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野営中に

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パチ・・パチ・・・

「うんうん、この肉なかなかイケるね」

 とっぷりと日が暮れ、世界が闇に覆われた頃、勇者は焚火で暖をとりながら夕食を食べていた。
 今食べているのはポルン村で報酬として貰った食料だ。
 森で取れたのであろう獣の肉は、独特な風味があったが噛む度に旨味が滲み出てきた。

「パンもスープもおいしいや」

 焼き立てのパンと、新鮮な野菜を煮込んで作ったスープも一緒に堪能する。

 空間魔法の中には、物体を異次元の空間に収納できる便利なものがある。
 通称「アイテムボックス」と呼ばれるその魔法は、旅人にとっては喉から手が出るほど欲しい魔法だろう。
 旅人は、大きなリュックや荷袋に物資を詰めて運ばなければいけない。さらに荷物が増えれば、移動するためには荷車や馬車なども必要となるだろう。
 だが、アイテムボックスを使える者がいれば、それらの労苦から解放されるのだ。

 魔力量や空間魔法の熟練度合いによって、アイテムボックスの収納空間の広さや性能が変わるが、勇者のそれは一級品だった。 
 勇者のアイテムボックス内は容量無制限の上、時を止めることもできるのだ。

 勇者が口にしている食料も、全てアイテムボックスから取り出したものだ。
 時が止まったその中は、焼き立てのパンは焼き立てのままで、熱いスープもそのままで保存できる。
 そのため、ポルン村の時のように、金銭ではなく物資による報酬でも全く問題ないのだ。


 そうして、勇者がおいしい料理に舌鼓を打っていると、足音が近づいてきた。
 それは、1人の若い男の旅人だった。

 勇者が腰を降ろしているのは、道から少し外れたところにある森の近くだ。
 道からまっすぐにここへ歩いてきたその若者は、弱り切った表情を勇者に向けた。

「す、すみません・・・どうか俺に、食料を分けていただけないでしょうか・・・?」

 その若者は痩せ細っており、服も汚れていた。
 ここ数日、碌に食事もできていないような様子だ。

「いいですよ。いっぱいあるので、好きなだけここで食べていってください」

 勇者は笑顔で若者を迎え入れた。
 基本的に、困っている人には手を差し伸べるのが勇者の方針である。
 変態的な性癖が影を潜めていれば、彼は立派な好青年だ。

「あ、ありがとうございます!ありがとうございますっすぅ!ううう・・・」

 若者は勇者の親切に感謝し、涙を流して食事にありついたのだった。


・・・


 その若者はポールという名前だった。
 ポールは勇者が与える食事を次々と平らげていった。
 よほどお腹が空いていたようだ。

 そして、勇者の丸2日分の食料が彼の腹に収まった後、ようやく彼は満腹になったのだった。

「ありがとうございました。おかげで生き返った気分っす。これ・・・少ないですが受け取ってくださいっす」

 ポールは食事の礼にと、硬貨が入った袋を手の上でひっくり返して、ポトっと落ちた数枚の硬貨を渡そうとした。
 どうやら、それが彼の全財産のようだ。

「いえ、気にしないでいいですよ。それよりも、良ければここで一晩、一緒に過ごしませんか?僕も一人で寂しかったので、焚火にあたって一緒にお話でもしましょう」

 勇者はにっこりとほほ笑んで若者の手を押し戻した。
 さすがに、若者の全財産を受け取るのは忍び無いと思ったのだ。
 ・・・そして、これが本命だが、勇者は彼に別の「お礼」を求めていたのだった。

「重ね重ね・・・本当にありがとうございますっすぅぅぅ!うう・・・」

 勇者の善意に感激して、再び涙ぐんだポール。
 そして、2人は焚火の周りでお互いの旅の話を楽しんだのであった。


・・・


 ずっずっずっず!

