54 / 62
53.###
しおりを挟む「先生、何してんの?」
「芯の匂いを鼻腔と肺に取り込んでる。いつもの事でしょ」
「うん··そうじゃねぇの。時間見ろよ。いつまでやってんの?」
「あとは脳に取り込んだら充電完了かな」
「····キモ」
毎朝、儀式的にこの“俺吸い”をしてから学校へ行く。学校では、そこそこ人気のデキる生徒指導の先生だから、俺に触れる暇は1秒もないらしい。
そろそろ進学の事も真剣に考えねぇとって時期。おかげで毎日、超多忙なんだとゲンナリしてる。成績良好だけど問題児の俺は、それなりに生徒指導室に呼ばれ、真面目に進路について指導を受けている。
学校では完全に先生の顔をして、弱みは一切見せない。別人格かと思うくらいだ。
で、その反動が、この“俺吸い”らしい。学校で先生を演じてる間、俺に触れらんねぇのが辛いんだって。学校でガミガミ言ってくるから、ちょっとざまぁって思ってんのは内緒。
必死に俺を摂取しようとしてる先生は可愛いから、かなり大目に見てやってる。
夜は相変わらず激しいし、遠慮なく痛事シてくるけど、それはもう身体が悦ぶように躾られてるから問題ない。結構早い段階で諦めてる。
それに、だ。
俺らは変な関係を続けたまま、存外平和に過ごしてる。週末に奏斗が来ること以外は、これまでと殆ど変わんねぇ。
奏斗が来ない時は、これまで通りの鬼畜でイカれた先生だし、卑屈なのもそんなに直ってねぇ。けど、週末になるとすげぇ可愛くなる。
奏斗にそうさせられてんのはムカつくけど、それよかもっと見たくなっちまうんだからどうしようもねぇよな。
俺を責める時ですら平日とは違うイカれっぷりで、それがちょっとクセになってきる。ってのは絶対教えてやんねぇけど。
そんで迎える週末、今日も今日とて。俺は先生に跨って、後ろには奏斗が居て、くそデケェの2本突っ込まれてんの。先生は、アナルパール突っ込まれてアンアン啼いてる。
ケツでイキまくってわけ分かんなくなって、一心不乱に俺んナカでちんこ扱いてんのは可愛い。つか先生、興奮したらいつもよりデカくなるんだよな。マジでケツ締まんなくなりそう。
奏斗が遠慮なくローションぶち込むから、ぐっちゅぐちゅ音が立って脳に響く。音って、無駄にエロいんだよな。
挙句、奏斗が無駄にイイ声で『俺なしじゃ満足できない身体にしてやる』とか吐かすから、喘ぎながらもちょっとイラついた。
だからまぁ、お試しだって自覚させてやろうと思ったわけだ。
「なぁ、先生さ、奏斗のちんこじゃなくてもヨさそうじゃね? これもしかしてさ、奏斗ナシでも俺らだけで楽しめんじゃん? 玩具で充分なんじゃねぇの?」
言った途端、奏斗の雰囲気が一転した。背後で感じるくらいだもん、これはやべぇ。そう、肌で感じた。
「生意気なのもちょっと可愛いなって思ったから粗方許してたけど、それは許せないな~。ヨシ芯、今から息我慢しろ。できたらケツにもう1本挿れたげるから」
そう言って、奏斗はバイブを取り出した。突起のついた、先生たちもダメージをくらいそうなエグい形状。
それの先を俺に咥えさせて濡らす。コレって、サイズとか形状を思い知らされてんだろうな。こんなの挿れたら、俺のケツ完全に壊れんじゃん。
けど、今はそれどころじゃない。俺もう、言われるがまま自分から求めるようになってんじゃん。もう一本とか要らねぇのに、身体が欲しがってる。
身体は言うこと聞くように躾られちゃってんだからさ、考えて命令しろよな。息しないと、人間って死ぬんだぜ?
「はっ··ふ··ぅぅ····息····」
「ダメ」
「ぅ····死にゅ····」
「奏斗さん、芯が死んじゃう! もう··許してくらしゃい····」
「ダメって言ってんだろ? ちょっと黙ってな」
奏斗が先生のちんこを潰すように、グリッとナカを抉った。デケェのがナカでゴリゴリ潰し合うの、頭ぶっ飛ぶくらい刺激強いんだけど。
「んあ゙ッ!!」
「やぁっ····」
先生のエロい声が脳に響く。思わず声が漏れた。これマジでキツいわ。絶対お仕置きされんじゃん。
声を漏らした俺の口を、奏斗が鼻ごと手で強く塞ぐ。マジで息できねぇ。
酸欠で朦朧としてるところに、あのバイブをねじ込んできた。バカじゃねぇの?
「うーっわ、キッツ····芯、緩めろ。痛ぇ」
「ふっ····ん、ぐぅ····」
流石に入んねぇから、奏斗が塞ぐ手を緩める。まだ吸えねぇんだけど。ちゃんと離せよ!
「芯、おっきく息吸って··んぅ゙····頑張って、緩めてぇ····」
先生の指示が流れこんでくる。だから吸えねぇんだって。緩めるとか無理だから。
見かねた奏斗が手を離すと同時に、俺はしこたま空気を吸い込んだ。頭がクラクラして、先生の上に倒れ込む。全身力が入らねぇ。
その隙に、イボイボバイブを奥まで押し込みやがった。
「イ゙ッ··ぐぅぅ··あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁぁ!! けちゅ壊れるっ! 奏斗しゃっ、けちゅ死にゅぅぅ!! 痛《いだ》いっ、アナルもナカも痛いぃぃッ! 抜いでぇ! おっぎぃにょ、イボイボにょ、抜いれくらしゃいぃっ!!」
口が止まんねぇ。これ、俺のケツどうなってんだろ。見んの怖ぇよ。マジでエグれてんじゃねぇ?
焼かれてんのかなってくらい、ナカも熱ぃ。ダメだ、痛みで意識飛びそう。
「ん~、イイ色♡」
奏斗がそう言って、ゴリュゴリュッとバイブを引き抜いた排泄感ですげぇ深くイッて、俺は失神した。
0
お気に入りに追加
115
あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。


塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる