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第10話 恋の鞘当てで苦労することになる。
Chapter-35
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「ジャック」
俺、ジャック・ヒル・スチャーズは、特別な用事が予定されているわけでもないのに、女性に声をかけられた。
女性の方から、コロコロと鈴を鳴らすような声で、声をかけられるなんて、はっきり言って、マトモに異性を意識するようになってからは、初めての体験だと思う。
そして、その声の主は……
「リリーさん……」
アルヴィンの姉弟子、リリー・シャーロット・キャロッサ騎士爵。
まぁ、本人も言ってるし、俺達のパーティーメンバーは、仰々しい呼び方ではなく、親しみを込めて、リリーさん、と呼んでいるけど。
「アルヴィンから聞いたよ」
「え、なんの事です?」
実際、この時点では、俺はどの話のことか、断定しきれなくて、少しぎこちなくなりつつも、訊き返した。
「私に興味があるって……その」
リリーさんは、笑顔でそう言ったものの、そこで、少し恥ずかしそうに、少し顔を傾けて、頬を掻く。
「女性として……だね」
ドッキーン。
その、恥じらう感じ、可愛い。
「や、やっぱり可愛いですよ、リリーさん」
「そ、そうか?」
「あ……」
リリーさんに返事をされて、俺は、思わず声に出してしまっていたことに気がついた。思わず、固まってしまう。
「別に、固くならなくなんか良いって、私なんだし」
リリーさんは、理由になってるんだかなってないんだか、そんな感じで、くすぐったそうに苦笑しながら、言ってきた。
いやホント、その笑顔がホント可愛い。
「いや……リリーさん、可愛いですよ。最初の頃は、アルヴィンの姉弟子だからって、そんな感じで見てましたけど、こうして見ると、やっぱり可愛いです」
いや……俺の方も、改めてリリーさんをそう言う目で見てしまって、そのコロコロしたような笑顔が、本当に可愛く見える。
「ただ……アルヴィンも話しただろうけど、私の実際の年齢が、実際には君達の親でもおかしくない歳だっていうのは、解ってくれているよね?」
「はい……まぁ……リリーさんの実際のその年齢の姿を見たわけじゃないですけど……」
リリーさんの言葉に、俺がそう答えると、リリーさんはくすくすと苦笑した。
「私も、老いた姿を誰かに見せたいとは、今のところは思ってないよ」
そう、悪戯っぽく言ってくる。
「逆に、ちょっと、幼すぎるって感じは、しないかい?」
「それは、多少は……でも、それもひっくるめて、リリーさんはその……魅力的だと思います」
可愛いと思う、って言おうとしたけど、それだと容姿が幼いって部分だけが強調されてしまうから、途中で言い直した。
「ふふっ、なるほどね、アルヴィンと今までうまくやってきたわけだ」
リリーさんは、悪戯っぽく苦笑して、そう言った。
「まぁ、欲を言えば、わざわざアルヴィンを通さずに、直接、私に声をかけてほしかったけどね」
「あ……いや、まぁ、それは、アルヴィンと俺の間でもちょっと、色々あったっていうか」
ズバリ、言われてしまい、俺は、少し、格好が悪い気がして、視線をそらしてしまう。
「いや、でも、いいよ。そこまで私のことが気になるんだったら、交際、してみようじゃないか」
「え!」
リリーさんの言葉に、俺は、前のめりになる感じで、訊き返してしまっていた。
「実際に付き合ってみて、解ることだってあるし。男女の関係になってみるのも、悪くないだろ?」
「リリーさんが……いいって言ってくれるんなら……俺は、是非に」
なんか、心が胸の中で踊ってしまって、少しつっかえつっかえになりながら、俺はそう答えた。
「あ、でも……もうひとつ、確認しておくことがあるけど、ちょっと、いいかい?」
「はい? なんですか?」
どこか恥じらうように、顔を赤くしてもじもじとしながら、リリーさんは言う。
その仕種も反則級に可愛いです。
「私、その、処女じゃないけど、それは、大丈夫かな?」
