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新しい家族
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「いゃいゃ…小沢くん、勘違いさせてしまってたらごめんな?2人が同性同士だから公にできないとかそんなんじゃなくて…公にはしたい…したいんだけど、その…対策とか…色々と…」
僕が落ち込んでると思ったお父さんは違うと言ってくれてるが、何が違うのかわからない。対策って何?僕はどうしたらいいんだろう…と悩んでしまった。
「全く、社長なのに、まったく言葉が足りなくてごめんね海斗くん。誠さん、ちゃんと透と海斗くんに説明してあげないと…勘違いしたままよ。この際、全部伝えてもいいんじゃない?」
お母さんに謝られてしまった…
「兄さんは海斗くんを守るために発表を遅らせようとしてるんだよ。これからの2人の為に…」
「叔父さん、それどういう意味?ごめん。俺も意味わからないんだけど…説明してもらってもいい?ちゃんとわかるように…それとも、まだ説明はできない?」
透さんもわからないでいると里中さんが「とりあえず座ろうか…」
僕たちはもう一度、ソファーに座った。
里中さんがタブレットで見せてくれた中身には
《これからの対策について》
・同性パートナーを配偶者と同様に扱う福利厚生制度の整備、見直しを行う
・誤解や偏見を解消する対策
・理解を促すことを目的とした研修、周知啓発
・同性パートナーがいることに対してのパワハラ、モラハラ、セクハラに関しての相談窓口の拡充
・職場環境の整備
・同性婚に賛同を表明する企業を増やす努力
様々な対策が挙げられていた…
「親父これって…」
「2人がこれから先、社長と秘書になるんだ。必要だろ?できるだけ小沢くんが辛い立場にならないように…もしかしたら、お前たち以外にも、そういうことで悩んでいる人が、この会社の中にいるかもしれない。気づかなかっただけでな。前々からこういう対策は必要なんじゃないかと外部でも話はしていたんだが…なかなかどうしたらいいのかわからなくて進められなくて悪かったな。小沢くん理解してくれたかな?早急に対策を考えるから、もう少し公にするのは待ってもらってもいいかな?」
「親父…こんなことまで考えてくれてたなんて知らなくて…ただ俺たちが同性だからとか公にできないんじゃないかって考えてた。ありがとう。色々と対策とか考えてくれて。海斗、俺も親父とこれからのこと考えながら頑張るから。待っていてくれるか?海斗?」
社長は賛成してるけど、公にできないと言った意味がわからなかった…それは、僕たち2人が会社からも世間からも批判されたりしないように…僕は嬉しくて涙が浮かんできた。僕はすっかり泣き虫になってしまった…
「ありがとうございます。社長も里中さんも常務も…そんなに考えてくれてたなんて知らなくて…」
「嬉しいな海斗。これから俺たちも頑張っていこうな」
俯いてた顔を覗かれてしまった。
「まぁ透がもう少し早く、小沢くんとのことを教えてくれたら早急に対策も考えてたんだが…ついこの前聞いたばかりだったからな。でもきっかけは透だが、前からそういう対策は必要だと、そんな話があったのは本当なんだ。透も知ってるだろ?芳賀のこと」
「芳賀さん?親父の友達の?」
「そう。芳賀の会社は前からそういう対策をとってたからな。遅れてるって言われてたよ。じゃあ小沢くん、これからもよろしく頼むな」
「あっはい。よろしくお願いします」
「誠さん、いつまで小沢くん呼びにしてるの?わが家の息子になるんでしょ?私達は家族になるんだから…ねぇ海斗くん。名前でちゃんと呼んであげないと壁があると感じちゃうじゃない。海斗くんも、会社以外では社長は禁止だからね!」
「あぁ悪かったね…海斗っくん」
「……っ。ありがとうございます。………お義父さん、お義母さんっ」
「あら…嬉しい。お義母さんなんて言ってもらって…」
「姉さんばっかり…私のこともお母さんでいいからね!私達には子供がいないの、だから透も優太も私の子供だと思って接してるのよ。だから透が大事にしてる子だもの。海斗くんも私の大事な子供よ。私達は家族。だからこれから先、何かあったらすぐに連絡するのよ。透とケンカしたら家に来なさい。じゃあ連絡先、交換しよ!」
透さんのお母さん、智子お母さんと連絡先を交換した。僕には一気に2人のお母さんができた。とっても嬉しかった。僕の新しい家族…みんなに温かくしてもらって心にぽっかり空いてた穴が少し塞がった気がした。
僕が落ち込んでると思ったお父さんは違うと言ってくれてるが、何が違うのかわからない。対策って何?僕はどうしたらいいんだろう…と悩んでしまった。
「全く、社長なのに、まったく言葉が足りなくてごめんね海斗くん。誠さん、ちゃんと透と海斗くんに説明してあげないと…勘違いしたままよ。この際、全部伝えてもいいんじゃない?」
お母さんに謝られてしまった…
「兄さんは海斗くんを守るために発表を遅らせようとしてるんだよ。これからの2人の為に…」
「叔父さん、それどういう意味?ごめん。俺も意味わからないんだけど…説明してもらってもいい?ちゃんとわかるように…それとも、まだ説明はできない?」
透さんもわからないでいると里中さんが「とりあえず座ろうか…」
僕たちはもう一度、ソファーに座った。
里中さんがタブレットで見せてくれた中身には
《これからの対策について》
・同性パートナーを配偶者と同様に扱う福利厚生制度の整備、見直しを行う
・誤解や偏見を解消する対策
・理解を促すことを目的とした研修、周知啓発
・同性パートナーがいることに対してのパワハラ、モラハラ、セクハラに関しての相談窓口の拡充
・職場環境の整備
・同性婚に賛同を表明する企業を増やす努力
様々な対策が挙げられていた…
「親父これって…」
「2人がこれから先、社長と秘書になるんだ。必要だろ?できるだけ小沢くんが辛い立場にならないように…もしかしたら、お前たち以外にも、そういうことで悩んでいる人が、この会社の中にいるかもしれない。気づかなかっただけでな。前々からこういう対策は必要なんじゃないかと外部でも話はしていたんだが…なかなかどうしたらいいのかわからなくて進められなくて悪かったな。小沢くん理解してくれたかな?早急に対策を考えるから、もう少し公にするのは待ってもらってもいいかな?」
「親父…こんなことまで考えてくれてたなんて知らなくて…ただ俺たちが同性だからとか公にできないんじゃないかって考えてた。ありがとう。色々と対策とか考えてくれて。海斗、俺も親父とこれからのこと考えながら頑張るから。待っていてくれるか?海斗?」
社長は賛成してるけど、公にできないと言った意味がわからなかった…それは、僕たち2人が会社からも世間からも批判されたりしないように…僕は嬉しくて涙が浮かんできた。僕はすっかり泣き虫になってしまった…
「ありがとうございます。社長も里中さんも常務も…そんなに考えてくれてたなんて知らなくて…」
「嬉しいな海斗。これから俺たちも頑張っていこうな」
俯いてた顔を覗かれてしまった。
「まぁ透がもう少し早く、小沢くんとのことを教えてくれたら早急に対策も考えてたんだが…ついこの前聞いたばかりだったからな。でもきっかけは透だが、前からそういう対策は必要だと、そんな話があったのは本当なんだ。透も知ってるだろ?芳賀のこと」
「芳賀さん?親父の友達の?」
「そう。芳賀の会社は前からそういう対策をとってたからな。遅れてるって言われてたよ。じゃあ小沢くん、これからもよろしく頼むな」
「あっはい。よろしくお願いします」
「誠さん、いつまで小沢くん呼びにしてるの?わが家の息子になるんでしょ?私達は家族になるんだから…ねぇ海斗くん。名前でちゃんと呼んであげないと壁があると感じちゃうじゃない。海斗くんも、会社以外では社長は禁止だからね!」
「あぁ悪かったね…海斗っくん」
「……っ。ありがとうございます。………お義父さん、お義母さんっ」
「あら…嬉しい。お義母さんなんて言ってもらって…」
「姉さんばっかり…私のこともお母さんでいいからね!私達には子供がいないの、だから透も優太も私の子供だと思って接してるのよ。だから透が大事にしてる子だもの。海斗くんも私の大事な子供よ。私達は家族。だからこれから先、何かあったらすぐに連絡するのよ。透とケンカしたら家に来なさい。じゃあ連絡先、交換しよ!」
透さんのお母さん、智子お母さんと連絡先を交換した。僕には一気に2人のお母さんができた。とっても嬉しかった。僕の新しい家族…みんなに温かくしてもらって心にぽっかり空いてた穴が少し塞がった気がした。
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