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先生の家に泊まる④

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「……」

 例によってすべてのものが動きを止めた浴室の中に、そそり立つ先生のおちんちんをまじまじと見つめた。

 大きさはおじさんの方が上だが、思わず目を見張るのはカリの高さだ。

 赤黒く充血したそれは威嚇するように大きく傘を広げている。……このおちんちんをおまんこの中に挿れられたらどれだけ気持ちいいかと思うと、きゅんきゅんしはじめるおまんこの疼きが半端ない。

 先生のおちんちんの先端からはすでにガマン汁がたれ落ちている。早く僕のおまんこに入りたくてたまらないのだ。

 そう思うとおまんこの奥がじんわりと熱くなり、僕の方も今すぐにでも挿れて欲しくてたまらなくなる。

(けど……)

 今考えなければならないのはフェラチオのことだ。

 早くおまんこにこのおちんちんを挿れてもらいたい。だがそれと同じくらい、僕はこのおちんちんをしゃぶりたかった。

 もうすぐ自分の中に入ってくるこの愛しいおちんちんの裏スジからカリの根元までを丹念に舐めあげ、先生の精液を口の中で受け止めたかった。

「……いいんだよね」

 自分に言い聞かせるように僕は呟いた。

 僕は先生のカノジョになったのだ。先生に促されてではあるけれど、自ら進んで自分の意思で告白してそうなった。

 それはつまり、僕がこのゲームの中で女になることを心から受け入れたということだ。

「……うん、いいんだ」

 ゲームの中とはいえ、男とセックスすることにはやはりどこか抵抗があった。……けれど、そんな抵抗はもう感じなくていいんだと思った。

 僕はこのゲームの中で女になることを受け入れ、先生のカノジョになった。先生を好きだという気持ち……この気持ちに間違いはない。

 だったらこのゲームの中では――ゲームの中だと割り切って、僕は女になってしまえばいい。身も心も女になって、大好きな先生をめいっぱい愛し、先生にめいっぱい愛されればいい。

 それはとても、本当に素晴らしいことのように思えた。

 だから僕は心の中で男としての自分にサヨナラと手を振りながら、上目遣いに先生を見て、その言葉を口にした。

「先生のおちんちん、舐めていい?」

 ――僕のその一言で世界は動き出した。その言葉に、僕の股間をまさぐっていた先生は驚いたように目を見開いた。

「え? 舐めてくれるのか!?」

「うん、舐めたい」

「嬉しいけど……無理するなよ?」

 気遣うようにそう言う先生に僕は小さく頷いて、浴室の床にひざまづいた。そして先生の腰に両手を添え、目の前に屹立したおちんちんの先に舌を這わせた。

「……うっ」

「ふぇ……? 先生、痛かったですか!?」

「いや、違う……あまりにも気持ちよくて」

 そう言って先生は泣きそうな顔で笑った。

 そんな先生に僕はもうたまらなくなってしまい、無我夢中で先生のおちんちんにしゃぶりついた。

「じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡」

「うぅ……気持ちいいよ……マコト……」

「♡♡♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡」

 そこからはもう夢中だった。

 歯をたてないようにだけ気をつけながら、僕はしゃにむに先生のおちんちんを舐めまわした。

 最初は裏スジをチロチロと舐めたりしていたが、やがて喉の奥に突き当たるほどのロングストロークでじゅぽじゅぽと音を立てながらアイスキャンディーのように先生のおちんちんをしゃぶった。

 そうした方が先生の反応がいいことに気づいたからだ。

「うぁ……ああ……気持ちいい……気持ちいいよマコト……」

(……先生かわいい♡)

「マコト……もういい。もう十分だ……」

 先生はそう言ってくしゃくしゃと僕の髪を掻き撫でた。その言葉に、僕は頭をあげた。

「どうして? わたし、先生のおちんちんから出たもの、飲みたい……」

「ありがとう。けど俺……イクときは、マコトの中でイキたいんだ」

「先生……うれしい」

「今度は、俺にマコトのを舐めさせて」

「……うん、いいよ」

「よし! だったらすごく気持ちよくさせてやる! 先生、クンニには自信あるんだ!」

「うん! 先生だいすき♡♡♡」

 ついに先生のおちんちんをおまんこに挿れてもらえる! 先生とのはじめてのセックスをめいっぱい楽しむんだ!

 はちきれんばかりの期待を胸に、僕は裸のまま先生と手をつないで浴室を出た。

* * *

「おかしくなっちゃうっ♡ おかしくなっちゃうよおっ♡ 先生っ♡ わたしもうおかしくなっちゃうっ♡♡♡」

 先生に舐められているクリトリスから波状攻撃のように全身に襲いくる快楽に、このままでは本当に頭がおかしくなってしまう。

 浴室を出て僕をベッドに座らせた先生は、そのまま僕の股の間に頭をうずめ、もう一時間以上も僕のおまんこを舐め続けている。

 自信があると言うだけあって先生のクンニはすごかった。

 クンニをはじめてすぐ、先生はその秘密のテクニックを実演形式で教えてくれた。コツはちゃんとクリトリスの皮を剥いて、舌ので転がすのだそうだ。

 平坦な舌のオモテに比べて舌のウラはスジや血管でデコボコしており、そのデコボコで左右にクリトリスを撫でることで、普通のクンニの十倍以上の刺激が得られるというのが先生の理論だ。

 その理論を身をもって証明することになった僕は、先生がクンニをはじめてすぐ、その理論の正しさに涙を流して同意することになる。

 実際、おじさんのクンニを小さな水たまりのさざ波とするなら、先生のそれは嵐の海の高波ほどにも違った。

 そんなひきもきらないビッグウェーブにも似たクンニを、先生はえんえん一時間以上も続けたのである。

 涙とヨダレを垂れ流し、もう許して欲しいと何度も僕はうったえたが、先生はそのたびに「まだまだこれからだ」「マコトに新しい世界を見せたいんだ」と言ってその情熱的なクンニを続けた。

 先生の言うとおり、おまんこを舐められながら僕は新しい世界を見ていた。

 クリトリスでイクという感覚さえよくわからなかった僕は、先生のクンニが始まってものの数分でその感覚をつかんだ。

 それは普通にペニスでの絶頂感と同じだった。ただ違うのは、快感とともに膣内にペニスを求める強烈な飢餓を感じることと、出したらすぐ消えてしまうペニスのそれとは違ってその絶頂感がいつまでも続くことだった。

 それがクリトリスでイクという感覚だと思った。……でも、それは違っていた。

 いつまでも続く射精時の絶頂感には、さらにその上があった。絶頂感を覚えながら先生におまんこを舐められ続けるうち、その絶頂感をベースにさらに一段上の快感が押し寄せてくるのを感じた。

 それで終わりではなかった。一段上の快感が身体に馴染んできたと思いきや、そのさらに上の快楽が襲いかかってきた。

 両脚を先生の頭に巻きつけ、内股できつく締めつけながら、僕は一段、また一段とオルガスムスのステージを上がっていった。

 先生は単調におまんこを舐め続けるだけだった。けれどもその単調な繰り返しにより与えられる快感はやがてコップから水が溢れるように、僕の身体の内側に麻薬のような何かを流れっぱなしにした。

 先生の言葉通り、僕は新しい世界への扉を何枚も何枚も開いた。

「しんじゃうっ♡ ねえしんじゃうっ♡ 先生っ♡ わたしもう本当にしんじゃうよおっ♡♡♡」

 ……けれども、もう限界だった。これ以上気持ちよくなったら頭がおかしくなるどころか本当に死んでしまう。そんな思いの中に僕は悲鳴をあげた。

「それは困る」

「あっ……」

 内腿の間に先生が顔をあげた。愛液にまみれたその顔に寂しそうな表情を浮かべ、先生は言った。

「マコトが死んだら、俺も死ぬ」

「先生ぇ……」

 先生のやさしい言葉に涙が溢れた。この人の女になりたいと、僕は心の底からそう思った。

「先生ぇ、セックスしてぇ……早くわたしの中に入ってきてぇ……お願い……」

「……わかった」

 そう言って立ち上がると、先生はティッシュを何枚か抜き取り、よだれと愛液でべとべとになった僕の股間をそれで拭った。それからまた何枚かティッシュを抜き、それで丹念に僕のおまんこをふきふきする。

「……濡れすぎちゃったからな」

「え?」

「濡れすぎてると、摩擦係数がさがって気持ちよくないんだ。だから、挿れる前には拭かないと」

「あ……」

 なるほどそういうことか……と、先生のやっていることの意味を理解した。摩擦係数というのはいかにも数学の先生らしいけど、濡れすぎていると気持ちよくないというのは何となくわかる。

 ……それにしても手馴れている。クンニのテクニックにしてみても、先生の女あつかいの上手さは感動を通り越して悲しくなるほどだった。

 この人はこれまで何人の女の子と付き合ってきたのだろう……そんな気持ちが顔に出ていたのか、おまんこを拭き終えた先生は頭をあげ、少し寂しそうな目で僕を見つめた。

「……ごめんな。先生、マコトがはじめてじゃない」

「そんな! わたしだって……わたしだって先生がはじめてじゃないし……」

 そう言う僕の目から、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。

 それは後悔の涙だった。はじめてを先生にあげられなかったことが悔しかった。

 先生がはじめてだったらどんなによかっただろう――そう思うそばから、また涙があふれた。

「……わたし、先生がよかった」

「……うん」

「わたしのはじめて、先生にあげたかった」

「うん。だったら、マコトのはじめては先生がもらう」

「え? きゃ……」

 先生は僕をベッドに押し倒した。

 僕の頭の両脇に手を突き、僕の両脚の間に腰を割り込ませるようにして正常位の姿勢に入る。

 クンニされ続けてだらしなく口をあけた僕のおまんこに、ガチガチに勃起した先生のおちんちんがキスするのがわかった。

「これからマコトに、を教えてやる」

「……え?」

「マコトはさっきはじめてじゃないって言ったけど、それは違うんだ」

「……」

「これまでマコトがしてきたのは本物じゃない。ニセモノのセックスだ」

「……はい」

「これからするのがだ。だから、先生はこれからマコトのはじめてをもらう」

「はい……お願いします先生」

「いくぞ――」

「んっ♡ ……ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~♡♡♡♡♡♡」

 先生のおちんちんがゆっくりとおまんこにもぐり込んできたとき、自分の中で何かが確実に壊れたのがわかった。

 先生が口にしたという言葉の意味を、頭ではなくおまんこで理解した。

 先生のおちんちんを迎え入れたおまんこにもたらされた感覚は、これまでのセックスでおじさんのペニスを入れられていたときのそれとは明らかにが異なるものだった。

「あ゛♡ あ゛♡ あ゛♡ あ゛♡」

 おまんこが先生のおちんちんにひと突きされるたびに、からだじゅうの細胞ひとつひとつが悦びに打ち震えた。

 おちんちんがおまんこに出し入れされるそれだけで、信じられないほどの多幸感が全身を駆けめぐる。

 身体のなかで一斉に花が咲き乱れるようなその快感に、僕はただ獣のような声でうめきながらヨダレと涙を垂れ流すしかなかった。

「どうだっ……すごいだろっ!」

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ すごいっ♡ すごいです先生っ♡♡♡」

「これがっ、本物のセックスだっ!」

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ これがっ♡ 本物のっ♡ セックスっ♡♡♡」

「クリで何回もイッておくとなっ! 中がすごく敏感になって、挿れてすぐイキまくれるんだっ!」

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ イクっ♡ イキますっ♡♡♡」

「先生のおちんちんをしっかり味わえよマコトっ! これがセックスだっ! マコトがはじめてする本物のセックスだっ!」

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ 先生っ♡ 先生先生先生っ♡♡♡♡♡♡」

 そのあとはもう自分でも何を言っているかわからなかった。

 ただ快楽という嵐の海にただよう小舟のように両脚をしっかりと先生の腰に巻きつけ、お互いの舌と舌とをヘビのように絡み合わせる剥き出しのキスをしながら、大好きな先生のおちんちんをおまんこに感じ続けた。

「うっ……うううっ!」

「あ゛っ♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~♡♡♡♡♡♡」

 やがて何の前触れもなく、おまんこの中で先生のおちんちんが激しく痙攣した。

 その直後、おちんちんの先からものすごい勢いで膣内なかに射精されるのを、お腹の奥で僕はたしかに感じた。

 そのときの多幸感は信じられないほど濃く大きなものだった。

 自分がこれまで生きてきた中で感じてきた幸せをすべて合わせたより何倍も大きな幸せが、おまんこから身体の隅々まで広がってゆくのを感じた。

「……どうだった?」

「……すごかったです。これが、本物のセックス……」

「ああ、そうだ。マコト……好きだよ。愛してる」

「わたしも、先生を愛してます――」

 ――僕のおまんこの中に精液を吐き出したあとも先生はおちんちんを抜かず、そのまま僕の首筋にキスしたり、おっぱいを吸ったりとやさしい後戯を続けた。

 そのうちにおちんちんが元の硬さを回復したところで先生ははじめてそれをおまんこから抜き、摩擦係数を高めるためにティッシュで拭いてからまたすぐに僕のおまんこの中へ戻ってきた。

「あ゛んっ♡ あ゛んっ♡ あ゛んっ♡ あ゛んっ♡♡♡」

 そうして二回戦――さらに敏感になったおまんこはもうひとつ上のステージへ僕をつれていった。

 もう何度目かわからないおまんこへの射精のあと、先生は僕とひとつにつながったままついに力尽きたように僕の上に突っ伏し、そのまま寝息をたてはじめた。

「先生……だいすき」

 汗まみれの裸に先生の重みを感じながら、僕はいつまでも先生の頭を撫でていた。

 先生の言う通り、僕は、この日はじめてセックスをした。身も心も溶け合う本物のセックスを……。

 そして、僕はこのゲームを開始してはじめて、間違ってヒロインとしてログインして良かった思った――

――――――――――――――――

NAME:マコト

舌:32→48
唇:28→33
首筋:22→39
乳首:41→48
脇の下:22→25
背中:18→22
へそ:8→11
クリトリス:39→71
陰唇:21→30
Gスポット:7→9
ポルチオ:1
太腿:15→24
足首:9
足裏:20
足指:2

クリトリス・オーガズム B→A
Gスポット・オーガズム C+→B-
ポルチオ・オーガズム ×

――――――――――――――――
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