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劣情
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「なぜ逃げん」
と、聞いた光一に、
「部長、逃げた方がいいですか?」
志乃は光一の予想の斜め45度を行くような答えを返す。ついさっきまでならそれで一気に萎えてしまったかもしれないが、光一の身体は既に熱を帯びていて、手遅れだ。寧ろ志乃のそうした発言に、却ってロックオンした獲物をいたぶるような快感さえ感じる。
「良いと言いたいところだが、もう手遅れだな。それと、会社を離れてまで役職で呼ばれるのは勘弁してほしい、志乃。俺の名は光一だ、こ・う・い・ち」
「光一……さん」
「そう、良い娘だ」
光一はそう言って志乃の頭を撫でると、もう一度志乃にくちづけ、うっとりと脱力した志乃のブラウスのボタンを外した。ホックが既に外されているブラは全くその用をなしておらず、光一は難なくせり上げて、きれいな実を口に含んで転がす。
「あ、部長、な、何するんですか」
志乃は身を捩ってそう抗議するが、
「部長じゃない、光一だ」
と、口を曲げながら言い、せり上げたブラを手枷にして彼女の両手を頭の上で縫い止め、なおも胸を攻め続ける。
「ダメ……あんそんなとこ舐めちゃ……ダメです。お風呂……入ってない……」
「私は別に良い。おまえの汗は甘い」
「ウソ……汗が甘い訳が……ない……」
「ウソじゃない。舐めている私が言うんだから確かだ」
光一ははそう言いながらあっと言う間に志乃のすべてをぎ取ってしまって、広げられた足の中に顔を埋めた。
「ほら、おまえはどこもここも甘いぞ」
「ダメーっ!! そんなとこ……ああん……ダメです!! いやん……ダメ……あん……」
志乃は圧倒的な力の差をモノともせず、無駄な抵抗を続けていたが、やがてどんどんと力が抜けていった。
「本当にダメか? お前のここはそうは言ってないぞ」
光一は態と水音をたてるように志乃の中心で指を抜き差しした。
「ダメ……ダメ……ひえっ、あっ……変、身体おかしい」
志乃は次第に追いつめられ背中を弓なりにしながらそう言う。そのアクセントはもはや普段の東京言葉ではなく、彼女の地元のモノ。言葉尻に気を使う余裕がなくなってきたのだろう。
「変じゃなくて、気持ちいいの間違いだろ」
光一は薄く笑いながらそう言って指を更に増やし、かき混ぜていく。程なくして志乃の身体が一段としなり、やがて脱力した。
そこで光一は、余韻でひくついている志乃の大事な部分に彼の肉竿を押し込んだ。志乃のソコは驚くほど狭いのだが、だからといって光一自身を拒絶したりはせず、ジワジワと呑み込んでいく。それでいて、一旦喰らい込んだそれを逃すまいとしっかり纏わつき、更に奥へ奥へと誘うようにさざめくのだ。光一は、
「志乃、愛している。誰にも渡したくない」
と囁きながら、志乃を貫いた。彼女の倍の年齢すら超えると言うのに、余裕もクソもない。最後の最後で自身を外に放り出せば、若い者のようにいきなり『大当たり』する事もないだろうと高を括っていた光一は、志乃のナカのあまりの気持ちよさに一気にもってかれてしまって、そうできないまま自分の欲を彼女の再奥に吐き出してしまった。(まるで、覚えたてのガキじゃねぇか)美奈子を失ってからは自分で慰める以外は全くの禁欲生活を続けていたのだから、実質覚えたての頃とさしてかわりないのかもしれないが、それでも情けないことこの上ない。
「志乃も初めてじゃないのか」
それにしても、光一の目には志乃が意外と慣れているように映った。
「あ、あの……こういう事ですか? もちろん初めてです……慣れてるように見えますか」
光一の発言に志乃は真っ赤になりながらもじもじとそう抗議する。
「それにしては、痛がっていなかったようだし、イヤがってもいなかったが」
「それは……私が水泳選手だったからだと思います」
何故、水泳をしていることが理由になるのかと、首を傾げる光一に、志乃は、
「記録を出すためには『あの日』だとか言って休んでられなかったですから……」
そんなに大きなものじゃないですけど、異物は異物ですしと言った志乃。光一は、その生理用品をつける姿を想像してぞくりと背中が震える。その上、
「イヤがっていないのは……その……部長が私……」
と志乃からの告白まで加わっては、いっかな47歳とは言え、光一の劣情が復活するのは当然だと言えるだろう。
と、聞いた光一に、
「部長、逃げた方がいいですか?」
志乃は光一の予想の斜め45度を行くような答えを返す。ついさっきまでならそれで一気に萎えてしまったかもしれないが、光一の身体は既に熱を帯びていて、手遅れだ。寧ろ志乃のそうした発言に、却ってロックオンした獲物をいたぶるような快感さえ感じる。
「良いと言いたいところだが、もう手遅れだな。それと、会社を離れてまで役職で呼ばれるのは勘弁してほしい、志乃。俺の名は光一だ、こ・う・い・ち」
「光一……さん」
「そう、良い娘だ」
光一はそう言って志乃の頭を撫でると、もう一度志乃にくちづけ、うっとりと脱力した志乃のブラウスのボタンを外した。ホックが既に外されているブラは全くその用をなしておらず、光一は難なくせり上げて、きれいな実を口に含んで転がす。
「あ、部長、な、何するんですか」
志乃は身を捩ってそう抗議するが、
「部長じゃない、光一だ」
と、口を曲げながら言い、せり上げたブラを手枷にして彼女の両手を頭の上で縫い止め、なおも胸を攻め続ける。
「ダメ……あんそんなとこ舐めちゃ……ダメです。お風呂……入ってない……」
「私は別に良い。おまえの汗は甘い」
「ウソ……汗が甘い訳が……ない……」
「ウソじゃない。舐めている私が言うんだから確かだ」
光一ははそう言いながらあっと言う間に志乃のすべてをぎ取ってしまって、広げられた足の中に顔を埋めた。
「ほら、おまえはどこもここも甘いぞ」
「ダメーっ!! そんなとこ……ああん……ダメです!! いやん……ダメ……あん……」
志乃は圧倒的な力の差をモノともせず、無駄な抵抗を続けていたが、やがてどんどんと力が抜けていった。
「本当にダメか? お前のここはそうは言ってないぞ」
光一は態と水音をたてるように志乃の中心で指を抜き差しした。
「ダメ……ダメ……ひえっ、あっ……変、身体おかしい」
志乃は次第に追いつめられ背中を弓なりにしながらそう言う。そのアクセントはもはや普段の東京言葉ではなく、彼女の地元のモノ。言葉尻に気を使う余裕がなくなってきたのだろう。
「変じゃなくて、気持ちいいの間違いだろ」
光一は薄く笑いながらそう言って指を更に増やし、かき混ぜていく。程なくして志乃の身体が一段としなり、やがて脱力した。
そこで光一は、余韻でひくついている志乃の大事な部分に彼の肉竿を押し込んだ。志乃のソコは驚くほど狭いのだが、だからといって光一自身を拒絶したりはせず、ジワジワと呑み込んでいく。それでいて、一旦喰らい込んだそれを逃すまいとしっかり纏わつき、更に奥へ奥へと誘うようにさざめくのだ。光一は、
「志乃、愛している。誰にも渡したくない」
と囁きながら、志乃を貫いた。彼女の倍の年齢すら超えると言うのに、余裕もクソもない。最後の最後で自身を外に放り出せば、若い者のようにいきなり『大当たり』する事もないだろうと高を括っていた光一は、志乃のナカのあまりの気持ちよさに一気にもってかれてしまって、そうできないまま自分の欲を彼女の再奥に吐き出してしまった。(まるで、覚えたてのガキじゃねぇか)美奈子を失ってからは自分で慰める以外は全くの禁欲生活を続けていたのだから、実質覚えたての頃とさしてかわりないのかもしれないが、それでも情けないことこの上ない。
「志乃も初めてじゃないのか」
それにしても、光一の目には志乃が意外と慣れているように映った。
「あ、あの……こういう事ですか? もちろん初めてです……慣れてるように見えますか」
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「それにしては、痛がっていなかったようだし、イヤがってもいなかったが」
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そんなに大きなものじゃないですけど、異物は異物ですしと言った志乃。光一は、その生理用品をつける姿を想像してぞくりと背中が震える。その上、
「イヤがっていないのは……その……部長が私……」
と志乃からの告白まで加わっては、いっかな47歳とは言え、光一の劣情が復活するのは当然だと言えるだろう。
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