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15. 躾
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強制的に連れ戻されたリュカは、自室に入るなり畳の上に投げ出された。体を起こすよりも前に、蘇芳がのしかかってくる。顎を掴まれ、唇に噛みつかれる。癪だったが、リュカは蘇芳の舌を素直に受け入れた。以前の経験から、そうしないと喋れるようにならないと分かっていたからだ。
口づけを受け入れているさなか、蘇芳がもう片方の手で体をまさぐってくる。嫌な予感しかしなくて抵抗を試みたが、苛ついた赤鬼に強く舌を吸われ、阻害されてしまう。下着ごとズボンを脱がされ、上の服も首元までたくし上げられた。蘇芳がこれからしようとしていることなど、言われずとも分かる。
「嫌だっ…!離せ、離せったら…っ!」
唇が離れると、予想通り声が出せるようになっていた。どちらのものか分からない唾液の糸が互いの唇を繋ぐ。それが濃厚な口づけの証に見えて、リュカは視線を逸らした。
「リュカ、昨日の今日でもう青藍をたぶらかしたのか?さすが、娼館にいただけあるな」
「だったら何?嘘吐きのあんたと違って、青藍の方がよっぽど信用できそうだから、あわよくば乗り換えようと思ったんだよ」
馬鹿にしたように鼻で笑う蘇芳に、カッと頭に血が昇る。完全に売り言葉に買い言葉だった。根も葉もない言いがかりをつけられるのも腹が立つ。そんなに簡単に相手をたらしこめるなら、こんなに人生苦労していない。
「いっ…」
「甘い顔してりゃ、調子に乗りやがって…」
顎を掴む手に強い力がこめられる。骨がミシミシと軋んだ音を立てるのが分かって、リュカは激痛にうめいた。
「…主人以外に尻尾を振る駄犬は、ちゃんと躾しねえとな…」
蘇芳の呟きは静かだったが、声は地を這うが如く低かった。先程までは激しい怒りに燃えていた瞳も光を失い、濁っている。ほの暗く、底が知れない闇のようで、リュカはぞっとした。
「抵抗するなよ。さもなきゃ、慣らしもせずにここにぶちこむ」
「ひ…っ」
蘇芳が尻穴の中に指先を押しこんでくる。それだけでもぴりっとした痛みが走るというのに、潤滑剤の助けもなく凶悪なまでの太さと大きさの肉棒を受け入れるなど無理だ。今回は酒の力も無い。そんなことをされてしまったら、絶対に壊れてしまう。想像しただけでも怖くて、リュカの喉から引き攣った声が出た。素直に従う以外、彼には選択肢などない。
恐怖を顔に張りつけ、大人しくなった少年を、赤鬼は静かに見下ろしていた。顎から手が離れると、せめてもの抵抗でリュカは顔を背けた。だがそれが気に入らなかったらしい蘇芳によって、また顎を掴まれる。
「目、逸らすな。ちゃんと俺を見てろ」
思いつく限りの悪口を心の中で吐き出しながら、蘇芳を睨みつける。顎に添えられていた手が下降し、胸の突起を摘まむ。力の加減もなく指で捏ねくり回されたかと思えば、強く引っ張られる。
「…った…」
「痛くしてんだよ」
痛みに顔を歪めれば、冷たい声が降ってくる。指が離れても、熱を持ったようにジンジンと痛む。蘇芳の手が今度は膝を掴んだ。力ずくで割り開かれ、腰を突き上げる体勢にさせられる。自分の萎えた性器が目に入った。
惨めな気持ちだった。犯されると分かっていながら抵抗も許されない。されるがまま足を開かされている。人形にでもなった気分だった。悔しくてたまらなくて、喉をこみあげてくるものがあったが、リュカは下唇を噛んでぐっと堪えた。泣くと、蘇芳に屈したみたいで嫌だった。
香油を纏った蘇芳の指が孔の中に入ってくる。この状況への拒否感に、無意識に尻に力をこめてしまうが、赤鬼は気にする風もなく指を押し進めた。襞をかき分け、香油を塗りつけてくる。
「…ぁっ」
