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淫魔の罠
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「よし、ここならいいかな♡じゃあ早速お楽しみを・・・ぐほぉ?!」
俺の腕を離してこちらを振り返った淫魔の腹に、オーラを込めた拳を放つ。
俺は、自分の拳や手に持った武器にオーラを纏って戦うタイプだ。
たたらを踏んだ淫魔の頭にニョキっと2本の角が生えて、尻からは尻尾が生えた。
こうやってダメージを受けると、妖魔は擬態を解くんだ。
コイツの場合は、淫魔の角と尻尾を隠していただけみたいだな。
淫魔の姿を確認した俺は、強烈なラッシュをお見舞いする。
「ちょ!? ぐへぇ!? 待って! がはぁ!?」
次々にクリーンヒットしていく淫魔は、ついに仰向けにぶっ倒れた。
よし、チャンスだ!
俺は馬乗りになって、淫魔の顔に殴りかかろうとした。
だが・・・
「な、なにぃ・・・!」
俺の身体は突然動かなくなった。
しかも、なんだか身体の奥が疼くように熱い・・・。
こいつ、何をしやがった?!
「ふぅ~~危ない危ない。君、退魔師だったんだね♪どおりで様子が変わらないと思った訳だ♡でも、淫魔との戦い方は知らなかったんだね♡」
「ぐ・・・どういうことだ!?」
「淫魔ってさ、身体にすごい淫気を纏ってるの。人間だったら、触れられただけでエロい気分になっちゃうほどの♡で、俺はワザと仰向けに倒れて、罠を仕掛けた訳。君が、淫気を濃くした俺の身体に馬乗りになってくるのを見越してね♡ で、君は俺の淫気に剥きだしの肌を触れたことで、身体が動かなくなっちゃった訳だ♡」
俺の下で、勝ち誇った顔でそう言った淫魔。
「ひひひ♡でもまさか、淫魔相手にこんな肌を露出させて挑んでくるなんて・・・君、淫魔と戦ったことないでしょ?♡ダメだよぉ、しっかり対策しないと♡」
俺の準備不足を嬉しそうに指摘する淫魔の声に、俺は屈辱を感じてしまう。
「ぐ・・・」
「しかも女なのに、こんな男の水着・・・って、えぇぇ!?なんで股間膨らんでるの!?!?」
う・・・淫魔の肌に触れたままのせいか、俺のチンポ、いつの間にか大きくなっちまった・・・。
ってか、こいつ、俺のこと男だって今気づいたのかよ。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
だけど、俺は淫気に当てられて声を出すのも難しくなってしまっていた。
ただただ、身体の疼きに耐えて、荒い息をする。
「あ、わかった!君、ふたなりっ娘でしょ♡すごいなぁ♡俺、人間のふたなり見たの、初めてだ♡」
コイツ・・・いまだに俺のことを男だと気づいてない・・・。
「ふたなりおちんちん見せてよ♡」
「はぁ・・はぁ・・んぁっ!やめ・・・」
そう言って、淫魔は俺の水着に手をかけてきた。
なんとか声を絞りだした俺だが、無情にも、俺の水着は脱ぎ取られてしまったのだった。
俺の腕を離してこちらを振り返った淫魔の腹に、オーラを込めた拳を放つ。
俺は、自分の拳や手に持った武器にオーラを纏って戦うタイプだ。
たたらを踏んだ淫魔の頭にニョキっと2本の角が生えて、尻からは尻尾が生えた。
こうやってダメージを受けると、妖魔は擬態を解くんだ。
コイツの場合は、淫魔の角と尻尾を隠していただけみたいだな。
淫魔の姿を確認した俺は、強烈なラッシュをお見舞いする。
「ちょ!? ぐへぇ!? 待って! がはぁ!?」
次々にクリーンヒットしていく淫魔は、ついに仰向けにぶっ倒れた。
よし、チャンスだ!
俺は馬乗りになって、淫魔の顔に殴りかかろうとした。
だが・・・
「な、なにぃ・・・!」
俺の身体は突然動かなくなった。
しかも、なんだか身体の奥が疼くように熱い・・・。
こいつ、何をしやがった?!
「ふぅ~~危ない危ない。君、退魔師だったんだね♪どおりで様子が変わらないと思った訳だ♡でも、淫魔との戦い方は知らなかったんだね♡」
「ぐ・・・どういうことだ!?」
「淫魔ってさ、身体にすごい淫気を纏ってるの。人間だったら、触れられただけでエロい気分になっちゃうほどの♡で、俺はワザと仰向けに倒れて、罠を仕掛けた訳。君が、淫気を濃くした俺の身体に馬乗りになってくるのを見越してね♡ で、君は俺の淫気に剥きだしの肌を触れたことで、身体が動かなくなっちゃった訳だ♡」
俺の下で、勝ち誇った顔でそう言った淫魔。
「ひひひ♡でもまさか、淫魔相手にこんな肌を露出させて挑んでくるなんて・・・君、淫魔と戦ったことないでしょ?♡ダメだよぉ、しっかり対策しないと♡」
俺の準備不足を嬉しそうに指摘する淫魔の声に、俺は屈辱を感じてしまう。
「ぐ・・・」
「しかも女なのに、こんな男の水着・・・って、えぇぇ!?なんで股間膨らんでるの!?!?」
う・・・淫魔の肌に触れたままのせいか、俺のチンポ、いつの間にか大きくなっちまった・・・。
ってか、こいつ、俺のこと男だって今気づいたのかよ。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
だけど、俺は淫気に当てられて声を出すのも難しくなってしまっていた。
ただただ、身体の疼きに耐えて、荒い息をする。
「あ、わかった!君、ふたなりっ娘でしょ♡すごいなぁ♡俺、人間のふたなり見たの、初めてだ♡」
コイツ・・・いまだに俺のことを男だと気づいてない・・・。
「ふたなりおちんちん見せてよ♡」
「はぁ・・はぁ・・んぁっ!やめ・・・」
そう言って、淫魔は俺の水着に手をかけてきた。
なんとか声を絞りだした俺だが、無情にも、俺の水着は脱ぎ取られてしまったのだった。
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