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2章 覚悟の高3編

ちょっと落ち着いて?

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 一生懸命おちんちんを扱いているのに、八千代がお尻でイカせてくる。気づけば僕の腰は振れていて、八千代が僕のナカに入ろうとしていた。

「んぁ、やちぉ····今挿れたらしこしこできないぃ」

「ン゙ッ······あー、ムリだ。挿れんぞ」

 後ろから八千代が入ってくる。勿論、僕は朔のをシコシコしたままだ。

「ひあぁんッ!! しゅご、おっきぃ····あぁっ、やらっ、また僕らけイッぢゃうぅっ····」
  
「結人、ちんこすげぇ気持ちイイ。頑張ってくれ。あぁ····手ぇちいせぇな。可愛い。もっと強く握れるか?」

「んぇぇ····こ、こう? あんまり力入んないよぉ」

「んっ、イイぞ。····ははっ、結人は噴きっぱなしだな」

「はぅ····もっ、らめっ、しゃく、まだイけない? 僕もう、んぅぅっ····おちんちんおかひく··なっぢゃう····」

「まだイけねぇ。結人がもっと、ヨガリ狂って泣きながら必死に扱いてくれたらイけそうだ」

 現状そうなっているのだが? ならなんでイッてくれないのだろう。何が足りないのか僕にはわからない。

「も、もっと、いっしょけんめ、ごひごひしゅる? れ、れも、手に、力入んなくってね····ごめなさ····ひんっ!!? あ゙あ゙ぁ゙ぁぁぁっっ!!!」

「どした? 手ぇ止まってるぞ」

 涼しい顔をして、朔が僕の乳首を凄く強く抓りあげた。相当手がお暇らしい。

「ぢぐびッ!! ぢぐび取れ゙ぢゃゔぅ゙ぅ!!!」

 ブチッて取れちゃったかと思った。けど、存外しっかりとついているらしい。潰された乳首をさらに指先で擦って、耳元でワザと喘いで聴かせる。もうおちんちんを握る余裕なんてない。
 八千代に腰を持ち上げられ、朔の肩を支えに立ち上がる。そして、朔はガン泣きしている僕を見ながら『なんだ、最後までシてくれねぇのか』と言って、片方の乳首を抓ったまま僕の舌を吸う。朔は、僕をイジメながら、自分で扱いてイッた。
 本当に、鬼かと思った。いや、間違いなく鬼だ。りっくんと啓吾がドン引きしていた。


「朔やべぇな。俺でもあそこまでしねぇよ」

「ゆいぴガン泣きしてたじゃん。えぐえぐしてるゆいぴ可愛いけどさ、はたから見たら可哀想なんだよね。つぅかさ、さっき俺が泣かした時可哀想とか言ってたよね?」

「あぁ。俺もそこそこ泣かすけどよぉ····。お前、精神的にも責めるタイプだよな」

「何がだ? 精神的······喧嘩の話か?」

 八千代が引き気味で言うと、朔はキョトンとして返した。アレ、天然なんだ····。
 そう言う八千代だって、僕への支配欲を隠そうとはしない。八千代がナカにいる時に、誰かを構うと機嫌が悪くなるのはそういう事なのだ。わかってはいるけれど、僕は皆のモノだから仕方ない。
 四者四様だが、それぞれSっ気が強くて大変だ 。僕にMっ気がなかったらどうなっていたのだろう。それでも、こんなふうに躾られていたのだろうか。
 なんてしょうもない事が頭を巡っていた。けど、満足そうな朔の顔を見ていたら、そんなのどうでも良くなってきた。

「結人、さっきから表情コロコロ変わって可愛いんだけど。なんかニコニコしてるし。どしたん?」

 啓吾がベッドに肘をついて顔を寄せてくる。なんだ、この可愛いのは。
 
「えへへ。あのねぇ、僕にMっ気がなかったらね、僕たちどうなってたのかなぁって思ったの」

「え~? そんなの俺らがドMに仕上げるに決まってんじゃん」

 可愛いなんて撤回だ。もう雄の顔をしている。そして、僕に手を伸ばす。
 唇をふにっと親指でなぞり、目を細めて笑う。唇を撫でるのに飽きたら、グィッと口に押し込まれる。舐めろという事だ。

「ん····ふぁぁ····」

「ほら、もう雌になってる。指、もっと奥まで挿れてやろっか?」

 蕩けた目で啓吾を見つめる。もっと意地悪シてほしいと、伝わっているようだ。

「目で訴えてくんのイイね。すげぇ可愛い。イジめてほしいんだろ? 上においで」

 僕は啓吾に跨って、おちんちんを舐めるように親指へ奉仕する。暫くすると指で舌を押さえ、舐めるのを妨害されてしまう。大人しくしろという合図だ。 
 耳を舐められ、時折甘噛みされる。舌を押さえられているので、上手く声が出せない。口を閉じさせてもらえず、涎が啓吾の腕を伝う。
 指を奥まで押し込み、僕が嗚咽を漏らすのを愉しんでいる。奥歯や頬の内側を指で撫で、一旦指を抜いた。そして、中指と薬指を喉ちんこにまで伸ばす。
 指2本を挿れられただけで、僕の口はいっぱいになるんだ。奥までなんて、苦しくて涙が勝手に溢れてくる。

「んぅ゙、ぇ゙····ぉえ゙····」

「吐いていいよ。喉締まんのやべ」

 啓吾はそう言って、僕の首を覆った掌に少し力を込める。そうして、嘔吐く時の喉の動きにおちんちんを滾らせた。


「なぁ、もう喉に挿れていい? 無理だって思ったらタップして」

「うん。啓吾のおちんちん、奥まれ欲ひぃ····」

 僕は、亀頭を舐めながらお強請りする。欲情した顔を見せる啓吾は、僕の頭を持って喉奥へと一気に差し込む。
 腰の動きが激しくなると、後ろ髪を掴んで逃げられないように押さえ込む。そして、奥で小刻みに腰を揺らして先を扱く。顔から出る汁が全部出ていて恥ずかしい。
 それなのに僕は、潮を撒き散らしながらイッている。お尻が寂しくて、無意識に腰をくねらせてしまう。それを察知した八千代が、後ろからばちゅんっと入ってきた。
 完全に串刺し状態の僕は、真横から撮っているりっくんを横目で見た。僕は、りっくんの向こう側の窓ガラスに映った僕たちの、淫らで激しい行為に胸を高鳴らせてしまった。

「場野、奥待って。顎力入ってる。噛まれそう」

「あ? んなら抜けよ。こっちも奥で食われそうなんだよ」

「マジかよ。結人、俺のちんこ噛み千切んなよ?」

 喉の奥まで突っ込まれて、どうやって噛むというのだろう。確かに、八千代からの衝撃が強くて食いしばりそうになるが、どう考えたって噛めないじゃないか。

「ぉごっ····ぁ、ぇ゙····ぅ゙······」

「おい。それ、結人息できてんのか? ケツの締まりやべぇぞ」

「かろうじて? 大丈夫、もうイクから」

「結人、耳真っ赤だぞ。大畠、1回抜いてやれよ」

「んぇ? 結人、抜く?」

 僕は必死に、小さく首を振った。このまま、頭が真っ白になってゆく中で、啓吾の熱い精液を喉に流し込まれたい。

「うっし! んじゃぁイクぞ。オエッてして喉締めてて~」

 啓吾は、ずっぽりと喉におちんちんをねじ込んで、喉を握って入っている事を確認する。容赦のない腰振りで、啓吾の太腿を掴む手に力が入る。
 もう朝が近いからか、皆好き放題に僕を使い始めた。それに乗じて、僕は皆の色欲を貪る。どこまでも僕を求めてくれるのが嬉しくて、皆の望むままに乱れ狂いたいと思った。

「結人、奥締めんな。んぁっ····出るッ」

「俺も出すよ。オエッてしてて」

「ん゙ぇ゙····あ゙っ、ぉ゙······」

 2人はたっぷりと僕の中に注ぎ込む。まだそんなに出るのかってくらい。
 そして、八千代はベッドに倒れ込むと眠ってしまった。凄く満足そうな顔をしている。朔がベッドの端に転がして、雑だが毛布を掛けてくれた。


 啓吾の興奮が冷めないのは、やはり媚薬の所為なのだろうか。りっくんが僕のナカで暴れ回っている間も、ずっとしゃぶらされているのだ。
 僕はりっくんに跨り、下から突き上げられている。奥を潰すように強く腰を振るんだ。おかげで、啓吾のおちんちんが喉にねじ込まれてしまう。
 喉でもお尻でもイキっぱなしになり、何度か意識が飛んでいた。けれど、2人が叩きつけてくる衝撃で戻ってくる。
 おちんちんからはもう何も出ない。ずっとナカでイッている。全身に力が入らなくて、りっくんに腰を支えていてもらわないと座ってさえいられない。
 りっくんがラストスパートをかけた時、啓吾が上から押さえ込むようにおちんちんを深く挿した。りっくんに跳ね上げられていた身体が逃げ場を失う。りっくんのおちんちんが結腸にねじ込まれ、ドプドプと注ぎ込まれながら頭の中で何かが弾けた。


「ぁ、はぁっ······かはっ····」

「結人、水飲め。ほら口開けろ」

 朔が口移しで水を飲ませてくれる。飲み終えるのを待って、りっくんが僕のナカから出る。どれだけえっちが苦しくなっても、この瞬間は本当に寂しい。

「啓吾やり過ぎだって! ゆいぴ痙攣やばいから!」

「あー····うん。莉久、結人ちょーだい」

「おい大畠、お前大丈夫か? なんかキレてねぇか?」

「ん、大丈夫。おさまんねぇだけだから」

 啓吾の様子がおかしい。明らかに媚薬の効果だ。目が座っていて、あれだけ何度も出した直後なのにまだギンギンに勃っている。

「結人、ごめん。マジで壊しちゃうかも」

「んぇ····啓吾、おちんちん苦ひぃの? らいじょぶらよ。僕がじぇんぶ搾り取ってあげぅから····。僕もお尻寂しいの。ねぇ、もっといっぱいちゅながってて?」

「おい待て。いい加減俺にもヤラせろ」

「んぁ? そうね。さっくんずっと待っててくれたもんな。お先どーぞ」

 こうして、朔が僕のナカを蹂躙し始めた。朔のおっきなおちんちんと、啓吾のいつまでも元気なおちんちんで、僕はまた串刺しにされた。
 りっくんはソファで心配そうに僕を見守りながら、いつの間にか眠りに落ちていた。空が少し白んできているが、そんな事を気に止める人は誰もいなかった。

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