「全く問題ないです」
俺は即答していた。
つうか、聞かされて、むしろ興奮してきたよ。だって、年上の女性が、恥じらいながらそんな事を言ってくるんだぜ? 反則もいいところだ。
「そっか、そこまでか、じゃあ、しょうがないな」
照れ隠しをする感じで、リリーさんは、笑いながら、言う。
「それじゃあ、改めてよろしく、かな?」
「はい、よろしくお願いします!」
俺は、リリーさんが差し出した手を、両手で握り返していた。
その手も小さくて、柔らかくて、リリーさんの可愛らしさを演出していた。
──※─※─※──
「と、言うわけで、ジャックと付き合ってみることにしたよ」
俺、マイケル・アルヴィンが天火オーブンで焼いた、試作の焼き菓子を、試食がてらに食べながら、姉弟子は言う。
高価な砂糖じゃなくて、手に入りやすい水飴を甘味料に使ってみたものなんだけど、なん度か、試行錯誤して、うまく出来て来たような感じがする。
「いいんですか?」
「ああ、彼もいい人間っぽいしね、ソデにする理由はないから」
俺が問い返すと、姉弟子は少し苦笑交じりに笑いながら、そう言った。
「それに、ジャックの年頃の恋なんて、一過性みたいなところもあるだろう?」
「はぁ…………」
「アルヴィンは、妙に達観したところがあるから、そうじゃないのかもしれないけどね」
まぁ、少年の初恋は麻疹みたいなもの、とはよく言うけれど……
「彼が、この先の人生の糧にしてくれるなら、私は、それでも充分だよ」
用意していた紅茶をひとすすりしてから、姉弟子は、苦笑しつつ、そう答えた。
「一過性ですまなかったら、どうするんです?」
俺は、少し苦い顔で、姉弟子に問いただした。
「その時はその時さ。私だって一応は騎士爵だし、年上の甲斐性だってあるつもりだよ。彼を婿にでも迎えて、ちゃんと面倒見るよ」
ふーん、良かったなぁ、ジャック…………
にしても、姉弟子?
「姉弟子、ひょっとして姉弟子自身も、ちょっとノリノリだったりします?」
俺は、そう問いかけた。
「多少はね、この前も言ったけど、私にだって下心がないわけじゃないんだよ。ジャックみたいな若い子に、可愛い、可愛いって言われたら、もちろん、気分も良くなるよ」
ティーカップを片手に、そう言って、姉弟子が俺に見せてきた苦笑交じりの表情は……
どう見ても、恋する思春期の女の子です、本当にありがとうございました。
「それより問題なのは、お前さんだよ」
姉弟子は、話題を切り替えるように、急に真顔になって、言ってきた。
「俺……ですか」
「ああ、正妻候補が3人もいるんだろ、ちゃんと、誰を正妻にして、他の娘はどうするのか、決めないと」
え、あ、うーん……
もう少し、ミーラとも付き合ってみてから、って、考えていたんだけど。
「もう少し、3人のことをよく知ってから、決めたかったんですが」
「気持ちはわかるが、お前はもう準男爵なんだ。それも、領地持ちのな」
俺が、苦い顔になってしまいながらも素直に言うと、姉弟子は、真面目な顔のままで、そう言ってきた。
「もしお前が不慮の事故で死んだとか言うなら、領地は返上されるだけだろうが、そうでもないと、お家騒動を起こしてしまうぞ」
うーん……確かに、それはあるんだよね。
準男爵を賜った以上、俺の嫡子は俺の後継者なわけで。
法衣貴族だったら、まだいいんだが、領地持ちだと、内紛なんか起こしてしまったら、それで苦しむのは、領民だからな。
「せっついて悪いとは思うが、領地が決まるまでに、決めないとならないぞ」
姉弟子が、俺に決断を迫るように、言ってきた。
ミーラ、猫っぽいツリ目にくりくりの瞳、ショートカット、気が強くて実際腕もそこそこ強い。正直、俺のど真ん中のストライク。
キャロ。時折高飛車に振る舞うところも、あるいはニコニコと明るい笑顔を見せてくれるところも、可愛い。それに、俺のことを誰より信用してくれている。
エミ、寡黙で、言葉数は少ないけれど、的確なことを言ってくれる。精神的にも、フィジカル的にも、頼りになる。そばにいてくれると、安心する。
誰を────誰を、選べばいいって、言うんだ…………?
