33 / 52
.迂闊すぎる【オナホ 快楽責め】
しおりを挟む
溶けてどろどろになって、混ざり合うような情事の後の睦言を引き裂いたのは宅配物の配達を知らせる音だった。
不機嫌そうに腰に纏わりつき行かせないとくっついていた竜矢も物を受け取り戻ってくる頃には少し落ち着いていて箱を覗き込む。
「ゆうじせんぱい、それなにぃ?」
「んッ、んー、とりあえず受け取ったけど全然憶えてないんだよな」
ちゅ、と唇を合わせ竜矢の腕の中に引き込まれる。ベッドの上で竜矢に抱きしめられながら箱を開封していく。覚えはないけれどきっと、忘れて買っていた充電器とかそんなものだろうと手を進める。
「ほら、俺開けてあげる」
「あ、ありがと」
いつもの箱よりも厳重に封がしてあり開けるのに手間取っていると俺より器用な竜矢が開けてくれた。その中にまたあった黒い箱は開けるのに手間取る事なくすんなり、口を開けた。
「っ、!?……え、!?、ッ!」
中身に驚いた俺はとりあえず黒い箱に再度押し込んだ。少し箱は歪んでしまったけれど、竜矢が見る前に中身が隠せたのはいい判断だったと思う。
入っていたのはビニールに入ったあからさまなピンク色の所謂オナホールと呼ばれる物で、激しく鳴り響く鼓動と竜矢の反応を思い、血の気が引いていく。
「ねえ、悠司先輩中身なんだったの?」
自分でも思うほどに挙動不審だった行動に怪しく思われたかと不安に思うが腹に巻きついた腕と甘えた声色にバレてないと悟る。問いかける声とは裏腹に中身など興味ないとばかりに裾から入った腕が腹をすりすりと撫で始める。
「は、ぁっ……ぁ、んんっ、っ~」
とんとん、すりすり、とんとん、すりすり。
快楽を煽り燻らせるその動きに身体の奥が熱を持って疼きを増していく。
色に染まっていく頭の中で案外これは好都合なんじゃないかと密かに策を立てる。このままの流れでこの箱をベッドの下に上手いこと置いてしまえば竜矢に中身がバレることはない。
「んむ、んっ……ん、ふふ、んーっ」
「ん、ふッんん、っ、んっんぁ、むんぅっ、あ、ッ!!」
啄むようなキスから喰らい尽くす荒々しいキスに変わり口内を蹂躙される快楽に気付けば箱を手放していた。慌てて伸ばした腕の先の箱から飛び出したピンクは敢えなく竜矢の目にも映ってしまった。
「ん、?なにこれ」
不運な事に目を刺激するピンクは竜矢の興味を引いてしまったらしい。俺はもう手遅れかもしれないと思いながら素早い動きで箱に中身を押し込み、両腕で抱き抱えた。
疚しい物だと白状したようなものだけどこれが竜矢の手に渡ってしまうよりはまだ、隙を突いてこれをどこかに捨ててしまう方がまだいい。
何より俺の彼氏は酷く心配性でヤキモチ焼きなのだ。憶えていなくてもこんなものを買った事が知れたら、俺の腰が死んでしまう。
「悠司先輩?それなぁに?」
「いや、なんでもないッ……から!まてっ、っー、!ひひっ、~~ッ!!」
脇腹に添えられた指先が意図をもって動き出す。素肌を滑る指先の暴力的な擽感にさっきの決心が揺らいでいく。
「ッ!!んっ、ん……ぅ、ッあ!!はははっ、やめっ、ぁ、あはははッ!!っー!ぁああ、みないでっ、かえして!!」
あまりの擽ったさに腕の力が緩んだ隙に竜矢に箱を取られてしまった。今すぐに取り返さなきゃいけないのに、弛緩した身体は言うことを聞かない。
静止の声も聞かない竜矢の指先が箱を弄りピンクのオナホを引き摺り出す。絶望に既に頭を抱えた俺は弁解の言葉を考える。
友達に貰った、嫌がらせで送られた。いやもういっそ正直に酔って買いましたが一番いいかも知れない。バレた時怖いし。
「ほんと、悠司先輩どこも敏感だよね。んー、は?」
低く唸るような声が上から降ってくる。くっついて温かい筈なのに寒くて身震いをする。
まじでやばい。どうしよ。てかどうやっても悪化する気がする。
「あ、え……いや!っー!!酔った勢いで買ったみたいで!あ!良かったら竜矢使う!?!?」
「はあ?俺が使う?」
やべ間違えた。
思う以上の竜矢の怒り具合に頭の中は真っ白に塗りつぶされていって、思わず口走った言葉は竜矢の一番の地雷を踏んでしまったらしい。
「ごめんっ、ほんと!捨ててくるからっ、」
どうすればいいのか、分からなくなった俺はとりあえず竜矢の手からオナホを奪い取り勢いよく立ち上がる。
こんなもの捨ててしまえば竜矢も機嫌を直す筈。
「っへ?いぃ、っ!!」
部屋の端のゴミ箱へと駆け出そうとした脚は動かず、強く腕を引かれ竜矢の腕の中に逆戻りした。肩が外れそうな程の力で引かれたものだから勢いは凄く身体に鈍痛が響く。
「……んっ、りゅうや?なにしてんの?」
軋んだベッドに俺を押し倒した竜矢は無言のまま、俺のボタンを外していく。オナホは取り上げられベッドの端に転がる。
荷物を受け取るだけの為に羽織ったシャツはいとも簡単にはだけて、情交の跡が色濃く残る肌が露わになる。下も側にあるものを適当に履いただけだから指を掛けられれば下着ごとずり下げられてしまう。
人を脱がせておいて不機嫌に冷たく見下ろす竜矢に文句でも言ってやろうかと思うがそもそもの原因は俺なので、これ以上怒らせるようなことはしないようにする。
こんなことになるならあの時の竜矢の言う通りに居留守を使えば良かった。
「んっ、……ッ、ひ!や、ぁんんっ!?ちょなにして、っあ」
冷たい指先が身体をゆっくりと這う感触にぞわりと肌を粟立てる。乳輪をなぞり、脇腹を撫で、陰茎を緩く擦った指先は降下していき後孔に触れた。
「あ、!ッん、ふぅ……あっ、ひ……!ぁう、んっんぅ、~!」
まだ滑りの残る後孔を拡げ、進む指先が膨らんだ前立腺を容赦なく何度も擦り上げる。
早急な愛撫も快楽の余韻が残る身体はすぐに昂り、熱を孕んでいく。
「ゆうじせんぱい、挿れるよ」
「ん、ぁあッ!っ、ひぅ!っ、だめっ、ひ!ぁあ!ッ、ぁ!ぁあ!~~~ッッ!」
熱く脈打つ陰茎がぐちゅぐちゅと厭らしい水音を響かせ後孔を容赦なく突き上げる。膨らんだ前立腺を抉りナカが泡立つほどの激しい抽挿の暴力的なまでの快楽に目の奥を瞬かせる。一突きで達した身体は深い絶頂感に震えとろとろと陰茎を精液で白濁に染め上げる。
「は、ぁっあぁ……え、ぁ竜矢?それ、?」
陰茎を挿入されたままやっと快楽の余韻が冷め息が整った頃、竜矢が何故かオナホを手に持っていることを気づく。
机に転がったローションをオナホの中にぶちまけた竜矢に首を傾げる。竜矢のそれは抜かれる様子はない。
「折角買ったんだから使ったほうがいいでしょ。俺は要らないから先輩が使うの」
「いや、まって!ちょっ、ぁっ!、ッ~あぅ、!ひ、ぁあッ!」
「こら、にげないで」
竜矢の言葉に嫌な予感が過った俺は一旦逃げようと腰を浮かせ後ろへと下がる。ぐちゅりと音を立てて少し抜けた陰茎は気づいた竜矢によってバチュンッと音を立てて深く突き上げられる。既に快楽で弛緩した身体への脳を揺さぶる奥への律動に目の前が明滅と弾け逃げることすら忘れて快感に悶え身体を跳ねさせる。
「ぁッ、あ!ッ~、!?やぁっ!あっ……は、ひあッ!?~~っ!」
精液に濡れた陰茎がピンク色に呑み込まれていく。静止を求めて伸ばした腕もローションのぐちゅぐちゅ音を立てて挿れられていく快楽に力が抜け背を仰け反らせるしか出来ない。柔らかなオナホの襞の感触に腰を引けば中の陰茎が前立腺を抉り、快感に収縮しては埋め尽くされる中の陰茎の熱に逃げ場がない快感が身体中を駆け巡る。
「ぁあッ!ひっぃああ!!りょッ、ほぅっ!!やだっ、!ッぁああ!!ッ~~!!」
「ゆうじせんぱい、ほらきもちいい?」
パチュッ!パチュンッパチュンッッ!
グチュッ!グチュグチュッ!
甘い声色とは裏腹に激しい抽挿と容赦なくオナホを扱きあげ苛烈な悦楽で責め立てる。
いつの間にか不機嫌に染まっていたその瞳は俺を虐めたいと荒々しい熱が灯っている。
「オナホ使いたかったんでしょ?せんぱいよろこんで?」
「ぁっ、ぁああ!!ひがぅうッ!やら、やぁあ!~~っ!むりっ、ぁあっ!むぃらっれぇっ~~、!んぁああッ!」
上も下も容量を超えた可笑しくなりそうな程の快楽に目の前が白く点滅して喘ぐことしか出来ない。いつも以上に酷く手荒い快楽責めに竜矢の怒りが収まってないことを自覚する。部屋中に卑猥で淫靡な水音が二重に響き合いその音すらも快感に変わる。
「、ごめんんぅ!ごめッ、~~!!おなほかっれごめん、!あやまぅからぁあ!!ぁあああ!ッー、んぐぅ!?んっ、んんぅ!」
「んんっ、んッんん!ちゅっ、そうですよ。せんぱい俺怒ってます」
どうにかこの快楽から逃げたくて譫言にごめんを繰り返すが竜矢の手は止まらない。それどころか手の跡が残りそうなほど強い力で腰を掴み、後孔への突き上げと扱く手は痛烈さを増していく。
「だから、せんぱい俺が満足するまで付き合ってください」
「ッ~ひぃ、!ぁああっ!イッ、~~!?、イったぁ!!まっれぇ、!んぁああっ、はぅ!はぁあっ、ぁあ!、~~~!!!」
激しくどろりとした深い絶頂の波に浸ることすら許されず、絶頂後の鋭すぎる快楽に身悶える。
竜矢が満足するまでなんて。絶倫を地でいく竜矢に付き合うなんて明日は絶対に動けない。
「むり、むりぃっ、ゆるしれぇッ!ぁあッ!っ~、ゆるしれぇ!んぐッ!んんぅ!~~~ッッ!!」
「せんぱいかわいいですよ」
無理だと首を振ることすらも顎を固定され唾液を流し込まれる。耳に流し込まれる蕩けた言葉にすら過敏になった身体は酷く反応してしまう。
快楽地獄とも呼べる情事は日が昇りきるまで続いた。
不機嫌そうに腰に纏わりつき行かせないとくっついていた竜矢も物を受け取り戻ってくる頃には少し落ち着いていて箱を覗き込む。
「ゆうじせんぱい、それなにぃ?」
「んッ、んー、とりあえず受け取ったけど全然憶えてないんだよな」
ちゅ、と唇を合わせ竜矢の腕の中に引き込まれる。ベッドの上で竜矢に抱きしめられながら箱を開封していく。覚えはないけれどきっと、忘れて買っていた充電器とかそんなものだろうと手を進める。
「ほら、俺開けてあげる」
「あ、ありがと」
いつもの箱よりも厳重に封がしてあり開けるのに手間取っていると俺より器用な竜矢が開けてくれた。その中にまたあった黒い箱は開けるのに手間取る事なくすんなり、口を開けた。
「っ、!?……え、!?、ッ!」
中身に驚いた俺はとりあえず黒い箱に再度押し込んだ。少し箱は歪んでしまったけれど、竜矢が見る前に中身が隠せたのはいい判断だったと思う。
入っていたのはビニールに入ったあからさまなピンク色の所謂オナホールと呼ばれる物で、激しく鳴り響く鼓動と竜矢の反応を思い、血の気が引いていく。
「ねえ、悠司先輩中身なんだったの?」
自分でも思うほどに挙動不審だった行動に怪しく思われたかと不安に思うが腹に巻きついた腕と甘えた声色にバレてないと悟る。問いかける声とは裏腹に中身など興味ないとばかりに裾から入った腕が腹をすりすりと撫で始める。
「は、ぁっ……ぁ、んんっ、っ~」
とんとん、すりすり、とんとん、すりすり。
快楽を煽り燻らせるその動きに身体の奥が熱を持って疼きを増していく。
色に染まっていく頭の中で案外これは好都合なんじゃないかと密かに策を立てる。このままの流れでこの箱をベッドの下に上手いこと置いてしまえば竜矢に中身がバレることはない。
「んむ、んっ……ん、ふふ、んーっ」
「ん、ふッんん、っ、んっんぁ、むんぅっ、あ、ッ!!」
