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第23話 領地での夏を過ごす。
Chapter-37
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「これでよし、と」
私は、アイリスのタートルネックの水着から出ている肩口やお尻のあたりに、リリー様が用意してくれた、日差し対策の軟膏を塗って、その背中をぽん、と叩いた。
アルヴィン様とエミ様がアイリスに用意してくれた水着は、他のご婦人の皆様のそれとは異なり、タートルネックのワンピースで、なおかつ背中も布地で覆われている。
この理由がお2人の配慮である事はわかる。アイリスの身体、胴の部分には父や兄に虐待されていた時の傷痕がある。それを隠せるようにと作ってくれたのだろう。
「さ、アイリスも少し遊んできたら良い」
「で、ですがアイザック様」
アルヴィン・バックエショフ領の総務担当奉行として、陪臣の地位を得た私、アイザック・モーリス・ドーンに、アイリスは戸惑ったような表情を向けてくる。
「大丈夫だよ、アルヴィン様に頼まれているものは私1人で用意できるからね」
私は、笑ってアイリスに言った。
「アイリスー! 一緒に遊びましょうよー」
キャロル様が、そう言ってアイリスに声をかけてくる。
「あ、あの、私……」
アイリスは、やはり戸惑った様子で、波打ち際の方から呼んでくるキャロル様の声に、答えをつまらせてしまう。
「行ってきなさい」
「あ、は、はい」
私が促すと、アイリスは少し慌てたような様子で、
「は、はい、今行きますー!」
と、キャロル様に答え、そちらの方に走っていった。
「健康的だねぇ」
いつの間にか私の近くに来ていたアルヴィン様が、波打ち際でパチャパチャと水をかけあって遊んでいる女性達を眺めるようにしながら、穏やかそうな笑顔を浮かべていた。
「アルヴィン様、なぜこちらに」
「いや、ちょっとキャロに沈められてきたとこ」
「は?」
そう言われてみると、アルヴィン様は頭から波をかぶったようにずぶ濡れになっていた。
「まぁ、なんか女の子同士で楽しそうだし、かと言ってあっちにちょっかいかけるのも馬に蹴られそうだし」
そう言って、アルヴィン様は背中越しに、親指で別の方を指す。
そちらに視線をやると、キャロッサ卿とその公婿ジャック様が、やはり波打ち際でじゃれ合っている。
「言わんとする所はわかりますが、馬に蹴られる、というのはどういうことです?」
「ん?」
アルヴィン様は、一瞬、キョトン、としてから、はっと気がついたようにして、言う。
「ああそうか、この言い回しは、現世ではしないのか」
「は、はぁ……」
アルヴィン様は、領主として、少なくとも悪くない方だと思うのだが、たまに、わけのわからないことを言う。
いや、キャロル様を始めとする夫人の皆様や、キャロッサ卿、元学友でもあるジャック様との間では、通じる話題のようだが、私が想像できないようなやり取りをたまにしている。
「いや、この際、アイザックには言っておいた方が、話が通りやすいかな」
少し考えるようにして、アルヴィン様はそう言われた。
「何の話です?」
「俺の、転生の話」
「は?」
ずばり言ってきたアルヴィン様の言葉に、一瞬キョトン、としてしまった私だが、アルヴィン様の話を聞いて、とりあえずそれを全面的に納得しないまでも、今まで目の前で行われてきた不思議なやりとりが理解できるような気になってきた。
「ひょっとして、アイリスの件も、その前世の記憶となにか関係が?」
「あるとは言っとく。ただ、それを説明すると、ややこしいことになるし、このあたりの周りは、他の人間にも説明していないんだ。ちょっと、言葉では説明しにくくてね」
バーベキューコンロを組み立てる私の隣で、アルヴィン様は砂浜に腰掛けながら、苦笑しつつそう言った。
「セオはご存知なのですか?」
私は、私の元同僚であり、現在も農林水産監理奉行として共にアルヴィン様に仕える身である、血統上はアルヴィン様の兄となるセオが、この話を知っているのか、訊ねてみた。
「いや、セオ兄にはまだ説明してない。ただ、アイザックはこの先、重要な役回りをすることになると思ったから、説明しておいたほうが良いと思った」
「重要な役回り、ですか、自分が」
私は少し怪訝に思った。アルヴィン・バックエショフ子爵家開闢以来の家臣格という意味では、実兄であるセオを重用することはあっても、逆に、アイリスの件以前はさして関わりのなかった私の方へとは、あまり考えられなかったからだ。
