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第5話 炎の追憶
Chapter-26
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左文字家。
夕食時、それに、入浴時間の喧騒が過ぎた居間で、朱鷺光が、1人、ウィスキーの「響」を、ロックで傾けていた。
ミネラルウォーターや、市販の氷の類は用意していない。
左文字家は、元々、自家井戸だからだ。
だから、朱鷺光は、ピッチャーに井戸水、氷は家庭用クリスタルアイス製造機で凍らせたもので、ウィスキーを割って、愉しんでいた。
「あれ、朱鷺光さん」
シャワーを浴びて、ボディの汚れを落としてきたファイが、髪の毛をバスタオルで拭きながら、脱衣所から出てくると、そこで、ウィスキーを嗜んでいる朱鷺光に気付いた。
「なにか、おつまみ用意しましょうか?」
「そうだな、なんか、軽く頼む」
ファイの提案に、朱鷺光は、どこか苦笑するように言った。
ファイが台所へ行く。
朱鷺光は、その間も、ウィスキーのグラスを傾けていた。
「珍しいですね、朱鷺光さんが、1人で晩酌とか」
ファイはそう言いながら、台所から、チーズやクラッカーの盛り付けられた大皿を持って、出てきた。
朱鷺光は、自身はそれほど酒好きというわけでもない。
もちろん、以前書いたように、国産ブランドを嗜むこともあるが。
だが、大抵はあまり強くないワインを嗜んでいることが多い。
強めの日本酒や、ウィスキーは、だいたいザルの弘介が一緒のときで、朱鷺光が1人で晩酌する時に、飲んでいることは、稀だった。
「俺だってたまには酔いたいこともあるさ」
朱鷺光は、苦笑しながらそう言う。
「昔を思い出しながら、な」
朱鷺光の言葉を聞くと、朱鷺光が晩酌するために出した、キャスター付の折りたたみダイニングテーブルに、盛り皿を置いたファイの表情が、凍りついたようになった。
「お母さんの事、ですか」
「ああ」
ファイが問いかけると、朱鷺光はそう答えた。
そう言って、グラスを一気に煽った。
「朱鷺光さんは……いえ、我々は……オムリン姉さんですら、その時のことは、直接は知らないわけですが……」
ファイが、曇った表情で言う眼の前で、朱鷺光は、グラスにウィスキーを2フィンガー張ると、そこに氷を落とし、ピッチャーの水を注いだ。
「そりゃ、知ってたらおかしい。それがなかったら、お前らは生まれてないんだからな」
マドラーでグラスをかき混ぜながら、朱鷺光は、口元で微妙な笑みをつくったまま、そう言った。
──※─※─※──
「我々は21世紀の新世代を拓く、人工知能用コンピューターの開発に成功しました」
電子工学の博士であり、帝都理工科大学の研究員であった、左文字みのるが、その発表をしたのは、現代から二十数年前、朱鷺光がまだ10歳にもならない時期のことだった。
「従来のコンピューターに換算すると、何ビットぐらいになるのでしょうか」
記者会見の場。
あまり詳しくないだろう、週刊誌の記者が、そう質問してくる。
「このコンピューターには、従来のコンピューターに相当するビット幅という概念はないんです」
みのるは、苦笑しながら、そう説明した。
「従来のコンピューターはプログラム内蔵型と呼ばれ……メモリにプログラム、つまり命令を読み込み、それを実行することで成立していました。しかし、このコンピューターには、そもそもメモリという概念は存在しないのです」
「それは、どういう意味なのでしょうか?」
別の記者が質問してくる。
「従来のコンピューターでは、ハードウェア上に実装された命令の集合体……つまり、ソフトウェアという手順書に沿って、コンピューターはデータを処理していました。今回のこのモデルのコンピューターは、ソフトウェア実装に代えて、フローウェア実装……すなわち、プロセッサそのものがデータ処理に適したフローにマッチングすることで、これまで必要としたソフトウェアという手順書を不要にしたわけです」
「つまり、……どういうことなのでしょうか?」
みのるが説明するが、いまいち要領を得ない、という感じで、記者は訊き返す。
「例えば、ここに、ボールペンがあります。これを手にとって、紙の上に○を描く、とします。従来のコンピューターは、ソフトウェア、つまり手順書に、まず、ボールペンとはなんなのか、紙とはなんなのか、○とはなんなのか、を定義します。次に、ボールペンを握れ、という命令を出します。この時、どのように握るべきなのか、ということまで細かく指示しなければなりません。そして次に、ボールペンを握った腕を紙の上に持って行け、という命令を出します。これも、どのように持っていくべきなのか、どの位置で待機するのか、全て命令で指示しなければなりません。そこまでしてようやく、◯を描く準備ができるわけですが、では、その◯を描くために、ボールペンをどう動かせば良いのか、それも、全て命令しなければならないわけです」
「つまり、今回開発されたコンピューターというのは、指示がなくても、それらができてしまう、というわけですか」
「いいえ、厳密には、その点では、同じです」
記者の言葉に、みのるが苦笑しながら答えた。
記者達の方から、どよめきが起こる。
「しかし、今までのコンピューターは、ここに◯ではなく、△を描け、と言われた場合、その△を描けるよう、別のソフトウェア、つまり手順書を必要としました」
「と、いうことは、このコンピューターは、それがなくても、それができる、ということですか」
「はい。もちろん、最初に、△とはなんなのか、という事を覚えさせておかなければなりません。しかし、◯ではなく△を描け、と言われた場合、外部でソフトウェアを用意することなく、自己のフローウェアの変更……並列に実装された再構成可能コンピューティング素子が、それを自ら構築することが可能なわけです」
みのるが説明すると、再び、記者達の中からどよめきが起こった。
「と、言う事は、◯や△ではなく、□を描け、と言われだ場合も、自動的にそれを認識することが可能だということですか?」
「はい。もちろん、□というものがなんなのかは、予め教えておかなければなりませんが、□を書く手順そのものを命令書として用意しなければならなかった従来のコンピューターに比べると、遥かに柔軟に対応することが可能です」
おおっ、と、記者達の中から声が出てきた。
「フローウェア実装のプロセッサの集合体……それにより、従来のコンピューターとは異なり、自己で最適なフローの構築が可能なわけです。そのため、データをストレージしておく記憶素子自体は必要ですが……従来メモリと称した、手順書を格納しておくスペースは不要になるわけです。コンピューター自体が手順を学習していくことが可能なわけです」
「なるほど、それで、人工知能に特化したコンピューターとなるわけですね」
「その通りです」
記者の問いかけに、みのるは即答した。
「メモリに人間がソフトウェアを書き込むのではなく、プロセッサそのものが手順を記憶していく……それを繰り返していくことで、従来のコンピューターでは不可能だった、柔軟で高度な人工知能の再現が可能になるのです」
数日後、週刊誌は専門誌から一般誌に至るまで、この功績を称える記事を書き出した。
『人工知能による新世紀産業革命』
『人類の悲願、人工知能の可能性』
『人工知能が少子化を解決する日』
『人工知能の驚異──MAaMモデルが「スカイネット」となる日』
さて、その頃、左文字朱鷺光少年はと言えば。
「やれやれ、みのるさんも忙しいのは解るんじゃがの、多少は朱鷺光のことも考えてやってほしいもんじゃが」
光之進が、テレビに流れるみのるの何度目かの記者会見の様子を見ながら、ぼやくようにそう言った。
「しょうがないよ、お母さんの技術が、そのまま人類や、その、日本の未来に直結しているんだから」
朱鷺光は、そう言いながら、幾分型遅れになり始めていたPowerMacG4 450 Dualのキーボードを叩いていた。
大人顔負けの滑らかなキーボード操作の中で、表示が踊る。
Hello!!
My Name is [COMMASTER] Ver1.0
Do you have any questions for me? _
夕食時、それに、入浴時間の喧騒が過ぎた居間で、朱鷺光が、1人、ウィスキーの「響」を、ロックで傾けていた。
ミネラルウォーターや、市販の氷の類は用意していない。
左文字家は、元々、自家井戸だからだ。
だから、朱鷺光は、ピッチャーに井戸水、氷は家庭用クリスタルアイス製造機で凍らせたもので、ウィスキーを割って、愉しんでいた。
「あれ、朱鷺光さん」
シャワーを浴びて、ボディの汚れを落としてきたファイが、髪の毛をバスタオルで拭きながら、脱衣所から出てくると、そこで、ウィスキーを嗜んでいる朱鷺光に気付いた。
「なにか、おつまみ用意しましょうか?」
「そうだな、なんか、軽く頼む」
ファイの提案に、朱鷺光は、どこか苦笑するように言った。
ファイが台所へ行く。
朱鷺光は、その間も、ウィスキーのグラスを傾けていた。
「珍しいですね、朱鷺光さんが、1人で晩酌とか」
ファイはそう言いながら、台所から、チーズやクラッカーの盛り付けられた大皿を持って、出てきた。
朱鷺光は、自身はそれほど酒好きというわけでもない。
もちろん、以前書いたように、国産ブランドを嗜むこともあるが。
だが、大抵はあまり強くないワインを嗜んでいることが多い。
強めの日本酒や、ウィスキーは、だいたいザルの弘介が一緒のときで、朱鷺光が1人で晩酌する時に、飲んでいることは、稀だった。
「俺だってたまには酔いたいこともあるさ」
朱鷺光は、苦笑しながらそう言う。
「昔を思い出しながら、な」
朱鷺光の言葉を聞くと、朱鷺光が晩酌するために出した、キャスター付の折りたたみダイニングテーブルに、盛り皿を置いたファイの表情が、凍りついたようになった。
「お母さんの事、ですか」
「ああ」
ファイが問いかけると、朱鷺光はそう答えた。
そう言って、グラスを一気に煽った。
「朱鷺光さんは……いえ、我々は……オムリン姉さんですら、その時のことは、直接は知らないわけですが……」
ファイが、曇った表情で言う眼の前で、朱鷺光は、グラスにウィスキーを2フィンガー張ると、そこに氷を落とし、ピッチャーの水を注いだ。
「そりゃ、知ってたらおかしい。それがなかったら、お前らは生まれてないんだからな」
マドラーでグラスをかき混ぜながら、朱鷺光は、口元で微妙な笑みをつくったまま、そう言った。
──※─※─※──
「我々は21世紀の新世代を拓く、人工知能用コンピューターの開発に成功しました」
電子工学の博士であり、帝都理工科大学の研究員であった、左文字みのるが、その発表をしたのは、現代から二十数年前、朱鷺光がまだ10歳にもならない時期のことだった。
「従来のコンピューターに換算すると、何ビットぐらいになるのでしょうか」
記者会見の場。
あまり詳しくないだろう、週刊誌の記者が、そう質問してくる。
「このコンピューターには、従来のコンピューターに相当するビット幅という概念はないんです」
みのるは、苦笑しながら、そう説明した。
「従来のコンピューターはプログラム内蔵型と呼ばれ……メモリにプログラム、つまり命令を読み込み、それを実行することで成立していました。しかし、このコンピューターには、そもそもメモリという概念は存在しないのです」
「それは、どういう意味なのでしょうか?」
別の記者が質問してくる。
「従来のコンピューターでは、ハードウェア上に実装された命令の集合体……つまり、ソフトウェアという手順書に沿って、コンピューターはデータを処理していました。今回のこのモデルのコンピューターは、ソフトウェア実装に代えて、フローウェア実装……すなわち、プロセッサそのものがデータ処理に適したフローにマッチングすることで、これまで必要としたソフトウェアという手順書を不要にしたわけです」
「つまり、……どういうことなのでしょうか?」
みのるが説明するが、いまいち要領を得ない、という感じで、記者は訊き返す。
「例えば、ここに、ボールペンがあります。これを手にとって、紙の上に○を描く、とします。従来のコンピューターは、ソフトウェア、つまり手順書に、まず、ボールペンとはなんなのか、紙とはなんなのか、○とはなんなのか、を定義します。次に、ボールペンを握れ、という命令を出します。この時、どのように握るべきなのか、ということまで細かく指示しなければなりません。そして次に、ボールペンを握った腕を紙の上に持って行け、という命令を出します。これも、どのように持っていくべきなのか、どの位置で待機するのか、全て命令で指示しなければなりません。そこまでしてようやく、◯を描く準備ができるわけですが、では、その◯を描くために、ボールペンをどう動かせば良いのか、それも、全て命令しなければならないわけです」
「つまり、今回開発されたコンピューターというのは、指示がなくても、それらができてしまう、というわけですか」
「いいえ、厳密には、その点では、同じです」
記者の言葉に、みのるが苦笑しながら答えた。
記者達の方から、どよめきが起こる。
「しかし、今までのコンピューターは、ここに◯ではなく、△を描け、と言われた場合、その△を描けるよう、別のソフトウェア、つまり手順書を必要としました」
「と、いうことは、このコンピューターは、それがなくても、それができる、ということですか」
「はい。もちろん、最初に、△とはなんなのか、という事を覚えさせておかなければなりません。しかし、◯ではなく△を描け、と言われた場合、外部でソフトウェアを用意することなく、自己のフローウェアの変更……並列に実装された再構成可能コンピューティング素子が、それを自ら構築することが可能なわけです」
みのるが説明すると、再び、記者達の中からどよめきが起こった。
「と、言う事は、◯や△ではなく、□を描け、と言われだ場合も、自動的にそれを認識することが可能だということですか?」
「はい。もちろん、□というものがなんなのかは、予め教えておかなければなりませんが、□を書く手順そのものを命令書として用意しなければならなかった従来のコンピューターに比べると、遥かに柔軟に対応することが可能です」
おおっ、と、記者達の中から声が出てきた。
「フローウェア実装のプロセッサの集合体……それにより、従来のコンピューターとは異なり、自己で最適なフローの構築が可能なわけです。そのため、データをストレージしておく記憶素子自体は必要ですが……従来メモリと称した、手順書を格納しておくスペースは不要になるわけです。コンピューター自体が手順を学習していくことが可能なわけです」
「なるほど、それで、人工知能に特化したコンピューターとなるわけですね」
「その通りです」
記者の問いかけに、みのるは即答した。
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数日後、週刊誌は専門誌から一般誌に至るまで、この功績を称える記事を書き出した。
『人工知能による新世紀産業革命』
『人類の悲願、人工知能の可能性』
『人工知能が少子化を解決する日』
『人工知能の驚異──MAaMモデルが「スカイネット」となる日』
さて、その頃、左文字朱鷺光少年はと言えば。
「やれやれ、みのるさんも忙しいのは解るんじゃがの、多少は朱鷺光のことも考えてやってほしいもんじゃが」
光之進が、テレビに流れるみのるの何度目かの記者会見の様子を見ながら、ぼやくようにそう言った。
「しょうがないよ、お母さんの技術が、そのまま人類や、その、日本の未来に直結しているんだから」
朱鷺光は、そう言いながら、幾分型遅れになり始めていたPowerMacG4 450 Dualのキーボードを叩いていた。
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