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懐かれちゃった……? 【スライム】
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「……っ、でっ、出来たっ!」
研究者という職についている俺は三ヶ月かかってようやく、スライムの研究資料が出来上がり椅子から跳ね上がった。俺の三ヶ月を費やしひたすらに研究していたものはスライムだ。なんて事のない森で見かけるレベル一の勇者でも倒せるような軟弱モンスター。スライムのどろどろとした身体とつるつるとした表面には幼い頃からずっと興味があった。スライムに近づきすぎて服を溶かされベタベタになった事もあったが興味が薄れることは無かった。
すっかり三ヶ月も一緒にいて愛着の湧いたスライムはガラス瓶の中で蠢いている。何も与えなければ消えてしまうかと予測していたスライムは思ったよりも丈夫で大きくはならないが小さくなる事もなく回復力が衰えることもなかった。何も与えなくていいなら森に放さず飼ってしまおうかなんて考えたりもしてしまった。
「ごめんなー、これもらったら放してやるから。」
そんなスライムでも立派なモンスター。モンスターをペットなんて笑えない。小さな掌程度、スライムの身体を引きちぎり本体と離れても動く一部をガラス瓶に押し込んだ。少しの隙間を見つけ出ようとしてタプタプと揺れ粘着質な音を立てるスライムを持ち上げ外に放った。スライムはぷよんっぷよんっ、たぷんったぷんっ、そんな音を立てて森へと帰っていった。
________________
「ひ、ちょっ、ゃ……くっつ、くなぁッ!」
帰ったと思っていたのに。家を出た時は全く気配を見せなかったスライムは研究資料を提出して家へと帰ってきた俺に襲いかかった。少しは耐久性のある衣服もあっという間に溶けてどろどろの破片に成り果てている。スライムに絡みつかれ襲い掛かれながらなんとか力を振り絞り玄関まで入ることが出来た。
スライムは臆病だから放したらすぐ逃げるはずなのになんでこいつ俺に襲いかかってくんだ。勇者を襲う時も集団行動で少なくとも三匹はいるというのに。もしかしたら仲間を引き連れてきたのかと周りを見渡してもそんな気配は見つからない。
「んんっ、くすぐっ、たい……からぁっやめろ、ッ!!」
捕食や攻撃というよりもただただ身体を這いつくばられているような感触に肌が栗立った。久々に外へ出て体力がゼロに等しい俺がべたりと背中にくっつかれて粘液で滑るスライムを引き剥がし追い払うことなんて出来るはずもなくスライムのされるがままだ。
「んっ、ぁあ……ッ、ゃめ……ッ!!」
ぐちょぐちょ、ねちょねちょ。耳を塞ぎたくなるような粘着質な音を玄関に響かせながらスライムが胴体に巻きついた。ゆっくりとした動きで亀頭や裏筋、睾丸を撫でられるように蠢かれるとすぐに熱が渦巻いていくのを感じる。スライムを掴もうと手を伸ばして逆にスライムに手を拘束されてしまってより一層抵抗が出来なくなる。
「ひっ、んぁ……ぁっ、あっ、!?にゃ、んで……ぁぅ~っ!」
無防備に人が来る事はないからと空いていた扉の隙間から聞き覚えのある音が耳に届く。その音の正体が当たらないでくれという願いを打ち砕くように足に触れた冷たい独特な感触に逃げる間もなく脚にべたりと重たいスライムがくっついた。
「ぅあっ、まっ、てぇ……ふる、えんなぁっ、ぁあああっ!」
ブルブルブルブルッ。仲間が来たのを喜ぶように二匹のスライムが振動してスライムに包まれた乳首も陰茎も全部が刺激されて快感に頭がおかしくなりそうだ。
「ぁあっ!!~~~~っ、ぃ……や、ぇっ~~ッ」
俺がビクリと反応した所をここぞと責めるように素肌に滑るスライムに呆気なく精液を吐き出した。薄い青の身体に浮かぶ粘度のある白濁としたそれはスライムに取り込まれ白い波紋を作る。絶頂したばかりと言うのに余韻に浸らせてくれるわけはなく久々の体液に喜ぶように動きが増した。薄い青のスライムの下に映る身体は自分のものとは思えないほど厭らしく濡れていて視覚的にも激しいそれに思わず目を瞑った。
「んぶぅっ!!ぅう~~っ!!んぅっ、んーっ!!」
首から下を埋め尽くし責めていたスライムは顔にまで上がってきて口を塞ぐように入り込まれた。瞑っていた瞼に封を閉じるように乗せられ視界が全く見えなくなり真っ暗な視界から与えられる快楽に身体中痙攣するように跳ねて精液を吐き出した。
研究者という職についている俺は三ヶ月かかってようやく、スライムの研究資料が出来上がり椅子から跳ね上がった。俺の三ヶ月を費やしひたすらに研究していたものはスライムだ。なんて事のない森で見かけるレベル一の勇者でも倒せるような軟弱モンスター。スライムのどろどろとした身体とつるつるとした表面には幼い頃からずっと興味があった。スライムに近づきすぎて服を溶かされベタベタになった事もあったが興味が薄れることは無かった。
すっかり三ヶ月も一緒にいて愛着の湧いたスライムはガラス瓶の中で蠢いている。何も与えなければ消えてしまうかと予測していたスライムは思ったよりも丈夫で大きくはならないが小さくなる事もなく回復力が衰えることもなかった。何も与えなくていいなら森に放さず飼ってしまおうかなんて考えたりもしてしまった。
「ごめんなー、これもらったら放してやるから。」
そんなスライムでも立派なモンスター。モンスターをペットなんて笑えない。小さな掌程度、スライムの身体を引きちぎり本体と離れても動く一部をガラス瓶に押し込んだ。少しの隙間を見つけ出ようとしてタプタプと揺れ粘着質な音を立てるスライムを持ち上げ外に放った。スライムはぷよんっぷよんっ、たぷんったぷんっ、そんな音を立てて森へと帰っていった。
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「ひ、ちょっ、ゃ……くっつ、くなぁッ!」
帰ったと思っていたのに。家を出た時は全く気配を見せなかったスライムは研究資料を提出して家へと帰ってきた俺に襲いかかった。少しは耐久性のある衣服もあっという間に溶けてどろどろの破片に成り果てている。スライムに絡みつかれ襲い掛かれながらなんとか力を振り絞り玄関まで入ることが出来た。
スライムは臆病だから放したらすぐ逃げるはずなのになんでこいつ俺に襲いかかってくんだ。勇者を襲う時も集団行動で少なくとも三匹はいるというのに。もしかしたら仲間を引き連れてきたのかと周りを見渡してもそんな気配は見つからない。
「んんっ、くすぐっ、たい……からぁっやめろ、ッ!!」
捕食や攻撃というよりもただただ身体を這いつくばられているような感触に肌が栗立った。久々に外へ出て体力がゼロに等しい俺がべたりと背中にくっつかれて粘液で滑るスライムを引き剥がし追い払うことなんて出来るはずもなくスライムのされるがままだ。
「んっ、ぁあ……ッ、ゃめ……ッ!!」
ぐちょぐちょ、ねちょねちょ。耳を塞ぎたくなるような粘着質な音を玄関に響かせながらスライムが胴体に巻きついた。ゆっくりとした動きで亀頭や裏筋、睾丸を撫でられるように蠢かれるとすぐに熱が渦巻いていくのを感じる。スライムを掴もうと手を伸ばして逆にスライムに手を拘束されてしまってより一層抵抗が出来なくなる。
「ひっ、んぁ……ぁっ、あっ、!?にゃ、んで……ぁぅ~っ!」
無防備に人が来る事はないからと空いていた扉の隙間から聞き覚えのある音が耳に届く。その音の正体が当たらないでくれという願いを打ち砕くように足に触れた冷たい独特な感触に逃げる間もなく脚にべたりと重たいスライムがくっついた。
「ぅあっ、まっ、てぇ……ふる、えんなぁっ、ぁあああっ!」
ブルブルブルブルッ。仲間が来たのを喜ぶように二匹のスライムが振動してスライムに包まれた乳首も陰茎も全部が刺激されて快感に頭がおかしくなりそうだ。
「ぁあっ!!~~~~っ、ぃ……や、ぇっ~~ッ」
俺がビクリと反応した所をここぞと責めるように素肌に滑るスライムに呆気なく精液を吐き出した。薄い青の身体に浮かぶ粘度のある白濁としたそれはスライムに取り込まれ白い波紋を作る。絶頂したばかりと言うのに余韻に浸らせてくれるわけはなく久々の体液に喜ぶように動きが増した。薄い青のスライムの下に映る身体は自分のものとは思えないほど厭らしく濡れていて視覚的にも激しいそれに思わず目を瞑った。
「んぶぅっ!!ぅう~~っ!!んぅっ、んーっ!!」
首から下を埋め尽くし責めていたスライムは顔にまで上がってきて口を塞ぐように入り込まれた。瞑っていた瞼に封を閉じるように乗せられ視界が全く見えなくなり真っ暗な視界から与えられる快楽に身体中痙攣するように跳ねて精液を吐き出した。
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