ちっこい僕は不良の場野くんのどストライクらしい

よつば 綴

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3章 希う大学生編

変なセーター

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 変な服を着せられて不思議に思いつつも、皆の反応は良い。だから、文句も言えない。なんだか、凄く喜んでいるように見えるんだもん。


「ちょっと、ね、りっくん、そんなに撮らないで! 啓吾も、なんでそこ開けるの? んわぁっ! 誰!? もぉっ八千代、お尻のトコ引っ張んないでぇっ!」

 興奮した皆が、わらわらと僕に群がってくる。目が据わってるし、息が荒くて怖いんだけど。
 なんて怯えていたら、もっと怖いのが来た。 

「お前ら退け。今日は俺が1番だろ」

「··うわー、さっくん大丈夫? あー··っと、壊すなよ?」

「え、待って··朔、待って? 落ち着いて? ね? そんな大っきいのダメだよ。完勃ちしてるよね?」

 最近、成長著しい朔のおちんちん。ジーパン越しでも分かるほど屹立したそれを、今から僕のナカに収める気なのだろう。いくらなんでもキツくないかな?
 僕は少しおののいて、ベッドに尻もちをつき後退あとずさる。

 怯える僕を見て、何故だかさらに興奮する朔。大きく開いた背面から手を突っ込み、お尻を掴んで引き寄せた。

「んぁっ──」

 引き寄せた股に股間を擦りつけ、僕のとサイズ差をまざまざと見せつける。ヘコむ間もなく、お尻が急いて疼く。

「勃ちすぎていてぇ。可愛すぎるお前が悪いんだぞ。····怖いのか? 全部は挿れねぇから安心してケツ出せ」

 そう言って、ギリギリお尻に掛かっていた服をずらし、お尻を丸出しにしてしまった。と言っても、器用にパンツは残す。
 太腿までずらされた服で、脚を開けないよう拘束されているみたいだ。

「まだ柔けぇな。もう挿れるぞ」

 息を荒げた朔が、待ちきれずに亀頭をねじ込む。脚を閉じた状態だからだろうか。初めて朔を受け入れた時の様な、感じた事のない圧迫感でお尻が苦しい。

「待っ··んぅ゙····おっ、ぎぃ····」

「····っ、なんでこんなキツいんだ?」

「違··朔のが、おっきくなっ、てぅ····んあぁっ」

 とりあえず、亀頭だけクポクポ出し挿れするのを待ってほしいのだが。朔は『わりぃ、腰止まんねぇ』なんて、えっちに言って待ってくれない。
 馴染んでくると、急ぎ早に奥を目指す朔。さっきも充分凄かったけど、それよりもキツい圧迫感で拡げられていくのが分かる。

 完勃ちした朔は、たとえ先っちょだけでも危険だ。けど、苦しそうな朔を、ちゃんと受け入れて包み込みたい。だって、僕にしかできないのだから。
 懸命に落ち着こうとする朔を見て、胸がキュンと締めつけられる。僕は、僕なりに考えた上で、『ダメって言うまで、好きにシていいよ』と言った。

 それを聞いて目が据わってしまった朔は、『フゥーッ』と無理やり息を整える。そして、胸の所をペラッと開き、乳首を摘まんだり弾いたりしてイジめる。僕が何度か胸でイクと、朔はお尻が緩む隙をみて少しずつ奥へ進んだ。
 乳首と前立腺の同時攻めは苦しい。なのに、緩急をつけ、よりイキ易い波を作って前立腺を潰す朔。本当に、意地悪な責め方をしてくるようになったんだから。
 おかげで沢山噴いて、パンツがべしょべしょになってしまった。凄く気持ち悪い。

「朔、パンツぱんちゅ脱ぎたい」

「ダメだ。今日は脱がさないでヤるからな。他のヤツらも楽しみにしてるぞ」

 そうなのか。けど、本当にぐしょ濡れで気持ち悪いんだけどな。パンツをずらして挿れているのも変な感じだ。おちんちんに擦れて痛くないのかな····。
 まぁ、そんなのどうでも良くなるくらい、いっぱいイッてふわふわしてきたんだけどね。むしろ、気にならなくなってしまえば、この状況さえもえっちに思えて気持ちが昂ってしまう。

 朔が『もう少し挿れても平気か?』と、時々確認してくれる。その度、まだ全部入っていなかったのかと驚く。
 全部入っていないだなんて信じられないくらい、ナカが朔でいっぱいだ。それでも僕は、『平気だよ』と言って朔を受け入れる。

「んにゅぅ····」

「限界か? 無理はするなよ」

「ん····、苦しいくぅちぃ··けろ、もっと、朔が欲しいのぉ」

 朔を見上げて言うと、おちんちんがぐっと持ち上がった。そして、ギュッと身が詰まったみたいに重厚感が増す。

「んぁ、硬くなったぁ」

 僕は、ヘラッと笑って朔を見る。苦しそうに息を荒らげている朔。紅潮した顔で眉間に皺を寄せるのは、えっちすぎて狡いや。見ているだけでイッちゃいそうだよ。
 なんて思って唇を尖らせると、何故だか朔がキレた。

「チッ··かてぇのもデカくなんのも、全部お前の所為だからな。んな可愛い顔で笑って··、なんで怒ったんだ? 意味わかんねぇ····クソッ、可愛いな」

 朔が何を言っているのか分からない。朔も、自分が何を言っているのか分からないような顔をしている。

「さーく、落ち着けって。結人が可愛いの分かっけどさ、その勢いで挿れたら危ねぇよ?」

 そう言いながら啓吾は、僕を後ろから持ち上げて少しだけ起こした。僕は、胡座をかいて座る啓吾の太腿に頭を乗せ、胸を愛撫される。

「朔、この体勢だったら奥挿れ過ぎねぇだろ? イかせて緩めててやっから、ここまでなら好きに突いてもいいよ」

 啓吾が僕の下腹を指で押す。そう、きっとそこが限界だ。それ以上は、また危なくなってしまうだろう。
 皆、僕より僕の身体を熟知している。だからと言って、任せっきりにはできない。僕もしっかりしなくちゃ。じゃないと、朔がまた辛い思いをしてしまうんだ。

「朔、ここまでキて。お願い、僕で気持ちくなって?」

「····っ、ったく、お前が良すぎるから困ってんだろ。それ以上煽んな。啓吾、ここ押しててくれ。ここより先は挿れねぇように気をつける」

「マジで? 押さえてたら結人イキっぱ確定じゃん。さっくん鬼畜ぅ」

「うるせぇ。集中するから茶化すな。加減できねぇだろ」

 こんな調子で大丈夫だろうか。ううん、朔が気をつけるって言ってるんだし、啓吾も居るから大丈夫だよね。僕がダメな事を言わなかったら、大丈夫なんだよね。よし、黙っていよう。
 まぁ、喋る余裕なんてないのだけれど。それでも、僕以上に余裕のなさそうな朔を見ていると、余計な事を言ってしまいそうになる。

しゃくぅ····」

「シィー····結人は可愛い声漏らしてイッてな」

「ひゃぅっ、あぃ、黙ってますらぁってましゅ

「ん、イイ子♡ ご褒美に乳首でいーっぱい甘イキさせてあげんね」

 啓吾の甘い声を聴いているだけで、何度も甘イキ繰り返す。それを知った上で、朔にイかされる合間をみて胸を弄る。
 朔の腰が止まらなくなり、僕もイクのが止まらなくなって、大変な時に啓吾がおちんちんを扱いてくるんだもん。お腹もお尻も、キュゥッと締めつけてしまう。
 そして、朔の長い射精を受けながら、僕は痙攣するほど深くイッた。

 朔が余韻に浸りながら、何度も甘いキスをくれる。昂りが落ち着くと、ぬちゅっとやらしい音を立てておちんちんを抜いた。
 それから、啓吾は僕を四つ這いにして、わざわざ足を締めつけていたお尻の部分の布を上げた。こんな面積が少ないの、上げても意味な····くはないか。足が開けるようになったのだから。
 けど、今度はパンツを太腿の辺りまで下ろした。結局足はそれほど開けない。何がしたいのかもよく分からない。
 分からない事だらけだから、好きにシてくれればいいんだけどね。
 
 亀頭をくぽくぽしながら、背中にキスの嵐を舞い落とす。ワザと声を零しながらするものだから、それを聴いているだけで気持ち良くなる。休む事なく吸ったり噛んだり、僕に休憩などさせる気はないのだろう。
 ひとしきり背中を堪能すると、漸くおちんちんを挿れる。それと同時に、りっくんが口を使いにやって来た。

「ゆいぴ、喉奥いい? 吐かないように頑張って加減するね。ほら、こっち向いて」

「はぇ····ん··ンぶっ····ぇ゙、あ゙··ぉ゙ゔっ····」

 吐けないように、喉を塞ぐって意味だったんだね。いつも通りだけど、やっぱり苦しい。息ができなくなって、ふわっと意識が浮いて、凄く気持ちいい。

「莉久、結人トぶ」

「んぁ゙? あぁ、ごめん。喉奥の痙攣ヤバくて塞いじゃった♡」

「『塞いじゃった♡』じゃねぇよ。美味そうに食ってたから吐かさないようにしようとか言うの、いっつも莉久じゃん。んで真っ先に吐かそうとすんのなんなの?」

 苛立っているのか、お尻を掴む手に力が籠る。

「まぁ、気持ちはすげぇ分かるけどさッ」

「んぅ゙ぅ゙っ!!」

 苛立っていたんじゃないんだ。良かった。けど、奥を突くのが強い。もう、どっちで吐きそうなのか分かんないや。

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