9 / 21
9.予期せぬ告白
しおりを挟む
「よっしゃァ!」
「うわ~、またビリかよお…」
両拳を天高く突き上げて喜ぶヨハンを前に、俺はがっくりと肩を落とした。夜食を食べつつ三人でボードゲームに熱中していたのだが、見事に負け続けている。
「何で二人とも強いんだよぉ…。ムキムキな奴って頭まで筋肉でバカのはずだろ~。設定ちゃんと守れっての」
「ハッハッハ。甘いなユウタくんよ。今の時代、体だけじゃなくて知能も必要なんだよ」
俺を負かしてご満悦らしいヨハンは、胸を張ってドヤ顔をかましている。顔がむかつく。話し方は完全にアホそうなのに。でも内心、この気楽なやりとりが楽しい。友人とその兄と孝輔とみんなで遊んでいた楽しい記憶が頭をよぎる。
いつもだったらフランクのフォローが入るのに妙に静かだ。不思議に思って彼の方を見れば、胡坐をかいた状態で器用に眠っていた。
「あらら、フランクは寝ちまったか。どーりで静かだと思ったぜ」
「もうこんな時間じゃん。お開きにして俺達も寝よ。俺が片付けるから、ヨハンはフランクをベッドに寝かせてやって」
「ちぇっ。ユウタが負けて悔しがる顔、もっと見たかったんだけどなあ」
「やーだよ」
ゴミを捨て、ボードゲームを片付ける。ヨハンは軽々とフランクを彼のベッドに寝かせると、残念そうに大きな溜息を吐いた。そんな彼に、べ、と舌を出しておちゃらけて見せた。
またいつもの軽い調子で返してくれるかと思ったが、真剣な顔で近づいてくるヨハンに困惑した。何か気に障ったかな。生意気すぎた?
「ご、ごめん。調子にのりすぎ…」
「好きだ」
え。え?なんて?今なんて言った?
予想外の言葉に、動きが止まる。自分の耳がついにおかしくなってしまった。
「何だよ今の顔。可愛すぎんだけど。その小せえ舌、食ってやろうか」
おかしいのは耳じゃなくて、ヨハンだった!ヨハンがおかしくなっちゃった!悪いものでも食べた?え、でも俺もフランクも同じものを食べたのに。そうか、きっと湯あたりしたんだな!それか、疲れすぎて熱が出たとか!
そう結論づけて、ヨハンの顔をぺたぺたと触るも、全然熱くなかった。おかしい。なんでだ。
「…オイ、人の話聞いてたか?つうか、この手なんだよ?」
「熱でもあるんじゃないかと思って。急に変なこと言い出すから…。あ、もしかして練習台?誰かに告白すんの?」
「アホか!」
「シーッ!シーッ!声がでかいよ…!」
「……練習台とか、そんな失礼なことするかよ!俺が言ってんのはユウタのことだっての。ユウタのことが好きなんだよ」
改めて言われて、自分の耳がおかしくなったわけじゃなかったと判明する。
「…ごめん、いきなり言われて驚くよな。けど、言わずに傍にいるのも最近辛くてさ。毎日ユウタと顔を合わせて、言葉を交わす度に好きだって感情がどんどんでかくなっていって、抑えきれないんだ。今日みたいに尻触ったのも、下心ありで触ってた。ごめん」
顔を触っていた手を取られて、手のひらに口づけられる。ちゅっちゅっ、と音が立つくらいに何度も。まるで壊れ物でも扱うかのように優しくて、腰の部分にむずむずとしたものが走った。
「な、んで…俺なんだ?顔立ちは女っぽいどころか平凡だし、皆みたいにいい体してるわけじゃないし…」
「平凡?俺から見ると可愛いよ、ユウタ。俺はお前の顔立ち、好きだ。派手さはないけど、ひとつひとつのパーツは整っててそこがいい。あと、ずっと言ってるけど尻も好み。外見も好きだけど、一番は性格かな。俺の発言にツッコミいれてくれんの、地味に嬉しいんだよな。それに一緒にいて楽しい。落ちつ」
「わあ、ストップストップ!」
ノンブレスでまくしたてられ、ヨハンの口を手で塞ぐ。顔が燃えるように熱い。
は、恥ずか死ぬ…!
