4 / 9
第四話
しおりを挟む
「今日こそ金を返してもらうぞ」
「どうか、どうかもう一ヶ月待った下さい」
大の大人が地に頭をこすりつける
「ダメだ、今ある金を半分は回収していく」
「そんな…」
絶望の顔をしている男をよそに金を回収してその場を去る
「この守銭奴!!」
男は去り際そんなことを言って俺を罵倒する
「失敗する奴が悪いんだよ」
金貸しをやっているとやはり失敗はつきもので、どれだけ慎重に物事を見極めてもダメなものはダメなのだ
「今日は気分が悪い、吉原にでも行くか」
門を抜け吉原に入ると一人の楼主が声をかけてくる
「旦那、お疲れですね」
「分かるか、気分が悪いんだ。客引きなら他を渡ってくれ」
「へへ、そんな旦那におすすめの女郎がいましてね」
「人の話を聞け、他を渡れと言っている」
「その女郎と一夜を共にしたお客さんはどんなに気分が悪くても帰るころには気分爽快、元気一杯になるんですよ」
「ほう…」
楼主の話に少し興味が湧いた
「いいだろう、その女郎に今日のお相手をお願いしようか」
「さすが旦那話が早い!こちらへどうぞ」
楼主に連れて行かれるまま女郎屋の中に入り部屋で女郎を待つ
「失礼します」
入ってきたの何ら変哲のない普通の女郎だった
「私はサキと申します」
「あぁ、今日はよろしく。楼主から聞いたのだがサキに相手をしてもらうとたちまち元気になるというのは本当か?」
「はい、左様に御座います」
「そうか、それは床入りでという事だな」
「はい」
「ではまずは酌をしてもらおうか」
「では失礼します」
サキに酌をしてもらいながら会話を楽しむ
当たり障りもない世間話や今女郎の間ではやっている事などの普通の会話
本当にこんなので明日俺は元気になっているのだろうか
だいぶ酔いが回り良い感じになってきたところでサキを床に誘う
「脱ぎますね」
サキの裸体は確かに綺麗でそそるものがあるが特別何かがあるわけではない
「どうぞ、お楽しみください」
藤十郎がサキに接吻をしようと首筋に触れた時だった
「ああああっ!」
サキは身もだえたのだ
「どうした!?」
「いえ、気持ちよかったものでつい…」
まさかこの女郎
藤十郎の中に一つの仮説が浮かび上がりそれを確かめるべくもう一度首筋に触れる
「ああああっ!」
やはりこの女郎感度がものすごく高いのだ
「ああっ!そこは…!やめて…!いじめないで…あっ!!」
サキの体を弄ぶようにいろんなところに触れ反応を楽しむ
確かにこれは得も言われぬ充実感がある
「はぁ…はぁ…」
サキは感度が高い故すぐに息が上がってしまう
そんなサキに興奮してしまい我慢ができなくなる
「サキ、いくぞ」
「はい…はぁ…はぁ…来てください」
「っ!!」
「あっあああああああ!!!」
サキはすぐにイってしまった
これは気分がいい
腰が止まらなくなる
「っ!んんっ!」
「気持ちいいです…!あっ…あっ…あああ!!!」
いったい何度楽しんだだろうか
気づいた時には気絶するように眠ってしまっていた
起きた時には気分爽快になりやる気に満ち溢れていた
また病んだ時には来るとしよう
「どうか、どうかもう一ヶ月待った下さい」
大の大人が地に頭をこすりつける
「ダメだ、今ある金を半分は回収していく」
「そんな…」
絶望の顔をしている男をよそに金を回収してその場を去る
「この守銭奴!!」
男は去り際そんなことを言って俺を罵倒する
「失敗する奴が悪いんだよ」
金貸しをやっているとやはり失敗はつきもので、どれだけ慎重に物事を見極めてもダメなものはダメなのだ
「今日は気分が悪い、吉原にでも行くか」
門を抜け吉原に入ると一人の楼主が声をかけてくる
「旦那、お疲れですね」
「分かるか、気分が悪いんだ。客引きなら他を渡ってくれ」
「へへ、そんな旦那におすすめの女郎がいましてね」
「人の話を聞け、他を渡れと言っている」
「その女郎と一夜を共にしたお客さんはどんなに気分が悪くても帰るころには気分爽快、元気一杯になるんですよ」
「ほう…」
楼主の話に少し興味が湧いた
「いいだろう、その女郎に今日のお相手をお願いしようか」
「さすが旦那話が早い!こちらへどうぞ」
楼主に連れて行かれるまま女郎屋の中に入り部屋で女郎を待つ
「失礼します」
入ってきたの何ら変哲のない普通の女郎だった
「私はサキと申します」
「あぁ、今日はよろしく。楼主から聞いたのだがサキに相手をしてもらうとたちまち元気になるというのは本当か?」
「はい、左様に御座います」
「そうか、それは床入りでという事だな」
「はい」
「ではまずは酌をしてもらおうか」
「では失礼します」
サキに酌をしてもらいながら会話を楽しむ
当たり障りもない世間話や今女郎の間ではやっている事などの普通の会話
本当にこんなので明日俺は元気になっているのだろうか
だいぶ酔いが回り良い感じになってきたところでサキを床に誘う
「脱ぎますね」
サキの裸体は確かに綺麗でそそるものがあるが特別何かがあるわけではない
「どうぞ、お楽しみください」
藤十郎がサキに接吻をしようと首筋に触れた時だった
「ああああっ!」
サキは身もだえたのだ
「どうした!?」
「いえ、気持ちよかったものでつい…」
まさかこの女郎
藤十郎の中に一つの仮説が浮かび上がりそれを確かめるべくもう一度首筋に触れる
「ああああっ!」
やはりこの女郎感度がものすごく高いのだ
「ああっ!そこは…!やめて…!いじめないで…あっ!!」
サキの体を弄ぶようにいろんなところに触れ反応を楽しむ
確かにこれは得も言われぬ充実感がある
「はぁ…はぁ…」
サキは感度が高い故すぐに息が上がってしまう
そんなサキに興奮してしまい我慢ができなくなる
「サキ、いくぞ」
「はい…はぁ…はぁ…来てください」
「っ!!」
「あっあああああああ!!!」
サキはすぐにイってしまった
これは気分がいい
腰が止まらなくなる
「っ!んんっ!」
「気持ちいいです…!あっ…あっ…あああ!!!」
いったい何度楽しんだだろうか
気づいた時には気絶するように眠ってしまっていた
起きた時には気分爽快になりやる気に満ち溢れていた
また病んだ時には来るとしよう
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説






if 大坂夏の陣 〜勝ってはならぬ闘い〜
かまぼこのもと
歴史・時代
1615年5月。
徳川家康の天下統一は最終局面に入っていた。
堅固な大坂城を無力化させ、内部崩壊を煽り、ほぼ勝利を手中に入れる……
豊臣家に味方する者はいない。
西国無双と呼ばれた立花宗茂も徳川家康の配下となった。
しかし、ほんの少しの違いにより戦局は全く違うものとなっていくのであった。
全5話……と思ってましたが、終わりそうにないので10話ほどになりそうなので、マルチバース豊臣家と別に連載することにしました。


体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる