが、寝ていたはずの彼の肉棒には性奴隷の膣内とは異なる快感を得ていたのだった。
異変に気が付いて目を開けた彼の前には、信じられないような人間がいたのだった。
「な・・・!てめぇ!?」
「あ♡あ♡あ!♡」
山賊の頭の股間の上には、全裸姿の勇者が跨って腰を振っていた。
思わぬ人間の存在に一気に意識を覚醒させた彼は、目の前の勇者に殴りかかろうとした。
だが・・・その行動が実行されることはなかった。
彼の身体は、どんなに力を込めようとしてもピクリとも動かなかったのだ。
「な・・・身体が動かねぇ!?・・あぁぁぁ!」
びゅるうううううううううううううううううう!
「んあぁぁ♡出たぁぁ♡」
既に快感を高められていた彼の肉棒は限界を迎えた。
勇者の尻穴に、熱い精液が次々に搾り取られていく。
「ぐ・・・」
屈辱と快感の入り混じり、顔を苦悶に歪める山賊の頭。
対照的に、勇者の顔は尻穴に注がれた熱い液体の感触を堪能して頬を緩めていたのだった。
そして射精が終わった頃、山賊の頭は言葉を発したのだった。
「てめぇ・・・勇者だな!?どうやってこの部屋に侵入した!?それに、俺はなんで身体が動かねぇんだ!?」
なぜ尻穴で肉棒を犯してるのか、というのも言いたかったが、昼間の勇者の様子を思い出した彼は聞かなかった。
聞かずとも、勇者が特殊な性癖を持っているからだということが容易に想像できたからである。
それよりも、魔封じの腕輪を付けたはずの勇者が部屋に侵入していることと、自分の身体が動かないことが信じられなかった。
魔封じの腕輪は呪いのアイテム。
解呪しない限り外すことはできないし、頑丈な金属でできているため壊すこともできないと言われている。
そして、逆に彼自身は魔法耐性の腕輪を身に着けていた。
だから、日中の勇者の魅了魔法も効かなかったのだ。
彼が装備している腕輪も、他者が外すことは不可能だ。
魔法が使えないはずの勇者と、魔法が効かないはずの自分。
だが、今自分は身体を動かせない状態だ。
そして、それは物理的な原因でないことは明白だった。
身体に力を込めようとしても込められないのだ。
魔法による効果としか思えない。
そんなことを思って発した彼の言葉だったが、勇者はあっさりと種明かしした。
「僕の腕についていた腕輪も、君の腕についていた腕輪も、僕が壊したよ。僕はこれでも勇者だから、力もそれなりに自信があるんだ」
「な、なにぃ!?ば、バカな・・・」
こともなげに答える勇者に、盗賊の頭はさらに驚愕した。
彼自身も、過去にこれらの腕輪を自慢の斧を使って破壊しようと試みたことがあったのだ。
だが、渾身の一撃を見舞ったにもかかわらず、腕輪には傷一つついていなかった。
逆に斧のほうがダメになったくらいだ。
それほどの強度を持つ腕輪を、勇者が素手で壊したという事実が信じられなかった。
「それよりも、君は悪事をやりすぎたね。あまりにも多くの人達を残酷に殺してきた。その報いを受けてもらうよ」
「ひっ・・・」
その時、一瞬だけ発せられた勇者の殺気。
それは盗賊の頭を一瞬にして縮み上がらせた。
元Aランク冒険者という高い実力を持つ彼だったが、目の前にいる勇者は規格外の化け物だったのだ。
自分がどうあがいても勝ち目がないと諦めた彼は、抵抗する気力を根こそぎ削がれてしまっていた。
「じゃあ、罰として君には死ぬまで僕のおケツマンコに中出しし続けてもらうよ♡」
「あ、ああああああ!」
そして、勇者は顔を淫らな表情に戻すと、再び腰を振り始めたのである。
・・・その後、山賊の頭は何度も尻穴の中で射精し、その度に懺悔の言葉を口にするが、勇者は一切許すことはなかった。
射精後の敏感な肉棒に何度も襲い掛かる地獄のような快感。
山賊の頭は顔を涙と鼻水でくしゃくしゃにし、イキ地獄を散々に味わった末に、心が壊れてしまった。
そして、勇者の言葉通り、心臓の鼓動が止まるまで罰を受け続けたのであった。
勇者は自分の腕に付けられた呪いのアイテム・・・魔封じの腕輪を見ていた。
「呪いのアイテムかぁ・・・えい!」
バキ!
硬そうな金属のそれを、勇者は軽い手刀で破壊した。
通常は武器を使っても破壊できるような物ではないのだが、規格外の身体能力を持つ彼にとっては容易いことだった。
そして、無事魔法が使用できるようになった勇者は、見張りを眠らせて牢獄から脱出した。
ちなみに、ポールは牢獄の中で眠ったままだ。
どの道、山賊のアジトを出発するのは明日の朝の予定なので、彼にはこのまま眠っていてもらうつもりだった。
「さて、じゃあ悪の親玉には厳しい罰を与えないとね」
そして勇者は、洞窟の奥・・・山賊の頭のいる部屋へと向かった。
・・・ちなみに全裸である。
・・・
ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!
