ロウとレイのプレイ日記

黒弧 追兎

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搾乳【2】

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「これ、どうしたの。」
「……朝起きたらこうなってた。」
「へえ、そうなんだ。」

僅かに頬が引き攣ったロウが手招く。
こうなれば逃げられない。一体なんなんだ。

「これねー、インキュバスの仕業だから。」
「は、?インキュバス?」

最近狩りには行っていない。インキュバスはおろかスライムにすら遭っていないというのに。

「そう、インキュバス。レイ誰かと二人っきりでなんか食べたり飲んだりしなかった?」
「は、?いや……あ、」

した。冒険の付き添いのお礼だと言うから一緒にカフェでお茶した。でも、変な様子も無かったのに。いや違うかもしれない。

「まあ、こうなったらインキュバスの魔力が無くなって身体から母乳が出なくなるまで絞り出さなきゃいけないんだよね。」
「えっ、ちょ……や、ッ!?、ふ……ぅう、ーっ!」

ジリジリ近寄るロウから逃げようと後ずされば覚束ない足元は絡まりベッドへと寝転がってしまう。背中を打った痛みに動けないでいると、こんな時にだけ行動が早いロウに覆いかぶさられてしまった。
退かそうと身動ぐが、はだけた服から入り込んだ指が今も甘い香りを放つ液体が滴る乳首をギュウ、と押し込んだ。ピリリ、と頭で弾ける甘美な快感に力が抜けてしまう。

「……んっ、ひぃうっ!!ヒッ、ぁああッ!……ッやめ、ぁう……」
「あー、だいぶ浸食されてるね。」

力の抜けた身体に追い討ちをかけるように、蛇口を捻るように乳首を摘まれ、捏ね回される。痛い程に勃ち上がった乳首を指で摘まれ、とぷとぷと液体の出る乳頭を爪先で引っ掻かれ、許容しきれない快楽にビクビクと身体を跳ねさせ蕩けた嬌声をあげることしか出来ない。

「は、あぁッ、ん……!!ひ、ぃんぁああ!!」
「ん、あっまいね、癖になりそう。」
「なぁ!るなっ、ぁああ……ッ!ッ~!ひ、ぃいっ!!ぁあッ」

平らにした舌で乳首を舐めあげられ、舌の突起を押し付けるようにして乳首を転がされ、甘い痺れが身体中に駆け抜けていく。不意に挟まれる甘噛みにカクカク腰を浮かし跳ねてを繰り返す。

「っ、!!それ、だめぇっ……!ぁ、あ!!ふ、ぅうっ!!」
「ほら、見て?レイの母乳だよ。」

ロウの舌の赤さに纏まりつく母乳の白さの色香に目眩を覚える。未だ止まる気配のない母乳と際限なく上がり続ける快楽から逃げたいのにすっかり腰が抜けた身体は言うことを聞かない。

「あは、レイ真っ白で美味しそう。」

滲んだ先走りや精液に濡れぐっしょりと重たい色の濃くなったスラックスが嫌な水音を立てて、落ちた。なんとか死守しようとしたパンツも抵抗虚しくベッドに転がる。

止めどなく溢れ垂れる母乳に塗れ白く染まった姿にロウは瞳を淫らに輝かせる。
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