14 / 53
14実は、なお話。(マリアナ)
しおりを挟む
「ラファエロ伯爵家の事かな?」
お茶を一口された、アズラエル様が、静かな口調で口を開きました。
「やはり、ご存じでしたのね」
「まぁね、マリーが自分の影を使って、今更あのラファエロ伯爵家を調べてるくらいはね」
やはり、この方に秘密をもつのは無理でしたわね。
流石は国王と言う名の「腹黒魔王」ですわ。
昔は「ちょっとヘタレぎみの、おっとり王太子」とか、思っていた次期もありまたが……。
あの頃の純粋な私……はぁ。
「で、あの脳内花畑女の娘が、アシェリーにつきまとってるんだろ?しかも、フィオまで巻き添えになってるみたいだし」
「アズ、貴方全て知ってるんじゃないですの」
思わず、額に手を当て溜息が漏れました。
やはり、この方につつぬけでしたか。
私の影は、実家から連れてきた専属侍女の内の一人。
私の家、ドロッセル家の「専属」とは、幼少期から一緒に育ち、その一生を私と言う主人に全て捧げた存在。
我がドロッセル家の直系は、代々そうやって専属の側仕えをおいてきた。
影と言えるくらい、王家と裏で繋がりをもち生きてきた、ドロッセル家の秘密。
だけど、私と婚約してから、アズラエル様ったら、私の可愛い侍女アリサと情報共有始めたのよね。
厳密に言うと、彼の直属の影とアリサとの情報共有。
あの二人、今では夫婦になってますし。やれやれですわ。
「私の事を守る会」を勝手に作ってしまったみたいですしね。
まぁ、あのクズインのせいで色々ありましたから…仕方ないと言えば仕方ないのでしょうが。
なんと言うか………過保護。
「で、その娘について君直々に話しがあるんでしょ?」
「まったく……えぇ、そうよ」
私は半ば呆れ顔で、紅茶を一口含み喉を潤した。
カチャリと、ソーサーに戻す手が、若干の緊張を表す。
「あの娘…多分「転生者」だと思いますわ」
少しの沈黙。
そして、それを破ったアズラエル様の盛大な溜息。
「はぁ~。それ、間違いない?」
「えぇ、九割間違いないかと思います」
その瞬間、アズラエル様は、国王らしからぬだらけた態度で、ソファーの背もたれにしずみました。
まぁ、気持ちは分かりますわ。
「あの時」もそうでしたから。
「昔、君から告白された時、信じるために、かなりの裏どりをしたのを思い出すよ」
そう、実は彼、私が転生者だと知っているのです。
話すと長くなるので簡単に説明致しますが、初めて彼がその事実を知ったのは、私達が婚約したその日。
私は幼いながら、前世の記憶があるため、とても利発な子になっておりました。
婚約成立の後、両親の計らいで散歩をした城の庭園での事。変にカンが鋭い彼に、笑顔で言われました。
『君、子供らしくない…って言うか、ちょっと普通の十歳の子がとる行動とは思えない事をしてるよね?私を初めて見た時だって、笑顔だったけど、遠回しに避ける感じだったし、大人達の態度を観察しながら動いてる感じだし、後は…』
出るわ出るわ。
いや、子供らしくないのは「貴方」ですよねって、思わずツッコミを入れてしまいましたわ。
質問攻めにあい、根負けした私は、自分が転生者だと白状させられてしまいました。
まぁ、だからと言って、はいそうですかと、直ぐに信じる事は出来ないでしょ?だがら、アズラエル様は、私が教えた公式情報を全て裏取りし、調べ上げ、結論を出したのです。
『信じられないけど、信じるしかないね。君が別の世界からの転生者だって……まぁ、この国は長いからね。何百年かに一度位で君みたいな人間がいた事実も文献に載ってたし、君がくれた情報は完璧だった………普通の貴族が知らない王家の内部事情までだもの…はぁ、聞いた時は目眩を起こしそうだったけど』
それからですかね。
私の事は絶対逃がさない、と、囲われたのは。
始めは監視目的もあったのかもしれませんが、子供にしてはスレていた……ゴホン、頭のよかった彼は、自分についてこれる私がいたく気に入ったようで、婚約について、義務から愛情に変わるのに時間は掛かりませんでした。
「で?ピンク頭の娘が転生者と言う事で、何か弊害が起きたのかな?アシェリーが付き纏われて、フィオラが絡まれ始めて、これ以上の面倒がまだあるのかな?」
アズラエル様……何だが楽しそうに見えるのは、気のせいですわよね。
「アズは、私が昔話したこの世界の事は覚えていますよね?」
「ああ、この世界が、君のいた世界の乙女ゲームとか言うものに「酷似」した世界って事だよね?まぁ、当時色々あったからね…嫌でも全部覚えてるよ」
昔を思い出してか、アズラエル様が少し遠い目をなさいました。
まぁ、気持ちは痛いほど分かりますわ。
「私の私感ですが、あの女の娘は、自分の代で改めてゲームのシナリオを実行している様なのです」
やはり、顔色が変わりましたわね。
ピクリと片眉が上がりました。
お顔が腹黒魔王の表情になってますわね。
「はぁ、なるほどね。だから……か。だから、ラングレーの阿呆息子を堕としたと。あー、本当ろくな事しないよなぁ、親子揃って。…………せっかく色々案を考えてたのに」
ん?