「・・・ん?」
山賊の頭は、股間に生じる快感で意識を取り戻した。
夜に自分専用の性奴隷と行為をして滾る性欲を発散させた彼だったが、寝ていたはずの彼の肉棒には性奴隷の膣内とは異なる快感を得ていたのだった。
異変に気が付いて目を開けた彼の前には、信じられないような人間がいたのだった。
「な・・・!てめぇ!?」
「あ♡あ♡あ!♡」
山賊の頭の股間の上には、全裸姿の勇者が跨って腰を振っていた。
思わぬ人間の存在に一気に意識を覚醒させた彼は、目の前の勇者に殴りかかろうとした。
だが・・・その行動が実行されることはなかった。
彼の身体は、どんなに力を込めようとしてもピクリとも動かなかったのだ。
「な・・・身体が動かねぇ!?・・あぁぁぁ!」
びゅるうううううううううううううううううう!
「んあぁぁ♡出たぁぁ♡」
既に快感を高められていた彼の肉棒は限界を迎えた。
勇者の尻穴に、熱い精液が次々に搾り取られていく。
「ぐ・・・」
屈辱と快感の入り混じり、顔を苦悶に歪める山賊の頭。
対照的に、勇者の顔は尻穴に注がれた熱い液体の感触を堪能して頬を緩めていたのだった。
そして射精が終わった頃、山賊の頭は言葉を発したのだった。
「てめぇ・・・勇者だな!?どうやってこの部屋に侵入した!?それに、俺はなんで身体が動かねぇんだ!?」
なぜ尻穴で肉棒を犯してるのか、というのも言いたかったが、昼間の勇者の様子を思い出した彼は聞かなかった。
聞かずとも、勇者が特殊な性癖を持っているからだということが容易に想像できたからである。
それよりも、魔封じの腕輪を付けたはずの勇者が部屋に侵入していることと、自分の身体が動かないことが信じられなかった。
魔封じの腕輪は呪いのアイテム。
解呪しない限り外すことはできないし、頑丈な金属でできているため壊すこともできないと言われている。
そして、逆に彼自身は魔法耐性の腕輪を身に着けていた。
だから、日中の勇者の魅了魔法も効かなかったのだ。
彼が装備している腕輪も、他者が外すことは不可能だ。
魔法が使えないはずの勇者と、魔法が効かないはずの自分。
だが、今自分は身体を動かせない状態だ。
そして、それは物理的な原因でないことは明白だった。
身体に力を込めようとしても込められないのだ。
魔法による効果としか思えない。
そんなことを思って発した彼の言葉だったが、勇者はあっさりと種明かしした。
「僕の腕についていた腕輪も、君の腕についていた腕輪も、僕が壊したよ。僕はこれでも勇者だから、力もそれなりに自信があるんだ」
「な、なにぃ!?ば、バカな・・・」
こともなげに答える勇者に、盗賊の頭はさらに驚愕した。
彼自身も、過去にこれらの腕輪を自慢の斧を使って破壊しようと試みたことがあったのだ。
だが、渾身の一撃を見舞ったにもかかわらず、腕輪には傷一つついていなかった。
逆に斧のほうがダメになったくらいだ。
それほどの強度を持つ腕輪を、勇者が素手で壊したという事実が信じられなかった。
「それよりも、君は悪事をやりすぎたね。あまりにも多くの人達を残酷に殺してきた。その報いを受けてもらうよ」
「ひっ・・・」
その時、一瞬だけ発せられた勇者の殺気。
それは盗賊の頭を一瞬にして縮み上がらせた。
元Aランク冒険者という高い実力を持つ彼だったが、目の前にいる勇者は規格外の化け物だったのだ。
自分がどうあがいても勝ち目がないと諦めた彼は、抵抗する気力を根こそぎ削がれてしまっていた。
「じゃあ、罰として君には死ぬまで僕のおケツマンコに中出しし続けてもらうよ♡」
「あ、ああああああ!」
そして、勇者は顔を淫らな表情に戻すと、再び腰を振り始めたのである。
・・・その後、山賊の頭は何度も尻穴の中で射精し、その度に懺悔の言葉を口にするが、勇者は一切許すことはなかった。
射精後の敏感な肉棒に何度も襲い掛かる地獄のような快感。
山賊の頭は顔を涙と鼻水でくしゃくしゃにし、イキ地獄を散々に味わった末に、心が壊れてしまった。
そして、勇者の言葉通り、心臓の鼓動が止まるまで罰を受け続けたのであった。
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