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義母(はは)来襲。
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トーニャは結局、男爵家にも城にも帰らなかった。今なら内務卿が書いたばかりの書類を破棄してしまえば女官のままだ。
俺の侍女をすると言って聞かなかったけど、没落したとはいえ男爵令嬢だ。どうしたものかと大人四人(俺の中身もカウントする)で宥めていたら、ゴージャスな美女がドーンと扉を開いて入ってきた。
「ほほほ、話は聞きましたわ!」
艶のある栗色の巻毛と豊かなお胸様が強烈なインパクトだ。
「あなた、いいじゃない。我が家の息子の嫁の話し相手になってもらいましょうよ」
ゴージャスな美女が侯爵に『あなた』と呼びかけたってことは、侯爵夫人だ。うぇ⁈ 若い‼︎
どう見ても二十台後半、女性の年齢は読めないから実はもっとお姉さんだとしても、三十代半ばまではいってなさそうだ。待てよ、夜会や壮行式で壇上から見下ろした侯爵家の継嗣は、二十歳を超えた青年だったよね?
もしかしてものすごい美魔女なのかと思ったら、普通に後妻さんだった。後で聞いたら押しかけ女房だって。⋯⋯うん、納得。マナーそっちのけで扉をバーンッだもんね。
「これリズや。客の前だぞ」
「あら、こんにちは。ご機嫌いかが?」
侯爵夫人はニッコリと笑った。王妃は主だった高位貴族は暗記させられる。侯爵夫人の名前はたしか、エリザベスだ。なるほど、愛称はリズだな。
うん、エリザベスって雰囲気の人だ。おっさんの一方的な偏見だと、覇者の相を持っていそうな名前ってことだ。
「相変わらずですな、エリザベス夫人。ますますお元気で」
内務卿が苦笑して言った。⋯⋯お元気でって、貴婦人に対しての言葉じゃないだろう。それ、健康を喜んでるって意味じゃなさげだぞ。
「んふ。それが取り柄ですもの」
侯爵夫人がにんまり笑った。
内務卿は伯爵だし財務卿は子爵だから、彼女より身分が高いのは旦那さんである侯爵だけだ。その侯爵も尻に敷かれてるっぽいから、この場のヒエラルキーのトップは侯爵夫人だろうなぁ。
「で、アントーニア嬢と言ったわね。話し相手として我が家に滞在しながら、行儀見習いでもしてみる? あなた、うちの長男を見たことあるかしら?」
トーニャはこっくり頷いた。ここん家の長男は、俺の旦那さんになったジェレマイア将軍だ。
「大きくてムサイでしょ? あとは歳の離れた末っ子がやんちゃ坊主で⋯⋯。あなたがアリスレア卿と一緒に我が家にいてくれたら、とても華やぐのだけど、どうかしら?」
「はいっ。お願いします!」
トーニャが勢いよく返事をした。行儀見習い、真面目にしようね。令嬢はそんなに勢いこんで返事はしないよ。
それにしてもアリスレア卿か。なんかむず痒いな。たしかにアリスレアは伯爵子息だから間違いではない。なんかアリスレア嬢って言いたくなるけど⋯⋯って、中身おっさんだった。
「アントーニア嬢ってよそよそしいから、今からあなたをトーニャと呼ぶわ。それからアリスレア卿」
うわ、こっちにずいっと寄ってくる。お胸様がッ、お胸様がぁッ!
「あなたのこともアリスって呼ぶわね。あなたはわたくしをお義母様と呼ばなきゃ駄目よ」
迫力美人の圧の凄さよ⋯⋯。
「お、お義母様」
「いやぁん、可愛いわ! ね、ね、トーニャもついでだから、お義母様と呼んでみない?」
「む、無理ですぅ」
天真爛漫なトーニャにも、流石に分別はあったようだ。高位貴族の夫人に馴れ馴れしく『お義母様』呼びは色んな意味でアウトだ。
「お義母様、トーニャは下位貴族の娘です。ご容赦くださいませ」
義理の息子から助け舟を出してやると、トーニャは明らかにホッとした表情をした。城で女官をしていたが、まるで腹芸ができない素直な少女だ。侯爵夫人にはそこもツボらしい。
「んもう、このまま養女になっちゃえばいいのに。城の奥深くにいた娘だから、色々知りすぎたって、クズの配下になにかちょっかいかけられるかもしれなくてよ」
その心配もあったか。トーニャは思いもしなかったというように、キョトンとした表情をして、それからすうっと顔色を失くした。
「養女はともかく、ここにいた方が安全ね」
「⋯⋯はい」
「ご配慮恐れ入ります」
弱々しくトーニャが返事をして、俺は侯爵夫人に頭を下げた。本当に、うっかり城に帰すところだった。アリスレアを慕ってくれる少女になにかあったら、魂の影で幽かに震えている彼の残滓に合わせる顔がない。
俺もいささか落ち込んでいると、侯爵夫人がパンパンと手を叩いた。
「小父様たちと顔を付き合わせていても、つまらないわ。ブレント卿が持ってきたドレスも着られないし、トーニャも着替えがないから、お買い物でも行きましょうか」
財務卿は若いし綺麗系だから、小父様じゃないと思う。侯爵様と内務卿はそうだけど。
「エリザベス夫人、今、大事な話をしているのだが」
内務卿が顳顬をもみながら、侯爵夫人に言った。侯爵様も内務卿の言葉を支持するように頷いている。
「これだから殿方は、どうしようもないのよ。アリスはたった今から侯爵家の嫁だ、と理不尽なことを言われたばかりで、とても困っているのよ。肝心の新しい夫は魔獣退治のために家を空け、打ち解ける時間も取れない中、なにを話し合うっていうの?」
「いや、しかし」
「しかしもなにもないの。前世の記憶が成人男性だからなんだというの! アリスは理不尽に王宮に納められ、此度は勝手に婚姻無効と新たな嫁ぎ先を用意された、紛うことなき被害者なのよ! 落ち着く時間くらいよこしなさい‼︎」
侯爵夫人が括れた腰に手を当てて、ふんぞり返った。見事なお胸様が揺れた。
たしかに俺の意識でも、殆ど接点のない将軍との突然の婚姻は、衝撃と困惑でとても受け入れられるものじゃない。
「どうせあなた方、悪巧みするんでしょう⁈ まずはジェレミーが帰ってくるのを待ちましょう」
悪巧みってなんだと思ったら⋯⋯侯爵様と内務卿が悪い表情で笑って、財務卿がオロオロと視線を揺らした。
あれ?
なんかマジでしでかす感じ?
俺の侍女をすると言って聞かなかったけど、没落したとはいえ男爵令嬢だ。どうしたものかと大人四人(俺の中身もカウントする)で宥めていたら、ゴージャスな美女がドーンと扉を開いて入ってきた。
「ほほほ、話は聞きましたわ!」
艶のある栗色の巻毛と豊かなお胸様が強烈なインパクトだ。
「あなた、いいじゃない。我が家の息子の嫁の話し相手になってもらいましょうよ」
ゴージャスな美女が侯爵に『あなた』と呼びかけたってことは、侯爵夫人だ。うぇ⁈ 若い‼︎
どう見ても二十台後半、女性の年齢は読めないから実はもっとお姉さんだとしても、三十代半ばまではいってなさそうだ。待てよ、夜会や壮行式で壇上から見下ろした侯爵家の継嗣は、二十歳を超えた青年だったよね?
もしかしてものすごい美魔女なのかと思ったら、普通に後妻さんだった。後で聞いたら押しかけ女房だって。⋯⋯うん、納得。マナーそっちのけで扉をバーンッだもんね。
「これリズや。客の前だぞ」
「あら、こんにちは。ご機嫌いかが?」
侯爵夫人はニッコリと笑った。王妃は主だった高位貴族は暗記させられる。侯爵夫人の名前はたしか、エリザベスだ。なるほど、愛称はリズだな。
うん、エリザベスって雰囲気の人だ。おっさんの一方的な偏見だと、覇者の相を持っていそうな名前ってことだ。
「相変わらずですな、エリザベス夫人。ますますお元気で」
内務卿が苦笑して言った。⋯⋯お元気でって、貴婦人に対しての言葉じゃないだろう。それ、健康を喜んでるって意味じゃなさげだぞ。
「んふ。それが取り柄ですもの」
侯爵夫人がにんまり笑った。
内務卿は伯爵だし財務卿は子爵だから、彼女より身分が高いのは旦那さんである侯爵だけだ。その侯爵も尻に敷かれてるっぽいから、この場のヒエラルキーのトップは侯爵夫人だろうなぁ。
「で、アントーニア嬢と言ったわね。話し相手として我が家に滞在しながら、行儀見習いでもしてみる? あなた、うちの長男を見たことあるかしら?」
トーニャはこっくり頷いた。ここん家の長男は、俺の旦那さんになったジェレマイア将軍だ。
「大きくてムサイでしょ? あとは歳の離れた末っ子がやんちゃ坊主で⋯⋯。あなたがアリスレア卿と一緒に我が家にいてくれたら、とても華やぐのだけど、どうかしら?」
「はいっ。お願いします!」
トーニャが勢いよく返事をした。行儀見習い、真面目にしようね。令嬢はそんなに勢いこんで返事はしないよ。
それにしてもアリスレア卿か。なんかむず痒いな。たしかにアリスレアは伯爵子息だから間違いではない。なんかアリスレア嬢って言いたくなるけど⋯⋯って、中身おっさんだった。
「アントーニア嬢ってよそよそしいから、今からあなたをトーニャと呼ぶわ。それからアリスレア卿」
うわ、こっちにずいっと寄ってくる。お胸様がッ、お胸様がぁッ!
「あなたのこともアリスって呼ぶわね。あなたはわたくしをお義母様と呼ばなきゃ駄目よ」
迫力美人の圧の凄さよ⋯⋯。
「お、お義母様」
「いやぁん、可愛いわ! ね、ね、トーニャもついでだから、お義母様と呼んでみない?」
「む、無理ですぅ」
天真爛漫なトーニャにも、流石に分別はあったようだ。高位貴族の夫人に馴れ馴れしく『お義母様』呼びは色んな意味でアウトだ。
「お義母様、トーニャは下位貴族の娘です。ご容赦くださいませ」
義理の息子から助け舟を出してやると、トーニャは明らかにホッとした表情をした。城で女官をしていたが、まるで腹芸ができない素直な少女だ。侯爵夫人にはそこもツボらしい。
「んもう、このまま養女になっちゃえばいいのに。城の奥深くにいた娘だから、色々知りすぎたって、クズの配下になにかちょっかいかけられるかもしれなくてよ」
その心配もあったか。トーニャは思いもしなかったというように、キョトンとした表情をして、それからすうっと顔色を失くした。
「養女はともかく、ここにいた方が安全ね」
「⋯⋯はい」
「ご配慮恐れ入ります」
弱々しくトーニャが返事をして、俺は侯爵夫人に頭を下げた。本当に、うっかり城に帰すところだった。アリスレアを慕ってくれる少女になにかあったら、魂の影で幽かに震えている彼の残滓に合わせる顔がない。
俺もいささか落ち込んでいると、侯爵夫人がパンパンと手を叩いた。
「小父様たちと顔を付き合わせていても、つまらないわ。ブレント卿が持ってきたドレスも着られないし、トーニャも着替えがないから、お買い物でも行きましょうか」
財務卿は若いし綺麗系だから、小父様じゃないと思う。侯爵様と内務卿はそうだけど。
「エリザベス夫人、今、大事な話をしているのだが」
内務卿が顳顬をもみながら、侯爵夫人に言った。侯爵様も内務卿の言葉を支持するように頷いている。
「これだから殿方は、どうしようもないのよ。アリスはたった今から侯爵家の嫁だ、と理不尽なことを言われたばかりで、とても困っているのよ。肝心の新しい夫は魔獣退治のために家を空け、打ち解ける時間も取れない中、なにを話し合うっていうの?」
「いや、しかし」
「しかしもなにもないの。前世の記憶が成人男性だからなんだというの! アリスは理不尽に王宮に納められ、此度は勝手に婚姻無効と新たな嫁ぎ先を用意された、紛うことなき被害者なのよ! 落ち着く時間くらいよこしなさい‼︎」
侯爵夫人が括れた腰に手を当てて、ふんぞり返った。見事なお胸様が揺れた。
たしかに俺の意識でも、殆ど接点のない将軍との突然の婚姻は、衝撃と困惑でとても受け入れられるものじゃない。
「どうせあなた方、悪巧みするんでしょう⁈ まずはジェレミーが帰ってくるのを待ちましょう」
悪巧みってなんだと思ったら⋯⋯侯爵様と内務卿が悪い表情で笑って、財務卿がオロオロと視線を揺らした。
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