こんなにベタ褒めされたことなんて、人生で一度もないから心臓がドキドキして苦しい。
「…俺、期待してもいい?」
口を塞いでいた手を掴まれ、ぎゅっと握られる。ヨハンは目を細めて、嬉しそうに笑っていた。
期待してもいい、ってどういうことだ?
「だって、俺が好きって言ったら、なんで俺なんだってユウタ言ったじゃん。普通は、男同士だってことに疑問を持つと思うんだけど。恋愛対象が女だったら、そんな言葉出てこないと思ってさ」
「あ…」
盲点だった。言われてみれば確かにそうだ。
戸惑いが表情に出ていたのか、ヨハンは自信を得た様子でさらに笑みを深くした。手首は掴まれたままで、逃げ場がない。
「な、ユウタ…。俺も、恋愛対象に入る?」
燃えそうな程に熱い顔を隠したくて俯くも、ヨハンが背をかがめて覗きこんでくる。いつものお調子者の雰囲気は消え、声の響きがとても甘く感じた。まるで酔っぱらった時のように、頭がくらくらしてまともに考えることが出来ない。
「…俺、男しか好きになれない、から…」
一瞬、自分が何を口走ったのか理解できなかった。正常に働かない頭で、とんでもない発言をしたことに一拍遅れて気づいても、後の祭りだった。
やっぱり今のナシ!聞かなかったことにして!と言いたかったが、満面の笑みを浮かべるヨハンを目にして、言葉が出てこなかった。
「今すぐに返事が欲しいって訳じゃねえんだ。ゆっくり、考えて欲しい。俺、ユウタのこと大事にするから。泣かせたり、辛い思いさせたり、ユウタが嫌なこと、絶対しないから。…もちろん、もし振られても友達でいるつもり。俺との友情を壊したくないから付き合う、なんてことはしないでくれ。ユウタの正直な気持ちを聞かせて欲しい」
ヨハンの言葉はとても真っ直ぐだった。真摯で嘘がない。
彼の実直な態度を無下にすることなんてできなくて、頷く。
「ありがとな、ユウタ。愛してるぜ」
そう囁くと、額と両頬になにか柔らかなものがあたった。目の前にあった友人の顔が離れていく。
キスされた。そう分かったのは、だいぶ遅れてからだった。
「じゃ、俺は自分の部屋に戻るな。また明日。おやすみ」
ヨハンが退室すると、部屋を静寂が包んだ。微かにフランクの規則正しい寝息が聞こえる。足に力が入らなくて、その場にへなへなと崩れ落ちる。キスされた頬に手で触れると、火傷しそうに熱かった。
イ、イケメンの破壊力、やばすぎる…!
告白されたのも、あんなに熱烈な気持ちをぶつけられたのも、初めての経験だった。心臓が今にも突き破ってきそうで、たまらず胸を抑える。
我に返って時計を見ると、とっくに深夜を回っている。明日の仕事に支障が出てしまう、と急いでベッドに入る。寝なきゃ、と分かっているのに、その夜はほとんど眠れなかった。
翌日以降も、フランクとヨハンとは仲良く過ごした。ヨハンの接し方は告白を受ける前と変わらなくて、あれは夢だったのではないかと思ったくらい。けど、ふとした瞬間、雰囲気が甘くなることがあった。眼差しが熱っぽかったり、頭を撫でる手が優しかったり。頬やこめかみを撫でられることも増えた。
ヨハンの態度が、あの告白は現実のものだと伝えてくる。本当に自分のことが好きなのが分かって、なんだかふわふわした気持ちになる。
早く、返事しないと。
好きで好きでたまらなくて苦しくなるその気持ちを、俺は嫌と言う程に知っている。孝輔に対して、自分がまさしくそうだったからだ。思いを伝えなきゃ爆発して死にそうだった。でも伝えたからって楽にはならない。今度は、関係が壊れるんじゃないかって不安と、受け入れてもらえるんじゃないかって僅かな期待に苛まれるからだ。
ヨハンの気持ちを受け入れたい。孝輔と違って有言実行で大切にしてくれそうだし、俺も彼の傍にいると楽しい。だけど、そう思うとなぜだか決まってライナスの姿が頭をよぎる。
早く返事をしなきゃと思うのに、なぜか二の足を踏んでしまう。
「今日もうまそー。ユウタが作ったやつってどれだ?」
「豚肉を香味野菜とスパイスで煮こんだやつと、そのスープと野菜で炊いたピラフに、酢漬け野菜だよ」
「あ~やっぱりな~。その三品の輝きが他のと違うからさ、そうじゃないかと思ってたんだよな~」
「調子いいな~」
おちゃらけるヨハンに、つい笑ってしまう。俺が笑うのを見て、彼も嬉しそうに微笑んだ。
純粋な笑みに、胸がチクリとする。罪悪感に苛まれているのを悟られないよう、料理を皿についでいく。
今、俺なにを思った?俺がどの料理を作ったか聞いてくるヨハンに対して、ライナスを重ねなかった?ライナスと同じことを聞くんだな、って思わなかったか?
