ロウとレイのプレイ日記

黒弧 追兎

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触手ヘッドホン 【3】

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「こんなのもあるんだよ?」

ぐちゅぐちゅと粘膜のかき混ぜられる音の向こうで聞こえたロウの声は心底楽しそうに弾んでいた。

「っんぁ…………ひゃあぁぅ!?ロ、ウっ……やっこ、れ……ぃ、やぁ!」

ロウの声と共に止まった触手の動きに外してくれるのかと期待した瞬間、今までと違う刺激が耳を襲った。
ふさふさとした毛みたいなものが生えた触手が耳全体を動き回る。柔らかい毛もあれば少しチクチクした毛もある触手の刺激はさっきまでの快感よりも強くて外そうと頭を振り回す。

「そんなに暴れたら取れちゃうじゃん。」

「んあっ、んんぅ!?……んっ、んー!」

俺の頬に手を当て頭を固定したロウは意地悪げに目を細め口付けた。呼吸を奪われ息苦しくてロウの肩を目一杯押しても離れるどころか俺の首に腕を巻きつけたロウの舌は激しくなっていく。
ぐちゅぐちゅと動き回る触手と口の中で暴れ回るロウの舌でもう何も考えられなくなる。

「レイ、すっごいエロい顔してる。」

「ふぁ……?ぅあ、ロ、ウ……んん。」

もう身体中が溶けるんじゃないかってほどにデロデロに惚けた俺を見つめるロウの目に欲情が灯る。やっと触手の動きが止まってロウが装置を取ってくれた。それでも拘束されたままの腕は外してくれなくて息が整ってないまま腕を動かして主張する。

「たまにはこういうのもよくない?」

「え、ちょ……まっ」

ふわふわの拘束具を外さないままダラリと脱力した脚のズボンを脱がしたロウはテントを張り存在を主張するそれを容赦なく扱い始めた。

「んあああっ!まっ……っ、ヒ、うあ!ゃ、めぇっん、ぁ!」

「レイ、気持ちい?」

頭の先から快楽が電流のように流れて腰がガクガク震える。問いかけられる言葉すらも快感で耳が拾うたびに背中がゾクゾクする。

「イッ!……イ、ク!うあぅ!イクかりゃ、まっ!」

呂律が回らないほどに感じてロウに訴えかければ扱いがさっきより早くなって目の前がチカチカする。

「ひ、んあぁああぁ!!ひゃっ、イッて、るかりゃ!やめっ、」

イッてる最中も絞り出すように扱うロウの手は止まらなくて快楽に腰が砕けたように力が抜けた。クタクタで全身だらりとなっている俺に覆い被さったロウは楽しげに口元を歪めた。
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