短編エロ

黒弧 追兎

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悪い子には【ローションガーゼ 潮吹き 拘束】

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「あの、これ取ってもらえませんかね?」
「だめ。今度こそ許さないから」

 思わず敬語で懇願するが着々と準備をする翔には聞く気が無いらしい。
 朝、目が覚めたらパンツ一枚の状態でベッドに四肢を拘束されていた。二日酔いで痛む頭にこの状況は理解出来るものじゃなくて何度も目を瞑って見たけれど変わるわけが無かった。

「酒。飲まないって約束したよね?」
「一杯だけだし……お祝いだったから……」
「これ送られてきたけど」

 目の縁に赤みを差し潤ませた両目。口角をあげて嬉しそうに笑いながら後輩の肩に腕を回ししがみついている俺の姿が映っている。次に酔いつぶれてテーブルに突っ伏し項垂れている二枚目を見せられる。
 弁解のしようがない証拠に目を逸らすが顎を掴まれ目を合わせられる。

「約束、したよね?」
「はい……うぉっ!?」
「お仕置きだから」

 言うや否やパンツをずらされる。恥ずかしさに膝をすり合わせ隠すが太腿を開けられて身を入れられれば些細な抵抗は意味が無くなってしまった。

「んっ、ぁあ……ッ~、ひぅ、ぅうあっ」

 陰茎を刺激するローションに塗れたぬるぬるの手に声が抑えられない。
 上下に擦り亀頭を撫であげていく。カリ首の段差をゆっくり上下しなぞりあげる指と睾丸を柔く揉む掌。
 弱い所を全て刺激していく指にあっという間に勃ち上がった陰茎を見つめられて顔に熱が集まる。

「、?」
「ローションに浸したガーゼだよ。」

 滴るほどローションを染み込ませたガーゼを見せつけられる。何をするのか分からず首を傾げた途端、亀頭にガーゼが乗せられた。

「ヒぃあッ、っまって!ちょっとまっぁああッ!?」

 ガーゼのザラザラとローションのとろとろに勝手に腰が震える。乗せられただけでも未知の快感に身体が震えるのにガーゼを動かそうとする手を止めたくて必死に手を伸ばすけどガチャガチャと金属音が鳴るだけ。
 大好きな笑顔を浮かべた翔は無情にも手を動かし始めた。

 グチャグチャグジュッグジュッ

「あぁああッ、!!~ひ、ぃああっやぅ……やひ、ぃあぁあッ、っ~~ぃ、イッ!こわ、れぇッちゃ、っぁあああッ!!」
「大丈夫、壊さないから」

 緩急をつけながら刺激されれば自分の意思に反して喘ぎが止められない。高圧電流を流されているような暴力に近い快感。
 身体の奥底から無限に溢れ出すそれに抗えるはずがなく意味を成さない喘ぎしか発せなくなる。

「~ッ!~~~ッぁあ!!は、ぁああんッ!!ぁああッゃ、やぁっああ!」

 勝手に身体が痙攣を繰り返す。頭が真っ白に塗り潰されていくような強すぎる刺激に意識はスパーク寸前だ。
 亀頭をひたすらに責められ続け絶頂寸前でずっと堰き止められているような気が狂ってしまうぐらいの快楽に目の前が白く点滅する。

「反省した?もう俺の前以外で酒飲まない?」
「の、まにゃいぃ、かぁらあ……ぁああッ!?」
「ところでさ、これ。どういうこと?」
「へ、ぇ?あぁ!?ひが、ぁああんッ!?ちが、ッちがうぅう!!」

 ぴったり重なった唇。首に回され絡みついた腕は言い訳のしようがない。
 明らかに酔っ払った俺がキスを仕掛けたであろうその画像に青ざめる。

「ぁああっ、!!ひぃあうぅッ、ぁあああっ!!」
「大丈夫、浮気は疑ってないよ。俺ともそうだったし」
「や、あぁうあっ……ッ~!!ひ、ぁあ、やぁああッ!!」
「でも、お仕置きは必要だよね?」

 悪魔の囁きと共に動かし始めたガーゼの痛いほどの刺激に精液ではない透明の体液が噴き出す。
 射精とも違う快楽に声にならない嬌声をあげながらもう絶対酒なんか飲まないと誓った。

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