「はい、大盛りにしといた」
「やった!さすがユウタ、俺のこと分かってるな!」
まぶしい笑顔にまた胸がチクチクする。
その時だった。
頭から血を流すライナスが食堂にフラフラと入って来たのは。
「うわ~、またビリかよお…」
両拳を天高く突き上げて喜ぶヨハンを前に、俺はがっくりと肩を落とした。夜食を食べつつ三人でボードゲームに熱中していたのだが、見事に負け続けている。
「何で二人とも強いんだよぉ…。ムキムキな奴って頭まで筋肉でバカのはずだろ~。設定ちゃんと守れっての」
「ハッハッハ。甘いなユウタくんよ。今の時代、体だけじゃなくて知能も必要なんだよ」
俺を負かしてご満悦らしいヨハンは、胸を張ってドヤ顔をかましている。顔がむかつく。話し方は完全にアホそうなのに。でも内心、この気楽なやりとりが楽しい。友人とその兄と孝輔とみんなで遊んでいた楽しい記憶が頭をよぎる。
いつもだったらフランクのフォローが入るのに妙に静かだ。不思議に思って彼の方を見れば、胡坐をかいた状態で器用に眠っていた。
「あらら、フランクは寝ちまったか。どーりで静かだと思ったぜ」
「もうこんな時間じゃん。お開きにして俺達も寝よ。俺が片付けるから、ヨハンはフランクをベッドに寝かせてやって」
「ちぇっ。ユウタが負けて悔しがる顔、もっと見たかったんだけどなあ」
「やーだよ」
ゴミを捨て、ボードゲームを片付ける。ヨハンは軽々とフランクを彼のベッドに寝かせると、残念そうに大きな溜息を吐いた。そんな彼に、べ、と舌を出しておちゃらけて見せた。
またいつもの軽い調子で返してくれるかと思ったが、真剣な顔で近づいてくるヨハンに困惑した。何か気に障ったかな。生意気すぎた?
「ご、ごめん。調子にのりすぎ…」
「好きだ」
え。え?なんて?今なんて言った?
予想外の言葉に、動きが止まる。自分の耳がついにおかしくなってしまった。
「何だよ今の顔。可愛すぎんだけど。その小せえ舌、食ってやろうか」
おかしいのは耳じゃなくて、ヨハンだった!ヨハンがおかしくなっちゃった!悪いものでも食べた?え、でも俺もフランクも同じものを食べたのに。そうか、きっと湯あたりしたんだな!それか、疲れすぎて熱が出たとか!
そう結論づけて、ヨハンの顔をぺたぺたと触るも、全然熱くなかった。おかしい。なんでだ。
「…オイ、人の話聞いてたか?つうか、この手なんだよ?」
「熱でもあるんじゃないかと思って。急に変なこと言い出すから…。あ、もしかして練習台?誰かに告白すんの?」
「アホか!」
「シーッ!シーッ!声がでかいよ…!」
「……練習台とか、そんな失礼なことするかよ!俺が言ってんのはユウタのことだっての。ユウタのことが好きなんだよ」
改めて言われて、自分の耳がおかしくなったわけじゃなかったと判明する。
「…ごめん、いきなり言われて驚くよな。けど、言わずに傍にいるのも最近辛くてさ。毎日ユウタと顔を合わせて、言葉を交わす度に好きだって感情がどんどんでかくなっていって、抑えきれないんだ。今日みたいに尻触ったのも、下心ありで触ってた。ごめん」
顔を触っていた手を取られて、手のひらに口づけられる。ちゅっちゅっ、と音が立つくらいに何度も。まるで壊れ物でも扱うかのように優しくて、腰の部分にむずむずとしたものが走った。
「な、んで…俺なんだ?顔立ちは女っぽいどころか平凡だし、皆みたいにいい体してるわけじゃないし…」
「平凡?俺から見ると可愛いよ、ユウタ。俺はお前の顔立ち、好きだ。派手さはないけど、ひとつひとつのパーツは整っててそこがいい。あと、ずっと言ってるけど尻も好み。外見も好きだけど、一番は性格かな。俺の発言にツッコミいれてくれんの、地味に嬉しいんだよな。それに一緒にいて楽しい。落ちつ」
「わあ、ストップストップ!」
ノンブレスでまくしたてられ、ヨハンの口を手で塞ぐ。顔が燃えるように熱い。
は、恥ずか死ぬ…!
こんなにベタ褒めされたことなんて、人生で一度もないから心臓がドキドキして苦しい。
「…俺、期待してもいい?」
口を塞いでいた手を掴まれ、ぎゅっと握られる。ヨハンは目を細めて、嬉しそうに笑っていた。
期待してもいい、ってどういうことだ?
「だって、俺が好きって言ったら、なんで俺なんだってユウタ言ったじゃん。普通は、男同士だってことに疑問を持つと思うんだけど。恋愛対象が女だったら、そんな言葉出てこないと思ってさ」
「あ…」
盲点だった。言われてみれば確かにそうだ。
戸惑いが表情に出ていたのか、ヨハンは自信を得た様子でさらに笑みを深くした。手首は掴まれたままで、逃げ場がない。
「な、ユウタ…。俺も、恋愛対象に入る?」
燃えそうな程に熱い顔を隠したくて俯くも、ヨハンが背をかがめて覗きこんでくる。いつものお調子者の雰囲気は消え、声の響きがとても甘く感じた。まるで酔っぱらった時のように、頭がくらくらしてまともに考えることが出来ない。
「…俺、男しか好きになれない、から…」
一瞬、自分が何を口走ったのか理解できなかった。正常に働かない頭で、とんでもない発言をしたことに一拍遅れて気づいても、後の祭りだった。
やっぱり今のナシ!聞かなかったことにして!と言いたかったが、満面の笑みを浮かべるヨハンを目にして、言葉が出てこなかった。
「今すぐに返事が欲しいって訳じゃねえんだ。ゆっくり、考えて欲しい。俺、ユウタのこと大事にするから。泣かせたり、辛い思いさせたり、ユウタが嫌なこと、絶対しないから。…もちろん、もし振られても友達でいるつもり。俺との友情を壊したくないから付き合う、なんてことはしないでくれ。ユウタの正直な気持ちを聞かせて欲しい」
ヨハンの言葉はとても真っ直ぐだった。真摯で嘘がない。
彼の実直な態度を無下にすることなんてできなくて、頷く。
「ありがとな、ユウタ。愛してるぜ」
そう囁くと、額と両頬になにか柔らかなものがあたった。目の前にあった友人の顔が離れていく。
キスされた。そう分かったのは、だいぶ遅れてからだった。
「じゃ、俺は自分の部屋に戻るな。また明日。おやすみ」
ヨハンが退室すると、部屋を静寂が包んだ。微かにフランクの規則正しい寝息が聞こえる。足に力が入らなくて、その場にへなへなと崩れ落ちる。キスされた頬に手で触れると、火傷しそうに熱かった。
イ、イケメンの破壊力、やばすぎる…!
告白されたのも、あんなに熱烈な気持ちをぶつけられたのも、初めての経験だった。心臓が今にも突き破ってきそうで、たまらず胸を抑える。
我に返って時計を見ると、とっくに深夜を回っている。明日の仕事に支障が出てしまう、と急いでベッドに入る。寝なきゃ、と分かっているのに、その夜はほとんど眠れなかった。
翌日以降も、フランクとヨハンとは仲良く過ごした。ヨハンの接し方は告白を受ける前と変わらなくて、あれは夢だったのではないかと思ったくらい。けど、ふとした瞬間、雰囲気が甘くなることがあった。眼差しが熱っぽかったり、頭を撫でる手が優しかったり。頬やこめかみを撫でられることも増えた。
ヨハンの態度が、あの告白は現実のものだと伝えてくる。本当に自分のことが好きなのが分かって、なんだかふわふわした気持ちになる。
早く、返事しないと。
好きで好きでたまらなくて苦しくなるその気持ちを、俺は嫌と言う程に知っている。孝輔に対して、自分がまさしくそうだったからだ。思いを伝えなきゃ爆発して死にそうだった。でも伝えたからって楽にはならない。今度は、関係が壊れるんじゃないかって不安と、受け入れてもらえるんじゃないかって僅かな期待に苛まれるからだ。
ヨハンの気持ちを受け入れたい。孝輔と違って有言実行で大切にしてくれそうだし、俺も彼の傍にいると楽しい。だけど、そう思うとなぜだか決まってライナスの姿が頭をよぎる。
早く返事をしなきゃと思うのに、なぜか二の足を踏んでしまう。
「今日もうまそー。ユウタが作ったやつってどれだ?」
「豚肉を香味野菜とスパイスで煮こんだやつと、そのスープと野菜で炊いたピラフに、酢漬け野菜だよ」
「あ~やっぱりな~。その三品の輝きが他のと違うからさ、そうじゃないかと思ってたんだよな~」
「調子いいな~」
おちゃらけるヨハンに、つい笑ってしまう。俺が笑うのを見て、彼も嬉しそうに微笑んだ。
純粋な笑みに、胸がチクリとする。罪悪感に苛まれているのを悟られないよう、料理を皿についでいく。
今、俺なにを思った?俺がどの料理を作ったか聞いてくるヨハンに対して、ライナスを重ねなかった?ライナスと同じことを聞くんだな、って思わなかったか?
「はい、大盛りにしといた」
「やった!さすがユウタ、俺のこと分かってるな!」
まぶしい笑顔にまた胸がチクチクする。
その時だった。
頭から血を流すライナスが食堂にフラフラと入って来たのは。
23
お気に入りに追加
2,448
あなたにおすすめの小説
同室のクールな不良に嫌われてると思っていたのに、毎晩抱きしめてくる
ななな
BL
「ルームメイト変更、する?」
「…………は?」
全寮制の男子校に通う高瀬の同室相手は、クールでイケメンな不良。
誰に対しても塩対応ではあるが、高瀬に対してはもっとひどかった。
挨拶だけは返してくれるものの、基本的に会話という会話はない。
おそらく嫌われている………。
ならいっそ、ルームメイトを変更してもらったほうがいいんじゃないか。
そう思った高瀬が不良に提案してみると…?
高瀬(受)微無自覚美人。読書と勉強が趣味。
津田(攻)素行不良。喧嘩するタイプではない。ギャップの塊。
※途中でR-18シーンが入ります。「※」マークをつけます。
※王道設定ではありません。普通の男子校が全寮制なだけです。
後輩に本命の相手が居るらしいから、セフレをやめようと思う
ななな
BL
「佐野って付き合ってるやつ居るらしいよ。知ってた?」
ある日、椎名は後輩の佐野に付き合ってる相手が居ることを聞いた。
佐野は一番仲が良い後輩で、セフレ関係でもある。
ただ、恋人が出来たなんて聞いてない…。
ワンコ気質な二人のベタ?なすれ違い話です。
あまり悲壮感はないです。
椎名(受)面倒見が良い。人見知りしない。逃げ足が早い。
佐野(攻)年下ワンコ。美形。ヤンデレ気味。
※途中でR-18シーンが入ります。「※」マークをつけます。
BLゲームの本編にも出てこないモブに転生したはずなのに、メイン攻略対象のはずの兄達に溺愛され過ぎていつの間にかヒロインポジにいる(イマココ)
庚寅
BL
内容はほぼ題名の通りです。
生まれた頃から始まり、幼少期を経て大人になっていきます。
主人公の幼少期の時から性的描写、接触あります。
性的接触描写入れる時にはタイトルに✱付けます。
苦手な方ご注意ください。
残酷描写タグは保険です。
良くある話のアレコレ。
世界観からしてご都合主義全開です。
大した山も谷もなく、周囲からただただ溺愛されるだけの話になることでしょう(今の所それしか予定なし)
ご都合溺愛苦労なしチート人生系が読みたい、好きという方以外は面白みないと思われます!
ストーリーに意味を求める方もUターンをオススメしますm(_ _)m
勢いのまま書くので、文章や言い回し可笑しくても脳内変換したりスルーしてやってください(重要)
どうしてもそういうの気になる方は回れ右推奨。
誤字や文章おかしいなって読み返して気がついたらその都度訂正してます。
完全なる自分の趣味(内容や設定が)と息抜きのみの為の勢いでの作品。
基本の流れも作風も軽ーい感じの設定も軽ーい感じの、主人公無自覚総愛され溺愛モノです。
近親相姦なので苦手な方はお気をつけください。
何かあればまた追記します。
更新は不定期です。
なろう様のムーンライトノベルズで掲載しています。
10/23より番外編も別で掲載始めました( ᵕᴗᵕ )
こちらには初めて投稿するので不備がありましたらすみません。
タグ乗せきれなかったのでこちらに。
地雷ありましたらバックお願い致します。
BL恋愛ゲームに転生 近親相姦 自称モブ 主人公無自覚受け 主人公総愛され 溺愛 男しかいない世界 男性妊娠 ショタ受け (幼少期は本場なし) それ以外はあるかも ご都合チート ただイチャイチャ ハピエン 兄弟固定カプ
作中に出てくるセリフ解説
✱学園編 5話 カディラリオ
うろっと覚えとけば〜
訳:何となくで覚えとけば
(うろ覚えなどのうろの事で造語です。)
ふたなり好きのノンケなのに、幼馴染のイケメンに犯されました
ななな
BL
高校一年生になったばかりのハルには、夢があった。
それは女の子のアルファと番になること。
なぜなら、大のふたなり好きだったからだ。
ハルがオメガと診断されてから、幼馴染のリクの元へと向かうと予想外の展開になって…。
※オメガバース設定です。
※ひたすらイチャイチャエッチしてます。エロギャグ寄り。
※けっこうふざけてます。
側近候補を外されて覚醒したら旦那ができた話をしよう。
とうや
BL
【6/10最終話です】
「お前を側近候補から外す。良くない噂がたっているし、正直鬱陶しいんだ」
王太子殿下のために10年捧げてきた生活だった。側近候補から外され、公爵家を除籍された。死のうと思った時に思い出したのは、ふわっとした前世の記憶。
あれ?俺ってあいつに尽くして尽くして、自分のための努力ってした事あったっけ?!
自分のために努力して、自分のために生きていく。そう決めたら友達がいっぱいできた。親友もできた。すぐ旦那になったけど。
***********************
ATTENTION
***********************
※オリジンシリーズ、魔王シリーズとは世界線が違います。単発の短い話です。『新居に旦那の幼馴染〜』と多分同じ世界線です。
※朝6時くらいに更新です。
【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。
天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。
成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。
まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。
黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
弟のために悪役になる!~ヒロインに会うまで可愛がった結果~
荷居人(にいと)
BL
BL大賞20位。読者様ありがとうございました。
弟が生まれた日、足を滑らせ、階段から落ち、頭を打った俺は、前世の記憶を思い出す。
そして知る。今の自分は乙女ゲーム『王座の証』で平凡な顔、平凡な頭、平凡な運動能力、全てに置いて普通、全てに置いて完璧で優秀な弟はどんなに後に生まれようと次期王の継承権がいく、王にふさわしい赤の瞳と黒髪を持ち、親の愛さえ奪った弟に恨みを覚える悪役の兄であると。
でも今の俺はそんな弟の苦労を知っているし、生まれたばかりの弟は可愛い。
そんな可愛い弟が幸せになるためにはヒロインと結婚して王になることだろう。悪役になれば死ぬ。わかってはいるが、前世の後悔を繰り返さないため、将来処刑されるとわかっていたとしても、弟の幸せを願います!
・・・でもヒロインに会うまでは可愛がってもいいよね?
本編は完結。番外編が本編越えたのでタイトルも変えた。ある意味間違ってはいない。可愛がらなければ番外編もないのだから。
そしてまさかのモブの恋愛まで始まったようだ。
お気に入り1000突破は私の作品の中で初作品でございます!ありがとうございます!
2018/10/10より章の整理を致しました。ご迷惑おかけします。
2018/10/7.23時25分確認。BLランキング1位だと・・・?
2018/10/24.話がワンパターン化してきた気がするのでまた意欲が湧き、書きたいネタができるまでとりあえず完結といたします。
2018/11/3.久々の更新。BL小説大賞応募したので思い付きを更新してみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる