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34. 待ち人
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黒鳶の屋敷を後にした蘇芳は真っ直ぐ己の屋敷へと向かった。だがふと足を止めると、踵を返した。アーチ型の橋がかかった小さな池が見えてくる。予想通り、そこには青藍の姿があった。
声をかける前に、青藍は蘇芳の接近に気がついた。
「…あの少年は大丈夫か」
「ああ。リュカのことを親父に報告したな」
「釈明ではないが、先に話したのは琥珀だ。私は彼の証言の裏付けのために呼ばれた。親父の要求ならば断れる筈が無い」
「そうだよな。お前は昔から親父に忠実だもんな」
「……恨み言を言うために、わざわざ足を運んだのか」
青藍の指摘に、蘇芳は細く息を吐き、頭を掻いた。
「違ェ。その逆だ。お前には感謝してる」
「感謝だと…?」
赤鬼の口から出たまさかの言葉に、青鬼は目を見開いた。だがその顔は怪訝そうで、警戒心丸出しだった。
「貴様、一体誰だ?蘇芳が私に感謝するなど、天地がひっくり返っても有り得ん」
「うっせえなあ。正真正銘俺だよ。俺だってまさかお前に礼を言う日が来るとは思わなかったっつうの」
警戒を解こうとしない同胞に、蘇芳は渋面を作る。
「…あの時、青藍がリュカのこと教えてくれたから、かろうじて間に合った。駆けつけるのが遅れてたら、リュカはステラって餓鬼の息の根を止めてた。だから、本当に感謝してんだよ」
「戦場でいとも簡単に数多の命を潰す奴の言葉とは思えんな。リュカという子供は曲がりなりにも貴様の伴侶だろう。たかが男娼一人を殺したところでどうってことあるまい」
「あ?ステラって餓鬼、どうでもいいに決まってるだろ。何なら俺が殺したいくらいだ。だがな、リュカには耐性がねえ。うっかり殺したせいで、心を病まれでもしたら困んだよ」
「相変わらず己の都合ばかりだな」
「うるせえ。…じゃあな」
もう用はないとばかりに、蘇芳は背を向け、さっさと池を離れた。一人残された青藍はしばらく赤鬼の背中を見つめ、それから池の中の鯉に視線を落とした。
屋敷に戻ると、従者のセキシに出迎えられた。黒鳶の反応を気にしているのだろうが、不安そうに眉尻を垂らしている。鬼族の頭領との会話の子細を伝える。クルクドゥア族の要求を知った時は顔がこわばっていたが、最終的にはほっと胸を撫で下ろした。
「そうだ蘇芳様、リュカ様がご帰宅をまだかまだかと待ち侘びていますよ」
「リュカが?……見えすいた嘘吐くなよ、セキシ」
「いえいえ、嘘ではございません。本当ですよ。起きるなり蘇芳様の所在を尋ねられて、黒鳶様に呼び出されたと知るや否や、自分も行くと息巻いて。…起き上がることすら出来ないので、すぐに諦めたようですが」
渋い顔で懐疑的な視線を向けてくる主人に対し、セキシはにこにこと笑っている。彼に促され、蘇芳は疑いを払拭できないままリュカの部屋へと向かった。
「……誰が俺の帰宅を待ち侘びてるって?」
障子を開けた瞬間、目に飛び込んできた光景に赤鬼は思わずそう呟いていた。戸口にもたれかかり、苦笑いを浮かべる。セキシの話とは違い、リュカは布団で熟睡していた。掛布団を腕に抱き、体を丸めている。
リュカが自分のことを待ってるなど、やはり従者の作り話ではないのか。そう疑念を抱きつつ、赤鬼は後ろ手に障子を閉めた。少年の傍に腰を下ろす。
顔にかかった髪をよけ、頬を撫でる。ステラに殴られたのであろう頬にはうっすらと痣が浮かんでいる。ただ、強く打ち付けたという後頭部のたんこぶはだいぶ腫れが引いている。契角と額の境に巻かれた包帯は目にするだけでも痛々しい。指を滑らせ、安らかな寝息を立てる唇を撫でる。
水分に満ちて柔らかい唇の弾力を楽しんでいると、不意に指を噛まれた。起きているのかと顔を覗きこむが、目は閉じられたままだった。寝ぼけているのか、何かの夢を見ているのか、奥歯でもぐもぐと咀嚼されてしまう。特に痛くはないが、変な気分になる。蘇芳はもう一本指を差し込み、口を開かせた。それでも少年が覚醒する様子はない。
「ぅ…」
「リュカ、噛むなよ」
蘇芳は体をかがめ、リュカの口内に舌を突っ込んだ。眠りに落ちて反応の鈍い舌を絡めとり、啜る。口内いっぱいに舌を咥えさせられ、べろべろと余すところなく舐められて息苦しいのか、リュカの体がぴくぴくと反応する。睫毛も震え始め、目覚めが近いのが分かる。それを目にして蘇芳は口づけを更に深いものにした。
「んぅ、…う…っ!?」
目を開けたリュカは寝起きで意識がはっきりしないようだったが、状況を理解するなり暴れだした。手足を振り回し、蘇芳の肩や胸を殴りつける。最後に少年の舌を甘噛みし、蘇芳は体を起こした。
「…なに…っ。こ、殺す気っ…かよ…!」
蘇芳から逃げるように、リュカは顔を布団に埋めて体を丸めた。むせる少年を赤鬼はじっと見下ろす。
「…お前が、キスしろって言ってたんだよ。寝ながら」
「うぇ、えっ!?ほ、ほんとに!?」
「おーホントホント。キスキスうるせえから、仕方なく口塞いでやったんだよ」
「だ、からって…寝てる時にするなよ…!危ないだろっ」
てっきり、そんなこと言う訳ないだろ、と噛みつかれるかと思っていた蘇芳は、予想だにしない彼の反応にわずかに目を見開いた。完全に虚を突かれ、するりと謝罪の言葉が口から滑り出る。
「そうだな、悪ぃ」
「…え?わ、わかればいい、けど…」
今度はリュカが困惑する番だった。まさか素直に謝られると思っていなかったのだ。
蘇芳の謝罪は、主にリュカがキスしてくれと寝言を言っていたという嘘に対してのものだったが、少年が気づくはずもない。
「そうだ!蘇芳、黒鬼に呼び出されたって聞いた!昨日のことで呼び出されたんだよな…?」
「ああ」
「大丈夫か?…やっぱり面倒ごとになったとか。俺、鬼の大将に直談判に行こうと思ったんだけど、体に力入んなくてさ。待ってようと思ったのに、気がついたら寝てたんだ…。ごめん」
眉尻を垂れ下げて上目遣いに顔色を窺う少年に、セキシは嘘を吐いてなかったことを知る。一瞬身動きが取れなくなったが、赤鬼はリュカの唇を指で挟むと軽く引っ張った。
「バァカ」
「むい゛ぃ゛」
「昨日言っただろ、問題ねえって。お前の目のことを聞かれただけだ。ステラを絞殺しかけたことへのお咎めはねえよ」
「あ…そうなんだ」
引っ張られてじんじんと痛む唇を手でかばい、恨めしそうな顔をしていたリュカだったが、蘇芳に不安を一蹴され、明らかにほっと安堵の息を吐いた。
「しけた面似合わねえから、もう止めろ。くだらねえこと考えてる暇があんなら、静養してさっさと怪我治せ」
「…どっちかと言うとステラにやられた傷より、蘇芳に無茶苦茶されたことのほうがオオゴトなんだけど」
「あ?合意の上だろ。何ならお前が誘ってきたんだ。あれだけ何度もイッておいて、文句言われる筋合いねえぞ」
「ぐぬ……っ」
非難がましい目で見上げられるも、蘇芳は全く動じない。正当な言い分を返され、リュカは悔しそうに歯ぎしりしていた。
「飯まで、寝るっ!」
「添い寝してやるよ。俺のせいらしいからな」
口では勝てないと踏んだのか、リュカは引き寄せた布団の中にくるまった。赤鬼はいとも簡単に引っぺがすと、当然のように中に入った。静養できない!とぎゃあぎゃあ騒いで布団を死守しようとする少年と、ケタケタ笑いながら一緒に寝ようとする赤鬼の攻防はしばらく続いたのだった。
声をかける前に、青藍は蘇芳の接近に気がついた。
「…あの少年は大丈夫か」
「ああ。リュカのことを親父に報告したな」
「釈明ではないが、先に話したのは琥珀だ。私は彼の証言の裏付けのために呼ばれた。親父の要求ならば断れる筈が無い」
「そうだよな。お前は昔から親父に忠実だもんな」
「……恨み言を言うために、わざわざ足を運んだのか」
青藍の指摘に、蘇芳は細く息を吐き、頭を掻いた。
「違ェ。その逆だ。お前には感謝してる」
「感謝だと…?」
赤鬼の口から出たまさかの言葉に、青鬼は目を見開いた。だがその顔は怪訝そうで、警戒心丸出しだった。
「貴様、一体誰だ?蘇芳が私に感謝するなど、天地がひっくり返っても有り得ん」
「うっせえなあ。正真正銘俺だよ。俺だってまさかお前に礼を言う日が来るとは思わなかったっつうの」
警戒を解こうとしない同胞に、蘇芳は渋面を作る。
「…あの時、青藍がリュカのこと教えてくれたから、かろうじて間に合った。駆けつけるのが遅れてたら、リュカはステラって餓鬼の息の根を止めてた。だから、本当に感謝してんだよ」
「戦場でいとも簡単に数多の命を潰す奴の言葉とは思えんな。リュカという子供は曲がりなりにも貴様の伴侶だろう。たかが男娼一人を殺したところでどうってことあるまい」
「あ?ステラって餓鬼、どうでもいいに決まってるだろ。何なら俺が殺したいくらいだ。だがな、リュカには耐性がねえ。うっかり殺したせいで、心を病まれでもしたら困んだよ」
「相変わらず己の都合ばかりだな」
「うるせえ。…じゃあな」
もう用はないとばかりに、蘇芳は背を向け、さっさと池を離れた。一人残された青藍はしばらく赤鬼の背中を見つめ、それから池の中の鯉に視線を落とした。
屋敷に戻ると、従者のセキシに出迎えられた。黒鳶の反応を気にしているのだろうが、不安そうに眉尻を垂らしている。鬼族の頭領との会話の子細を伝える。クルクドゥア族の要求を知った時は顔がこわばっていたが、最終的にはほっと胸を撫で下ろした。
「そうだ蘇芳様、リュカ様がご帰宅をまだかまだかと待ち侘びていますよ」
「リュカが?……見えすいた嘘吐くなよ、セキシ」
「いえいえ、嘘ではございません。本当ですよ。起きるなり蘇芳様の所在を尋ねられて、黒鳶様に呼び出されたと知るや否や、自分も行くと息巻いて。…起き上がることすら出来ないので、すぐに諦めたようですが」
渋い顔で懐疑的な視線を向けてくる主人に対し、セキシはにこにこと笑っている。彼に促され、蘇芳は疑いを払拭できないままリュカの部屋へと向かった。
「……誰が俺の帰宅を待ち侘びてるって?」
障子を開けた瞬間、目に飛び込んできた光景に赤鬼は思わずそう呟いていた。戸口にもたれかかり、苦笑いを浮かべる。セキシの話とは違い、リュカは布団で熟睡していた。掛布団を腕に抱き、体を丸めている。
リュカが自分のことを待ってるなど、やはり従者の作り話ではないのか。そう疑念を抱きつつ、赤鬼は後ろ手に障子を閉めた。少年の傍に腰を下ろす。
顔にかかった髪をよけ、頬を撫でる。ステラに殴られたのであろう頬にはうっすらと痣が浮かんでいる。ただ、強く打ち付けたという後頭部のたんこぶはだいぶ腫れが引いている。契角と額の境に巻かれた包帯は目にするだけでも痛々しい。指を滑らせ、安らかな寝息を立てる唇を撫でる。
