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第7話 それでも運命の糸は交錯する。
Chapter-22
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さて。
さしあたっての次の問題は、本洗礼をどうするかだな……
いや、決してとりあえずぶっ飛んだ現金が手に入ったのをどうしようか考えるのから現実逃避してるわけじゃないぞ。
とりあえず、500シルムスずつ各々で分け合って、残りは帝都銀行のバックエショフ準男爵領の準備金口座に預金しておくことにしたけど!
とりあえず本洗礼をどこかの教会で受けておかないと面倒くさいことになる。
この種の面倒くさいのは、俺は前世の頃から一番嫌いだ。
ただ、本祖派は避けたいと考えている。
実は、マイケル・アルヴィンの本格的なハーレム属性が始まるのが、この本祖派の神官のジジィが原因なんだよな。
このジジィ、自分の孫娘を押し付けてこようとするんだ。
しかも、ご丁寧に帝国宰相の後ろ盾付きでな。
でもって、法衣とは言え侯爵の地位持ってて、皇宮内にも顔が利くから、逆らうに逆らえねぇ。
この孫娘、確かに見た目は可愛い。実際、マイケル・アルヴィンはいきなりこの娘にデレッデレになるし。
が、俺のタイプじゃない。
具体的に言うと、典型的なシスターキャラ。能力はあるにはあるが、バリバリの支援系で、光属性の魔法が有効な相手以外に対しては、基本的に守られるタイプのヒロイン。
コミックスのだいぶ先まで、ユリアとルイズの武闘派コンビがメインヒロインだと思っていたのが、急にこの娘が出てきて、それも貴族社会のしがらみもあるとは言え、マイケル・アルヴィンも意外とあっさり受け入れて、割と簡単に正妻の座をかっさらっちまうもんだから、俺は少し、ガッカリさせられた感じがした。
でまぁ、正直、俺の琴線を振れてくるタイプじゃないし、今更キャロやエミを差し置いて、と言うのも、考えられないことだった。
と、言うわけで本祖派の本山であるアドラス中央聖教会には、寄り付かないことにする。
ただ、本洗礼を受けないでいると、それはそれでジジィがなんか動く可能性があるからな。
本洗礼自体はどこかで受けておかないと。
と、言うわけで俺がやってきたのは、アドラス聖愛教会。
ここは、新教派と呼ばれる宗派の本山だ。
ここも、本祖派と同じ、事実上のアドラーシールム帝国の国教、「五柱神聖教」であることには変わりがない。
ただ、本祖派が、多柱神教ではあるが、「すべての人の子は神の寵児である」、という前世での一神教の宗教みたいな性格が強いのに対し、新教派は、「神は人の心を弄ばず、信仰は人の心に委ねられる」という、元が日本人の宗教観である俺にとっては、まだしも受け入れやすいものになっている。
ちなみに、この違いから、本祖派の神職が神聖な“神官”であるのに対し、新教派の神職はあくまで信仰を広める“宣教師”となっている。
ついでに言うと、新教派が、本祖派に継ぐナンバー2の宗派なので、本祖派のジジィがなんかやるのを防いだり、あるいは新興宗派のしつこい勧誘にあったりすることを避けたりするには、丁度いい感じだ。
「ようこそ、アドラス聖愛教会へ。今日はお祈りですかな?」
俺が、訊ねていくと、まず、若手の宣教師が出てきて、俺に訊ねてきた。
中には、多分新教派に帰依してるだろう人達がいて、祈りを捧げたり、聖書を読んだりしている。
宣教師は、訪れた人間に対して、差別することなく、そう、声をかけているようだった。
の、だが……
俺に声をかけてきた若い宣教師の顔色が、なぜか、急に緊張したものになった。
「! 竜騎勲章持ち!?」
あ、いけね。
うっかり、襟元に着けたままにしちまってた。
「ということは、あなたは、マイケル・アルヴィン・バックエショフ準男爵か、その縁の方で?」
