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しおりを挟む「先生、何してんの?」
「芯の匂いを鼻腔と肺に取り込んでる。いつもの事でしょ」
「うん··そうじゃねぇの。時間見ろよ。いつまでやってんの?」
「あとは脳に取り込んだら充電完了かな」
「····キモ」
毎朝、儀式的にこの“俺吸い”をしてから学校へ行く。学校では、そこそこ人気のデキる生徒指導の先生だから、俺に触れる暇は1秒もないらしい。
そろそろ進学の事も真剣に考えねぇとって時期。おかげで毎日、超多忙なんだとゲンナリしてる。成績良好だけど問題児の俺は、それなりに生徒指導室に呼ばれ、真面目に進路について指導を受けている。
学校では完全に先生の顔をして、弱みは一切見せない。別人格かと思うくらいだ。
で、その反動が、この“俺吸い”らしい。学校で先生を演じてる間、俺に触れらんねぇのが辛いんだって。学校でガミガミ言ってくるから、ちょっとざまぁって思ってんのは内緒。
必死に俺を摂取しようとしてる先生は可愛いから、かなり大目に見てやってる。
夜は相変わらず激しいし、遠慮なく痛事シてくるけど、それはもう身体が悦ぶように躾られてるから問題ない。結構早い段階で諦めてる。
それに、だ。
俺らは変な関係を続けたまま、存外平和に過ごしてる。週末に奏斗が来ること以外は、これまでと殆ど変わんねぇ。
奏斗が来ない時は、これまで通りの鬼畜でイカれた先生だし、卑屈なのもそんなに直ってねぇ。けど、週末になるとすげぇ可愛くなる。
奏斗にそうさせられてんのはムカつくけど、それよかもっと見たくなっちまうんだからどうしようもねぇよな。
俺を責める時ですら平日とは違うイカれっぷりで、それがちょっとクセになってきる。ってのは絶対教えてやんねぇけど。
そんで迎える週末、今日も今日とて。俺は先生に跨って、後ろには奏斗が居て、くそデケェの2本突っ込まれてんの。先生は、アナルパール突っ込まれてアンアン啼いてる。
ケツでイキまくってわけ分かんなくなって、一心不乱に俺んナカでちんこ扱いてんのは可愛い。つか先生、興奮したらいつもよりデカくなるんだよな。マジでケツ締まんなくなりそう。
奏斗が遠慮なくローションぶち込むから、ぐっちゅぐちゅ音が立って脳に響く。音って、無駄にエロいんだよな。
挙句、奏斗が無駄にイイ声で『俺なしじゃ満足できない身体にしてやる』とか吐かすから、喘ぎながらもちょっとイラついた。
だからまぁ、お試しだって自覚させてやろうと思ったわけだ。
「なぁ、先生さ、奏斗のちんこじゃなくてもヨさそうじゃね? これもしかしてさ、奏斗ナシでも俺らだけで楽しめんじゃん? 玩具で充分なんじゃねぇの?」
言った途端、奏斗の雰囲気が一転した。背後で感じるくらいだもん、これはやべぇ。そう、肌で感じた。
「生意気なのもちょっと可愛いなって思ったから粗方許してたけど、それは許せないな~。ヨシ芯、今から息我慢しろ。できたらケツにもう1本挿れたげるから」
そう言って、奏斗はバイブを取り出した。突起のついた、先生たちもダメージをくらいそうなエグい形状。
それの先を俺に咥えさせて濡らす。コレって、サイズとか形状を思い知らされてんだろうな。こんなの挿れたら、俺のケツ完全に壊れんじゃん。
けど、今はそれどころじゃない。俺もう、言われるがまま自分から求めるようになってんじゃん。もう一本とか要らねぇのに、身体が欲しがってる。
身体は言うこと聞くように躾られちゃってんだからさ、考えて命令しろよな。息しないと、人間って死ぬんだぜ?
「はっ··ふ··ぅぅ····息····」
「ダメ」
「ぅ····死にゅ····」
「奏斗さん、芯が死んじゃう! もう··許してくらしゃい····」
「ダメって言ってんだろ? ちょっと黙ってな」
奏斗が先生のちんこを潰すように、グリッとナカを抉った。デケェのがナカでゴリゴリ潰し合うの、頭ぶっ飛ぶくらい刺激強いんだけど。
「んあ゙ッ!!」
「やぁっ····」
先生のエロい声が脳に響く。思わず声が漏れた。これマジでキツいわ。絶対お仕置きされんじゃん。
声を漏らした俺の口を、奏斗が鼻ごと手で強く塞ぐ。マジで息できねぇ。
酸欠で朦朧としてるところに、あのバイブをねじ込んできた。バカじゃねぇの?
「うーっわ、キッツ····芯、緩めろ。痛ぇ」
「ふっ····ん、ぐぅ····」
流石に入んねぇから、奏斗が塞ぐ手を緩める。まだ吸えねぇんだけど。ちゃんと離せよ!
「芯、おっきく息吸って··んぅ゙····頑張って、緩めてぇ····」
先生の指示が流れこんでくる。だから吸えねぇんだって。緩めるとか無理だから。
見かねた奏斗が手を離すと同時に、俺はしこたま空気を吸い込んだ。頭がクラクラして、先生の上に倒れ込む。全身力が入らねぇ。
その隙に、イボイボバイブを奥まで押し込みやがった。
「イ゙ッ··ぐぅぅ··あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁぁ!! けちゅ壊れるっ! 奏斗しゃっ、けちゅ死にゅぅぅ!! 痛《いだ》いっ、アナルもナカも痛いぃぃッ! 抜いでぇ! おっぎぃにょ、イボイボにょ、抜いれくらしゃいぃっ!!」
口が止まんねぇ。これ、俺のケツどうなってんだろ。見んの怖ぇよ。マジでエグれてんじゃねぇ?
焼かれてんのかなってくらい、ナカも熱ぃ。ダメだ、痛みで意識飛びそう。
「ん~、イイ色♡」
奏斗がそう言って、ゴリュゴリュッとバイブを引き抜いた排泄感ですげぇ深くイッて、俺は失神した。
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