 夜も更けた頃、焚火の近くで謎の音が響いていた。
 そこには、一糸纏わぬ姿で肌を重ねあう、2人の若い男の姿があった。


 勇者とポールである。
 勇者はポールに魅了魔法をかけ、彼を発情させて行為に及んだのだった。


「おん!おん!おぉん!ポールのおチンポ♡気持ちいいところ当たってるぅ♡」
「勇者さんたら俺の上ですげぇ乱れてるっすね!そんなに俺のチンポ欲しかったっすか!?」
「あああ♡ポールのおチンポ、ずっと欲しかったんだ♡君がここに来た時から、ずっと・・・♡」
「勇者さん、すげぇ淫乱なんすね♡男のチンポ欲しいだなんて、変態じゃないすか♡」
「ああああ♡」

 勇者は、仰向けになったポールの股間に跨り、腰を激しく上下に振っていた。
 その顔は快楽に緩み切っており、口元から飛び散った涎がポールの腹にポタポタと落ちた。

「勇者さんのチンポもバッキバキっすね♡俺がこの変態チンポを扱いてあげるっすよ♡」
「あぅぅん♡お願いしますぅぅ♡」

 そして、ポールは先程から目の前でぶるんぶるんと揺れ続けている屹立した勇者の肉棒を手で掴んだ。

「おぉぉん♡ポールぅぅ♡激しすぎぃぃ♡」
「勇者さん、俺はチンポ掴んでるだけっすよ♡勇者さんの腰の動きが激しいから、勝手に気持ちよくなってるだけっす♡」
「んあぁぁ♡恥ずかしいぃ!♡」
「ふふふ、そうっすね♡勇者さんの恥ずかしい変態姿、目の前で見れて嬉しいっすよ♡勇者さんのチンポ、腰が動くたびに皮が動いて、恥ずかしい包茎チンポの先からエッチな汁が出てるっすね♡」

 羞恥を煽るようなポールの言葉に、勇者は乱れた。
 彼が言うように、肉棒の先からはカウパーがぴゅぴゅっと飛び散り、ポールの胸にかかっていた。

「う!俺、もうイキそうっす!勇者さんもエロエロチンポから、変態ザーメンいっぱい出してくださいね♡」
「んぉぉぉ!♡いっぱい僕の中に出してぇ♡僕もいっぱい白濁スープ、ポールにあげるぅぅ♡」
「んぁぁぁあ!い、イクぅぅぅ!」


どぶびゅるううううううううううううううううう!!!
どぴゅううううううううううううう!


 2人はほぼ同時に達した。

 勇者の肉棒から出た精液は、ポールの上半身に思い切りぶちまけられ、顔や胸、腹を次々と汚していった。

 ポールの肉棒も、勇者の尻穴の中で激しく射精し、結合部からはトロリと白濁が垂れてくる。


 2人が射精し終わった時には、勇者は尻穴の中を、ポールは上半身を白濁塗れにしていた。

「はぁ・・・はぁ・・・♡俺、勇者さんのザーメンで汚されちゃったっす♡どうしてくれるんすか♡責任とってなんとかしてくださいっす♡」
「ああああ♡わかったよ・・・ポール・・・♡」

 ポールの懇願を受け、勇者は彼の肉棒から離れて、彼の腹に顔を近づけた。
 そして、ポールにぶちまけた自らの精液を、口でじゅるじゅると吸っていったのである。

「うへぇ・・・自分のザーメン美味しそうに吸ってるっす・・・。本当に勇者さんってド変態っすね♡自分のザーメンは美味しいっすか?♡」
「美味しいよぉ♡この自家製スープ、毎日飲んでも飽きないんだ♡」

 尻穴から精液をゴポゴポと垂らしながら、ポールの問いに嬉しそうに答えた勇者は、ポールの身体に付着した白濁スープを次々と自分の胃袋に入れていった。
 そして、ポールの顔にまで到達した彼の口は、付着した精液を全て舐めとり・・・

「僕のスープをお裾分けしてあげるよ・・・♡」
「んんぅぅ!?」

 ポールの唇に自らの唇を重ねて、自家製スープを口移ししていった。


ちゅぴちゅぷちゅぱちゅるぅ


 そして、そのまま舌を絡め合って濃厚なキスを続けた2人。

 彼らは夜遅くまで、お互いの身体を求めあい、若い性欲を発散させたのだった。
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