最後にボソリと言われた言葉はいったい。
疑問符が頭を埋め尽くしてますわ。
色々……何を考えてらっしゃったのかしら。
「ところでマリー、一つ聞きたい事があるんだけど」
お茶を一口された、アズラエル様が、静かな口調で口を開きました。
「やはり、ご存じでしたのね」
「まぁね、マリーが自分の影を使って、今更あのラファエロ伯爵家を調べてるくらいはね」
やはり、この方に秘密をもつのは無理でしたわね。
流石は国王と言う名の「腹黒魔王」ですわ。
昔は「ちょっとヘタレぎみの、おっとり王太子」とか、思っていた次期もありまたが……。
あの頃の純粋な私……はぁ。
「で、あの脳内花畑女の娘が、アシェリーにつきまとってるんだろ?しかも、フィオまで巻き添えになってるみたいだし」
「アズ、貴方全て知ってるんじゃないですの」
思わず、額に手を当て溜息が漏れました。
やはり、この方につつぬけでしたか。
私の影は、実家から連れてきた専属侍女の内の一人。
私の家、ドロッセル家の「専属」とは、幼少期から一緒に育ち、その一生を私と言う主人に全て捧げた存在。
我がドロッセル家の直系は、代々そうやって専属の側仕えをおいてきた。
影と言えるくらい、王家と裏で繋がりをもち生きてきた、ドロッセル家の秘密。
だけど、私と婚約してから、アズラエル様ったら、私の可愛い侍女アリサと情報共有始めたのよね。
厳密に言うと、彼の直属の影とアリサとの情報共有。
あの二人、今では夫婦になってますし。やれやれですわ。
「私の事を守る会」を勝手に作ってしまったみたいですしね。
まぁ、あのクズインのせいで色々ありましたから…仕方ないと言えば仕方ないのでしょうが。
なんと言うか………過保護。
「で、その娘について君直々に話しがあるんでしょ?」
「まったく……えぇ、そうよ」
私は半ば呆れ顔で、紅茶を一口含み喉を潤した。
カチャリと、ソーサーに戻す手が、若干の緊張を表す。
「あの娘…多分「転生者」だと思いますわ」
少しの沈黙。
そして、それを破ったアズラエル様の盛大な溜息。
「はぁ~。それ、間違いない?」
「えぇ、九割間違いないかと思います」
その瞬間、アズラエル様は、国王らしからぬだらけた態度で、ソファーの背もたれにしずみました。
まぁ、気持ちは分かりますわ。
「あの時」もそうでしたから。
「昔、君から告白された時、信じるために、かなりの裏どりをしたのを思い出すよ」
そう、実は彼、私が転生者だと知っているのです。
話すと長くなるので簡単に説明致しますが、初めて彼がその事実を知ったのは、私達が婚約したその日。
私は幼いながら、前世の記憶があるため、とても利発な子になっておりました。
婚約成立の後、両親の計らいで散歩をした城の庭園での事。変にカンが鋭い彼に、笑顔で言われました。
『君、子供らしくない…って言うか、ちょっと普通の十歳の子がとる行動とは思えない事をしてるよね?私を初めて見た時だって、笑顔だったけど、遠回しに避ける感じだったし、大人達の態度を観察しながら動いてる感じだし、後は…』
出るわ出るわ。
いや、子供らしくないのは「貴方」ですよねって、思わずツッコミを入れてしまいましたわ。
質問攻めにあい、根負けした私は、自分が転生者だと白状させられてしまいました。
まぁ、だからと言って、はいそうですかと、直ぐに信じる事は出来ないでしょ?だがら、アズラエル様は、私が教えた公式情報を全て裏取りし、調べ上げ、結論を出したのです。
『信じられないけど、信じるしかないね。君が別の世界からの転生者だって……まぁ、この国は長いからね。何百年かに一度位で君みたいな人間がいた事実も文献に載ってたし、君がくれた情報は完璧だった………普通の貴族が知らない王家の内部事情までだもの…はぁ、聞いた時は目眩を起こしそうだったけど』
それからですかね。
私の事は絶対逃がさない、と、囲われたのは。
始めは監視目的もあったのかもしれませんが、子供にしてはスレていた……ゴホン、頭のよかった彼は、自分についてこれる私がいたく気に入ったようで、婚約について、義務から愛情に変わるのに時間は掛かりませんでした。
「で?ピンク頭の娘が転生者と言う事で、何か弊害が起きたのかな?アシェリーが付き纏われて、フィオラが絡まれ始めて、これ以上の面倒がまだあるのかな?」
アズラエル様……何だが楽しそうに見えるのは、気のせいですわよね。
「アズは、私が昔話したこの世界の事は覚えていますよね?」
「ああ、この世界が、君のいた世界の乙女ゲームとか言うものに「酷似」した世界って事だよね?まぁ、当時色々あったからね…嫌でも全部覚えてるよ」
昔を思い出してか、アズラエル様が少し遠い目をなさいました。
まぁ、気持ちは痛いほど分かりますわ。
「私の私感ですが、あの女の娘は、自分の代で改めてゲームのシナリオを実行している様なのです」
やはり、顔色が変わりましたわね。
ピクリと片眉が上がりました。
お顔が腹黒魔王の表情になってますわね。
「はぁ、なるほどね。だから……か。だから、ラングレーの阿呆息子を堕としたと。あー、本当ろくな事しないよなぁ、親子揃って。…………せっかく色々案を考えてたのに」
ん?
最後にボソリと言われた言葉はいったい。
疑問符が頭を埋め尽くしてますわ。
色々……何を考えてらっしゃったのかしら。
「ところでマリー、一つ聞きたい事があるんだけど」
1
お気に入りに追加
163
あなたにおすすめの小説
完結 王族の醜聞がメシウマ過ぎる件
音爽(ネソウ)
恋愛
王太子は言う。
『お前みたいなつまらない女など要らない、だが優秀さはかってやろう。第二妃として存分に働けよ』
『ごめんなさぁい、貴女は私の代わりに公儀をやってねぇ。だってそれしか取り柄がないんだしぃ』
公務のほとんどを丸投げにする宣言をして、正妃になるはずのアンドレイナ・サンドリーニを蹴落とし正妃の座に就いたベネッタ・ルニッチは高笑いした。王太子は彼女を第二妃として迎えると宣言したのである。
もちろん、そんな事は罷りならないと王は反対したのだが、その言葉を退けて彼女は同意をしてしまう。
屈辱的なことを敢えて受け入れたアンドレイナの真意とは……
*表紙絵自作

十分我慢しました。もう好きに生きていいですよね。
りまり
恋愛
三人兄弟にの末っ子に生まれた私は何かと年子の姉と比べられた。
やれ、姉の方が美人で気立てもいいだとか
勉強ばかりでかわいげがないだとか、本当にうんざりです。
ここは辺境伯領に隣接する男爵家でいつ魔物に襲われるかわからないので男女ともに剣術は必需品で当たり前のように習ったのね姉は野蛮だと習わなかった。
蝶よ花よ育てられた姉と仕来りにのっとりきちんと習った私でもすべて姉が優先だ。
そんな生活もううんざりです
今回好機が訪れた兄に変わり討伐隊に参加した時に辺境伯に気に入られ、辺境伯で働くことを赦された。
これを機に私はあの家族の元を去るつもりです。
誰にも愛されずに死んだ侯爵令嬢は一度だけ時間を遡る
月
ファンタジー
癒しの能力を持つコンフォート侯爵家の娘であるシアは、何年経っても能力の発現がなかった。
能力が発現しないせいで辛い思いをして過ごしていたが、ある日突然、フレイアという女性とその娘であるソフィアが侯爵家へとやって来た。
しかも、ソフィアは侯爵家の直系にしか使えないはずの能力を突然発現させた。
——それも、多くの使用人が見ている中で。
シアは侯爵家での肩身がますます狭くなっていった。
そして十八歳のある日、身に覚えのない罪で監獄に幽閉されてしまう。
父も、兄も、誰も会いに来てくれない。
生きる希望をなくしてしまったシアはフレイアから渡された毒を飲んで死んでしまう。
意識がなくなる前、会いたいと願った父と兄の姿が。
そして死んだはずなのに、十年前に時間が遡っていた。
一度目の人生も、二度目の人生も懸命に生きたシア。
自分の力を取り戻すため、家族に愛してもらうため、同じ過ちを繰り返さないようにまた"シアとして"生きていくと決意する。

【完結】仕事を放棄した結果、私は幸せになれました。
キーノ
恋愛
わたくしは乙女ゲームの悪役令嬢みたいですわ。悪役令嬢に転生したと言った方がラノベあるある的に良いでしょうか。
ですが、ゲーム内でヒロイン達が語られる用な悪事を働いたことなどありません。王子に嫉妬? そのような無駄な事に時間をかまけている時間はわたくしにはありませんでしたのに。
だってわたくし、週4回は王太子妃教育に王妃教育、週3回で王妃様とのお茶会。お茶会や教育が終わったら王太子妃の公務、王子殿下がサボっているお陰で回ってくる公務に、王子の管轄する領の嘆願書の整頓やら収益やら税の計算やらで、わたくし、ちっとも自由時間がありませんでしたのよ。
こんなに忙しい私が、最後は冤罪にて処刑ですって? 学園にすら通えて無いのに、すべてのルートで私は処刑されてしまうと解った今、わたくしは全ての仕事を放棄して、冤罪で処刑されるその時まで、押しと穏やかに過ごしますわ。
※さくっと読める悪役令嬢モノです。
2月14~15日に全話、投稿完了。
感想、誤字、脱字など受け付けます。
沢山のエールにお気に入り登録、ありがとうございます。現在執筆中の新作の励みになります。初期作品のほうも見てもらえて感無量です!