俺、ジャック・ヒル・スチャーズは、特別な用事が予定されているわけでもないのに、女性に声をかけられた。
女性の方から、コロコロと鈴を鳴らすような声で、声をかけられるなんて、はっきり言って、マトモに異性を意識するようになってからは、初めての体験だと思う。
そして、その声の主は……
「リリーさん……」
アルヴィンの姉弟子、リリー・シャーロット・キャロッサ騎士爵。
まぁ、本人も言ってるし、俺達のパーティーメンバーは、仰々しい呼び方ではなく、親しみを込めて、リリーさん、と呼んでいるけど。
「アルヴィンから聞いたよ」
「え、なんの事です?」
実際、この時点では、俺はどの話のことか、断定しきれなくて、少しぎこちなくなりつつも、訊き返した。
「私に興味があるって……その」
リリーさんは、笑顔でそう言ったものの、そこで、少し恥ずかしそうに、少し顔を傾けて、頬を掻く。
「女性として……だね」
ドッキーン。
その、恥じらう感じ、可愛い。
「や、やっぱり可愛いですよ、リリーさん」
「そ、そうか?」
「あ……」
リリーさんに返事をされて、俺は、思わず声に出してしまっていたことに気がついた。思わず、固まってしまう。
「別に、固くならなくなんか良いって、私なんだし」
リリーさんは、理由になってるんだかなってないんだか、そんな感じで、くすぐったそうに苦笑しながら、言ってきた。
いやホント、その笑顔がホント可愛い。
「いや……リリーさん、可愛いですよ。最初の頃は、アルヴィンの姉弟子だからって、そんな感じで見てましたけど、こうして見ると、やっぱり可愛いです」
いや……俺の方も、改めてリリーさんをそう言う目で見てしまって、そのコロコロしたような笑顔が、本当に可愛く見える。
「ただ……アルヴィンも話しただろうけど、私の実際の年齢が、実際には君達の親でもおかしくない歳だっていうのは、解ってくれているよね?」
「はい……まぁ……リリーさんの実際のその年齢の姿を見たわけじゃないですけど……」
リリーさんの言葉に、俺がそう答えると、リリーさんはくすくすと苦笑した。
「私も、老いた姿を誰かに見せたいとは、今のところは思ってないよ」
そう、悪戯っぽく言ってくる。
「逆に、ちょっと、幼すぎるって感じは、しないかい?」
「それは、多少は……でも、それもひっくるめて、リリーさんはその……魅力的だと思います」
可愛いと思う、って言おうとしたけど、それだと容姿が幼いって部分だけが強調されてしまうから、途中で言い直した。
「ふふっ、なるほどね、アルヴィンと今までうまくやってきたわけだ」
リリーさんは、悪戯っぽく苦笑して、そう言った。
「まぁ、欲を言えば、わざわざアルヴィンを通さずに、直接、私に声をかけてほしかったけどね」
「あ……いや、まぁ、それは、アルヴィンと俺の間でもちょっと、色々あったっていうか」
ズバリ、言われてしまい、俺は、少し、格好が悪い気がして、視線をそらしてしまう。
「いや、でも、いいよ。そこまで私のことが気になるんだったら、交際、してみようじゃないか」
「え!」
リリーさんの言葉に、俺は、前のめりになる感じで、訊き返してしまっていた。
「実際に付き合ってみて、解ることだってあるし。男女の関係になってみるのも、悪くないだろ?」
「リリーさんが……いいって言ってくれるんなら……俺は、是非に」
なんか、心が胸の中で踊ってしまって、少しつっかえつっかえになりながら、俺はそう答えた。
「あ、でも……もうひとつ、確認しておくことがあるけど、ちょっと、いいかい?」
「はい? なんですか?」
どこか恥じらうように、顔を赤くしてもじもじとしながら、リリーさんは言う。
その仕種も反則級に可愛いです。
「私、その、処女じゃないけど、それは、大丈夫かな?」
「全く問題ないです」
俺は即答していた。
つうか、聞かされて、むしろ興奮してきたよ。だって、年上の女性が、恥じらいながらそんな事を言ってくるんだぜ? 反則もいいところだ。
「そっか、そこまでか、じゃあ、しょうがないな」
照れ隠しをする感じで、リリーさんは、笑いながら、言う。
「それじゃあ、改めてよろしく、かな?」
「はい、よろしくお願いします!」
俺は、リリーさんが差し出した手を、両手で握り返していた。
その手も小さくて、柔らかくて、リリーさんの可愛らしさを演出していた。
──※─※─※──
「と、言うわけで、ジャックと付き合ってみることにしたよ」
俺、マイケル・アルヴィンが天火オーブンで焼いた、試作の焼き菓子を、試食がてらに食べながら、姉弟子は言う。
高価な砂糖じゃなくて、手に入りやすい水飴を甘味料に使ってみたものなんだけど、なん度か、試行錯誤して、うまく出来て来たような感じがする。
「いいんですか?」
「ああ、彼もいい人間っぽいしね、ソデにする理由はないから」
俺が問い返すと、姉弟子は少し苦笑交じりに笑いながら、そう言った。
「それに、ジャックの年頃の恋なんて、一過性みたいなところもあるだろう?」
「はぁ…………」
「アルヴィンは、妙に達観したところがあるから、そうじゃないのかもしれないけどね」
まぁ、少年の初恋は麻疹みたいなもの、とはよく言うけれど……
「彼が、この先の人生の糧にしてくれるなら、私は、それでも充分だよ」
用意していた紅茶をひとすすりしてから、姉弟子は、苦笑しつつ、そう答えた。
「一過性ですまなかったら、どうするんです?」
俺は、少し苦い顔で、姉弟子に問いただした。
「その時はその時さ。私だって一応は騎士爵だし、年上の甲斐性だってあるつもりだよ。彼を婿にでも迎えて、ちゃんと面倒見るよ」
ふーん、良かったなぁ、ジャック…………
にしても、姉弟子?
「姉弟子、ひょっとして姉弟子自身も、ちょっとノリノリだったりします?」
俺は、そう問いかけた。
「多少はね、この前も言ったけど、私にだって下心がないわけじゃないんだよ。ジャックみたいな若い子に、可愛い、可愛いって言われたら、もちろん、気分も良くなるよ」
ティーカップを片手に、そう言って、姉弟子が俺に見せてきた苦笑交じりの表情は……
どう見ても、恋する思春期の女の子です、本当にありがとうございました。
「それより問題なのは、お前さんだよ」
姉弟子は、話題を切り替えるように、急に真顔になって、言ってきた。
「俺……ですか」
「ああ、正妻候補が3人もいるんだろ、ちゃんと、誰を正妻にして、他の娘はどうするのか、決めないと」
え、あ、うーん……
もう少し、ミーラとも付き合ってみてから、って、考えていたんだけど。
「もう少し、3人のことをよく知ってから、決めたかったんですが」
「気持ちはわかるが、お前はもう準男爵なんだ。それも、領地持ちのな」
俺が、苦い顔になってしまいながらも素直に言うと、姉弟子は、真面目な顔のままで、そう言ってきた。
「もしお前が不慮の事故で死んだとか言うなら、領地は返上されるだけだろうが、そうでもないと、お家騒動を起こしてしまうぞ」
うーん……確かに、それはあるんだよね。
準男爵を賜った以上、俺の嫡子は俺の後継者なわけで。
法衣貴族だったら、まだいいんだが、領地持ちだと、内紛なんか起こしてしまったら、それで苦しむのは、領民だからな。
「せっついて悪いとは思うが、領地が決まるまでに、決めないとならないぞ」
姉弟子が、俺に決断を迫るように、言ってきた。
ミーラ、猫っぽいツリ目にくりくりの瞳、ショートカット、気が強くて実際腕もそこそこ強い。正直、俺のど真ん中のストライク。
キャロ。時折高飛車に振る舞うところも、あるいはニコニコと明るい笑顔を見せてくれるところも、可愛い。それに、俺のことを誰より信用してくれている。
エミ、寡黙で、言葉数は少ないけれど、的確なことを言ってくれる。精神的にも、フィジカル的にも、頼りになる。そばにいてくれると、安心する。
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