ある一点を刺激されて、自然と声が漏れた。しまった、とリュカは慌てて両手で口を覆う。
「おい、口抑えんな」
鋭い一瞥にリュカはしぶしぶ従った。代わりに下唇を噛んで声を抑えようと試みたが、それもすぐに咎められる。なかなか言うことを聞けずにいると、焦れた蘇芳に口内に指を突っこまれてしまった。せき止めるものがなくなり、喘ぎ声がだだ漏れになる。
「ゃ、ぁ…ふ、うぅ…」
尻に指を挿入されるのはこれで三回目だが、蘇芳はリュカが感じる部分を既に熟知しているようだった。弱い部分を刺激される度に体がびくりと震えて、痺れるような快感が全身を駆け巡る。無理矢理に体をいじられて嫌でたまらないのに、体は真逆の反応を示していて、今では蘇芳の指を三本も受け入れていた。赤鬼はぐちゅぐちゅとわざと音が立つように指を出し入れして、リュカの羞恥を煽ろうとしている。底意地の悪い彼の行動に、少年は喘ぎながらも赤鬼を毅然と睨みつけた。
「っんん、う…っ!」
「そろそろいいか」
蘇芳は鉤状に曲げた指で中を擦りながら、勢いよく引き抜いた。急な刺激に下腹部がきゅうと疼く。口内を犯していた指も同時に離れていく。口から酸素を取り込んで息を整えようとする少年を見下ろしながら、赤鬼は唾液にまみれた指で、己の性器を緩く扱いた。下腹に張りつきそうな程に勃起したイチモツに、リュカは逃げ出したくなる。
蘇芳は血管の浮いた屹立を、リュカの下半身に擦りつけた。少年の性器は、指での前戯で少しだけ反応を示していた。触れ合う部分が熱い。赤鬼は亀頭を穴にあてがうと、一息に少年の体を貫いた。
ずどん、と圧倒的な質量の熱塊をぶちこまれたリュカは、悲鳴を上げながら目を見開いた。鬼に比べてずっと小さな体が弓なりに反る。
「きちぃな、くそ」
「ぃあ、あ゛、アぁ…っ!」
少年の後孔の狭さに、蘇芳は眉をひそめて舌打ちする。だがリュカの腰を両手で掴むと、荒々しく腰を動かし始めた。息を整える間も、体が巨根になじむ暇も与えられず、がつがつと奥まで貫かれて、リュカはもう何も考えられなかった。快感もなく、あるのは痛みと恐怖と圧迫感だけだ。生理的な涙が目から溢れ出る。
「…や、あぁ…、あ゛」
蘇芳が腰を引くと、内臓も一緒に引きずり出されてしまうのではないかという錯覚に陥る。揺さぶられる度に、赤鬼の肩に乗せられた自分の足がゆらゆらと揺れているのを、リュカは他人事のように眺めていた。
散々自分勝手に動いた赤鬼は、少年の中に精を吐き出した。量の多い精液が奥に叩きつけられる。天井をぼんやりと眺めながら、リュカは内心安堵した。やっと終わった。拷問のような時間だった。
「リュカ、何か俺に言うことあるだろ」
顔を覗きこむ蘇芳が、頬を軽く叩いてくる。落ちそうになる意識を引き戻され、リュカはゆっくりと蘇芳に目を向けた。射精したせいか殺気はなくなっているものの、顔つきはまだ険しい。
靄のかかった頭で、彼は謝罪を欲しているのだろうな、と少年は思っていた。行くなと言われた池に行き、青藍の前で蘇芳を拒絶し、恥をかかせたのだ。ごめんなさい。その一言で済むのなら、いくらでも言ってやる。何のことはない。ただの六文字の言葉だ。
だが、リュカは納得いかなかった。自分だけが悪いのではないはずだ。蘇芳だって、池には主がいるなどと嘘を吐いた。しかも、本人に悪びれる様子は全く見られない。もはやリュカも意地だった。
リュカは口を動かした。声が小さくて聞き取れなかったのか、赤鬼は訝し気に少年の口元に耳を近づけた。
「…うそ、つき…」
謝罪どころか嘘吐き呼ばわりされ、蘇芳は額に青筋を立てた。牙を剥き、少年の肩に噛みつく。鋭い歯が肉に食いこむ感触に、リュカは拳を強く握って痛みをやり過ごした。
赤鬼は少年の肌に歯形を残すと、彼の体をひっくり返した。未だ萎えてない肉棒を再び挿入する。
「…あれで終わったと思うなよ」
蘇芳が腰を叩きつけてくる度に肌がぶつかる高い音がする。内臓を押し上げられる感覚に、吐き気がこみあげてくる。畳に額を擦りつけながら、リュカは苦痛と吐き気をやり過ごすのでいっぱいいっぱいだった。
口づけを受け入れているさなか、蘇芳がもう片方の手で体をまさぐってくる。嫌な予感しかしなくて抵抗を試みたが、苛ついた赤鬼に強く舌を吸われ、阻害されてしまう。下着ごとズボンを脱がされ、上の服も首元までたくし上げられた。蘇芳がこれからしようとしていることなど、言われずとも分かる。
「嫌だっ…!離せ、離せったら…っ!」
唇が離れると、予想通り声が出せるようになっていた。どちらのものか分からない唾液の糸が互いの唇を繋ぐ。それが濃厚な口づけの証に見えて、リュカは視線を逸らした。
「リュカ、昨日の今日でもう青藍をたぶらかしたのか?さすが、娼館にいただけあるな」
「だったら何?嘘吐きのあんたと違って、青藍の方がよっぽど信用できそうだから、あわよくば乗り換えようと思ったんだよ」
馬鹿にしたように鼻で笑う蘇芳に、カッと頭に血が昇る。完全に売り言葉に買い言葉だった。根も葉もない言いがかりをつけられるのも腹が立つ。そんなに簡単に相手をたらしこめるなら、こんなに人生苦労していない。
「いっ…」
「甘い顔してりゃ、調子に乗りやがって…」
顎を掴む手に強い力がこめられる。骨がミシミシと軋んだ音を立てるのが分かって、リュカは激痛にうめいた。
「…主人以外に尻尾を振る駄犬は、ちゃんと躾しねえとな…」
蘇芳の呟きは静かだったが、声は地を這うが如く低かった。先程までは激しい怒りに燃えていた瞳も光を失い、濁っている。ほの暗く、底が知れない闇のようで、リュカはぞっとした。
「抵抗するなよ。さもなきゃ、慣らしもせずにここにぶちこむ」
「ひ…っ」
蘇芳が尻穴の中に指先を押しこんでくる。それだけでもぴりっとした痛みが走るというのに、潤滑剤の助けもなく凶悪なまでの太さと大きさの肉棒を受け入れるなど無理だ。今回は酒の力も無い。そんなことをされてしまったら、絶対に壊れてしまう。想像しただけでも怖くて、リュカの喉から引き攣った声が出た。素直に従う以外、彼には選択肢などない。
恐怖を顔に張りつけ、大人しくなった少年を、赤鬼は静かに見下ろしていた。顎から手が離れると、せめてもの抵抗でリュカは顔を背けた。だがそれが気に入らなかったらしい蘇芳によって、また顎を掴まれる。
「目、逸らすな。ちゃんと俺を見てろ」
思いつく限りの悪口を心の中で吐き出しながら、蘇芳を睨みつける。顎に添えられていた手が下降し、胸の突起を摘まむ。力の加減もなく指で捏ねくり回されたかと思えば、強く引っ張られる。
「…った…」
「痛くしてんだよ」
痛みに顔を歪めれば、冷たい声が降ってくる。指が離れても、熱を持ったようにジンジンと痛む。蘇芳の手が今度は膝を掴んだ。力ずくで割り開かれ、腰を突き上げる体勢にさせられる。自分の萎えた性器が目に入った。
惨めな気持ちだった。犯されると分かっていながら抵抗も許されない。されるがまま足を開かされている。人形にでもなった気分だった。悔しくてたまらなくて、喉をこみあげてくるものがあったが、リュカは下唇を噛んでぐっと堪えた。泣くと、蘇芳に屈したみたいで嫌だった。
香油を纏った蘇芳の指が孔の中に入ってくる。この状況への拒否感に、無意識に尻に力をこめてしまうが、赤鬼は気にする風もなく指を押し進めた。襞をかき分け、香油を塗りつけてくる。
「…ぁっ」
ある一点を刺激されて、自然と声が漏れた。しまった、とリュカは慌てて両手で口を覆う。
「おい、口抑えんな」
鋭い一瞥にリュカはしぶしぶ従った。代わりに下唇を噛んで声を抑えようと試みたが、それもすぐに咎められる。なかなか言うことを聞けずにいると、焦れた蘇芳に口内に指を突っこまれてしまった。せき止めるものがなくなり、喘ぎ声がだだ漏れになる。
「ゃ、ぁ…ふ、うぅ…」
尻に指を挿入されるのはこれで三回目だが、蘇芳はリュカが感じる部分を既に熟知しているようだった。弱い部分を刺激される度に体がびくりと震えて、痺れるような快感が全身を駆け巡る。無理矢理に体をいじられて嫌でたまらないのに、体は真逆の反応を示していて、今では蘇芳の指を三本も受け入れていた。赤鬼はぐちゅぐちゅとわざと音が立つように指を出し入れして、リュカの羞恥を煽ろうとしている。底意地の悪い彼の行動に、少年は喘ぎながらも赤鬼を毅然と睨みつけた。
「っんん、う…っ!」
「そろそろいいか」
蘇芳は鉤状に曲げた指で中を擦りながら、勢いよく引き抜いた。急な刺激に下腹部がきゅうと疼く。口内を犯していた指も同時に離れていく。口から酸素を取り込んで息を整えようとする少年を見下ろしながら、赤鬼は唾液にまみれた指で、己の性器を緩く扱いた。下腹に張りつきそうな程に勃起したイチモツに、リュカは逃げ出したくなる。
蘇芳は血管の浮いた屹立を、リュカの下半身に擦りつけた。少年の性器は、指での前戯で少しだけ反応を示していた。触れ合う部分が熱い。赤鬼は亀頭を穴にあてがうと、一息に少年の体を貫いた。
ずどん、と圧倒的な質量の熱塊をぶちこまれたリュカは、悲鳴を上げながら目を見開いた。鬼に比べてずっと小さな体が弓なりに反る。
「きちぃな、くそ」
「ぃあ、あ゛、アぁ…っ!」
少年の後孔の狭さに、蘇芳は眉をひそめて舌打ちする。だがリュカの腰を両手で掴むと、荒々しく腰を動かし始めた。息を整える間も、体が巨根になじむ暇も与えられず、がつがつと奥まで貫かれて、リュカはもう何も考えられなかった。快感もなく、あるのは痛みと恐怖と圧迫感だけだ。生理的な涙が目から溢れ出る。
「…や、あぁ…、あ゛」
蘇芳が腰を引くと、内臓も一緒に引きずり出されてしまうのではないかという錯覚に陥る。揺さぶられる度に、赤鬼の肩に乗せられた自分の足がゆらゆらと揺れているのを、リュカは他人事のように眺めていた。
散々自分勝手に動いた赤鬼は、少年の中に精を吐き出した。量の多い精液が奥に叩きつけられる。天井をぼんやりと眺めながら、リュカは内心安堵した。やっと終わった。拷問のような時間だった。
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顔を覗きこむ蘇芳が、頬を軽く叩いてくる。落ちそうになる意識を引き戻され、リュカはゆっくりと蘇芳に目を向けた。射精したせいか殺気はなくなっているものの、顔つきはまだ険しい。
靄のかかった頭で、彼は謝罪を欲しているのだろうな、と少年は思っていた。行くなと言われた池に行き、青藍の前で蘇芳を拒絶し、恥をかかせたのだ。ごめんなさい。その一言で済むのなら、いくらでも言ってやる。何のことはない。ただの六文字の言葉だ。
だが、リュカは納得いかなかった。自分だけが悪いのではないはずだ。蘇芳だって、池には主がいるなどと嘘を吐いた。しかも、本人に悪びれる様子は全く見られない。もはやリュカも意地だった。
リュカは口を動かした。声が小さくて聞き取れなかったのか、赤鬼は訝し気に少年の口元に耳を近づけた。
「…うそ、つき…」
謝罪どころか嘘吐き呼ばわりされ、蘇芳は額に青筋を立てた。牙を剥き、少年の肩に噛みつく。鋭い歯が肉に食いこむ感触に、リュカは拳を強く握って痛みをやり過ごした。
赤鬼は少年の肌に歯形を残すと、彼の体をひっくり返した。未だ萎えてない肉棒を再び挿入する。
「…あれで終わったと思うなよ」
蘇芳が腰を叩きつけてくる度に肌がぶつかる高い音がする。内臓を押し上げられる感覚に、吐き気がこみあげてくる。畳に額を擦りつけながら、リュカは苦痛と吐き気をやり過ごすのでいっぱいいっぱいだった。
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