啄むようなキスから喰らい尽くす荒々しいキスに変わり口内を蹂躙される快楽に気付けば箱を手放していた。慌てて伸ばした腕の先の箱から飛び出したピンクは敢えなく竜矢の目にも映ってしまった。
「ん、?なにこれ」
不運な事に目を刺激するピンクは竜矢の興味を引いてしまったらしい。俺はもう手遅れかもしれないと思いながら素早い動きで箱に中身を押し込み、両腕で抱き抱えた。
疚しい物だと白状したようなものだけどこれが竜矢の手に渡ってしまうよりはまだ、隙を突いてこれをどこかに捨ててしまう方がまだいい。
何より俺の彼氏は酷く心配性でヤキモチ焼きなのだ。憶えていなくてもこんなものを買った事が知れたら、俺の腰が死んでしまう。
「悠司先輩?それなぁに?」
「いや、なんでもないッ……から!まてっ、っー、!ひひっ、~~ッ!!」
脇腹に添えられた指先が意図をもって動き出す。素肌を滑る指先の暴力的な擽感にさっきの決心が揺らいでいく。
「ッ!!んっ、ん……ぅ、ッあ!!はははっ、やめっ、ぁ、あはははッ!!っー!ぁああ、みないでっ、かえして!!」
あまりの擽ったさに腕の力が緩んだ隙に竜矢に箱を取られてしまった。今すぐに取り返さなきゃいけないのに、弛緩した身体は言うことを聞かない。
静止の声も聞かない竜矢の指先が箱を弄りピンクのオナホを引き摺り出す。絶望に既に頭を抱えた俺は弁解の言葉を考える。
友達に貰った、嫌がらせで送られた。いやもういっそ正直に酔って買いましたが一番いいかも知れない。バレた時怖いし。
「ほんと、悠司先輩どこも敏感だよね。んー、は?」
低く唸るような声が上から降ってくる。くっついて温かい筈なのに寒くて身震いをする。
まじでやばい。どうしよ。てかどうやっても悪化する気がする。
「あ、え……いや!っー!!酔った勢いで買ったみたいで!あ!良かったら竜矢使う!?!?」
「はあ?俺が使う?」
やべ間違えた。
思う以上の竜矢の怒り具合に頭の中は真っ白に塗りつぶされていって、思わず口走った言葉は竜矢の一番の地雷を踏んでしまったらしい。
「ごめんっ、ほんと!捨ててくるからっ、」
どうすればいいのか、分からなくなった俺はとりあえず竜矢の手からオナホを奪い取り勢いよく立ち上がる。
こんなもの捨ててしまえば竜矢も機嫌を直す筈。
「っへ?いぃ、っ!!」
部屋の端のゴミ箱へと駆け出そうとした脚は動かず、強く腕を引かれ竜矢の腕の中に逆戻りした。肩が外れそうな程の力で引かれたものだから勢いは凄く身体に鈍痛が響く。
「……んっ、りゅうや?なにしてんの?」
軋んだベッドに俺を押し倒した竜矢は無言のまま、俺のボタンを外していく。オナホは取り上げられベッドの端に転がる。
荷物を受け取るだけの為に羽織ったシャツはいとも簡単にはだけて、情交の跡が色濃く残る肌が露わになる。下も側にあるものを適当に履いただけだから指を掛けられれば下着ごとずり下げられてしまう。
人を脱がせておいて不機嫌に冷たく見下ろす竜矢に文句でも言ってやろうかと思うがそもそもの原因は俺なので、これ以上怒らせるようなことはしないようにする。
こんなことになるならあの時の竜矢の言う通りに居留守を使えば良かった。
「んっ、……ッ、ひ!や、ぁんんっ!?ちょなにして、っあ」
冷たい指先が身体をゆっくりと這う感触にぞわりと肌を粟立てる。乳輪をなぞり、脇腹を撫で、陰茎を緩く擦った指先は降下していき後孔に触れた。
「あ、!ッん、ふぅ……あっ、ひ……!ぁう、んっんぅ、~!」
まだ滑りの残る後孔を拡げ、進む指先が膨らんだ前立腺を容赦なく何度も擦り上げる。
早急な愛撫も快楽の余韻が残る身体はすぐに昂り、熱を孕んでいく。
「ゆうじせんぱい、挿れるよ」
「ん、ぁあッ!っ、ひぅ!っ、だめっ、ひ!ぁあ!ッ、ぁ!ぁあ!~~~ッッ!」
熱く脈打つ陰茎がぐちゅぐちゅと厭らしい水音を響かせ後孔を容赦なく突き上げる。膨らんだ前立腺を抉りナカが泡立つほどの激しい抽挿の暴力的なまでの快楽に目の奥を瞬かせる。一突きで達した身体は深い絶頂感に震えとろとろと陰茎を精液で白濁に染め上げる。
「は、ぁっあぁ……え、ぁ竜矢?それ、?」
陰茎を挿入されたままやっと快楽の余韻が冷め息が整った頃、竜矢が何故かオナホを手に持っていることを気づく。
机に転がったローションをオナホの中にぶちまけた竜矢に首を傾げる。竜矢のそれは抜かれる様子はない。
「折角買ったんだから使ったほうがいいでしょ。俺は要らないから先輩が使うの」
「いや、まって!ちょっ、ぁっ!、ッ~あぅ、!ひ、ぁあッ!」
「こら、にげないで」
竜矢の言葉に嫌な予感が過った俺は一旦逃げようと腰を浮かせ後ろへと下がる。ぐちゅりと音を立てて少し抜けた陰茎は気づいた竜矢によってバチュンッと音を立てて深く突き上げられる。既に快楽で弛緩した身体への脳を揺さぶる奥への律動に目の前が明滅と弾け逃げることすら忘れて快感に悶え身体を跳ねさせる。
「ぁッ、あ!ッ~、!?やぁっ!あっ……は、ひあッ!?~~っ!」
精液に濡れた陰茎がピンク色に呑み込まれていく。静止を求めて伸ばした腕もローションのぐちゅぐちゅ音を立てて挿れられていく快楽に力が抜け背を仰け反らせるしか出来ない。柔らかなオナホの襞の感触に腰を引けば中の陰茎が前立腺を抉り、快感に収縮しては埋め尽くされる中の陰茎の熱に逃げ場がない快感が身体中を駆け巡る。
「ぁあッ!ひっぃああ!!りょッ、ほぅっ!!やだっ、!ッぁああ!!ッ~~!!」
「ゆうじせんぱい、ほらきもちいい?」
パチュッ!パチュンッパチュンッッ!
グチュッ!グチュグチュッ!
甘い声色とは裏腹に激しい抽挿と容赦なくオナホを扱きあげ苛烈な悦楽で責め立てる。
いつの間にか不機嫌に染まっていたその瞳は俺を虐めたいと荒々しい熱が灯っている。
「オナホ使いたかったんでしょ?せんぱいよろこんで?」
「ぁっ、ぁああ!!ひがぅうッ!やら、やぁあ!~~っ!むりっ、ぁあっ!むぃらっれぇっ~~、!んぁああッ!」
上も下も容量を超えた可笑しくなりそうな程の快楽に目の前が白く点滅して喘ぐことしか出来ない。いつも以上に酷く手荒い快楽責めに竜矢の怒りが収まってないことを自覚する。部屋中に卑猥で淫靡な水音が二重に響き合いその音すらも快感に変わる。
「、ごめんんぅ!ごめッ、~~!!おなほかっれごめん、!あやまぅからぁあ!!ぁあああ!ッー、んぐぅ!?んっ、んんぅ!」
「んんっ、んッんん!ちゅっ、そうですよ。せんぱい俺怒ってます」
どうにかこの快楽から逃げたくて譫言にごめんを繰り返すが竜矢の手は止まらない。それどころか手の跡が残りそうなほど強い力で腰を掴み、後孔への突き上げと扱く手は痛烈さを増していく。
「だから、せんぱい俺が満足するまで付き合ってください」
「ッ~ひぃ、!ぁああっ!イッ、~~!?、イったぁ!!まっれぇ、!んぁああっ、はぅ!はぁあっ、ぁあ!、~~~!!!」
激しくどろりとした深い絶頂の波に浸ることすら許されず、絶頂後の鋭すぎる快楽に身悶える。
竜矢が満足するまでなんて。絶倫を地でいく竜矢に付き合うなんて明日は絶対に動けない。
「むり、むりぃっ、ゆるしれぇッ!ぁあッ!っ~、ゆるしれぇ!んぐッ!んんぅ!~~~ッッ!!」
「せんぱいかわいいですよ」
無理だと首を振ることすらも顎を固定され唾液を流し込まれる。耳に流し込まれる蕩けた言葉にすら過敏になった身体は酷く反応してしまう。
快楽地獄とも呼べる情事は日が昇りきるまで続いた。
35
お気に入りに追加
2,222
あなたにおすすめの小説






ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる