いつか愛してると言える日まで

なの

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好きが溢れて※

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風が一瞬強く吹いたと同時に僕の匂いが濃くなったねっと奏は鼻を寄せてクンクンと嗅ぎながら「好きだよ」「純平はかわいい」と耳や首元にキスをしてくれた。 

先程みたいに触れるだけのキスを唇に落としながら「2回目…」そんな事を言って、またキスをした。「何回キスしたらなれるのかな?」なんてふざけ合ってキスしていたら、だんだんとキスが深くなる。奏の舌が僕の唇をノックした唇を薄く開けると奏の舌が入ってきた。僕の口の中を舐めまわし、舌同士を絡めあう。
今まで感じた事がないキスに奏への好きがどんどん溢れてきた。頭がクラクラするのに身体の奥から熱が噴き出すみたいな感じがする身体が疼いて今まで反応なかった陰茎が首を上げて固くなってきたのがわかる。
これがヒート?なんで今?
「純平…なんでっ」奏も焦ってる。
僕は身体に力が入らなくなくて奏の首に手を回しもたれていた。
僕は奏に抱き上げられ病室に行く途中のリネン庫に押し込められた。

「純平…ごめん。」奏は何度も謝りながら「オレ我慢できない」と僕の顔にキスをしながら服を脱がしていった。
僕は「やめてっ…かな…で」と言ったが、初めてのヒートで頭が回らない。
奏の手は大きく、温かく、僕はどこを触られても気持ちがよかった。僕のとは違うとても大きな陰茎が足に当たる。これを入れたら気持ちよくなれる?まだ誰も受け入れたことがない蕾の奥に…

「っあ…あっ…かなで…いい匂いがする…だいすっき…」
胸の突起を口に含まれ舌で飴玉を転がすみたいに舐められる。
「気持ちいい…あっ…」自分の口から聞いたことがない甘い声が出る。
僕の陰茎を「かわいいっ」て握って擦られる。初めての行為は気持ちよくて僕はあっという間に奏の手の中に白濁を飛ばした。体がヒクヒクと痙攣する。

「く…っ…う…純平…かわいい。いっぱい出たね。俺も出したい。純平の中に入れたい。お前をオレのものにしたい。初めてだから上手くいくかわからないけど痛かったら言って」
先程の白濁を蕾に当てられ指を入れられる。初めて入れられた場所はもうぐっしょりと濡れていた。

「純平…かわいい。匂いが濃くなった。甘い匂いだ…オレが大好きな匂いだよ。気持ちよくなろう」そう言いながら指は1本から2本、3本に増やされ、バラバラと動きだす。奏は体のあちこちに唇を落とすと僕の陰茎は先ほどいったばかりなのに、またびくつき始める。透明な液体が溢れていた。

指を抜かれて「…あっ…」と声が出た。蕾には指とは違う熱が当たっている。「純平…入れるよ」僕にキスしながらゆっくりと奏が入ってきた。指とは違う太くて大きく痛くて目を見開いた。
「痛い?」僕の目を見ながら聞いてきた奏に「ちょっ…と…」と答えると「ごめん。でもやめられない」
「ゆっくりするから」と…徐々に温かい熱を感じながら奏が入ってきた。

「全部入ったよ。純平の中温かい」微笑みながらキスをしてきた。
「動くね」最初はゆっくり、徐々にスピードを上げたり強弱をつけながら腰を振っている奏に「大好き」と僕も答えた。すると腰を持つ力が強くなってうつ伏せに体勢を変えた。僕の腰を持ち上げながら打ち付けて背中にもたくさんのキスを落としてくる。

奏の顔が見たくて振り向くと額に汗を光らせ「純平…好きだよ。オレの番になって」 

ガリっと頸を噛まれて痛みが走った。
「奏は僕を捨てないでっ、絶対に捨てないで」

「当たり前だろ捨てるわけない。捨てないよ。純平はずっとオレのものだから。愛してるよ…純平…オレのオレだけのオメガだよ」

その言葉を聞いた僕は安心して意識を失った。












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