「ええ、まぁ、俺が、マイケル・アルヴィン本人なんですが……」
宣教師が訊ねてきたので、別に隠す必要もないと思い、俺はそう答えた。
「なるほど。それで、当教会には、いかなる御用で参られたのでしょう?」
多少緊張はしているものの、別段、俺に引け目を感じている、と言う様子でもなく、宣教師は、そう言った。
「いや、実は、本洗礼をお願いしたくて、来たんですけど……」
「バックエショフ卿が、当教会で、ですか」
俺が、なーんとなく格好がつかないような思いをしつつも、そう言うと、宣教師は、さらに緊張した様子で、そう訊き返してきた。
「ええ、お願いします」
まぁ、無理もないか。
ドラゴン・スレイヤーが帰依してくれるとなれば、教会にも箔が付くだろうからな。
「しばし、お待ち下さい。只今、準備いたしますので」
宣教師は、そう言うと、明らかに慌てふためいて、教会の本殿から奥の方へと小走りに駆けていった。
待つこと、10分ぐらいか。先程の宣教師が、俺のことを呼びに来て、俺は、聖霊殿、と呼ばれる、教会内部の場所に案内されてきた。
この設備自体は、本洗礼を行う場所で、基本的に五柱神聖教の教会なら、どこにでもある。まぁ、一部のアヤシイ新興宗派までは、俺は把握してないけど。
「お待たせいたしました、マイケル・アルヴィン・バックエショフ殿。ここからは、私、ルイス・モーリス・セニールダーが、本洗礼の案内を務めさせていただきます」
先程の若い宣教師に変わって、壮年の宣教師が、俺を聖霊殿で待っていた。
本祖派のジジィほどではないが、そこそこ歳は行ってる。が、年相応にヨボヨボっとした本祖派のジジィに比べると、年格好の割にはがっしりとした身体つきをしていた。
確か……
「主席宣教師自ら、本洗礼を案内していただけるとは、ありがとうございます」
だったはずだ。
「いえ、こちらこそ、当教会を選んで頂き、喜ばしく感じております」
セニールダー主席宣教師は、そう言って、俺を、聖霊殿の中心に連れて行く。
そこには、天然物か、そうではないのか、しかし見た目には清浄そうな、泉が湧き出していた。
「それでは、どうぞ、儀式をお始めください」
この泉で、足を洗いながら、宣教師に宣告をしてもらうのが、新教派の本洗礼だ。ちなみに、本祖派では、神官に足を洗ってもらうことになる。このあたりも、考え方の違いだろう。
俺は、腰掛けとして置かれている石台に腰を下ろし、靴と靴下を脱ぐ。そして、足を泉の、湧き出している水に、浸ける。流水で、ゆっくりと足を、手で洗い流していく。
「偉大なる神々よ、マイケル・アルフィ・バックエショフに悠久の心の安寧をもたらし給え」
セニールダー主席宣教師は、俺が足を洗い流す傍らで、そう、宣告の言葉を発した。
その後、差し出されたタオルで足を拭き、履物を元通りに着けていく。
「儀式は以上になりますが、この後はどうされますかな?」
立ち上がる俺に、主席宣教師が、そう訊ねてきた。
「一応、本殿でお祈りをして行こうかと思います」
「おお、バックエショフ殿は、なかなかに信仰心が深いと見られる」
前にも言ったけど、俺は日本人的デタラメ宗教観ってだけであって、無神論者じゃ、ないもんね。
主席宣教師に付き添われて、本殿に戻る。
正面中央に、五神の像が置かれていた。
俺は、他の人がしているように、跪いて、神々の像に向かって祈りを捧げた。
どうか、この先の人生、安泰でありますように。
しっかりとお祈りをした後、立ち上がると、セニールダー主席宣教師が、まだ、そこに立っていた。
「時に、バックエショフ殿」
「はい?」
問いかけるように言われ、俺は普通に訊き返す。
「バックエショフ殿は、まだ、独身と思われますが、どなたか、伴侶にと決めておられる方は、おいでですかな」
おいおい。
それが嫌で本祖派を避けてこっちに来たって言うのに、なにか? これは強制イベントなんか?
