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叔父さんとのおまけ

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 太一と想いが通じあって数日、大きなベッドが届いた。太一と僕が寝ても余るほど大きい。
 もしかしてこれは····。一緒に寝ようって事でいいんだよな。

 太一は毎晩、風呂に入る前に部屋で筋トレをしている。僕はその間に風呂に入る。
 僕の勘違いじゃなければ、今日は、いや今日から夜は太一の部屋でいいんだよね?
 僕は自分の枕を抱いて、太一の部屋を訪ねた。

「太一? あのさ、そのベッドってことはさ、一緒に寝てもいいの?」
「ん゙っ、おおぅ、ああ、そうだぞ。ん゙ん゙っ····おいで」

 太一はまだ筋トレの最中だったが、ベッドに腰掛け僕を呼んだ。僕はおずおずと太一に近づく。枕を抱き締めていた腕を、片方掴んでベッドへ押し倒された。

「ごめんな、汗臭いだろ? 先に風呂入ってくるわ。待ってて」

 耳元で低く囁くように言う太一。僕は思わず、太一を抱き止めて言った。

「····ううん、汗のにおい好きだよ。逞しい感じがして、かっこいいじゃん」
「そうか? じゃぁこのまま1回だけ――」


 確かに、太一は1回だけだった。力尽きてクタッと横たわる僕に毛布をかけ、そそくさと一風呂浴びに行ってしまった。
 僕は、自分の体力の無さを痛感した。おじさんって、こんなに体力があるものなのか····。
 悔しいから、僕も筋トレを始めようかと思う。

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