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毛繕い【耳責め ショタ攻め 】
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「どーん!」
「うわぁあっ!?どうしたの?」
すっかり寛いで空李のベッドの上で寝転がりながら採点していれば背中にドンという衝撃と耳元に感じる吐息。正体はさっきまで勉強を教えていた空李で身体の上でゴロゴロ転がられても対して重さは無いがうつ伏せのまま動けなくなった。
「一緒に遊ぶ?あと少しで終わるからちょっと降りてくれると嬉しいんだけど。」
身体を動かして空李が転がり落ちても困るとうつ伏せで紙をくしゃくしゃにしないよう気遣いながら声掛けると首を振ったのか首元にふさふさとした毛が当たってくすぐったかった。遊ばない?と聞けばそれも嫌だとより一層しがみついてくる。
「っよし、終わったから遊ぼうか。何したいの?」
「僕ね!けづくろいがしたいの!」
「毛繕い……?」
手を精一杯伸ばして採点し終わったテストを机に置いて空李に聞けば予想外の言葉が返ってきた。毛繕い?毛繕いって遊びだったっけ?少なくとも一人でやるものじゃないの?頭の中をぐるぐる疑問が回るがとりあえず頷いておく。狼も毛は生えているが狐の毛量の方が多くて比べ物にならないぐらいだから狐は毛繕いし合うのかな?
「じゃあ毛繕いしようか!」
「っと、その前に降りようか?」と未だ背中の上に乗っている空李に言えば「やーだ」と返ってきた。それじゃあ空李の事毛繕いしてあげられないんだけどな、てっきり俺が空李の事を毛繕いすると思っていた俺は首を傾げた。
「んぁっ……っー!?」
ぞくりと背中を走る刺激に思わず口から甘ったるい自分の声と思えない声が飛び出た。
「えへへー、これ気持ちいいでしょ?」
「まっ、ちょ……く、うぅんっ」
その刺激は自分の耳を空李の小さな口で舐め、甘噛みして生み出される刺激でぞわぞわと下半身に響く快楽に喉がなってしまう。驚きやめさせようとするが空李の純粋なただただ喜んで欲しいとする声に止めるに止められない。誰からそんな事吹き込まれたのかとか確かに気持ちいいけどでも違うからとか頭の中を駆け巡る。
「お兄ちゃんがねー、んちゅ……びゃくやに、ちゅぱっ、やってあげたら……ちゅぅ、よろこぶってねー。」
「っひぅう……くぅん、ぅうん、や……めっ」
アイツ自分の弟に何吹き込んでいるんだ。純粋な七歳児に耳を舐められて喉を鳴らして声を上げている情けなさに涙が浮かんでくる。ただ舐められているだけならまだ声は抑えられるのに耳の縁をなぞり、柔らかい舌で奥に入り込まれ、ぴちゃぴちゃ水音を立てられると肌が粟立ち背中のぞわぞわが止まらない。
「やっ、ーッ!やめっ、て……」
「びゃくや、気持ちよくない?」
流石にこれ以上はまずいと制止の声をあげると悲しそうな声が降ってくる。気持ちよくないとわかって落ち込む空李に罪悪感が湧くが仕方ない。
「空李ー、大丈夫だ。白夜は喜んでるぞ?」
しゅん、と落ち込み背中から降りようとした空李が扉から聞こえた声にピタリと止まった。空李がこんな行動をする原因の奴が現れ何してくれるんだ、と睨みつけるが素知らぬ顔で部屋に入ってきた。
「ほら、こんなに喜んでるぞ?」
「はぁ!?……く、ぅうんっ、んっ……お、まえっ!?、ひぅぅ、ぐ、ぅぅっ!」
「なー?こんなに尻尾あげて、嬉しそうだろ?」
コチョコチョ、スリスリ、カリカリ。唾液に濡れた反対の耳の根元を爪で擽り、薄い敏感な所を擦り、奥に指をグリグリ押し込まれ頭に靄がかかり痺れてくるような快感に声が抑えられず喉を鳴らして尻尾を思わずあげてしまう。自分じゃ抑えられない尻尾の嬉しいですと言って喜ぶようにバシバシ、シーツを叩く動きに顔が火照ってくるのがわかる。
「でも、やめてって……」
「白夜は恥ずかしがり屋だからな。ほら目がとろんってしてきただろ?」
「うん!」
「ち、があぁっ!んんぅ……!!うぅん、くぅ……くひぃ!?」
基本的にお兄ちゃんの言うことは正しいで成り立っているような空李は正直に流李の言うことを信じて背中の上に座り直した。流李の手が止まないまま再度開始された空李の毛繕いとの挟み撃ちの快楽に身体が逃げようともがくが空李を落とすまいとする理性がブレーキをして上手く快楽を発散出来ないまま身悶える。
「くううぅんっ……ひぅうんっ!?ぁあぁく、くぅうん!!」
「よかったなー、空李。気持ちいいって。」
シーツをバシンバシンッと叩いている尻尾を空いている手で捕まえた流李は敏感な根元を擽り、撫で上げる。ただでさえ耳の快楽でいっぱいいっぱいだと言うのにさらに虐め抜いてくる流李を潤んだ瞳で睨みつけるが蕩けきった声に全く意味をなさない。身体中が蕩けて溶けていくような快感に力が入らなくなって空李のベッドの上なのに口が塞がらなくてどろどろに粘着質な涎が垂れていく。何も考えられなくてもう何でもいいかなんて思ってしまって喘ぎ声が止まらない。
「ぁあっ、くぅぅんッン~~~~っ!!」
ビクンと身体が跳ねて下半身を包む生温い暖かさに射精したのだとわかるが余韻など気にするかと言うように続く責めに身体の痙攣が止まらない。
「白夜、気持ちいい?」
そんな幼い声と快感に包まれ、目の前が真っ白に弾けた。
「うわぁあっ!?どうしたの?」
すっかり寛いで空李のベッドの上で寝転がりながら採点していれば背中にドンという衝撃と耳元に感じる吐息。正体はさっきまで勉強を教えていた空李で身体の上でゴロゴロ転がられても対して重さは無いがうつ伏せのまま動けなくなった。
「一緒に遊ぶ?あと少しで終わるからちょっと降りてくれると嬉しいんだけど。」
身体を動かして空李が転がり落ちても困るとうつ伏せで紙をくしゃくしゃにしないよう気遣いながら声掛けると首を振ったのか首元にふさふさとした毛が当たってくすぐったかった。遊ばない?と聞けばそれも嫌だとより一層しがみついてくる。
「っよし、終わったから遊ぼうか。何したいの?」
「僕ね!けづくろいがしたいの!」
「毛繕い……?」
手を精一杯伸ばして採点し終わったテストを机に置いて空李に聞けば予想外の言葉が返ってきた。毛繕い?毛繕いって遊びだったっけ?少なくとも一人でやるものじゃないの?頭の中をぐるぐる疑問が回るがとりあえず頷いておく。狼も毛は生えているが狐の毛量の方が多くて比べ物にならないぐらいだから狐は毛繕いし合うのかな?
「じゃあ毛繕いしようか!」
「っと、その前に降りようか?」と未だ背中の上に乗っている空李に言えば「やーだ」と返ってきた。それじゃあ空李の事毛繕いしてあげられないんだけどな、てっきり俺が空李の事を毛繕いすると思っていた俺は首を傾げた。
「んぁっ……っー!?」
ぞくりと背中を走る刺激に思わず口から甘ったるい自分の声と思えない声が飛び出た。
「えへへー、これ気持ちいいでしょ?」
「まっ、ちょ……く、うぅんっ」
その刺激は自分の耳を空李の小さな口で舐め、甘噛みして生み出される刺激でぞわぞわと下半身に響く快楽に喉がなってしまう。驚きやめさせようとするが空李の純粋なただただ喜んで欲しいとする声に止めるに止められない。誰からそんな事吹き込まれたのかとか確かに気持ちいいけどでも違うからとか頭の中を駆け巡る。
「お兄ちゃんがねー、んちゅ……びゃくやに、ちゅぱっ、やってあげたら……ちゅぅ、よろこぶってねー。」
「っひぅう……くぅん、ぅうん、や……めっ」
アイツ自分の弟に何吹き込んでいるんだ。純粋な七歳児に耳を舐められて喉を鳴らして声を上げている情けなさに涙が浮かんでくる。ただ舐められているだけならまだ声は抑えられるのに耳の縁をなぞり、柔らかい舌で奥に入り込まれ、ぴちゃぴちゃ水音を立てられると肌が粟立ち背中のぞわぞわが止まらない。
「やっ、ーッ!やめっ、て……」
「びゃくや、気持ちよくない?」
流石にこれ以上はまずいと制止の声をあげると悲しそうな声が降ってくる。気持ちよくないとわかって落ち込む空李に罪悪感が湧くが仕方ない。
「空李ー、大丈夫だ。白夜は喜んでるぞ?」
しゅん、と落ち込み背中から降りようとした空李が扉から聞こえた声にピタリと止まった。空李がこんな行動をする原因の奴が現れ何してくれるんだ、と睨みつけるが素知らぬ顔で部屋に入ってきた。
「ほら、こんなに喜んでるぞ?」
「はぁ!?……く、ぅうんっ、んっ……お、まえっ!?、ひぅぅ、ぐ、ぅぅっ!」
「なー?こんなに尻尾あげて、嬉しそうだろ?」
コチョコチョ、スリスリ、カリカリ。唾液に濡れた反対の耳の根元を爪で擽り、薄い敏感な所を擦り、奥に指をグリグリ押し込まれ頭に靄がかかり痺れてくるような快感に声が抑えられず喉を鳴らして尻尾を思わずあげてしまう。自分じゃ抑えられない尻尾の嬉しいですと言って喜ぶようにバシバシ、シーツを叩く動きに顔が火照ってくるのがわかる。
「でも、やめてって……」
「白夜は恥ずかしがり屋だからな。ほら目がとろんってしてきただろ?」
「うん!」
「ち、があぁっ!んんぅ……!!うぅん、くぅ……くひぃ!?」
基本的にお兄ちゃんの言うことは正しいで成り立っているような空李は正直に流李の言うことを信じて背中の上に座り直した。流李の手が止まないまま再度開始された空李の毛繕いとの挟み撃ちの快楽に身体が逃げようともがくが空李を落とすまいとする理性がブレーキをして上手く快楽を発散出来ないまま身悶える。
「くううぅんっ……ひぅうんっ!?ぁあぁく、くぅうん!!」
「よかったなー、空李。気持ちいいって。」
シーツをバシンバシンッと叩いている尻尾を空いている手で捕まえた流李は敏感な根元を擽り、撫で上げる。ただでさえ耳の快楽でいっぱいいっぱいだと言うのにさらに虐め抜いてくる流李を潤んだ瞳で睨みつけるが蕩けきった声に全く意味をなさない。身体中が蕩けて溶けていくような快感に力が入らなくなって空李のベッドの上なのに口が塞がらなくてどろどろに粘着質な涎が垂れていく。何も考えられなくてもう何でもいいかなんて思ってしまって喘ぎ声が止まらない。
「ぁあっ、くぅぅんッン~~~~っ!!」
ビクンと身体が跳ねて下半身を包む生温い暖かさに射精したのだとわかるが余韻など気にするかと言うように続く責めに身体の痙攣が止まらない。
「白夜、気持ちいい?」
そんな幼い声と快感に包まれ、目の前が真っ白に弾けた。
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