上 下
22 / 71
1章 幼少期

1章の登場人物

しおりを挟む
※1章終了時の状態です

主人公

◎カイト・ドライ・アーク
・性別:男
・年齢:3歳
・容姿
 髪:銀髪に緑のメッシュ
 瞳:深緑
 肌:白人系
 顔:格好いいと言うより可愛い系
 身長:94㎝

 冴島解斗(さえじま かいと)の転生した姿。
 家族のことを大事に想っている。
 フェクダとカメーリエの間に生まれ、3歳まで何不自由なく生活していた。
 生まれた時の魔力暴走が原因で、一部を除くメイドや使用人から避けられていた。
 2歳の時から本格的に魔力と体力を鍛えていたため、3歳児とは思えないステータスになっていた。
 現在は魔力槽用の集合住宅でネリネと同じ部屋に住み、魔力槽としての仕事をこなしている。
 最近の悩みはネリネがカルガモの子供状態なこと。


主要人物

◎フェクダ・ドライ・アーク
・性別:男
・年齢:25歳
・容姿
 髪:銀髪
 瞳:青っぽい銀
 肌:白人系
 顔:少し童顔のクール系
 身長:186㎝

 アーク侯爵家の当主。
 一見冷たそうな顔立ちに見えるが子煩悩であり、領と家族の板挟みになりがち。
 昔は「親の言葉=自分の気持ち」だったが、カメーリエと出会ったことで彼女の自由さに憧れて自分の頭で考えるようになった。
 カイトを逃がすことも考えたが、領民を見捨てるわけにもいかず苦渋の決断を下し、憎まれ役を買って出た。


◎カメーリエ・ドライ・アーク
・性別:女
・年齢:24歳
・容姿
 髪:若草色
 瞳:緑
 肌:白人系
 顔:気品感じる美人
 身長:170㎝

 エルラーイとカイトの母親で、ゆったりとした雰囲気を持つ美人さん。
 昔はかなりのおてんば娘で、姉を取られたくないからフェクダと婚約するなど、話題に事欠かない少女時代を送った。
 フェクダのことは最初嫌いだったが、彼の策略に嵌まって籠絡された。
 非常に子供思いでカイトを魔力槽にするのにずっと抵抗していた。


◎エルラーイ・ドライ・アーク
・性別:男
・年齢:11歳
・容姿
 髪:エメラルドグリーン
 瞳:銀色
 肌:白人系
 顔:冷たい印象を与える
 身長:148㎝

 アーク侯爵家の長男。
 感情があまり表情にでる方では無く、言葉も淡々と喋るため周りから誤解されやすいタイプ。
 周りの11歳とかけ離れた頭脳と体力を持っているが満足してない様子。
 年上の婚約者マツリカがおり、仲はかなり良好の様子だがエルラーイの言葉が淡々としているため傍目から見ると両思いには見えない。


◎マツリカ・ドライ・ナスタチウム
・性別:女
・年齢:14歳
・容姿
 髪:うっすら黄色い白
 瞳:黄色
 肌:白人系
 顔:きつめの顔だが、目尻が少し垂れている
 身長:157㎝

 ナスタチウム侯爵家の長女。
 可愛い物や、ギャップのある物が好きでそういうのを見るとテンションが上がる。
 「ですわ」と「まあ!」が口癖でドリル髪も合わさり高慢だと誤解されやすいタイプ。
 エルラーイの事を陰ながら支え、男をたてるタイプ。
 カイトの事を心配している。


◎ギンショウ・ノイン・ギョク
・性別:女
・年齢:27歳
・容姿
 髪:燃えるような赤
 瞳:黒
 肌:小麦色
 顔:豪快さの滲み出る顔つき

 カイト達の住む小国の軍隊長。
 経歴が少し特殊で、遥か遠くにある島国から亡命してきた武人である。
 誇りを忘れないために亡命後もギョク家の家名を名乗っている。
 酒も武術も強く、酒を飲んでいてもそこら辺の小隊を相手にできるほど。
 カイトに期待している。


◎グラム
・性別:男
・年齢:50歳
・容姿
 髪:白髪
 瞳:藍色
 肌:少し日焼け気味の白人系
 顔:渋い顔つきで頬に傷がある
 身長:180㎝

 神父を名乗る謎の人物。
 かなりがっしりした体格で年を感じさせない動きをする。
 カイトに何かを感じ、1人だけ別の部屋で神託を受けさせた。


◎トラ
・性別:男
・年齢:48歳
・容姿
 髪:焦げ茶
 瞳:焦げ茶
 肌:かなり日焼け気味
 顔:眉毛が濃く、無精髭で顔が濃い
 身長:190㎝

 魔力槽用の集合住宅でリーダーをしている男性。
 筋肉もりもりで鉱山夫のようないでたち。
 しゃべり方に特徴があり、江戸弁っぽいしゃべり方をする。
 アーク領の魔力槽の中では最年長でフェクダの父親の代から魔力槽として生活している
 面倒見がいいが、年少組からは顔で怖がられている。


◎ネリネ
・性別:女
・年齢:3歳
・容姿
 髪:薄い紫
 瞳:紫
 肌:白人系
 顔:目尻が垂れていて可愛い系
 身長:90㎝

 集合住宅でカイトと同じ部屋になった少女。
 生まれた時から目が見えず瞼は閉じられたまま。
 ある村で生まれたが、村人達から疎まれた母によって別の場所に置き去りにされた。
 山小屋に住む老人に拾われるまでは名前も無く「ネリネ」はその老人のつけた名前。
 たらい回しにされつづけたため、良い思い出を持たない。
 周りから腫れ物扱いされることに苦しんでいたが、カイトのおかげで苦しみから解放された。
 現在カイトの後をついて行くことに安心感を覚える模様。


その他

◎セバスチャン
・性別:男
・年齢:65歳
・容姿
 髪:白髪
 瞳:灰色
 肌:白人系
 顔:優しそうな顔つき
 身長:182㎝

 アーク侯爵家に仕える執事。
 裏方仕事が主で全員のスケジュールを管理している。
 何でもそつなくこなす超人。
 一部のメイド達にモテている模様。
 息子が2人おり、フェクダの相談にのることが多い。


◎メイド長

 まだ名前未登場。
 結婚していて娘がいる。
 カメーリエの相談によくのる。


◎馬車で隣になった少女

 名前未登場。
 おしゃべり大好きで飽き性。


◎メイド達

 1部を除いてカイトを避けていた。


◎集合住宅の住人達

 気の良い人がほとんどだが、他人を寄せ付けない人も何人かいる。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います

騙道みりあ
ファンタジー
 魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。  その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。  仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。  なので、全員殺すことにした。  1話完結ですが、続編も考えています。

ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い

平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。 ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。 かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。

ああ、もういらないのね

志位斗 茂家波
ファンタジー
……ある国で起きた、婚約破棄。 それは重要性を理解していなかったがゆえに起きた悲劇の始まりでもあった。 だけど、もうその事を理解しても遅い…‥‥ たまにやりたくなる短編。興味があればぜひどうぞ。

【完結】そして、誰もいなくなった

杜野秋人
ファンタジー
「そなたは私の妻として、侯爵夫人として相応しくない!よって婚約を破棄する!」 愛する令嬢を傍らに声高にそう叫ぶ婚約者イグナシオに伯爵家令嬢セリアは誤解だと訴えるが、イグナシオは聞く耳を持たない。それどころか明らかに犯してもいない罪を挙げられ糾弾され、彼女は思わず彼に手を伸ばして取り縋ろうとした。 「触るな!」 だがその手をイグナシオは大きく振り払った。振り払われよろめいたセリアは、受け身も取れないまま仰向けに倒れ、頭を打って昏倒した。 「突き飛ばしたぞ」 「彼が手を上げた」 「誰か衛兵を呼べ!」 騒然となるパーティー会場。すぐさま会場警護の騎士たちに取り囲まれ、彼は「違うんだ、話を聞いてくれ!」と叫びながら愛人の令嬢とともに連行されていった。 そして倒れたセリアもすぐさま人が集められ運び出されていった。 そして誰もいなくなった。 彼女と彼と愛人と、果たして誰が悪かったのか。 これはとある悲しい、婚約破棄の物語である。 ◆小説家になろう様でも公開しています。話数の関係上あちらの方が進みが早いです。 3/27、なろう版完結。あちらは全8話です。 3/30、小説家になろうヒューマンドラマランキング日間1位になりました! 4/1、完結しました。全14話。

英雄一家は国を去る【一話完結】

青緑
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました

ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

敷かれたレールのその先

龍春
ファンタジー
■あらすじ■ 学園の卒業パーティーで、婚約者から婚約破棄を受けた。 誰も彼女の言葉を聞く者はおらず、彼女もまた、誰かに言葉を届けることを諦めていた。 そうして周囲の人間に悪として断罪された彼女は、やっと誰にも信じて貰えない孤独から解放されると悦んだ。 ■作品について■ 多分、きっと、よくある設定とかよくあるシチュとかn番煎じなアレだと思いますが、思いついたのを書き出しました。 完全に突発でプロット、何それ美味しいの? で書いてますので、山もオチもたぶんないです。 しっかり作り込んだらもうちょっと長く描けるかもですが、尻切れトンボだと感じても見逃せる方の閲覧を推奨しております。 タイトル思い浮かばなかったです、あらすじもまとめるの苦手で内容と相違してたらごめんなさい|||orz カテゴリーとタグに自信がないので間違っていたりしたらお手数ですが感想欄にてご指摘ください。直します。 思いついたら続きのような物等を書くかもですが、とりあえず完結表示 ----- ::2021.03.24:: 気の向くままに続きと言うより、主人公の記憶を辿っている回想を増やしました。 それに伴い、完結から連載中に変更になっています。 たぶん、もう少し気の向くままにあちこち書くかと思います。お付き合いいただけると幸い。 ■修正点■ 2021.03.24:1話としていたタイトルを変更しました。「1話」→「一つの婚約破棄」 2021.03.25:1話と2話で相違があったので直しました。  修正点「王太子殿下」→「第二王子殿下」/「国母」→「貴族」 ■予定■ 色々考えてきちんとした書き直しを予定しております。 こちらの投稿に追加するか、こちらを残し連載版として新規投稿するか、こちらを消して新規投稿するかは現在迷い中です。 投稿目途が立つまではこちらを完結表示で残しておきます。

結界師、パーティ追放されたら五秒でざまぁ

七辻ゆゆ
ファンタジー
「こっちは上を目指してんだよ! 遊びじゃねえんだ!」 「ってわけでな、おまえとはここでお別れだ。ついてくんなよ、邪魔だから」 「ま、まってくださ……!」 「誰が待つかよバーーーーーカ!」 「そっちは危な……っあ」

処理中です...