「はい、その……」
俺が、それをどうにかこうにか、断ろうとした時。
「おやめください、お祖父様!」
と、気の強そうな声が、俺の背後の方から、響いてきた。
俺は、思わず振り返って──
「え…………」
さしあたっての次の問題は、本洗礼をどうするかだな……
いや、決してとりあえずぶっ飛んだ現金が手に入ったのをどうしようか考えるのから現実逃避してるわけじゃないぞ。
とりあえず、500シルムスずつ各々で分け合って、残りは帝都銀行のバックエショフ準男爵領の準備金口座に預金しておくことにしたけど!
とりあえず本洗礼をどこかの教会で受けておかないと面倒くさいことになる。
この種の面倒くさいのは、俺は前世の頃から一番嫌いだ。
ただ、本祖派は避けたいと考えている。
実は、マイケル・アルヴィンの本格的なハーレム属性が始まるのが、この本祖派の神官のジジィが原因なんだよな。
このジジィ、自分の孫娘を押し付けてこようとするんだ。
しかも、ご丁寧に帝国宰相の後ろ盾付きでな。
でもって、法衣とは言え侯爵の地位持ってて、皇宮内にも顔が利くから、逆らうに逆らえねぇ。
この孫娘、確かに見た目は可愛い。実際、マイケル・アルヴィンはいきなりこの娘にデレッデレになるし。
が、俺のタイプじゃない。
具体的に言うと、典型的なシスターキャラ。能力はあるにはあるが、バリバリの支援系で、光属性の魔法が有効な相手以外に対しては、基本的に守られるタイプのヒロイン。
コミックスのだいぶ先まで、ユリアとルイズの武闘派コンビがメインヒロインだと思っていたのが、急にこの娘が出てきて、それも貴族社会のしがらみもあるとは言え、マイケル・アルヴィンも意外とあっさり受け入れて、割と簡単に正妻の座をかっさらっちまうもんだから、俺は少し、ガッカリさせられた感じがした。
でまぁ、正直、俺の琴線を振れてくるタイプじゃないし、今更キャロやエミを差し置いて、と言うのも、考えられないことだった。
と、言うわけで本祖派の本山であるアドラス中央聖教会には、寄り付かないことにする。
ただ、本洗礼を受けないでいると、それはそれでジジィがなんか動く可能性があるからな。
本洗礼自体はどこかで受けておかないと。
と、言うわけで俺がやってきたのは、アドラス聖愛教会。
ここは、新教派と呼ばれる宗派の本山だ。
ここも、本祖派と同じ、事実上のアドラーシールム帝国の国教、「五柱神聖教」であることには変わりがない。
ただ、本祖派が、多柱神教ではあるが、「すべての人の子は神の寵児である」、という前世での一神教の宗教みたいな性格が強いのに対し、新教派は、「神は人の心を弄ばず、信仰は人の心に委ねられる」という、元が日本人の宗教観である俺にとっては、まだしも受け入れやすいものになっている。
ちなみに、この違いから、本祖派の神職が神聖な“神官”であるのに対し、新教派の神職はあくまで信仰を広める“宣教師”となっている。
ついでに言うと、新教派が、本祖派に継ぐナンバー2の宗派なので、本祖派のジジィがなんかやるのを防いだり、あるいは新興宗派のしつこい勧誘にあったりすることを避けたりするには、丁度いい感じだ。
「ようこそ、アドラス聖愛教会へ。今日はお祈りですかな?」
俺が、訊ねていくと、まず、若手の宣教師が出てきて、俺に訊ねてきた。
中には、多分新教派に帰依してるだろう人達がいて、祈りを捧げたり、聖書を読んだりしている。
宣教師は、訪れた人間に対して、差別することなく、そう、声をかけているようだった。
の、だが……
俺に声をかけてきた若い宣教師の顔色が、なぜか、急に緊張したものになった。
「! 竜騎勲章持ち!?」
あ、いけね。
うっかり、襟元に着けたままにしちまってた。
「ということは、あなたは、マイケル・アルヴィン・バックエショフ準男爵か、その縁の方で?」
「ええ、まぁ、俺が、マイケル・アルヴィン本人なんですが……」
宣教師が訊ねてきたので、別に隠す必要もないと思い、俺はそう答えた。
「なるほど。それで、当教会には、いかなる御用で参られたのでしょう?」
多少緊張はしているものの、別段、俺に引け目を感じている、と言う様子でもなく、宣教師は、そう言った。
「いや、実は、本洗礼をお願いしたくて、来たんですけど……」
「バックエショフ卿が、当教会で、ですか」
俺が、なーんとなく格好がつかないような思いをしつつも、そう言うと、宣教師は、さらに緊張した様子で、そう訊き返してきた。
「ええ、お願いします」
まぁ、無理もないか。
ドラゴン・スレイヤーが帰依してくれるとなれば、教会にも箔が付くだろうからな。
「しばし、お待ち下さい。只今、準備いたしますので」
宣教師は、そう言うと、明らかに慌てふためいて、教会の本殿から奥の方へと小走りに駆けていった。
待つこと、10分ぐらいか。先程の宣教師が、俺のことを呼びに来て、俺は、聖霊殿、と呼ばれる、教会内部の場所に案内されてきた。
この設備自体は、本洗礼を行う場所で、基本的に五柱神聖教の教会なら、どこにでもある。まぁ、一部のアヤシイ新興宗派までは、俺は把握してないけど。
「お待たせいたしました、マイケル・アルヴィン・バックエショフ殿。ここからは、私、ルイス・モーリス・セニールダーが、本洗礼の案内を務めさせていただきます」
先程の若い宣教師に変わって、壮年の宣教師が、俺を聖霊殿で待っていた。
本祖派のジジィほどではないが、そこそこ歳は行ってる。が、年相応にヨボヨボっとした本祖派のジジィに比べると、年格好の割にはがっしりとした身体つきをしていた。
確か……
「主席宣教師自ら、本洗礼を案内していただけるとは、ありがとうございます」
だったはずだ。
「いえ、こちらこそ、当教会を選んで頂き、喜ばしく感じております」
セニールダー主席宣教師は、そう言って、俺を、聖霊殿の中心に連れて行く。
そこには、天然物か、そうではないのか、しかし見た目には清浄そうな、泉が湧き出していた。
「それでは、どうぞ、儀式をお始めください」
この泉で、足を洗いながら、宣教師に宣告をしてもらうのが、新教派の本洗礼だ。ちなみに、本祖派では、神官に足を洗ってもらうことになる。このあたりも、考え方の違いだろう。
俺は、腰掛けとして置かれている石台に腰を下ろし、靴と靴下を脱ぐ。そして、足を泉の、湧き出している水に、浸ける。流水で、ゆっくりと足を、手で洗い流していく。
「偉大なる神々よ、マイケル・アルフィ・バックエショフに悠久の心の安寧をもたらし給え」
セニールダー主席宣教師は、俺が足を洗い流す傍らで、そう、宣告の言葉を発した。
その後、差し出されたタオルで足を拭き、履物を元通りに着けていく。
「儀式は以上になりますが、この後はどうされますかな?」
立ち上がる俺に、主席宣教師が、そう訊ねてきた。
「一応、本殿でお祈りをして行こうかと思います」
「おお、バックエショフ殿は、なかなかに信仰心が深いと見られる」
前にも言ったけど、俺は日本人的デタラメ宗教観ってだけであって、無神論者じゃ、ないもんね。
主席宣教師に付き添われて、本殿に戻る。
正面中央に、五神の像が置かれていた。
俺は、他の人がしているように、跪いて、神々の像に向かって祈りを捧げた。
どうか、この先の人生、安泰でありますように。
しっかりとお祈りをした後、立ち上がると、セニールダー主席宣教師が、まだ、そこに立っていた。
「時に、バックエショフ殿」
「はい?」
問いかけるように言われ、俺は普通に訊き返す。
「バックエショフ殿は、まだ、独身と思われますが、どなたか、伴侶にと決めておられる方は、おいでですかな」
おいおい。
それが嫌で本祖派を避けてこっちに来たって言うのに、なにか? これは強制イベントなんか?
「はい、その……」
俺が、それをどうにかこうにか、断ろうとした時。
「おやめください、お祖父様!」
と、気の強そうな声が、俺の背後の方から、響いてきた。
俺は、思わず振り返って──
「え…………」
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