水分に満ちて柔らかい唇の弾力を楽しんでいると、不意に指を噛まれた。起きているのかと顔を覗きこむが、目は閉じられたままだった。寝ぼけているのか、何かの夢を見ているのか、奥歯でもぐもぐと咀嚼されてしまう。特に痛くはないが、変な気分になる。蘇芳はもう一本指を差し込み、口を開かせた。それでも少年が覚醒する様子はない。
「ぅ…」
「リュカ、噛むなよ」
蘇芳は体をかがめ、リュカの口内に舌を突っ込んだ。眠りに落ちて反応の鈍い舌を絡めとり、啜る。口内いっぱいに舌を咥えさせられ、べろべろと余すところなく舐められて息苦しいのか、リュカの体がぴくぴくと反応する。睫毛も震え始め、目覚めが近いのが分かる。それを目にして蘇芳は口づけを更に深いものにした。
「んぅ、…う…っ!?」
目を開けたリュカは寝起きで意識がはっきりしないようだったが、状況を理解するなり暴れだした。手足を振り回し、蘇芳の肩や胸を殴りつける。最後に少年の舌を甘噛みし、蘇芳は体を起こした。
「…なに…っ。こ、殺す気っ…かよ…!」
蘇芳から逃げるように、リュカは顔を布団に埋めて体を丸めた。むせる少年を赤鬼はじっと見下ろす。
「…お前が、キスしろって言ってたんだよ。寝ながら」
「うぇ、えっ!?ほ、ほんとに!?」
「おーホントホント。キスキスうるせえから、仕方なく口塞いでやったんだよ」
「だ、からって…寝てる時にするなよ…!危ないだろっ」
てっきり、そんなこと言う訳ないだろ、と噛みつかれるかと思っていた蘇芳は、予想だにしない彼の反応にわずかに目を見開いた。完全に虚を突かれ、するりと謝罪の言葉が口から滑り出る。
「そうだな、悪ぃ」
「…え?わ、わかればいい、けど…」
今度はリュカが困惑する番だった。まさか素直に謝られると思っていなかったのだ。
蘇芳の謝罪は、主にリュカがキスしてくれと寝言を言っていたという嘘に対してのものだったが、少年が気づくはずもない。
「そうだ!蘇芳、黒鬼に呼び出されたって聞いた!昨日のことで呼び出されたんだよな…?」
「ああ」
「大丈夫か?…やっぱり面倒ごとになったとか。俺、鬼の大将に直談判に行こうと思ったんだけど、体に力入んなくてさ。待ってようと思ったのに、気がついたら寝てたんだ…。ごめん」
眉尻を垂れ下げて上目遣いに顔色を窺う少年に、セキシは嘘を吐いてなかったことを知る。一瞬身動きが取れなくなったが、赤鬼はリュカの唇を指で挟むと軽く引っ張った。
「バァカ」
「むい゛ぃ゛」
「昨日言っただろ、問題ねえって。お前の目のことを聞かれただけだ。ステラを絞殺しかけたことへのお咎めはねえよ」
「あ…そうなんだ」
引っ張られてじんじんと痛む唇を手でかばい、恨めしそうな顔をしていたリュカだったが、蘇芳に不安を一蹴され、明らかにほっと安堵の息を吐いた。
「しけた面似合わねえから、もう止めろ。くだらねえこと考えてる暇があんなら、静養してさっさと怪我治せ」
「…どっちかと言うとステラにやられた傷より、蘇芳に無茶苦茶されたことのほうがオオゴトなんだけど」
「あ?合意の上だろ。何ならお前が誘ってきたんだ。あれだけ何度もイッておいて、文句言われる筋合いねえぞ」
「ぐぬ……っ」
非難がましい目で見上げられるも、蘇芳は全く動じない。正当な言い分を返され、リュカは悔しそうに歯ぎしりしていた。
「飯まで、寝るっ!」
「添い寝してやるよ。俺のせいらしいからな」
口では勝てないと踏んだのか、リュカは引き寄せた布団の中にくるまった。赤鬼はいとも簡単に引っぺがすと、当然のように中に入った。静養できない!とぎゃあぎゃあ騒いで布団を死守しようとする少年と、ケタケタ笑いながら一緒に寝ようとする赤鬼の攻防はしばらく続いたのだった。
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