「そう、まぁ、今はちょっと説明しづらいんだが、その時が来たら、わかることになる……うん、今はこうとしか言えないな、すまない」
「いえ、アルヴィン様に信頼を頂いた上での話なのは理解できます。その時が来たら、お任せください」
愚直に仕えるだけが家臣の能ではないが、今深く詮索しても仕方のないことだというのはなんとなく解った。
「それで、アイリスとは関係、どうなの?」
「はぁ……」
この人は唐突に話題を変えてくることがよくある。今もそうだった。
いや、ひょっとしたら。
「先程までの話と、何か、関係が?」
「あるとは言っとく。それ以上は、まだちょっと説明できない。悪いな、こんなんばっかりで」
私が訊ねると、アルヴィン様は苦笑してそう言われた。
「いえ。そんな事はありませんが……そうですね、正直、どう接していいかわからなくなるときがあります」
「ん? でも、さっきは姉弟子の軟膏、仲良さそうに塗り合っていたように見えたけど」
私がそう言うと、アルヴィン様はおやっ、という感じで訊き返してくる。
「あれかな、兄として接したら良いのか、男として接したら良いのか、わからなくなってきた?」
アルヴィン様が、苦笑しながら訊いてくる。
アイリス──アイリス・シャーロテスは、もう私の実家、アイリスを奴隷として扱っていたドーン家とは関係のない人間だ。後見人はリリー・シャーロット・キャロッサ準男爵。
今のアイリスにとって、家族といえばキャロッサ卿とジャック様、ということになるのだと思う。
私とは実際には兄弟だが、公式にはそれを示すものは一切存在しない。
だからアルヴィン様は、その事を言っているのだろうと思った。
「情けない話ですが、それ以前の話ですよ」
「それ以前?」
私が自嘲するように言うと、アルヴィン様が意外そうに訊き返してくる。
「あの子を助けてやりたいと思っていながら、結局自分は、ドーン家の家名まで貶めるだけの覚悟はなかった。結局、アルヴィン様やリリー様に、助けていただいたかたちです」
「別に気に病むことないと思うけどなぁ」
私が言うと、アルヴィン様はそう言って、笑い飛ばすような苦笑になった。
「俺や姉弟子が介入できたのは、アイザックがアイリスを俺達のところに連れてきてくれたからだろ? それさえ封じられてたら、今もあの子は、ドーン家で奴隷のままだったかもしれない」
「…………それは、そうかも知れませんが」
「あるいは、アイザックはそうやって心の防壁を作っているのかな」
「心の防壁、ですか」
アルヴィン様の意外な言い回しに、私は思わず鸚鵡返しにしてしまう。
「そう。実際、女性としてアイリスを見るべきなのかあくまで妹としての一線で留まるのか、その判断ができないから、その前に言い訳をつくるための防壁」
「それは……あるかもしれません」
私はそう言いつつ、バーベキューコンロを組み上げて、その中に木炭を転がします。
そこで、厄介な木炭の火起こしが必要なのですが……
「アイザック、ちょっと離れてて」
「は?」
私が、訊き返してしまうようにしつつ、少しバーベキューコンロから離れると、アルヴィン様が、魔法発動体の腕輪をつけた右手で指を鳴らす。
すると、ボッ、という音がして、バーベキューコンロを覗き込んでみると、木炭が一部紅い光を放ちながら、熱を発していた。
「これは、すみません」
「良いって、大した手間じゃないし、これぐらい」
アルヴィン様は、そう言って笑った後、
「どう接するのかはアイザックの自由……でもないな。アイリスは確かにアイザックに懐いてる。彼女をどうすれば今までの不幸から解き放ってあげることができるのか……アイザックには、それを考えてほしいと思う」
と、言われた。
「自信が、無いですね」
「いや、別に堅苦しく考えることはないさ。バックアップには、俺も姉弟子も居るんだから。ただ、……うーんそうだな、こういう場合、後悔しない選択肢ってのは難しいよな」
私が、我ながら、少し情けない声を出すと、アルヴィン様は、そう言われた。
「ま、多分そのうちなるようになるさ。なーに、俺だって偉そうなこと言えた義理じゃない、ここに来るまではキャロやエミやミーラに、結構背中押してもらってるんだ、別に男の方が全部背負う必要なんてない」
そこまで言って、アルヴィン様は、表情全体は明るいまま、口元を引き締める。
「ただ、彼女の信頼だけは裏切るな。俺から言えるのは、それぐらいかな」
「承知いたしました」
私は、アルヴィン様に略式の敬礼をしてそう言った後、バーベキューコンロに網を張り、下ごしらえした状態で、アルヴィン様とキャロッサ卿がつくられた氷で保存されている具材を、その網の上に乗せていく。
「おーい、みんなー、そろそろ昼飯にするぞー」
アルヴィン様は、手を降って、皆様に、そう呼びかけていた。
私は、アイリスのタートルネックの水着から出ている肩口やお尻のあたりに、リリー様が用意してくれた、日差し対策の軟膏を塗って、その背中をぽん、と叩いた。
アルヴィン様とエミ様がアイリスに用意してくれた水着は、他のご婦人の皆様のそれとは異なり、タートルネックのワンピースで、なおかつ背中も布地で覆われている。
この理由がお2人の配慮である事はわかる。アイリスの身体、胴の部分には父や兄に虐待されていた時の傷痕がある。それを隠せるようにと作ってくれたのだろう。
「さ、アイリスも少し遊んできたら良い」
「で、ですがアイザック様」
アルヴィン・バックエショフ領の総務担当奉行として、陪臣の地位を得た私、アイザック・モーリス・ドーンに、アイリスは戸惑ったような表情を向けてくる。
「大丈夫だよ、アルヴィン様に頼まれているものは私1人で用意できるからね」
私は、笑ってアイリスに言った。
「アイリスー! 一緒に遊びましょうよー」
キャロル様が、そう言ってアイリスに声をかけてくる。
「あ、あの、私……」
アイリスは、やはり戸惑った様子で、波打ち際の方から呼んでくるキャロル様の声に、答えをつまらせてしまう。
「行ってきなさい」
「あ、は、はい」
私が促すと、アイリスは少し慌てたような様子で、
「は、はい、今行きますー!」
と、キャロル様に答え、そちらの方に走っていった。
「健康的だねぇ」
いつの間にか私の近くに来ていたアルヴィン様が、波打ち際でパチャパチャと水をかけあって遊んでいる女性達を眺めるようにしながら、穏やかそうな笑顔を浮かべていた。
「アルヴィン様、なぜこちらに」
「いや、ちょっとキャロに沈められてきたとこ」
「は?」
そう言われてみると、アルヴィン様は頭から波をかぶったようにずぶ濡れになっていた。
「まぁ、なんか女の子同士で楽しそうだし、かと言ってあっちにちょっかいかけるのも馬に蹴られそうだし」
そう言って、アルヴィン様は背中越しに、親指で別の方を指す。
そちらに視線をやると、キャロッサ卿とその公婿ジャック様が、やはり波打ち際でじゃれ合っている。
「言わんとする所はわかりますが、馬に蹴られる、というのはどういうことです?」
「ん?」
アルヴィン様は、一瞬、キョトン、としてから、はっと気がついたようにして、言う。
「ああそうか、この言い回しは、現世ではしないのか」
「は、はぁ……」
アルヴィン様は、領主として、少なくとも悪くない方だと思うのだが、たまに、わけのわからないことを言う。
いや、キャロル様を始めとする夫人の皆様や、キャロッサ卿、元学友でもあるジャック様との間では、通じる話題のようだが、私が想像できないようなやり取りをたまにしている。
「いや、この際、アイザックには言っておいた方が、話が通りやすいかな」
少し考えるようにして、アルヴィン様はそう言われた。
「何の話です?」
「俺の、転生の話」
「は?」
ずばり言ってきたアルヴィン様の言葉に、一瞬キョトン、としてしまった私だが、アルヴィン様の話を聞いて、とりあえずそれを全面的に納得しないまでも、今まで目の前で行われてきた不思議なやりとりが理解できるような気になってきた。
「ひょっとして、アイリスの件も、その前世の記憶となにか関係が?」
「あるとは言っとく。ただ、それを説明すると、ややこしいことになるし、このあたりの周りは、他の人間にも説明していないんだ。ちょっと、言葉では説明しにくくてね」
バーベキューコンロを組み立てる私の隣で、アルヴィン様は砂浜に腰掛けながら、苦笑しつつそう言った。
「セオはご存知なのですか?」
私は、私の元同僚であり、現在も農林水産監理奉行として共にアルヴィン様に仕える身である、血統上はアルヴィン様の兄となるセオが、この話を知っているのか、訊ねてみた。
「いや、セオ兄にはまだ説明してない。ただ、アイザックはこの先、重要な役回りをすることになると思ったから、説明しておいたほうが良いと思った」
「重要な役回り、ですか、自分が」
私は少し怪訝に思った。アルヴィン・バックエショフ子爵家開闢以来の家臣格という意味では、実兄であるセオを重用することはあっても、逆に、アイリスの件以前はさして関わりのなかった私の方へとは、あまり考えられなかったからだ。
「そう、まぁ、今はちょっと説明しづらいんだが、その時が来たら、わかることになる……うん、今はこうとしか言えないな、すまない」
「いえ、アルヴィン様に信頼を頂いた上での話なのは理解できます。その時が来たら、お任せください」
愚直に仕えるだけが家臣の能ではないが、今深く詮索しても仕方のないことだというのはなんとなく解った。
「それで、アイリスとは関係、どうなの?」
「はぁ……」
この人は唐突に話題を変えてくることがよくある。今もそうだった。
いや、ひょっとしたら。
「先程までの話と、何か、関係が?」
「あるとは言っとく。それ以上は、まだちょっと説明できない。悪いな、こんなんばっかりで」
私が訊ねると、アルヴィン様は苦笑してそう言われた。
「いえ。そんな事はありませんが……そうですね、正直、どう接していいかわからなくなるときがあります」
「ん? でも、さっきは姉弟子の軟膏、仲良さそうに塗り合っていたように見えたけど」
私がそう言うと、アルヴィン様はおやっ、という感じで訊き返してくる。
「あれかな、兄として接したら良いのか、男として接したら良いのか、わからなくなってきた?」
アルヴィン様が、苦笑しながら訊いてくる。
アイリス──アイリス・シャーロテスは、もう私の実家、アイリスを奴隷として扱っていたドーン家とは関係のない人間だ。後見人はリリー・シャーロット・キャロッサ準男爵。
今のアイリスにとって、家族といえばキャロッサ卿とジャック様、ということになるのだと思う。
私とは実際には兄弟だが、公式にはそれを示すものは一切存在しない。
だからアルヴィン様は、その事を言っているのだろうと思った。
「情けない話ですが、それ以前の話ですよ」
「それ以前?」
私が自嘲するように言うと、アルヴィン様が意外そうに訊き返してくる。
「あの子を助けてやりたいと思っていながら、結局自分は、ドーン家の家名まで貶めるだけの覚悟はなかった。結局、アルヴィン様やリリー様に、助けていただいたかたちです」
「別に気に病むことないと思うけどなぁ」
私が言うと、アルヴィン様はそう言って、笑い飛ばすような苦笑になった。
「俺や姉弟子が介入できたのは、アイザックがアイリスを俺達のところに連れてきてくれたからだろ? それさえ封じられてたら、今もあの子は、ドーン家で奴隷のままだったかもしれない」
「…………それは、そうかも知れませんが」
「あるいは、アイザックはそうやって心の防壁を作っているのかな」
「心の防壁、ですか」
アルヴィン様の意外な言い回しに、私は思わず鸚鵡返しにしてしまう。
「そう。実際、女性としてアイリスを見るべきなのかあくまで妹としての一線で留まるのか、その判断ができないから、その前に言い訳をつくるための防壁」
「それは……あるかもしれません」
私はそう言いつつ、バーベキューコンロを組み上げて、その中に木炭を転がします。
そこで、厄介な木炭の火起こしが必要なのですが……
「アイザック、ちょっと離れてて」
「は?」
私が、訊き返してしまうようにしつつ、少しバーベキューコンロから離れると、アルヴィン様が、魔法発動体の腕輪をつけた右手で指を鳴らす。
すると、ボッ、という音がして、バーベキューコンロを覗き込んでみると、木炭が一部紅い光を放ちながら、熱を発していた。
「これは、すみません」
「良いって、大した手間じゃないし、これぐらい」
アルヴィン様は、そう言って笑った後、
「どう接するのかはアイザックの自由……でもないな。アイリスは確かにアイザックに懐いてる。彼女をどうすれば今までの不幸から解き放ってあげることができるのか……アイザックには、それを考えてほしいと思う」
と、言われた。
「自信が、無いですね」
「いや、別に堅苦しく考えることはないさ。バックアップには、俺も姉弟子も居るんだから。ただ、……うーんそうだな、こういう場合、後悔しない選択肢ってのは難しいよな」
私が、我ながら、少し情けない声を出すと、アルヴィン様は、そう言われた。
「ま、多分そのうちなるようになるさ。なーに、俺だって偉そうなこと言えた義理じゃない、ここに来るまではキャロやエミやミーラに、結構背中押してもらってるんだ、別に男の方が全部背負う必要なんてない」
そこまで言って、アルヴィン様は、表情全体は明るいまま、口元を引き締める。
「ただ、彼女の信頼だけは裏切るな。俺から言えるのは、それぐらいかな」
「承知いたしました」
私は、アルヴィン様に略式の敬礼をしてそう言った後、バーベキューコンロに網を張り、下ごしらえした状態で、アルヴィン様とキャロッサ卿がつくられた氷で保存されている具材を、その網の上に乗せていく。
「おーい、みんなー、そろそろ昼飯にするぞー」
アルヴィン様は、手を降って、皆様に、そう呼びかけていた。
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