86 / 95
それぞれの時間。
しおりを挟む
ユーリィだ。ユーリィがリリィナの腕の中で泣いている。
二階にある南向きの一番いい客間は、驚くべきことに壁をぶち抜かれてめちゃくちゃ広い空間になっていた。侯爵家の茶話室を参考にしたのか、ティースペースが撤去されて分厚い絨毯が敷かれた床に、赤ちゃんたちが思い思いに寝転がったりハイハイしたりしている。世話をする乳母たちも、全員床に直座りだ。
その真ん中でユーリィがほえほえ泣いていた。リリィナが優しく揺らしながら辛抱強く泣き止むのを待っている。
「あらあら、ユーリィ様。お母様が来てくださったのに、玄関で足止めされているのがわかるんですねぇ。本当に気の利かないおじいちゃんたちですね。大丈夫ですよ、お母様はすぐに来てくださいますよ」
内務卿をさりげなくディスって、リリィナがユーリィを慰めている。いくらなんでも玄関の様子がわかるわけもないけど、俺の存在を感じて泣いているのなら嬉しい。
「ユーリィ」
よろめきそうになって、背中からジェムに支えられながら、息子の名前を呼んだ。まだ首も座らないユーリィはぴたりと泣き止んで、握りしめた小さな手を口の中に突っ込んだ。あぐあぐと舌で感触を確かめる、赤ちゃん特有の行動をしながら、あたりを伺っている。
リリィナが俺に気づいて、大きな目をクルンとさせてからにっこり笑った。ユーリィを驚かさないよう、大きな声は出さない。
「ユーリィ様。お母様とお父様がお帰りになりましたよ」
リリィナは立ち尽くす俺の元にやって来て、ユーリィを抱かせてくれた。シュトレーゼンに送り出した時より重い。
「いい子で待っててくれて、ありがとう」
「ふぁう」
口に突っ込んでいた手を伸ばして、俺の頬や髪の毛を確かめる。ユーリィのヨダレでベタベタになった。
「ヨダレまで可愛いや」
我ながら親バカな発言だ。
リリィナに促されて部屋の真ん中に行くと一緒にやってきたレントを見て、三人の赤ちゃんが手足をバタつかせた。三つ子ちゃんも大きくなったな。
部屋の真ん中で床に座り込み、ユーリィを抱いたまま、レントと抱き合って泣いた。
「ギジェル殿が息も絶え絶えに飛んでいらしたとき、心臓が潰れるかと思いました。その後銀の君がララ嬢を抱いてお帰りになったのに、アリスレア様のご様子は、簡単に『ご無事』だとだけ⋯⋯」
「ごめんな、心配かけて。俺、レントがリリィナたちと一緒にユーリィを見ててくれたから、頑張れた」
そうしてひとしきり泣いている間に、よく出来た乳母たちは、リリィナとメイフェアのふたりを残して、自分の子どもを連れて引き上げた。
ようやく落ち着いて、レントと顔を合わせると目も鼻の頭も真っ赤にしている。きっと俺の顔も同じだろう。
シュリが冷たく濡らした手巾を渡してくれた。腫れぼったい瞼を冷やすと気持ちがいい。どうしよう、ジェムとは違う意味で、シュリがいないと生きていけないもしれない。シュリがいないとなにも出来ない駄目人間になりそうで怖い。
泣き止むまで待っていたんだろう。リリィナがララちゃんを抱っこした女の子をそばに連れてきた。ララちゃんのお姉ちゃんだ。
「お姉ちゃん、ララを助けてくれてありがとう」
お姉ちゃんはお兄ちゃんなんだよ。⋯⋯とりあえず『アリス』と呼ぶように言い聞かせていると、背後でぶふっと失笑が聞こえた。だまれ、軍務卿。
ララちゃんのお姉ちゃんはミラベルちゃんと言った。実はララちゃんも本当の名前はララベルちゃんだった。
銀の君がシュリをここに連れてくるとき、一緒に連れてきたんだって。あのときミラちゃんにララちゃんの無事を知らせる余裕がなかったから、ミラちゃんを連れてきてくれた銀の君には感謝しなくちゃ。
俺に感謝の言葉を伝えたミラちゃんは、メィフェアの長男のナルージャ君と一緒に部屋を辞した。これから大人のお話だから、赤ちゃん以外には耳に毒だ。⋯⋯本当は赤ちゃんにも聞かせたくないけど、ユーリィと離れたくないんだもん。
ジェムと軍務卿も絨毯の上に腰を下ろして、ついでに俺とレントをそれぞれ胡座の間に引き込んだ。
俺が王城に連れて行かれてからのアレコレやら、レントがシュトレーゼンで聞いたイロイロを情報交換する。俺の話を聞いたレントは、せっかく止まった涙を再び流して、『無事で良かった』と何度も繰り返した。
シュリはだいぶ言い淀んでいたけれど、まぁ副作用のアレコレは言いにくいのはわかる。
「⋯⋯副作用から脱した後、レティシア医師に滋養強壮のお薬をいただいて、療養しておりました。その間、ミラ嬢は一言も口を聞かず、食事にもほとんど手をつけず、健康が危ぶまれておりました」
サルーンのことは一言も言わず、ミラちゃんの様子を説明する。副作用って言ったとき、一瞬視線が泳いだのは見なかったことにしよう。俺だって突っ込まれたらヤダ。
お義父様は俺たちと逸れた若い騎士ふたりと、拘束されたハイマンを連れて屋敷に帰ってきたそうだ。ハイマンは客室に監禁して、とりあえず衣食は保証することにしたらしい。法務卿の沙汰待ちだって。王都が機能してない上に、のさばっていた盗賊を一網打尽にしたせいで、収監出来る施設が満員御礼なんだと。
騎士が無事で肩の荷が降りた。ハイマンと一緒に瓦礫に埋もれていたら、どうしようと思ってた。
昨日になって、銀の君がシュリを迎えにヴィッツ邸にやって来た。そろそろ神の褥から俺たちが出てくるからそのお世話にって。
⋯⋯銀の君、セクハラだ。
言葉はまだ理解できていないはずのユーリィの耳を、そっと押さえる。息子には聞かれたくない。なのにジェムは、見せつけるみたいに俺の顳顬にキスしてくる。ヤメロ、誰になんのアピールしてるんだよ。
で、銀の君はシュリと一緒にミラちゃんをシュトレーゼンに運んだ。
あれ?
サルーン、放置?
鳥の民は狼の民ほどじゃないにしても、獣の気が強い。番を掠奪されて正気でいられるはずないんだけど。
「あの、昨日の日没直前に⋯⋯サルーン殿が飛び込んでいらして、少々騒動が」
レントが捕捉すると、シュリが視線を逸らした。首筋に赤い痕⋯⋯。ごめん。俺はなにも見なかった。
それにしても純血の鳥の民、飛力ハンパないな。風の妖精の銀の君を追ったのかよ。
銀の君はシュリが鳥の民の番だと知らずに攫ってきたことを詫びた。風の気の上位種に謝罪されて、ひとまず矛を収めたサルーンだったけど、滾っちゃったんだな⋯⋯。
「それで、今、サルーンは?」
「俺の遣いで今朝から王都に飛ばした。イェン神が内務卿たちをまとめて連れてきちまったから、王都がガラ空きだ。ヴィッツ侯爵あてに治安維持を嘆願する書状を持たせてな」
軍務卿が真面目に仕事をしている。
「明日から忙しいぞ。なにしろ内務卿と宰相、イェン神の神託を受けて遷都する心算だからな」
遷都って、王都を移すってことか? どこに? まさかシュトレーゼンに?
空白の三日間の間に、なにやら凄い計画が打ち立てられたらしい。
⋯⋯目が覚めてからの数時間で、情報過剰で目が回りそうだ。
「頭が爆発しそうだから、ひとまずユーリィと一緒にお昼寝しちゃおうかな」
ささやかな現実逃避をはかる。そうだ、そうしよう。とてもいい考えだ。
話が大きくなりすぎて安心を求めるように、ユーリィごとジェムに体重を預けたのだった。
二階にある南向きの一番いい客間は、驚くべきことに壁をぶち抜かれてめちゃくちゃ広い空間になっていた。侯爵家の茶話室を参考にしたのか、ティースペースが撤去されて分厚い絨毯が敷かれた床に、赤ちゃんたちが思い思いに寝転がったりハイハイしたりしている。世話をする乳母たちも、全員床に直座りだ。
その真ん中でユーリィがほえほえ泣いていた。リリィナが優しく揺らしながら辛抱強く泣き止むのを待っている。
「あらあら、ユーリィ様。お母様が来てくださったのに、玄関で足止めされているのがわかるんですねぇ。本当に気の利かないおじいちゃんたちですね。大丈夫ですよ、お母様はすぐに来てくださいますよ」
内務卿をさりげなくディスって、リリィナがユーリィを慰めている。いくらなんでも玄関の様子がわかるわけもないけど、俺の存在を感じて泣いているのなら嬉しい。
「ユーリィ」
よろめきそうになって、背中からジェムに支えられながら、息子の名前を呼んだ。まだ首も座らないユーリィはぴたりと泣き止んで、握りしめた小さな手を口の中に突っ込んだ。あぐあぐと舌で感触を確かめる、赤ちゃん特有の行動をしながら、あたりを伺っている。
リリィナが俺に気づいて、大きな目をクルンとさせてからにっこり笑った。ユーリィを驚かさないよう、大きな声は出さない。
「ユーリィ様。お母様とお父様がお帰りになりましたよ」
リリィナは立ち尽くす俺の元にやって来て、ユーリィを抱かせてくれた。シュトレーゼンに送り出した時より重い。
「いい子で待っててくれて、ありがとう」
「ふぁう」
口に突っ込んでいた手を伸ばして、俺の頬や髪の毛を確かめる。ユーリィのヨダレでベタベタになった。
「ヨダレまで可愛いや」
我ながら親バカな発言だ。
リリィナに促されて部屋の真ん中に行くと一緒にやってきたレントを見て、三人の赤ちゃんが手足をバタつかせた。三つ子ちゃんも大きくなったな。
部屋の真ん中で床に座り込み、ユーリィを抱いたまま、レントと抱き合って泣いた。
「ギジェル殿が息も絶え絶えに飛んでいらしたとき、心臓が潰れるかと思いました。その後銀の君がララ嬢を抱いてお帰りになったのに、アリスレア様のご様子は、簡単に『ご無事』だとだけ⋯⋯」
「ごめんな、心配かけて。俺、レントがリリィナたちと一緒にユーリィを見ててくれたから、頑張れた」
そうしてひとしきり泣いている間に、よく出来た乳母たちは、リリィナとメイフェアのふたりを残して、自分の子どもを連れて引き上げた。
ようやく落ち着いて、レントと顔を合わせると目も鼻の頭も真っ赤にしている。きっと俺の顔も同じだろう。
シュリが冷たく濡らした手巾を渡してくれた。腫れぼったい瞼を冷やすと気持ちがいい。どうしよう、ジェムとは違う意味で、シュリがいないと生きていけないもしれない。シュリがいないとなにも出来ない駄目人間になりそうで怖い。
泣き止むまで待っていたんだろう。リリィナがララちゃんを抱っこした女の子をそばに連れてきた。ララちゃんのお姉ちゃんだ。
「お姉ちゃん、ララを助けてくれてありがとう」
お姉ちゃんはお兄ちゃんなんだよ。⋯⋯とりあえず『アリス』と呼ぶように言い聞かせていると、背後でぶふっと失笑が聞こえた。だまれ、軍務卿。
ララちゃんのお姉ちゃんはミラベルちゃんと言った。実はララちゃんも本当の名前はララベルちゃんだった。
銀の君がシュリをここに連れてくるとき、一緒に連れてきたんだって。あのときミラちゃんにララちゃんの無事を知らせる余裕がなかったから、ミラちゃんを連れてきてくれた銀の君には感謝しなくちゃ。
俺に感謝の言葉を伝えたミラちゃんは、メィフェアの長男のナルージャ君と一緒に部屋を辞した。これから大人のお話だから、赤ちゃん以外には耳に毒だ。⋯⋯本当は赤ちゃんにも聞かせたくないけど、ユーリィと離れたくないんだもん。
ジェムと軍務卿も絨毯の上に腰を下ろして、ついでに俺とレントをそれぞれ胡座の間に引き込んだ。
俺が王城に連れて行かれてからのアレコレやら、レントがシュトレーゼンで聞いたイロイロを情報交換する。俺の話を聞いたレントは、せっかく止まった涙を再び流して、『無事で良かった』と何度も繰り返した。
シュリはだいぶ言い淀んでいたけれど、まぁ副作用のアレコレは言いにくいのはわかる。
「⋯⋯副作用から脱した後、レティシア医師に滋養強壮のお薬をいただいて、療養しておりました。その間、ミラ嬢は一言も口を聞かず、食事にもほとんど手をつけず、健康が危ぶまれておりました」
サルーンのことは一言も言わず、ミラちゃんの様子を説明する。副作用って言ったとき、一瞬視線が泳いだのは見なかったことにしよう。俺だって突っ込まれたらヤダ。
お義父様は俺たちと逸れた若い騎士ふたりと、拘束されたハイマンを連れて屋敷に帰ってきたそうだ。ハイマンは客室に監禁して、とりあえず衣食は保証することにしたらしい。法務卿の沙汰待ちだって。王都が機能してない上に、のさばっていた盗賊を一網打尽にしたせいで、収監出来る施設が満員御礼なんだと。
騎士が無事で肩の荷が降りた。ハイマンと一緒に瓦礫に埋もれていたら、どうしようと思ってた。
昨日になって、銀の君がシュリを迎えにヴィッツ邸にやって来た。そろそろ神の褥から俺たちが出てくるからそのお世話にって。
⋯⋯銀の君、セクハラだ。
言葉はまだ理解できていないはずのユーリィの耳を、そっと押さえる。息子には聞かれたくない。なのにジェムは、見せつけるみたいに俺の顳顬にキスしてくる。ヤメロ、誰になんのアピールしてるんだよ。
で、銀の君はシュリと一緒にミラちゃんをシュトレーゼンに運んだ。
あれ?
サルーン、放置?
鳥の民は狼の民ほどじゃないにしても、獣の気が強い。番を掠奪されて正気でいられるはずないんだけど。
「あの、昨日の日没直前に⋯⋯サルーン殿が飛び込んでいらして、少々騒動が」
レントが捕捉すると、シュリが視線を逸らした。首筋に赤い痕⋯⋯。ごめん。俺はなにも見なかった。
それにしても純血の鳥の民、飛力ハンパないな。風の妖精の銀の君を追ったのかよ。
銀の君はシュリが鳥の民の番だと知らずに攫ってきたことを詫びた。風の気の上位種に謝罪されて、ひとまず矛を収めたサルーンだったけど、滾っちゃったんだな⋯⋯。
「それで、今、サルーンは?」
「俺の遣いで今朝から王都に飛ばした。イェン神が内務卿たちをまとめて連れてきちまったから、王都がガラ空きだ。ヴィッツ侯爵あてに治安維持を嘆願する書状を持たせてな」
軍務卿が真面目に仕事をしている。
「明日から忙しいぞ。なにしろ内務卿と宰相、イェン神の神託を受けて遷都する心算だからな」
遷都って、王都を移すってことか? どこに? まさかシュトレーゼンに?
空白の三日間の間に、なにやら凄い計画が打ち立てられたらしい。
⋯⋯目が覚めてからの数時間で、情報過剰で目が回りそうだ。
「頭が爆発しそうだから、ひとまずユーリィと一緒にお昼寝しちゃおうかな」
ささやかな現実逃避をはかる。そうだ、そうしよう。とてもいい考えだ。
話が大きくなりすぎて安心を求めるように、ユーリィごとジェムに体重を預けたのだった。
83
お気に入りに追加
2,423
あなたにおすすめの小説
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
▼毎日18時投稿予定
小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~
朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」
普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。
史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。
その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。
外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。
いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。
領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。
彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。
やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。
無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
【完結】この手なんの手、気になる手!
鏑木 うりこ
BL
ごく普通に暮らしていた史郎はある夜トラックに引かれて死んでしまう。目を覚ました先には自分は女神だという美少女が立っていた。
「君の残された家族たちをちょっとだけ幸せにするから、私の世界を救う手伝いをしてほしいの!」
頷いたはいいが、この女神はどうも仕事熱心ではなさそうで……。
動物に異様に好かれる人間っているじゃん?それ、俺な?
え?仲が悪い国を何とかしてくれ?俺が何とか出来るもんなのー?
怒涛の不幸からの溺愛ルート。途中から分岐が入る予定です。
溺愛が正規ルートで、IFルートに救いはないです。
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。
しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。
基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。
一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。
それでも宜しければどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる