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3章 希う大学生編
飛び交う嫉妬
しおりを挟む「ん····あっ、ひぅ··んんっ····」
下半身に感じる快感で目を覚ます。
「結人····ハァ··結人····」
切羽詰まったような声で僕の名前を呼ぶ。寝ぼけながらでも、抱き締めたくなるくらい声が震えているのが分かる。
「んぇ?」
首筋に走る快感。めちゃくちゃ吸われてる。
重い瞼を持ち上げうっすらと目を開けると、ぼんやりした視界にオレンジの髪が映る。啓吾だ。
僕を座らせて、首筋に吸いついている。甘えているのかと思ったんだけれど、どうも様子が違う。
「け··ご? んっ、は··んぁっ」
ワケも分からないまま、僕は啓吾の頭を撫でてみた。すると、肩をかぷっと噛まれた。
啓吾は、吸血鬼にでもなってしまったのだろうか。なんて思ってしまうほど、思う存分気の済むまで甘噛みをして、僕の腰が振れてくると本気で噛む。いつもの流れなんだけど、違うのは甘噛みしている時間が長すぎるって事。
うわ言みたいに僕の名前を呼び続けて、『好き』だの『愛してる』だの一方的に想いをぶつけてくれている。
「ね、りっくん、啓吾どうしたの?」
僕は、隣で僕におちんちんを握らせ、その僕の手を握っておちんちんを扱き、気持ちよさそうに声を漏らしているりっくんに聞いた。こっちはこっちで、僕の話を聞いてなさそうな顔をしている。
まったく、人が寝ている間に何をさせてるんだ。まぁ、いつもの事だけど。
「あぁ、なんかねぇ、自分だけゆいぴの声が聞こえなかったからショックだった··って感じ? 知らないけど··ん··ゆいぴ、可愛いおててでギュッて気持ちぃ♡」
恍惚な表情で、僕の手の温もりを感じているりっくん。少し握るとコレだもんね。りっくんは、行為より先に気持ちが昂っちゃうから、変態に拍車がかかるんだ。
「ハンッ··、愛情の差、だな」
僕の背中を支えている八千代が、僕の頭にキスをしながら言う。僕は、少しムッとして八千代を見上げた。
勝ち誇った顔をして、僕ごと啓吾を見下ろす八千代。皆からの愛情に、差なんて感じたことはないんだけどな。
「あ゙? チッ··俺の愛情が足りてねぇって言いてぇの?」
なんだか不穏な空気。珍しく、啓吾がちょっと本気で怒ってるみたいだ。
腹を立てている啓吾は、いつだって僕にえっちな八つ当たりをしてくる。今回は、乳首を指で摘まんでクリクリと潰し、同時に反対の乳首を唇で食む。
強い刺激と甘い刺激で、おっぱいと脳がパニックだよ。
「いあっ、ひぅ····足りて、なく··ない··よ··はぁ、んっ、やぁっ♡ 啓吾、僕のこと、いっぱい愛ちて、くぇてるもんね」
「ったり前だろ。世界一愛してるっつぅの」
恥ずかしいセリフも、啓吾はしれっと言ってしまう。あまりにも当然の事みたいに言うから照れる暇もない。
僕を見上げ、目が合うと口に吸いつく啓吾。舌も絡めないで、唇を食べてしまうようなキスをする。妬いた時やイラついてる時のキスだ。
「んへへ♡ 僕もらよ。愛ちて──んあっ、ふ、ンン··」
キスが終わり、唇が離れたから僕も想いを伝えようとしたのに。啓吾は首をガジガジと甘噛みしながら、僕のアナルに指を差し込む。
僕からの想いなんて、聞くまでもなく知ってるもんね。それにしたって、最後までちゃんと言いたかったな。
座っているからか、啓吾がなんだか弄りにくそうだ。いくらマットを敷いていても、ベッドと違って地面は固いものね。僕は、八千代を見上げ視線で合図する。
啓吾は一旦指を抜き、僕の体勢を変えて四つ這いにした。そして、お尻を持ってパカッと開く。舌を差し込み、入り口を執拗に舐めて解してくれるんだ。
「啓吾ぉ、んんっ····も、はぁ··ン··いいよぉ····。昼間、いっぱいシ、シたから····、ね? 啓吾のおちんちん、くらしゃい」
僕が甘えた声でお強請りをすると、八千代が僕の頭をボールでも掴むかのように、片手で持っておちんちんを咥えさせた。
それと同時に、啓吾の先っちょがアナルに押し当てられる。それだけで、どれほど啓吾の硬いか分かっちゃうんだ。
ゆっくりと、啓吾がナカに入ってくる。凄く硬い。完勃ちして反り返ったそれで、ナカをゴリゴリされる。背中から肩までゾワゾワが走って、そのうち腰が抜けちゃいそうになるんだよね。
て言うかこれ、お腹側だったら前立腺を潰されて、秒でイキっぱなしになっちゃうやつだ。
なんて、お尻に意識を向けていると、八千代はいつものようにヤキモチを妬いて苦しい事をしてくる。
「喉挿れんぞ」
八千代が、僕の頭を両手で押さえて腰を降り始める。ベッドでするよりゆっくりだけど、そのぶん一突きで確実に喉を塞ぐ。
「んぶっ、がッ、ぁ゙··ぉ゙、ぇ゙え゙ッ」
喉を突かれる度に、獣みたいな声が漏れて恥ずかしい。けど、これに酔ってしまうほど気持ちが良いなんて、とてもじゃないけど言えないや。
「ゆいぴ、俺のもちゃんと扱いてて。もうイキそうだから」
そういえば、りっくんのを握っていたんだっけ。言われてハッとする。すっかり忘れていた。だって、それどころじゃなんだもん。
でも、りっくんにもちゃんと気持ち良くなってもらいたい。頑張らなくちゃ。
僕は、りっくんのを握る手に力を込める。小さく甘い声を漏らすりっくん。横目で見たりっくんは、凄く気持ち良さそうな顔をしていた。
りっくんは僕の顔へぶっかけて、満足そうに僕を見下ろす。その艶かしい変態丸出しの表情が、僕をまたゾクゾクさせるんだ。
腰からゾクッと込み上げ、タイミング良く啓吾が奥を抜いた所為で、思いきり潮を噴いてしまった。テントなのに大丈夫なのかな····。
(ん? テント····? あっ!!)
僕は、慌てて八千代の太腿をタップしておちんちんを抜いてもらう。
「なんだよ、どした?」
突然の事に驚く八千代。啓吾も腰を止めてくれた。
「今、キャンプ····う? 冬真と猪瀬くんは?」
寝惚けるにも程があった。今はキャンプ中で、しかも、冬真と猪瀬くんが居ることを完全に失念していた。
「今更すぎんだろ。ん····」
僕は、八千代が指す方を見る。僕の右側、つまり、りっくんの背後になって見えなかった所で、2人も絶賛おせっせ中だった。
どうして気づかなかったのだろう。猪瀬くんの可愛い声が漏れているのに。
見慣れた光景に安心したような、またこの流れかと呆れたような、なんとも言えない気分。
複雑そうな顔をしていたのだろう。八千代が、僕の髪を指で流して言う。
「ヤんの嫌か?」
「····狡いや。嫌なわけないでしょ」
僕は、唇を尖らせて言った。そして、その唇を八千代のおちんちんの先へ。亀頭へキスをして、少しずつ口に含んでゆく。
僕が美味しそうにおちんちんをしゃぶっていると、妬いた啓吾がぬぽんっと勢いよくおちんちんを抜いた。僕の腰を持ってお尻を上げさせる。そうして、真上から突き挿し前立腺を潰すんだ。
「ん゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!! 深ッ、イ゙ァァっ! 奥゙らめぇっ!! ヒグッ··イっぢゃうぅっ!!」
「ぅはは、すっげぇイキっぷり。ここ? 今日ここヤバイ?」
啓吾は、当たるだけでイッてしまう前立腺を、何度も何度も執拗にすり潰す。痛いのか気持ちイイのか分からないけど、僕のおちんちんはずっと何かを噴き出している。
「け、ご、もぉ、イけにゃ··死にゅ····」
啓吾は僕の首根っこを掴んで、喉に八千代のを捩じ込ませた。その上で、後ろから僕の首を絞める。快感と興奮で足がピンと伸びてしまい、自らお尻を突き上げて啓吾のを結腸で咥える。
そんな最中、弱音を吐いた僕に八千代がとどめを刺す。
「俺らのちんこで気持ちイイまま死ねよ」
脳に流れ込んでくる、言葉と裏腹な甘い声。僕はググッと白目を剥き、深く深くイッた。おちんちんからは何も出ていない。
お尻なのかお腹なのか、あとは脳と耳でイッた。凄く深くて、その1回で気を失うほど、深くイッてしまって····。
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