49 / 52
鬼退治【媚薬 乳首責め】
しおりを挟む
「あれ、ケーキ無くなってる」
冷やされていた箱の中は空っぽだった。今日のためにアマが寝ているうちに昨日、作っておいたチョコケーキが綺麗に食べられていた。
空箱に首を傾げた俺をみてアマが逃げ出そうとしている。見つからないように屈んだお尻が丸見えで、後ろから腰を抱けば、大きく跳ね上がった。
「こら、逃げないの。ケーキ食べた悪い子はアマだなー?」
「ひ、!?た、食べてない!!」
「美味しかった?」
「お、おいしくなかった!!」
「上の角飾り頑張ったんだけど、どうだった?」
「あ、ぇ、か!可愛くなかった!!」
丁寧に質問しては追い詰めてやれば、目を泳がせながら嘘を吐き続ける。おいしくないとか、可愛くないとか言うたびに顔色が真っ青になって、首だけは違うと勢いよく振り続けている。少しは改善された虚言癖も焦るとついつい出てしまうようで、噛み締めた唇を解かせる。
「一緒に食べて祝いたかったんだけどなあ」
「ご、ごめんなさい。おれ、食べないようにしてたんだけど、美味しそうで」
ケーキを食べることよりも一緒にお祝いをしたかったと言えば涙を溜めてしゅんと萎れたアマ。いつもなら仕方ないと頭を撫でて、甘やかして終わるのにその弱々しい姿は逢見の変な欲を刺激した。
沸いてしまった嗜虐心を抑えようと震えた手の先が頬に触れて、見上げた瞳にぐわりと劣情が沸騰したのがわかる。
「、けーき全部食べちゃってごめんね、オミ、?、おみ?」
「あ、」
「お仕置き、する?」
お仕置き、出会った頃のアマに煽られるたびに毎日としていたそれへの期待を僅かに孕んだ声色は毒のように脳を犯した。発情した獣のように口内を満たした唾液を飲み込んで、アマの身体を抱き込む。
「しよっか。お仕置き」
お仕置きを言い訳に欲を発散する自分の方がよほど鬼のようだと柔い唇を食んだ。
-------------
「ぁ、ん、ぅ……っ、も、いらな、んぐッ」
「全部食べなきゃだめ」
「、ぁむ、ッふ、~ッんぅ、ぁこれ、ぃや、ぁむ、っ~、!」
次々と放り込まれる小粒はするりと溶ける代わりに甘ったるい香りと身体を疼かせる熱を置いていく。アマは鬼だからとオミが持ってきたピンク色の小粒は升に山のように積まれていた。
お仕置きだと甘んじて受け入れたことを後悔しそうなほどに食べるほど、頭に霧がかかって突起が熱く疼いて仕方がない。口を閉じる抵抗も顎下をこしょこしょとくすぐられると過敏な身体はたまらず喘いでしまう。
「ほら、あとちょっと」
「~ぉ、ぁッん、んぅ、んむっ、~~っ、は、ふッんむ、~ぁう、ッ」
既に小粒の正体が媚薬だと自覚してしまっては見るだけで熱が増すような気さえしてくる。サラサラと升の中で転がる小粒を見せつけたオミが心底楽しそうにしているから、なんとか飲み込んだ。ジンジンと溜まるばかりの疼きに苛まれて、主張する突起が身悶えするたびに服に擦れて、腰にじわりとむず痒い快感が広がる。
「ふふ、ちっちゃい牙かわいい」
「ん、ンっふ……ぁ、ぅむ、っ~ぁん、ぅん、ッ、」
「はい、最後の一個。あーん」
「んッぅ、はっ、は~、ぁ……んぃ、ひぐぅ、うッ~~ッ!?!?、」
褒めるように首筋から背筋を撫でた掌の感触ですら苛烈に快楽を生み出す。触られるままに倒れた身体を支えられるだけで視界が白く瞬いた。ずっと奥で渦巻く絶頂寸前の快楽から逃げたくて、オミに見られてるのに前後に揺れる腰を止められない。
「腰振っちゃって、気持ちよくなりたい?」
「ん、ッぅ……んッひ、ぃあッ、き、きもちよく、なんひぇ、ぇッう、ッ~ー~ぉッぉ、あ~ッ!?」
揶揄い、煽る言葉に抵抗する間もなく、ピンッと弾かれた乳首に渦巻いた熱が爆発する。頭の先から足の根まで巡った快楽から逃げるように背を仰け反らせた。何度もシーツを蹴ってはビリビリと余韻が神経を苛んで、襲う絶頂感がおさまらない。
「アマのお豆も気持ちよくしようね」
「や、ぃや……ッひゃ、」
なのに、沈んだ身体を覆い尽くすオミがその冷たい指先を腹に這わせる。既に媚薬漬けにされた身体はその些細な刺激でさえ皮膚をなぞるくすぐったさと快楽が混ざって奥がジン、と疼いて仕方がないのに、乳首なんて触られたら壊れちゃう。
忍び寄る掌を防ぎ、絡ませる手遊びを繰り返す間にもれろ、と腹を撫でた舌のざらつきに弄ばれては声が漏れる。意地悪く笑うオミが見せつける舌先にひく、と喉が引き攣る。
「ふふ、邪魔する悪い手はこれかな?」
「~、!ッひ、ふ……ぁ」
強引に解こうとはせずに繋いだまま、さりさりと指の腹を擦ってはビクつく指先を楽しんでいるようなオミに媚薬が抜けるまではこうしていたいと時間稼ぎを続ける。けれど、遂に時間稼ぎは通用しなくなって咎めるように指の股をかり、かり、とゆっくり執拗に擽られて、駆けるぞわぞわした快感が蓄積されて、力が抜けてできた隙に両手を纏められてしまった。
「お仕置きなんだから、ぜんぶ気持ちいいの受けとって?」
「ひ、ぃ……~ーッ、や、ぁっ」
吹かれる吐息の熱に肌が粟立ち、腰が引ける。嫌なのに見ることしかできなくて、空振りに上を掠めた湿った息に肩が跳ねた。
「ッあ、~~ッ!んあ、はっ、ひぅッ~~、なめッちゃッ!?ら、めっ~~ッ、っ、っ~!!」
「ほら、お豆コリコリしようね」
「ぉ、ぐッひ、それっきつ、ッ~~ぁああっ、!むりッむりぃぁ、!!ひゃ、んーーッいっ、っちゃァ、っ~~!!」
先端に溜まった熱を攪拌するように、舌が指が容赦なく乳首を苛める。弱いところだけを集中して責められて、ビリビリする快感が脳天を突き抜けて声も出せずに悶え狂う。わけもわからずに絶頂感だけが上り詰め、沸騰したような熱さが身体中を駆け抜けて、何度も快楽の波が押し寄せる。
「お豆だけでイっちゃったの可愛いね、もう一回して?」
「ッひ、ぃやぁッだめだめッぇなのにぃ!、~~ッぉあ、はッふ、ぅ~~ッ!?やらっ!かりかりしにゃいれッっ~、」
「アマの大好きな先っぽカリカリしちゃお」
「ッいじ、わりゅぅッ~ー、ッあ!?、ヒぅんっんぅッ~~ッ、!!イく、イくいくッあ、ぁあッ~~、~ーッっ!!!」
イったばかりで油断した身体に注がれる執拗な責めに暴力的な快楽が襲いかかる。立てられた指先が乳頭の窪みをカリカリと擽り、擦るのは優しくゆっくりなのに伝わる刺激は刺すように鋭敏で乳頭を往復する度にガクガクと腰が跳ねあがった。
「ぢゅ、ぱっ、いきっぱじゃん」
「ッ~~ぁ!?、んぅッ、ひぃッ~~っぃ、!?っ、ぅひッすうのイや、!ッぁあッ~、!!んぃいっ~ひゃ、んん!ぅっーーッ!!!」
「悪い鬼はお豆で懲らしめちゃうよ」
「だめ、らめらめッぇおッ~ー!?こうしゃんッ!やめれッぇひ、ひンぅッ~ー!、こうさんすりゅからぁッあ!!あひッぃんっ!?ゆりゅしれ、ぇえッーっ、!、っ!!」
吸って、噛んで、擦られて、引っ掻かれる。ぷっくりと腫れて快楽を溜め込んだ乳首をお豆と揶揄される度にどうしようもなく恥ずかしくなって、無視された下がどろどろに体液で濡れていく。遠回りで厭らしい乳首の快感は媚薬の感度を下げるにはゆっくりで、触られずに何度も絶頂を迎える下がもどかしくて、脚を擦り寄せる。
「触ってほしい?」
「っ、さわ、さわっれほしぃ、ッ!!ぉッ~ー!?」
甘やかすように見せつけられた輪っかに渇望した刺激を求めるとオミは甘く口角をあげて、乳首に奔った貫くような痺れる快感に背中が反っては脚先を張りあげた。
「触るわけないじゃん」
「ぁえ、ひっなんれぇ、ッあ~~ー、ッ!!」
キュ、と摘まれた乳首の側面がスリスリと紙撚をつくるように擦られて弄ばれる。親指と中指で拘束された乳首にぎゅ、ぎゅ、と加えられた圧に首を振れば、先端を苛める人差し指に嫌々と首を振った。
「今日はよわよわなお豆だけで気持ちよくなろう?」
「そ、んにゃの、ぉっ、ひあ、だめッえぁッ、~ーッ、」
「想像してイったくせにだめじゃないでしょ」
嗜虐心に呑まれたオミの声色は冗談なんかじゃなくて。ピンッピンッと弾かれる乳首を一晩中責められるなんて耐えられないのに、ぞわぞわと甘い痺れが奥に駆けて絶頂に落とされる。
「服着れなくなっちゃうかもね」
「ぁひ、ひぅ……ッ~ー、」
脅しのように流し込まれた声にまた、甘イキを繰り返してしまう。容赦なく小さな突起には強すぎる快感が流し込まれて身体が逃げを打つ。押さえつけられた身体に行われる行為への絶望感と僅かな期待感が込み上げる。それすらも見透かすオミに腕を巻きつけて甘えると食まれる唇が心地よく震えた。
冷やされていた箱の中は空っぽだった。今日のためにアマが寝ているうちに昨日、作っておいたチョコケーキが綺麗に食べられていた。
空箱に首を傾げた俺をみてアマが逃げ出そうとしている。見つからないように屈んだお尻が丸見えで、後ろから腰を抱けば、大きく跳ね上がった。
「こら、逃げないの。ケーキ食べた悪い子はアマだなー?」
「ひ、!?た、食べてない!!」
「美味しかった?」
「お、おいしくなかった!!」
「上の角飾り頑張ったんだけど、どうだった?」
「あ、ぇ、か!可愛くなかった!!」
丁寧に質問しては追い詰めてやれば、目を泳がせながら嘘を吐き続ける。おいしくないとか、可愛くないとか言うたびに顔色が真っ青になって、首だけは違うと勢いよく振り続けている。少しは改善された虚言癖も焦るとついつい出てしまうようで、噛み締めた唇を解かせる。
「一緒に食べて祝いたかったんだけどなあ」
「ご、ごめんなさい。おれ、食べないようにしてたんだけど、美味しそうで」
ケーキを食べることよりも一緒にお祝いをしたかったと言えば涙を溜めてしゅんと萎れたアマ。いつもなら仕方ないと頭を撫でて、甘やかして終わるのにその弱々しい姿は逢見の変な欲を刺激した。
沸いてしまった嗜虐心を抑えようと震えた手の先が頬に触れて、見上げた瞳にぐわりと劣情が沸騰したのがわかる。
「、けーき全部食べちゃってごめんね、オミ、?、おみ?」
「あ、」
「お仕置き、する?」
お仕置き、出会った頃のアマに煽られるたびに毎日としていたそれへの期待を僅かに孕んだ声色は毒のように脳を犯した。発情した獣のように口内を満たした唾液を飲み込んで、アマの身体を抱き込む。
「しよっか。お仕置き」
お仕置きを言い訳に欲を発散する自分の方がよほど鬼のようだと柔い唇を食んだ。
-------------
「ぁ、ん、ぅ……っ、も、いらな、んぐッ」
「全部食べなきゃだめ」
「、ぁむ、ッふ、~ッんぅ、ぁこれ、ぃや、ぁむ、っ~、!」
次々と放り込まれる小粒はするりと溶ける代わりに甘ったるい香りと身体を疼かせる熱を置いていく。アマは鬼だからとオミが持ってきたピンク色の小粒は升に山のように積まれていた。
お仕置きだと甘んじて受け入れたことを後悔しそうなほどに食べるほど、頭に霧がかかって突起が熱く疼いて仕方がない。口を閉じる抵抗も顎下をこしょこしょとくすぐられると過敏な身体はたまらず喘いでしまう。
「ほら、あとちょっと」
「~ぉ、ぁッん、んぅ、んむっ、~~っ、は、ふッんむ、~ぁう、ッ」
既に小粒の正体が媚薬だと自覚してしまっては見るだけで熱が増すような気さえしてくる。サラサラと升の中で転がる小粒を見せつけたオミが心底楽しそうにしているから、なんとか飲み込んだ。ジンジンと溜まるばかりの疼きに苛まれて、主張する突起が身悶えするたびに服に擦れて、腰にじわりとむず痒い快感が広がる。
「ふふ、ちっちゃい牙かわいい」
「ん、ンっふ……ぁ、ぅむ、っ~ぁん、ぅん、ッ、」
「はい、最後の一個。あーん」
「んッぅ、はっ、は~、ぁ……んぃ、ひぐぅ、うッ~~ッ!?!?、」
褒めるように首筋から背筋を撫でた掌の感触ですら苛烈に快楽を生み出す。触られるままに倒れた身体を支えられるだけで視界が白く瞬いた。ずっと奥で渦巻く絶頂寸前の快楽から逃げたくて、オミに見られてるのに前後に揺れる腰を止められない。
「腰振っちゃって、気持ちよくなりたい?」
「ん、ッぅ……んッひ、ぃあッ、き、きもちよく、なんひぇ、ぇッう、ッ~ー~ぉッぉ、あ~ッ!?」
揶揄い、煽る言葉に抵抗する間もなく、ピンッと弾かれた乳首に渦巻いた熱が爆発する。頭の先から足の根まで巡った快楽から逃げるように背を仰け反らせた。何度もシーツを蹴ってはビリビリと余韻が神経を苛んで、襲う絶頂感がおさまらない。
「アマのお豆も気持ちよくしようね」
「や、ぃや……ッひゃ、」
なのに、沈んだ身体を覆い尽くすオミがその冷たい指先を腹に這わせる。既に媚薬漬けにされた身体はその些細な刺激でさえ皮膚をなぞるくすぐったさと快楽が混ざって奥がジン、と疼いて仕方がないのに、乳首なんて触られたら壊れちゃう。
忍び寄る掌を防ぎ、絡ませる手遊びを繰り返す間にもれろ、と腹を撫でた舌のざらつきに弄ばれては声が漏れる。意地悪く笑うオミが見せつける舌先にひく、と喉が引き攣る。
「ふふ、邪魔する悪い手はこれかな?」
「~、!ッひ、ふ……ぁ」
強引に解こうとはせずに繋いだまま、さりさりと指の腹を擦ってはビクつく指先を楽しんでいるようなオミに媚薬が抜けるまではこうしていたいと時間稼ぎを続ける。けれど、遂に時間稼ぎは通用しなくなって咎めるように指の股をかり、かり、とゆっくり執拗に擽られて、駆けるぞわぞわした快感が蓄積されて、力が抜けてできた隙に両手を纏められてしまった。
「お仕置きなんだから、ぜんぶ気持ちいいの受けとって?」
「ひ、ぃ……~ーッ、や、ぁっ」
吹かれる吐息の熱に肌が粟立ち、腰が引ける。嫌なのに見ることしかできなくて、空振りに上を掠めた湿った息に肩が跳ねた。
「ッあ、~~ッ!んあ、はっ、ひぅッ~~、なめッちゃッ!?ら、めっ~~ッ、っ、っ~!!」
「ほら、お豆コリコリしようね」
「ぉ、ぐッひ、それっきつ、ッ~~ぁああっ、!むりッむりぃぁ、!!ひゃ、んーーッいっ、っちゃァ、っ~~!!」
先端に溜まった熱を攪拌するように、舌が指が容赦なく乳首を苛める。弱いところだけを集中して責められて、ビリビリする快感が脳天を突き抜けて声も出せずに悶え狂う。わけもわからずに絶頂感だけが上り詰め、沸騰したような熱さが身体中を駆け抜けて、何度も快楽の波が押し寄せる。
「お豆だけでイっちゃったの可愛いね、もう一回して?」
「ッひ、ぃやぁッだめだめッぇなのにぃ!、~~ッぉあ、はッふ、ぅ~~ッ!?やらっ!かりかりしにゃいれッっ~、」
「アマの大好きな先っぽカリカリしちゃお」
「ッいじ、わりゅぅッ~ー、ッあ!?、ヒぅんっんぅッ~~ッ、!!イく、イくいくッあ、ぁあッ~~、~ーッっ!!!」
イったばかりで油断した身体に注がれる執拗な責めに暴力的な快楽が襲いかかる。立てられた指先が乳頭の窪みをカリカリと擽り、擦るのは優しくゆっくりなのに伝わる刺激は刺すように鋭敏で乳頭を往復する度にガクガクと腰が跳ねあがった。
「ぢゅ、ぱっ、いきっぱじゃん」
「ッ~~ぁ!?、んぅッ、ひぃッ~~っぃ、!?っ、ぅひッすうのイや、!ッぁあッ~、!!んぃいっ~ひゃ、んん!ぅっーーッ!!!」
「悪い鬼はお豆で懲らしめちゃうよ」
「だめ、らめらめッぇおッ~ー!?こうしゃんッ!やめれッぇひ、ひンぅッ~ー!、こうさんすりゅからぁッあ!!あひッぃんっ!?ゆりゅしれ、ぇえッーっ、!、っ!!」
吸って、噛んで、擦られて、引っ掻かれる。ぷっくりと腫れて快楽を溜め込んだ乳首をお豆と揶揄される度にどうしようもなく恥ずかしくなって、無視された下がどろどろに体液で濡れていく。遠回りで厭らしい乳首の快感は媚薬の感度を下げるにはゆっくりで、触られずに何度も絶頂を迎える下がもどかしくて、脚を擦り寄せる。
「触ってほしい?」
「っ、さわ、さわっれほしぃ、ッ!!ぉッ~ー!?」
甘やかすように見せつけられた輪っかに渇望した刺激を求めるとオミは甘く口角をあげて、乳首に奔った貫くような痺れる快感に背中が反っては脚先を張りあげた。
「触るわけないじゃん」
「ぁえ、ひっなんれぇ、ッあ~~ー、ッ!!」
キュ、と摘まれた乳首の側面がスリスリと紙撚をつくるように擦られて弄ばれる。親指と中指で拘束された乳首にぎゅ、ぎゅ、と加えられた圧に首を振れば、先端を苛める人差し指に嫌々と首を振った。
「今日はよわよわなお豆だけで気持ちよくなろう?」
「そ、んにゃの、ぉっ、ひあ、だめッえぁッ、~ーッ、」
「想像してイったくせにだめじゃないでしょ」
嗜虐心に呑まれたオミの声色は冗談なんかじゃなくて。ピンッピンッと弾かれる乳首を一晩中責められるなんて耐えられないのに、ぞわぞわと甘い痺れが奥に駆けて絶頂に落とされる。
「服着れなくなっちゃうかもね」
「ぁひ、ひぅ……ッ~ー、」
脅しのように流し込まれた声にまた、甘イキを繰り返してしまう。容赦なく小さな突起には強すぎる快感が流し込まれて身体が逃げを打つ。押さえつけられた身体に行われる行為への絶望感と僅かな期待感が込み上げる。それすらも見透かすオミに腕を巻きつけて甘えると食まれる唇が心地よく震えた。
60
お気に入りに追加
2,204
あなたにおすすめの小説
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる