相棒 ~彫物兄弟~
大目付に「栄転」(実際には左遷)された遠山の金さんと、隠居を命じられた元大名の内田(うちだ)正容(まさかた)の物語です。内田正容は大名でありながら彫物があったと(正にこれこそ本物の「大名やくざ」)、そこから着想を得まして、遠山の金さんが桜の彫物を背負っているのに対して、内田正容は桜吹雪に対抗して梅の彫物を入れていた…、実は二人は義兄弟…、若き日に兄弟盃を交わした仲…、正容が梅の彫物を入れたのもその頃だったというフィクションです。(小説家になろうのコンテストに応募しましたが、見事に落選しまして、出版優先権を返却して下さいましたので、懲りずに応募してしまいました)。
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『男二匹』の下りが最高です。それにしても、元服直後に入墨とは!
感想、ありがとうございます。ポイント数見る限り、あまり評判の宜しくない小説のようで、感想は頂けないものと諦めておりましたところ、丁寧な感想を頂戴いたしまして、嬉しく思います。
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