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第2章
第43話
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「ノア待って、待ってよ」
「ここまできたら安心かな」
息を切らしながら着いてきたムーンに声をかけた。僕は歩けるようになってからムーンに走り方を教えてもらったおかげで速く走れるようになった。でも短い距離限定だけど……
「ノア本当に大丈夫なのか?怒られるぞ」
きっともうお父さんにバレてるかもしれない。お母さんにバレたら魔法で迎えにくるんじゃないかと内心ビクビクしていたが、こんなチャンスは滅多にない。これから先ないかもしないと思うと楽しくなってきた。
「怒られないから早く行こう」
ムーンと一緒にクレープ屋さんを探した。するといい匂いがして一角に行列を見つけた。
「あそこじゃない。行こう」
そう思って僕はあることに気がついた。
「あーーーーーーっ」
僕の大声でみんなが振り向いたがそれを気にする余裕が僕にはなかった。ムーンは目を見開いて口まで開けてビックリしていた。
「なんだよノア大声出してどうした?」
僕はムーンに打ち明けた。
「ごめん。お金持ってないよ。そもそも今まで1人で買い物とかしたことないから…やっぱりリアムを連れてくればよかった」
ムーンもお金を持って来ていなくて僕たちはクレープのいい匂いがする方向に目を向けながら帰ろうとしたら呼び止められた。
「おぉー可愛い子じゃん。こっちは人間でこっちはうさぎか?」
牛族の2人組の男の人に腕を掴まれた。掴まれた腕がなんだか気持ちが悪くて…隣ではムーンが必死になって抵抗している。僕も腕を振って離れようとしたが大柄な2人組には敵わなかった。
「そんな嫌がらなくてもいいじゃん。あっクレープ食べたかった?俺たち買ってあげるから一緒に行こうよ。その後に……なぁ」
2人が色々と言ってるが僕はそれどころじゃないくらい気持ちが悪くなってきた。胸がザワザワして落ち着かない。どうしたらいいのかわからない。でも1つ言えるのはこうやって僕の腕を掴んでいいのは1人だけだと……
「ノアお前、顔色悪いぞ大丈夫か?」
そう聞こえてきたが僕は立っているのもやっとの状態だった。気持ち悪い。なんでこの人が僕の腕を掴んでるの?嫌だ、嫌だ。助けて…
「カイル助けて……」
そうちゃんと言えたかわからないけど、僕はカイルの名前を呼んだ気がする。でも気づいた時には自分のベットに寝かされててカイルが僕の頭を撫でていた。
「カイル……」
僕が名前を呼ぶと心配そうな顔で声をかけてくれた。
「ノア大丈夫か?気持ち悪いところはないか?」
「大丈夫」
そう言ってカイルの顔を見れない僕は目を瞑った。あれからどうなったのかどうして僕はここにいるのかわからなくて本当は聞きたいけど怖くて聞けなかった。でも僕を撫でてくれる手は昔から知ってるカイルの手で安心して落ち着く。あの牛族に掴まれた時は本当に気持ちが悪くて嫌だったのに…すると頭を撫でてくれた手は離れて頬をそっと撫でられた。するといつもとは違う少し自信のなさそうな小さな声でカイルが話し出した。
「ノア、ごめんな。俺のせいでノアはきっと色々我慢してるんだな。もしノアが俺のことが嫌いなら俺は……しばらく家を離れるよ。またいつ野獣が現れるかわからないし騎士たちも育てないといけないから。ノアは俺なんかいないほうが……」
僕は聞いてるうちにだんだん腹が立ってきた。
「そんなに僕が嫌いならはっきりといえばいいのに」
「えっ?ノアっ?」
カイルがオロオロして聞いてきた。
「カイルが僕のこと嫌いなんじゃん。僕がカイルを嫌いだなんて言って誤魔化してるけどさ。そんなに僕が嫌いならどこでも……誰とでも行っちゃえばいいんだ。カイルなんて大っ嫌い」
そう言って僕は布団を被った。涙がいくつも溢れてきた。本当はそんなことが言いたいんじゃないのにカイルは
「ノアごめんな。俺はノアのこと嫌ってなんかないから、それだけは信じておいてくれ」
そう言って僕から離れてドアを開けて出ていってしまった。
きっとあの2人から助けてくれたのもカイルだろう。リアムから離れた僕を探して…本当はありがとうって子どもの時みたいに素直に言えたらいいのに…いつの間にか言えなくなってしまった。僕のこと嫌ってないなんて言葉がカイルから聞きたかったわけじゃない。じゃあ僕はなんて言われたかった?好き?そんなことカイルは言わないよ。だって、きっと、もうすぐ……
◇◇◇◇◇
僕がカイルに素直に何も言えなくなったきっかけがあった。それは去年のカイルの誕生日。たくさんの獣人たちを招待して誕生日パーティーがあったんだ。僕はお父さんもお母さんもアリーサもそしてカイルもみんな友達やら色んな人と話してたから、つまらなくなってきて廊下を1人で歩いていたときだった。狼獣人のおじさんたちが話してる声が聞こえた。
「カイル王子ももうすぐ30歳になるのだから早く伴侶を見つけたほうがいいとは思わないか?」
「えっ?王子はもう心に決めた伴侶がいるからと全ての縁談は断ってるみたいですよ」
「えっそうなのか?それは知らなかった。どこの獣人だろうな?でもカイル王子が決めた伴侶ならきっと賢くて可愛くて素敵な女性なんだろう」
「それよりもあの人間……カイル王子の邪魔だよな。いつも一緒にいるんだろ?伴侶が嫌がりはしないだろうか?」
「そこは考えてるでしょ。きっとここじゃない場所に2人だけの愛の巣を作ってるんじゃないのか?邪魔者は近づかさないよ」
「それもそうだなハッハッハッ」
そんな会話を僕は聞いてしまったのだ。それからの僕は自分でも認めるくらい捻くれた人間になってしまったんだ。僕はずっとカイルのことが……
「ここまできたら安心かな」
息を切らしながら着いてきたムーンに声をかけた。僕は歩けるようになってからムーンに走り方を教えてもらったおかげで速く走れるようになった。でも短い距離限定だけど……
「ノア本当に大丈夫なのか?怒られるぞ」
きっともうお父さんにバレてるかもしれない。お母さんにバレたら魔法で迎えにくるんじゃないかと内心ビクビクしていたが、こんなチャンスは滅多にない。これから先ないかもしないと思うと楽しくなってきた。
「怒られないから早く行こう」
ムーンと一緒にクレープ屋さんを探した。するといい匂いがして一角に行列を見つけた。
「あそこじゃない。行こう」
そう思って僕はあることに気がついた。
「あーーーーーーっ」
僕の大声でみんなが振り向いたがそれを気にする余裕が僕にはなかった。ムーンは目を見開いて口まで開けてビックリしていた。
「なんだよノア大声出してどうした?」
僕はムーンに打ち明けた。
「ごめん。お金持ってないよ。そもそも今まで1人で買い物とかしたことないから…やっぱりリアムを連れてくればよかった」
ムーンもお金を持って来ていなくて僕たちはクレープのいい匂いがする方向に目を向けながら帰ろうとしたら呼び止められた。
「おぉー可愛い子じゃん。こっちは人間でこっちはうさぎか?」
牛族の2人組の男の人に腕を掴まれた。掴まれた腕がなんだか気持ちが悪くて…隣ではムーンが必死になって抵抗している。僕も腕を振って離れようとしたが大柄な2人組には敵わなかった。
「そんな嫌がらなくてもいいじゃん。あっクレープ食べたかった?俺たち買ってあげるから一緒に行こうよ。その後に……なぁ」
2人が色々と言ってるが僕はそれどころじゃないくらい気持ちが悪くなってきた。胸がザワザワして落ち着かない。どうしたらいいのかわからない。でも1つ言えるのはこうやって僕の腕を掴んでいいのは1人だけだと……
「ノアお前、顔色悪いぞ大丈夫か?」
そう聞こえてきたが僕は立っているのもやっとの状態だった。気持ち悪い。なんでこの人が僕の腕を掴んでるの?嫌だ、嫌だ。助けて…
「カイル助けて……」
そうちゃんと言えたかわからないけど、僕はカイルの名前を呼んだ気がする。でも気づいた時には自分のベットに寝かされててカイルが僕の頭を撫でていた。
「カイル……」
僕が名前を呼ぶと心配そうな顔で声をかけてくれた。
「ノア大丈夫か?気持ち悪いところはないか?」
「大丈夫」
そう言ってカイルの顔を見れない僕は目を瞑った。あれからどうなったのかどうして僕はここにいるのかわからなくて本当は聞きたいけど怖くて聞けなかった。でも僕を撫でてくれる手は昔から知ってるカイルの手で安心して落ち着く。あの牛族に掴まれた時は本当に気持ちが悪くて嫌だったのに…すると頭を撫でてくれた手は離れて頬をそっと撫でられた。するといつもとは違う少し自信のなさそうな小さな声でカイルが話し出した。
「ノア、ごめんな。俺のせいでノアはきっと色々我慢してるんだな。もしノアが俺のことが嫌いなら俺は……しばらく家を離れるよ。またいつ野獣が現れるかわからないし騎士たちも育てないといけないから。ノアは俺なんかいないほうが……」
僕は聞いてるうちにだんだん腹が立ってきた。
「そんなに僕が嫌いならはっきりといえばいいのに」
「えっ?ノアっ?」
カイルがオロオロして聞いてきた。
「カイルが僕のこと嫌いなんじゃん。僕がカイルを嫌いだなんて言って誤魔化してるけどさ。そんなに僕が嫌いならどこでも……誰とでも行っちゃえばいいんだ。カイルなんて大っ嫌い」
そう言って僕は布団を被った。涙がいくつも溢れてきた。本当はそんなことが言いたいんじゃないのにカイルは
「ノアごめんな。俺はノアのこと嫌ってなんかないから、それだけは信じておいてくれ」
そう言って僕から離れてドアを開けて出ていってしまった。
きっとあの2人から助けてくれたのもカイルだろう。リアムから離れた僕を探して…本当はありがとうって子どもの時みたいに素直に言えたらいいのに…いつの間にか言えなくなってしまった。僕のこと嫌ってないなんて言葉がカイルから聞きたかったわけじゃない。じゃあ僕はなんて言われたかった?好き?そんなことカイルは言わないよ。だって、きっと、もうすぐ……
◇◇◇◇◇
僕がカイルに素直に何も言えなくなったきっかけがあった。それは去年のカイルの誕生日。たくさんの獣人たちを招待して誕生日パーティーがあったんだ。僕はお父さんもお母さんもアリーサもそしてカイルもみんな友達やら色んな人と話してたから、つまらなくなってきて廊下を1人で歩いていたときだった。狼獣人のおじさんたちが話してる声が聞こえた。
「カイル王子ももうすぐ30歳になるのだから早く伴侶を見つけたほうがいいとは思わないか?」
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「それよりもあの人間……カイル王子の邪魔だよな。いつも一緒にいるんだろ?伴侶が嫌がりはしないだろうか?」
「そこは考えてるでしょ。きっとここじゃない場所に2人だけの愛の巣を作ってるんじゃないのか?邪魔者は近づかさないよ」
「それもそうだなハッハッハッ」
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