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臆病な貴方 2
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「ほら脚を広げて」
裸にした兄さんを浴室の床に直接座らせて、俺は後ろから抱え込む。そうして開かせた脚の間で、兄さんの茎はしっかり固くなって起ち上がっていた。
「ふふっ、ツライって言ってたはずなのにね」
さんざん俺に『もうムリだ』と限界を訴えていたはずなのに、俺の視線にさらされながら上を向いた茎がフルッと切なげに震えていた。
「うる、さい……」
それを指摘されて恥ずかしかったのだろう。兄さんが耳から首の後ろまで真っ赤になりながら俯いている。
「また、そんな可愛くないことを言って」
罰として俺は固く立ち上がったままの兄さんの先端を指で何度か弾いた。それだけでも亀頭に施されたピアスに響いてツライ刺激になったのだろう。兄さんが刺激から逃れるように身体をギュッと縮こまらせた。
「こら、ちゃんと動かないようにしてって言ってるでしょ」
俺はその身体をグイッと起こして、真っ直ぐにする。
「ひッ、あッ!!あぁ、っあぁー!!」
乳首と亀頭のピアスを繋ぐチェーンがピンッと張られたのと同時に、兄さんの口から大きな嬌声が零れていく。
「ふふっ、気持ちよさそうだね」
「やっ! やめ、ろ! やめろっ、てーーー!!」
チェーンを指で何度も弾いていけば、その動きに合わせて裏返りそうになる声が可愛かった。それでも居間での失敗からか、手は身体の横で握ったまま俺を邪魔する様子はない。
「良い子にできているから、手加減してお仕置きは20秒間だけにしてあげる」
「そっ、そんな! 次は動かないから!」
「うーん、でも約束を守れなかったらペナルティは必要でしょ? それとも手加減は要らないのかな?」
俺のその言葉に顔を引き攣らせながらブンブンと大きく首を振っている。でも言葉に出すように何度も伝えているのだ。だから俺はそんな兄さんに首を傾げて見せた。
「や、るから……だから……」
「やるから? そうじゃないでしょ?」
「お仕置き、を…して……くだ、さい……」
「ふふっ、もう少しスムーズに言えるようになったら良いね。でも兄さんにしては頑張っているから、ちゃんとガマンできたら、ご褒美に50CCで許してあげる」
いくらご褒美に追加で挿入される食塩水の量を減らしてもらえたとはいっても、これからパンパンの膀胱を揉みしだかれて、そんな加虐を受けた直後の膀胱へさらに食塩水が追加されるのだ。
その言葉を信じたくなかったのだろう。兄さんは目を見開いて俺の方を呆然とみていた。
俺はそんな兄さんにかまうことなく、もう一度ニッコリと微笑んで、お仕置きとして膨らみを感じる下腹部に掌を宛てた。
「じゃあ始めるから、ちゃんと堪えてて」
呆然としていた兄さんがハッとして、ギュッと俺のズボンを握ってくる。とっさに縋ってくるその手があまりに可愛くて、俺は兄さんの後で口元が緩んでしまうのが止めきれなかった。
「ひっ…あぁ…ぅあ……」
掌全体を使うようにゆっくりと揉み込んでいく。一揉みする度に、兄さんの膀胱を膨らませている食塩水が皮膚の下で揺れているのが感じられた。
限界を訴えていたところで与えられる刺激はツラいのだろう。兄さんのきつく閉じられた目から涙がボロボロと零れ落ちていく。
「ふっ、うぅ、ぅうううーーーー!!」
それでもここで身じろいでしまえばさらにお仕置きは増えてしまうのだ。それを分かっていて堪えている兄さんの身体は、ブルブルと細かく震えていた。
「こんなに震えて…小動物みたいで可愛い」
クツクツ笑いながら、落ちていく涙を舌で辿っていく。その間も掌は強弱をつけて揉んでいた。
「ほら、あと少しだから漏らさないでね」
最後にグリッと押し込めば、一層大きな悲鳴が兄さんから上がった。
「漏らしちゃうかと思ったけど、すごい」
零していない亀頭をするすると撫でて褒めてあげる。
「やっ、やめ、触るなって!!」
途端に泣きそうな声が兄さんから上がった。それでも手はずっと俺のズボンを握り締めたままなのだ。
「あぁー、ほんと可愛いなぁ」
亀頭から手を離して、兄さんの顔をこちらに向かせる。そのままチュッチュッと兄さんが好きなキスをいっぱいしてあげた。
裸にした兄さんを浴室の床に直接座らせて、俺は後ろから抱え込む。そうして開かせた脚の間で、兄さんの茎はしっかり固くなって起ち上がっていた。
「ふふっ、ツライって言ってたはずなのにね」
さんざん俺に『もうムリだ』と限界を訴えていたはずなのに、俺の視線にさらされながら上を向いた茎がフルッと切なげに震えていた。
「うる、さい……」
それを指摘されて恥ずかしかったのだろう。兄さんが耳から首の後ろまで真っ赤になりながら俯いている。
「また、そんな可愛くないことを言って」
罰として俺は固く立ち上がったままの兄さんの先端を指で何度か弾いた。それだけでも亀頭に施されたピアスに響いてツライ刺激になったのだろう。兄さんが刺激から逃れるように身体をギュッと縮こまらせた。
「こら、ちゃんと動かないようにしてって言ってるでしょ」
俺はその身体をグイッと起こして、真っ直ぐにする。
「ひッ、あッ!!あぁ、っあぁー!!」
乳首と亀頭のピアスを繋ぐチェーンがピンッと張られたのと同時に、兄さんの口から大きな嬌声が零れていく。
「ふふっ、気持ちよさそうだね」
「やっ! やめ、ろ! やめろっ、てーーー!!」
チェーンを指で何度も弾いていけば、その動きに合わせて裏返りそうになる声が可愛かった。それでも居間での失敗からか、手は身体の横で握ったまま俺を邪魔する様子はない。
「良い子にできているから、手加減してお仕置きは20秒間だけにしてあげる」
「そっ、そんな! 次は動かないから!」
「うーん、でも約束を守れなかったらペナルティは必要でしょ? それとも手加減は要らないのかな?」
俺のその言葉に顔を引き攣らせながらブンブンと大きく首を振っている。でも言葉に出すように何度も伝えているのだ。だから俺はそんな兄さんに首を傾げて見せた。
「や、るから……だから……」
「やるから? そうじゃないでしょ?」
「お仕置き、を…して……くだ、さい……」
「ふふっ、もう少しスムーズに言えるようになったら良いね。でも兄さんにしては頑張っているから、ちゃんとガマンできたら、ご褒美に50CCで許してあげる」
いくらご褒美に追加で挿入される食塩水の量を減らしてもらえたとはいっても、これからパンパンの膀胱を揉みしだかれて、そんな加虐を受けた直後の膀胱へさらに食塩水が追加されるのだ。
その言葉を信じたくなかったのだろう。兄さんは目を見開いて俺の方を呆然とみていた。
俺はそんな兄さんにかまうことなく、もう一度ニッコリと微笑んで、お仕置きとして膨らみを感じる下腹部に掌を宛てた。
「じゃあ始めるから、ちゃんと堪えてて」
呆然としていた兄さんがハッとして、ギュッと俺のズボンを握ってくる。とっさに縋ってくるその手があまりに可愛くて、俺は兄さんの後で口元が緩んでしまうのが止めきれなかった。
「ひっ…あぁ…ぅあ……」
掌全体を使うようにゆっくりと揉み込んでいく。一揉みする度に、兄さんの膀胱を膨らませている食塩水が皮膚の下で揺れているのが感じられた。
限界を訴えていたところで与えられる刺激はツラいのだろう。兄さんのきつく閉じられた目から涙がボロボロと零れ落ちていく。
「ふっ、うぅ、ぅうううーーーー!!」
それでもここで身じろいでしまえばさらにお仕置きは増えてしまうのだ。それを分かっていて堪えている兄さんの身体は、ブルブルと細かく震えていた。
「こんなに震えて…小動物みたいで可愛い」
クツクツ笑いながら、落ちていく涙を舌で辿っていく。その間も掌は強弱をつけて揉んでいた。
「ほら、あと少しだから漏らさないでね」
最後にグリッと押し込めば、一層大きな悲鳴が兄さんから上がった。
「漏らしちゃうかと思ったけど、すごい」
零していない亀頭をするすると撫でて褒めてあげる。
「やっ、やめ、触るなって!!」
途端に泣きそうな声が兄さんから上がった。それでも手はずっと俺のズボンを握り締めたままなのだ。
「あぁー、ほんと可愛いなぁ」
亀頭から手を離して、兄さんの顔をこちらに向かせる。そのままチュッチュッと兄さんが好きなキスをいっぱいしてあげた。
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