恋愛23位にまで上げて頂き、感謝いたします。

逆行令嬢の反撃~これから妹達に陥れられると知っているので、安全な自分の部屋に籠りつつ逆行前のお返しを行います~
柚木ゆず
恋愛
妹ソフィ―、継母アンナ、婚約者シリルの3人に陥れられ、極刑を宣告されてしまった子爵家令嬢・セリア。
そんな彼女は執行前夜泣き疲れて眠り、次の日起きると――そこは、牢屋ではなく自分の部屋。セリアは3人の罠にはまってしまうその日に、戻っていたのでした。
こんな人達の思い通りにはさせないし、許せない。
逆行して3人の本心と企みを知っているセリアは、反撃を決意。そうとは知らない妹たち3人は、セリアに翻弄されてゆくことになるのでした――。
※体調不良の影響で現在感想欄は閉じさせていただいております。
※こちらは3年前に投稿させていただいたお話の改稿版(文章をすべて書き直し、ストーリーの一部を変更したもの)となっております。
1月29日追加。後日ざまぁの部分にストーリーを追加させていただきます。
公爵家の家族ができました。〜記憶を失くした少女は新たな場所で幸せに過ごす〜
月
ファンタジー
記憶を失くしたフィーは、怪我をして国境沿いの森で倒れていたところをウィスタリア公爵に助けてもらい保護される。
けれど、公爵家の次女フィーリアの大切なワンピースを意図せず着てしまい、双子のアルヴァートとリティシアを傷付けてしまう。
ウィスタリア公爵夫妻には五人の子どもがいたが、次女のフィーリアは病気で亡くなってしまっていたのだ。
大切なワンピースを着てしまったこと、フィーリアの愛称フィーと公爵夫妻から呼ばれたことなどから双子との確執ができてしまった。
子どもたちに受け入れられないまま王都にある本邸へと戻ることになってしまったフィーに、そのこじれた関係のせいでとある出来事が起きてしまう。
素性もわからないフィーに優しくしてくれるウィスタリア公爵夫妻と、心を開き始めた子どもたちにどこか後ろめたい気持ちを抱いてしまう。
それは夢の中で見た、フィーと同じ輝くような金色の髪をした男の子のことが気になっていたからだった。
夢の中で見た、金色の花びらが舞う花畑。
ペンダントの金に彫刻された花と水色の魔石。
自分のことをフィーと呼んだ、夢の中の男の子。
フィーにとって、それらは記憶を取り戻す唯一の手がかりだった。
夢で会った、金色の髪をした男の子との関係。
新たに出会う、友人たち。
再会した、大切な人。
そして成長するにつれ周りで起き始めた不可解なこと。
フィーはどのように公爵家で過ごしていくのか。
★記憶を失くした代わりに前世を思い出した、ちょっとだけ感情豊かな少女が新たな家族の優しさに触れ、信頼できる友人に出会い、助け合い、そして忘れていた大切なものを取り戻そうとするお話です。
※前世の記憶がありますが、転生のお話ではありません。
※一話あたり二千文字前後となります。

今更何の御用でしょう? ウザいので止めて下さいませんか?
ノアにゃん
恋愛
私は3年前に幼馴染の王子に告白して「馬鹿じゃないの?」と最低な一瞬で振られた侯爵令嬢
その3年前に私を振った王子がいきなりベタベタし始めた
はっきり言ってウザい、しつこい、キモい、、、
王子には言いませんよ?不敬罪になりますもの。
そして私は知りませんでした。これが1,000年前の再来だという事を…………。
※ 8/ 9 HOTランキング 2位 ありがとう御座います‼
※ 8/ 9 HOTランキング 1位 ありがとう御座います‼
※過去最高 154,000ポイント ありがとう御座います‼

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる