愚か者のためのオラトリオ

 若者の恋愛離れによる少子化を食い止めるべく、厚生労働省の下に『愛情保安庁』が設立された。
 愛情保安庁の任務は若い男女のキューピッド役となりカップル成立のための支援を行うこと。その若い男女はツンデレやヤンデレといった特殊な性格をしている場合もある。
 しかし狂気系と化したヤンデレは通常の職員の手には負えない。そこで彼らの対処にあたるのが愛情保安庁が各県に設置している特殊部隊『SST』だ。
 適正を見出されSSTにスカウトされた主人公の上岡宗太郎が、様々なヤンデレと出会い、そして彼女たちを恋愛成就へと導いていく。
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